171 獣[せんせい]と少女
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[傍>>10を離れないまま口の端をやんわり持ち上げて、]
いつまでも、忘れない。
[落ちる花びらに躊躇うように触れては一枚だけ掌で掬って、包み込んだ。]**
(25) 2015/10/14(Wed) 01時半頃
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[さぁ、幸せの果実を食べ終えて、 鞄一つを手に、忘れられた家を出よう。
世界一美味しい林檎を齧りながら、 自分も同じ気持ちだと伝えてくれたユージン。>>19 そこであたし、気付いちゃった。 あなたが隣にいてくれれば、それで十分だってこと。
…だから、想い出のたくさん詰まった箱は、 この家のどこかに、置いたきり。
今はもう、必要のないもの。 必要とされなければ、忘れ去られるもの。
けれどもし、 あなたが望むのなら、その時は――…]
(26) 2015/10/14(Wed) 01時半頃
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よーし、行くぞ! …準備、完了!
[とびきりの笑顔を向けて。
はじまりの一歩を踏み出すために、 大切な片割れへ、真っ直ぐと手を伸ばした。]
(27) 2015/10/14(Wed) 01時半頃
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[秋色の風がそよりと吹き抜けて、 この門出を祝うかのように、木の葉が舞う。>>20
問うようにユージンを見上げた次の瞬間、
――― 一閃。
思わず閉じた瞳を恐る恐る開ければ、 そこには金色の毛並みを持った麒麟が。>>23]
(28) 2015/10/14(Wed) 02時頃
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― まなびやの入口へ ―
[近付いて行くと、歌声が聞こえてくる。>>2:598>>2 あれはミツボシと──── ブローリン先生?
二人の歌声がきらきら、きらきら。 昼間だけど、星が輝くように優しく響いて照らしてる。]
………わぁ! はやく、はやく行こう!
(29) 2015/10/14(Wed) 02時頃
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[ぽつぽつと、旅立つ前のみんなの姿も見えてくる。 ヒナコとモスキュート先生の足元から>>11>>14 広がるように一面がコスモスの花畑になっていって、 ぶわっと舞いあがった花びらが、蒼い空に溶けていく。
アヤワスカに寄り添う王子様みたいなパティシア先生 おねえちゃんを抱える、オズワルド先生も見えたかな。
わたしは逸る気持ちのまま先生の手を引っ張り まなびやの入口に向かって駆け出そうとして。 足が何かにつまずいて、つんのめった。]**
(30) 2015/10/14(Wed) 02時頃
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怖い? ふふっ、まさか!
だって今の姿でも、人の姿でも、 ユージンはユージン。 でしょ?
…あのね、 とっても綺麗だなって。そう思うの。
だから。 ――もっと、自信持って?
[ぎゅっと首に両腕を回して、 少し背伸びしながら、頬の辺りに口付けを。
照れ隠しに、早く早くと急かして背に乗り、>>24 空を指差し、出立を告げた。]
(31) 2015/10/14(Wed) 02時頃
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―――さぁ、 あたし達の鐘を鳴らしに行こう、ユージン!
[ずっと憧れていた、あの空へ。 あなたと共にどこまでも、駆けてゆこう。]*
(32) 2015/10/14(Wed) 02時頃
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―空へ―
[陽の光を受けて、麒麟の毛並みは五色に輝く。 きらりきらりと美しく、様々な色を反射して。
跳躍の道筋はユージンに委ね、 その背からミッシェルとオズワルドを探す。
次の瞬間、煌めく紅の色彩が目の端に飛び込んできて、 注意を向ければ、一際空へ近づく少女の姿が。>>13>>15]
(33) 2015/10/14(Wed) 02時頃
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ミッシェルおねえちゃーん!
[天駆けるユージンの背から乗り出し、 大声で名を呼んで、腕を振ってみせる。
あと少し、もう少し――…
すれ違いざま、めいいっぱい手を伸ばし お守りを渡そうとしてくれるミッシェルの、 白く、優しい手を握るかのようにして。
触れてすぐ、掌の紅色へと指を滑らせた。
……もう、二度と会えないかもしれないけれど。 さよならは決して、言わないの。]
(34) 2015/10/14(Wed) 02時頃
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[白銀の髪が風にはためき、キラキラ輝く。
最後の最後に、儚い色の瞳と視線が合えば、 何も言わずとも、全て伝わる気さえした。]
二人とも、ありがとう!
[ありがとう、ミッシェルおねえちゃん。 ありがとう、オズワルドせんせい。
ありがとう、ありがとう―― これまでの、言葉にできないたくさんの感謝を。 この一言だけに込めて、駆け抜ける。]
(35) 2015/10/14(Wed) 02時頃
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[戦利品を自慢する勇者みたいに、 渡された紅玉を両手で持ち、陽に掲げる。]
わぁぁ!ユージン! すごいっ、さっきのリンゴみたい!
紅くて、キラキラして、とっても綺麗!
[前を向くユージンはきっと見えなかろうけど、 そんなことはお構いなしに自慢げに叫んだ。
後でゆっくり見せてあげる、なんて。 桃色の紐を首に掛け、そっと雫を握りしめた。
―――ありがとう、おねえちゃん。
これを見る度きっとあたしは、 今日という大切な日を、思い出すよ。]*
(36) 2015/10/14(Wed) 02時半頃
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[最後の跳躍で、いつか落ちた鐘楼の窓を目指して。
後ろを振り向けばまだ幾人か、 先生と少女――否、旅立つ主従らが見えたろうか。
だんだんと遠ざかってゆくみんなとも、 明確な別れの言葉は、交わさないまま。
いつものように元気よく、 大きく腕を振ってみせた。]*
(37) 2015/10/14(Wed) 02時半頃
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小鈴は、静かに前を向く。ちょっと目元が赤いのは、きっと風が冷たいから。**
2015/10/14(Wed) 02時半頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2015/10/14(Wed) 02時半頃
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[思い起こせば、元々、そう心配性や過保護な気質ではなかった、と思う。 少女たちを暮らす時間に、すっかりそうなってしまったけれど。
ただ、まなびやの入り口で待ち合わせを、クラリッサから聞いたとき。>>502 少しだけ、自分の心を理解した。]
(38) 2015/10/14(Wed) 03時半頃
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[結局は少女の支度を部屋の前で待ち、彼女の荷物と自分の荷物を抱えて。 少女の憧れの人の元へと、急かされながら向かった。
まなびやの入り口に待っていたミッシェル。 以前より儚げな印象を抱くのは、白い髪がそっと風に靡いたからか。
――否、知っている。 姉である少女に残された時間は、残り僅かであると。
孔雀石のお守りをクラリッサへ。>>520>>522 頼まれれば断らない。 むしろ]
喜んで。 ……わたしの、クラリッサ。
[荷物を一度地面へと降ろし、両手で受け取った花のようなその石を、彼女の首元へ。 そして、去り際の掌は、優しく少女の頬を撫でた。]
(39) 2015/10/14(Wed) 03時半頃
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[オズワルドとの小声での話は、短く。 やはり素晴らしい教師だと、背を叩く彼に深く礼をした。
それから、ふと思い出したように自分の荷物を漁ると、一枚の紙切れを彼に差し出した。 礼にはほど遠いけれど、今彼に渡せるものは、これだけ。
開けば、オズワルドとミッシェルが笑いあっている絵がある。 黒のインクしか持ち合わせないヴェラの絵の中の思い出は、暗い色合いは黒でしかなく、明るい色全てが紙の白でしかない。]
(40) 2015/10/14(Wed) 03時半頃
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[クラリッサへは何を告げたのだろう、少し気になって。 それはきっと、明らかに表情に出てしまっていただろう。
良い旅を、と見送る彼らに、もう一度頭を下げる。
いってきます、と笑うクラリッサの横顔を見詰め。 少女の手をとり、歩み出そう。>>531>>532
ここが、一人の少女と一匹の獣、二人としてのはじまりだ。*]
(41) 2015/10/14(Wed) 04時頃
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― 旅立ち ―
[まずは裾野の町のお祭りへ。
きっと美味しいお菓子の出店もある。 お金の使い方の実技を、早速少女に見せることになっただろうか。 いつかの授業で一枚ずつ少女たちへと配られたコインは、一人の少女が好きなものを好きなだけ買っても余裕がある程度にはたっぷりと溜め込んである。
あれはなあに? これはなあに?
初めての景色を前に尋ねられれば、せんせいらしく必要なだけ少女に教えることになる。]
(42) 2015/10/14(Wed) 04時頃
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[裾野の町の次に向かう場所は、町で買った地図を見て、少女と相談して決めていこう。
望んでいた海へ向かうのも良い。 季節を考えて、山へ紅葉を眺めに行くのも良い。
雪景色の綺麗な地方に進路をとるのも、 寒さを嫌って暖かな地方を目指すのも、
あるいは、せんせいのお勧めの場所が良い、という変わった希望も。
全ては、クラリッサの望むままに。**]
(43) 2015/10/14(Wed) 04時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2015/10/14(Wed) 04時頃
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[ 足元で揺れるコスモスが宝石のように輝くのは、 きっとヒナコの想いと、2人になった豊穣の女神のおかげ。
踊る歌声は風にのって 旅立つ最後の一組>>29を誘うだろう。
どこかで凝縮された空気、凛と張る風が近づけば 風を読むのが己より得意かもしれぬ彼女の表情も 華やいだものに変わるだろうか。
そして、 ミィを抱き上げた直後に響く、鈴のような声>>34 ]
元気でな!
[ 駆け抜ける風>>35と、見事な神獣が コスモスの花唇を舞い上げながら過ぎ去っていった。]
(44) 2015/10/14(Wed) 08時半頃
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― 旅立ち ―
[裾野の町のお祭り。 今まで近くて、でもとても遠いと思っていた場所にやってきた。]
わあ、すごい! きらきらしてる、お祭りってすごいんだね!
[興奮に目を輝かせ頬を紅潮させながら言う。 色とりどりの砂糖菓子や果物。 その他にも色んな屋台などがあっただろうか。]
ねえ、ヴェラせんせ…じゃなくて、ヴェラ。 あのお菓子食べてみたい!
[ふわふわのまるで雲のようなお菓子を指差した。]
(45) 2015/10/14(Wed) 14時頃
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[他にも色々と見知らぬ物について尋ねた。 がっこうでいっぱい学んだけど、それでも外の世界は知らない事だらけで。 興味があちこちに飛んでしまう。
裾野の町を出て次にどこに行こうか。 地図を広げて訊ねられても困ったように首を傾げるだろう。 地図を見ただけじゃよく分からなかったから。
でも海はここだと教えられれば目を輝かせ。 山にいけば紅葉が見られると言われればまた目を輝かせる。]
(46) 2015/10/14(Wed) 14時頃
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あ、こうしよう。 紅葉の綺麗な場所行って、それから冬は雪の綺麗な地方に行くの。 海は夏がいいな、水に入るんだよね? うん、やっぱり夏がいい。
[移動はゆっくりと歩いて。 紅葉の綺麗な場所では秋の味覚を堪能して。 雪の綺麗な地方に行けばアップルパイでも焼こうか。 春になれば花見を楽しんで。 夏になれば海を見て、その水に身体を浸して浮かしてみよう。]
でもヴェラのおすすめの場所あるなら、そこにも行ってみたい。
[二人一緒ならどこでもきっと楽しいと笑った**]
(47) 2015/10/14(Wed) 14時頃
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……他に何も持って行かなくていいのか?
[>>27準備完了!と笑うコリンが持つのは鞄一つ。 自分の荷物も鞄一つだけど…コリンは、もう少し多いと思っていたから。 気になって、部屋を少し見渡せば、コリンの後ろには、色々と詰まってそうな箱が見つけられたのだけど>>26 それを置いてこっちに来たから…… どうするべきかと、考えて。
悩んで、ひとつ、思いつくと。 その箱のことには触れずに。]
………行こうか、大空の旅へ!
[伸ばされた手をしっかりと掴み。 笑顔で、忘れられた家を飛び出した。
コリンは忘れられた子なんかじゃない――― そして。同じく。彼女の思い出も――――]*
(48) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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[>>31綺麗、という言葉を聞いて 驚いたように、金の瞳をくりくり輝かす。 照れて、馬の足をぱかぱかと、ちょっと足踏み。
そうこうしていたら、コリンの顔が近づいてきて…]
ぐるるる…
[口づけに、ぴくりと身体が揺れる。 もし今人の姿だったら、頬は赤く染まっていたに違いない。 なにか気の利いたことを言おうと思うのに なにも思い浮かばず。代わりに、嬉しそうに喉が鳴った。]*
(49) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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― 空へと ―
『……一瞬だからな?ちゃんと捕まっててくれよ?』
[ とんっ―――
コリンの掛け声>>32に合わせて、軽く地を蹴れば 風が後押しして、一気に空へと加速した。>>33
駆ける脚の先に現れた雲が道となり。 その上を、駆ける。駆ける。
コリンが落ちないよう、風で支えてやって。 息苦しくないよう、背中の空気の流れも制御する。 体毛は光を反射し数多の色に輝いて 走った軌跡を、虹の尾のように残しただろう。
風を切る音に混じって後ろから聞こえるはしゃぎ声が、とても心地よく。 麒麟は、背に乗せる主人に見えない位置で、愉しそうに笑った。]
(50) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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[…実は、少し心配だった。 幾ら抑えようが、この勢いで駆ける風だ。 ミッシェルを吹き飛ばしやしないか……と。]
『………オズワルド、さっすがあ…!』
[>>15彼の風の力なら、大丈夫だ。 これなら安心して、林檎のように、赤く輝く宝物を頂きにいける。]
『よし、いくぞ―――っ!!』
[更に、加速――― オズワルドとミッシェルの傍を、 風が大好きな少女と、彼女を乗せるのが好きな獣が駆け抜ける。
通り過ぎる際の一瞬。 麒麟はオズワルドの方をちらりと見て ぐるぐるという獣の言葉で、オズワルドに向けて。]
(51) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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『ありがとう また、がっこうで会おうぜ』
(52) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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[そうして。あっという間に 少女を乗せた獣は、嵐のような速さで過ぎ去っていっただろう。
背中から聞こえる声で、コリンが無事、お守りを手に入れられたとわかれば、微笑んで。]
『ははっ!宝物が、「また一つ」増えたな!』
[>>36そう、コリンの頭の中に響く声で叫び返すと そのまま、上へ、上へ。
(今頃鐘楼の塔のてっぺんには…)
そこに着いているはずのものを想像して それを見た時のコリンを想像して 自分の喉が、愉しそうに、ぐるぐると鳴った]*
(53) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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― 忘れられた家 ―
―――ことん。
[ユージンとコリンがいなくなって、すぐのこと。 忘れられた家で、ふわり、ふわり。 置き去られた箱。 そのままだと、忘れられた思い出になるだけの箱。
その箱が…ふわり。 その場にあった布が、ひとりでに 箱を、風呂敷のように包み込むと
壁や、ドアにぶつかることなく 突風のような勢いで、飛んで行った。
真っ直ぐ目的地に向かう箱は そこに向かっている二人より先に、その場所について―――]*
(54) 2015/10/14(Wed) 19時半頃
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