160 東京村
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(>>14)
そ、そうですか……
[知ってることは少ないと言われて、目に見えて落胆する。]
私も、そん、そんなに深く付き合いがあったわけじゃないんです…… ネットがメインで、仲は、多分良かったと思うんですけど
[ほら、アイリスってああいう子なので、そもそもあまり人を信用しないっていうか……などとごにょごにょと喋る。]
私のことも、多分見下してたと思うんです……でも私はそれでよくて、だから仲良かったっていうか…… ……あ、あ、預かったものの話でしたよね
[そうしてコインロッカーにあったショップカードの話をする。ちぎれた、赤いカード。 そこに書いてあった店「またきてさんかく」のこと。]
店に行ったんですけど…… 結局まだよくわからないんです、アイリスが何をしたかったのか
(16) 2015/06/03(Wed) 16時半頃
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― 新宿 Bar「roooooot!」 ―
[店内がようやく賑わってきた。Barとは付いているが、はっきり言ってバーカウンターがついてるだけの庶民的な居酒屋だ。俺は注文のあった酒とドライフードを出すだけでよかったが、代わりに本物のBarが作り出す大人の雰囲気というものは失われている。]
はい、生2つ〜。
[フロアスタッフに生ビールを渡す。我ながらいい出来の泡だ。 満タンのグラスの代わりにオーダーの紙切れをもらい、オーダーボードに貼っつける。 俺の城であるこの場所は、ただのアルコール受け渡し場と化している。チェーン店に一人で来る客は少ないし、来てもカウンターに座りたがらない。 新宿には、もっと立派な一人飲みの為の店がわんさかあるんだから、 ここで一人で飲もうとする奴がいたら、俺が別の店を紹介してやりたいぐらいだ。]
(17) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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…………
[つい昔を思い出す。高級クラブでバーテンダーをやっていた頃を。 酒棚にはクソ高い酒が並び、周りに綺麗な女が沢山いて、気の利いた客も沢山いた。 酒もおごってもらえるし、給料も悪くなかった。ココの倍以上だった。
それが、一年もしないうちに。仕事の帰り、飲酒運転で事故った。 縁石に乗り上げてずっこけただけだったけど、バイクの後ろに店の女を乗せていた。
しかも、手を出しちゃいけない女だった。]
[唯一の幸運として、俺も彼女も大怪我をしただけで済んだ。 降りた保険と、店をやろうと貯めていた貯金を全部払って、ようやく示談になった。]
(18) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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[俺が本当に苦しむのはこの後だ。 その女は社長の愛人で――……俺もそれは薄々判っていたことだったが、本当に迂闊だった。 その店をやめた後、系列店は勿論のこと、”高級”と名のつくクラブ、パブ、夜の店ではどこも雇ってくれなくなっていた。 上手く潜り込んでも、2〜3ヶ月するとなぜか契約が更新されなくなったりした。 本当にこういうことってあるんだ、と後半は笑えてきた。 そして、俺は高級店でリッチに働くのは諦めた。
電車かタクシーで帰ること。そういうルールだったのに。 そんなもの、当たり前のことなのにな。]
”どうして電車で帰らなかった?” ”なんでタクシーで送らせなかったんだ?”
[いろんな人間に何べんも聞かれた言葉だ。
電車が怖いからです。誰かが運転する車が怖いからです。 どこか知らない場所へつれていかれそうだからです。
そんなこと言えるわけがない。言ったとしても「そうなんだ、じゃあしょうがないね」なんて言ってもらえない。]
(19) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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そうなの…… えっと、妹と仲良くしてくれて、ありがとうございます。
[深い付き合いではなかったというのには内心少し残念だったけれど。 あの妹にも仲良くしてくれる子はいた事は姉として嬉しい。嬉しいに決まっている。]
私はあの子に全然信用して貰えなかったし、見下されちゃってたから。 それに耐えられなくて……あの子からもいつも逃げてて、駄目な姉で…… だから、坂下さんみたいな、妹のために何かをしてくれる良い人があの子の友達になってくれていて……あの子も、嬉しかったと思います。
[それはどこか、故人について語るような口調。 これまでも、妹の事を「知りたい」とは何度も口にしたが、「見つけたい」とは言っていない。]
(20) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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……「またきてさんかく」 私も、そんな怪しい店にあいりがどう関係していたのか、全然想像も付きません…… 坂下さん、危険を冒してまで妹のために…本当にありがとうございます。
[ひなこが語ったあいり像は、自分のそれと遠くなかった。 けれど、話を聞くだけでキナ臭いその店との繋がりは、自分の「知らない」あいりの一面なのだろう。 ならば、その店の事は知る必要が有る。]
(21) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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じゃあ、坂下さん。 そのお店とか、ワタヌキっていう男の事について詳しくわかったら、ぜひ私にも教えてくださいね!
[柔らかな笑みを浮かべながら、そう言い放った。]
(22) 2015/06/03(Wed) 17時半頃
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[あるいは、遠くの街に行けば――…… そう思わないこともない。しかし、この国でのトップはこの街だ。東京だ。 新宿であり、六本木であり、渋谷なのだ。 田舎の高級店よりも、都会の大衆酒場のほうがまだマシに思える。]
『オーダー!』
あ、わり!
[底辺の酒場でも、威勢がよくて気持ちがいいことだってある。 オーダーは――……ジントニック、カルアミルク、カシスオレンジ。
次の休憩時間が待ち遠しかった。]
(23) 2015/06/03(Wed) 18時頃
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フランクは、追加のうっす〜いハイボールを適当に作っている**
2015/06/03(Wed) 18時頃
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い、いやそんな、あい、アイリスにこんな いいお姉さんがいたなんてと私思ってて……
[丁寧にお礼を言われて、どう答えていいかもごもごと口を動かす。]
あ、はい、はい お店の場所は、教えておきますね
[道順を教えるか地図を描くか悩んで、どちらにせよ慣れない町のことだからうろ覚えだと気づく。 ノートに地図を描こうとしたがやっぱり曖昧で……すみません、ネットで調べた方が早そうです……と謝った。 そういえばアイリスのツイッターアカウントはその店とつながっているということは伝えておく。
それから、なぎささんの笑顔になんだか違和感を感じた。(>>22)]
(24) 2015/06/03(Wed) 18時頃
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[こんな……笑顔って、なんだろ。やさしい笑顔だけど……。 家族が、いなくなった時に……?
あれ?あれ? 違和感は積み重なっていく。なぎささんの言っていた小さな言葉と雰囲気は。
……なぎささんは、アイリスのことを……心配してない?]
(25) 2015/06/03(Wed) 18時半頃
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――どうかしましたか?
(26) 2015/06/03(Wed) 18時半頃
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メルヤは、ひなこに問いかける。やはり柔和な笑みを浮かべたまま。
2015/06/03(Wed) 18時半頃
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[その笑顔で 問われて]
……い……え、な、なん、なんでも、ないです
[私に抗う強さはなくて。]
(27) 2015/06/03(Wed) 18時半頃
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そうですか。
[なんでもない。なら、なんでもないのだろう。]
……坂下さんと会えたおかげで、貴重な情報を頂けました。 私の方から教えて差し上げられる事が少なかったのが、申し訳ないですが……
あ…あいりの事についてまた何かわかりましたら、先程かけた電話番号に連絡頂けますか? 「アイリス」のtwitterアカウントでも良いけれど…あいりの部屋のパソコンでしか見られないので。
[追加情報があった場合の連絡を依頼する。]
ああ、でも本当に良かった。 私一人であの子の事を知るのは大変そうだったから…… 頼もしいです、仲間が居てくれて! 頑張りましょうね!
[なぎさの中ではもう、ひなこは自分と目的を同じくする同士という扱いになっていた。]
(28) 2015/06/03(Wed) 19時半頃
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[アイリスなら、気に入らないときっと残りのコーヒーでもお姉さんに投げつけて、叫ぶように文句を言うんだろうか。 ]
いえ……と、とんでもないです……
[私には俯いて視線を逸らすことしかできなくて。 はい、はいわかりましたと、連絡することを了解した。]
あ……はい……
[がんばりましょうとポジティブな響きで言われても、それに納得はできなかったが頷いた。 彼女の顔の痣がその笑顔をより不自然に浮き上がらせる。
それでもアイリスのことを知りたいのは同じみたいだからと内心言い訳して。]
(29) 2015/06/03(Wed) 19時半頃
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[休んだバイトの分、それから自分のシフト分まで働けば すっかり空は暗くなっていた。
相談相手が今すぐ欲しくて、話目的で手近な場所へ顔を出したのがこんな事になるとは。青年は遠い目をして、暗い空へ深く深く息をついた。
疲労感が一気に駆け上がる気がしたので ここに顔を出した時間は考えないようにする。
仕事から上がるときに同じシフトの仲間から 順々に肩に手を置かれたのは 疲れもあいまって一周回って面白かったが。
店長には自分の規定が調整を入れないとやばい、と もう一度念を押した後に青年は店を後にした。
店から東口へ。それから南口に向かってふらふらと歩く。 駅に向かって歩く程に人の数は増えていった]
(30) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[来る途中にたまたま見た、ツイッターの画像。>>#1>>#2 舞台となった交差点はいつもの通り人が行き交っている。
死体や鏡の影はどこにもない。 そこを舞台にした、作りものにしてはやたらと鮮明な画像。
いつもなら はあ。と抜けた声ひとつ あげるだけで済むことが今は出来ない。
それだけで片付ける事は出来ないほど、 今日は異常な事が起き過ぎていた。]
(31) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[ポケットの中には携帯が入っている。]
……………
[その重みと、ツイッターに上がった画像。 それしか、今は考えられなかった]
(32) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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― 新宿駅東南口 ―
[東南口の前に来た頃。 ふいに、ポケットの中の携帯が震えだした]
―――――――、
[びくりと青年の肩が震えた。 震えそうになる手で、携帯を取り出す。
通話画面が、また独りでに「通話中」に変わった]
(33) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 …っ あの 』
『 「見届け役」、ですか 』
(34) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 っ お、おおおれ …、』
『―――――― 新宿、駅の、サザンテラ ス… 高島屋行く、路線橋 で』
『 い、 いまから …っ 』
[震える声に応えるように]
(35) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 はい。わかりました。 』
[穏やかな声が、携帯の奥から届いた]
(36) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[サザンテラスの跨線橋は道路を挟んだ向こうにある。 走ればすぐという距離だった。 青年の足は、何かに急かされるようにそちらへ向かう]
[電話口では男の荒い息が続いている]
(37) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[信号を渡って渡り、跨線橋まで掛けた。 小さな人だかりが見える。
携帯の向こうと、人だかりの奥。 音量は違えどほぼ同時に、 「来るなぁあ」と喚く声が聞こえた]
[ざわついた人だかりの奥で、 男は跨線橋の手すりに跨るようにして、 荒い息を吐いている。 橋の下は遠く。そこには線路が通っていた。]
(38) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『大丈夫です』
[男の荒い息がだんだん早くなっていく]
(39) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『寂しくなんかありません』
[ひゅ、ひぅ、と悲鳴のような、 嗚咽のような音が息に混ざる]
(40) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 見届けますよ 』
[過呼吸にも等しい息が大きく息を呑んだ]
(41) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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[――――男の眼前には 遠く下の地面に、 無機質に赤錆びた鉄の道だけが広がっている。]
(42) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 ―――――――――――…… いやだ… 』
(43) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 、ひ…っ うぅう゛、 ぐ、 ぅえ゛っ っ …ぁぁああぁ゛
あぁああああああああああああああ゛…ッ!! 』
[男は、泣きじゃくるようにして手すりの上で蹲る。 駆け付けた警官や周囲の人に橋の内側へ引き摺り降ろされた。
目前に迫っていた死の恐怖に混乱したのだろうか。 引きずりおろされる際に男は暴れ、 彼の手から携帯が橋の下へ落ちていく。]
(44) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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『 ……… そうですか。 』
[その携帯の奥の 最後の穏やかな声を]
(45) 2015/06/03(Wed) 20時頃
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