278 冷たい校舎村8
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──現在──
[ 異様だ。 ということしか礼一郎にはわからない。
とっさに飛び出したはいいが、 魔法みたいに様変わりした校舎に動揺する。
間違いなく綿津見よりは速く走れるはずなのに、 泥濘でも駆けてるみたいに重く感じた。
怖かった。怖い。
礼一郎は平凡な人間なので、 この状況を楽しむような感性は持ち合わせていない。]
(21) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ ひたすらに背を追いかけることになった、 礼一郎の行き着く先は────、 *]
(22) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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―― AM8:50 ――
[ チャイムが鳴った。けれど、担任は来なかった。 やっぱり今日は休校だったのだ、と 単純な誠香は思った。 けれど、日常は、そこまで。 一気に襲い掛かってきた“情報”を、 果たして誠香の脳はどの順番で処理したのだろう。
食べ物の匂い?>>#1 開いた扉の向こうがチカチカしていること?>>9 圏外のはずのスマートフォンが一斉に鳴ったこと?>>#3 がしゃん、という破壊音?>>2
誠香は特別な人間ではない。 “高校生作家”なんて言われて “特別”な目で見られたりするけれど、それは紛い物。 “特別”の皮をかぶった凡人だ。 だから凡人は凡人らしく、 非日常を、日常として処理しようとする ]
(23) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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圏外、直って……音……先生、来た? やっぱり今日、休校じゃなかった?
[ まなが飛び出していく。>>12 阿東が委員長らしく、それを追いかけていく。>>17 辰美の姿も廊下へと消えて>>18 だけれど、誠香の脳はまだ処理が追い付かない ]
え、でも、だって、 食べ物の匂いとか……何?
[ 着信音を、物音を、日常にこじつけられても、 食べ物の匂いを、チカチカと瞬く電飾を、 どう処理していいのかわからない。 だって、これはまるで ]
文化祭、みたいに、なってる……。
[ そしてそれは、どう考えても日常ではない* ]
(24) 2020/06/14(Sun) 00時半頃
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[ 歩きスマホはへたくそだから、 いったいなんのテレパシーを受信したのか、 そんなスマホなんて、見てなかった。
あとマフラーって別にタスキじゃない。 ほんとのほんとに返しましょう、未来のあたし。
俊足って、難しいなあ。 あたしは呑気にそう思っていた。 やさしいマフラーが絡まって、ちょっとくるしい。 ]
(25) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ たとえば、声をかけられたとして、>>15 あたしは気づいてないし。
声をかけられてなかったとしても、>>18 きっと気づいていない。
視界はまぶしい。ちかちかしている。すごい。 夢のようだ、と一瞬で脳が思ってしまえば、 もう、ほら、テンション上がらない? ]
(26) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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フツーを自覚しています。
(27) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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自覚してるからこそ、異常も特別も、すきだよ。
(28) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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きっと、うそだって。もしかしたら。
(29) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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─── 昇降口 ───
……すごいねー。
[ 多分、最初に言葉を言ったのはあたしだった。
唖然?ぼーぜん?よくわからないけど、 真っ白だったと思えば目の前は真っ黒だ。 べったり塗られた光景に、さんにん。 追い越されたか追いつかれたかわからないけど。 ]
(30) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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なんかさ、うーん? すごい音だったじゃん。 どこでこうなったんだろ、てか、なにかなこれ?
[ マフラーをここでようやく、 持ちっぱなしだった鞄にしまって、 あたしは黒をひとつ すくいあげた。
べったり、って 効果音が聞こえる。 ……気がする。 ]
(31) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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…………あれ、なんかついた。
[ ふたりにゆびさき突き付けて、 あたしは答えを待っていた。
……えーと、なんか、べったりしてる。 ちょっとねばっとしてる気もする。 ]
(32) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ ふたりを見て思うのは、 あっ これ、多分、 テンション上がるとこじゃない って
そんな遅れた なにかだった、気がする。 ]*
(33) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[あの日の思い出を共有する生徒たちを閉じ込めた、 この冷たい校舎は、形を変える。]
(34) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[3階に登ると、更にその上に続く階段があることに気付けるだろう。
校舎の4階。 元々存在するはずのないその虚構に、足を踏み入れたなら、 その構造は3階をコピー&ペーストしたものであると気付くだろうか。
その壁や天井のところどころには、 赤いインクをぶちまけたような汚れが広がっている。 あくまでもインク。血ではございません。 触れても害は無いけれど、汚れてしまうから気をつけて。]
(35) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[>>#0チャイムの音を耳にした。 眠気が掻き消されて、顔を上げる。]
(36) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[……といってもやっぱり先生は来る気配は無いし、 生徒もまばらで、席は埋まらない。]
……ふぁ。 ちょっと暖房借りるねー。
[我慢できずに席を立ち、暖房の当たる場所を拝借しようとする。 その時、変な音を聞いた。>>2]
(37) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[その音に肩をびくりとさせている間に、 数人は教室を飛び出して行ってしまっただろうか。
わたしもそれに続こうとしたけれど、 あれ、とスマホの着信に気付いて開く。
メールが届いていた。>>1]
(38) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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なんだ、電波ふっかつしたんじゃ……
[そう口にしながら文面を開く。 そして思考が止まった。
……なんでしょう、これ。]
(39) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[——よく知られている、有名なイソップ寓話があります。
村の少年が退屈しのぎに、 「オオカミが来たぞー!」と嘘をついて、 村人を困らせて、その少年は信用を失ってしまい、 本当にオオカミが来た日には、その話を誰にも信じてもらえません。
村にやってきたオオカミは、たちまち少年を食べてしまいました。 めでたしめでたし。
そういうお話。 (食べられるのが少年だったか、村の羊だったかは諸説あります)]
(40) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[機会がありましたら、 正しく生きているみなさんにお聞きしたかったのですが、
さて、本当にオオカミがやって来た日に、 この少年が村人たちに信じてもらうには、 どうすればよかったのでしょうか。
……なお、「最初から嘘をつかなければいい」という答えは、 100点ですけど、0点とします。*]
(41) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[真っ黒、だった。]
(42) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[楽しい色彩を塗りつぶすように。 あるいは、白を黒に転じるように。
……あるいは、ここから誰も逃がさない、と そう、示すように。>>3
昇降口には真っ黒なペンキが広がっている。]
(43) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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……わだつみ。それ、ペンキ?
[辰美は先客にたどたどしくそう問いかけた。
もちろん、お察しの通り、>>33 テンションがあがるとこではない。
礼一郎はそこにいただろうか。 先に来ていたなら、 もう試していたかもしれないけれど
辰美幸俊はべったりとしたそれに思い切り踏み込んで 昇降口の扉に手をかけた。
……開かない*]
(44) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 非日常をなかなか受け止められない凡人は、 日常にすがろうとして、 日常の証拠、だと思った、スマートフォンを手に取った。 ほら、圏外から復旧して……ない? ]
あれ。 だって、メール、届いて。
[ 確かにメールが届いたのに、 スマートフォンは圏外のまま。 日常の証拠だと思ったものが、あっけなく一つ消える。 まるで、アリバイ崩しみたいに ]
(45) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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え? 差出人、が
[ それどころか、スマートフォンすら、 非日常を訴えてくる。 だって、差出人が、バグっている。 スパムではない。バグっている。 スパムなら、開封もせずに消すけれども、 震える指は、勝手にスイとメールを開いて ]
なに、これ。
[ それは、遺書にしか、見えなくて>>1 ]
(46) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 兄は、交通事故で死んだ。 見通しの悪い交差点で、 夜に溶ける黒い恰好が災いして、 不幸な事故だと人は言う ]
(47) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 本当に? ]
(48) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ 遺書なんてなかったし、 悩んでいる様子もなかった。 自殺なんて、可能性すら検討されなかった* ]
(49) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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──現在/昇降口へ──
[ 息が上がるような距離は走っていないのに、 礼一郎の心臓は激しく脈打っていた。
すごいねー。>>30 と、のんきな声が聞こえてきたのも、 礼一郎には恐怖を増幅させるばかりだ。
目の前に構えた昇降口には、 べったりと何かが塗り広げられている。
……ぶちまけられている?]
(50) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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