140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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[>>73わからない。 何を言っているのか。]
戻る、場所なんか、ないんだ っ……!
ハワード、
[”覚えていない”、覚えたばかりの名前を呼ぶ。 小瓶がひどく揺れ動いて、痛くて、痛くて、いたくて。]
もう、
[おかしな夢をちらつかせるのはやめてくれ。 小瓶の蓋は、隙間はしっかり塞がれているのに。 塞がれているから、
あの図書館の夢をみても、 思い出せないのに。]
(85) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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せん、 ぱい ……っ
[頭が痛い。]
(*27) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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[ びし、 と。 小さく、罅の音。]
(86) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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あ、 っぐ、 ぅ …… あ、 あああああああっ
[『約束』、と。 それをきっかけに、何かが切れた。 胸に、耐えきれないほどの熱さを感じて、叫ぶ。
もはや中身もほとんど吸い尽くされた瓶に、 巨大な罅がはいっていた。
蔦が瓶に傷つけられ、隙間が広がっていく。 花が増えては枯れ、手当たり次第の破裂、炎、斬撃、氷、 様々な属性が弾けては消える。]
(87) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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/* >>*28 りょうかい
あとでいけそうなら いや早くしないとまにあわなさげ?
(*29) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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『 ぱぱ、 』
[それは、それしか知らないように、呼ぶ名前は一つだけだった。 永い時の中、摩耗していく記憶。 この事態を引き起こした憎むべき相手以外で、 縋れた明るい記憶はたった一人だけ。
この場になっても、ソラを見上げて姿を探し。]
『きゃあああああああああ!!』
[重なった悲鳴が、ソラへ響く。]
(92) 2014/11/19(Wed) 23時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/19(Wed) 23時半頃
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/* このあとの俺は戦闘能力を捨てるつもりなのでね!いくとしぬかもね! この この、どう落ち着くか迷っているっていう
(*31) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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[あまりの苦しみに悶え、椅子におとなしく座っていることもできなかった。 ハワードの方へ倒れこみ、ぐったりと身体を預ける。
そうして、静寂。]
…… ぅ、
[その呻き声がなければ、死んだと思えたかもしれない。]
(96) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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…… そ っか ……
[ゆっくり目を見開いて、 ぼんやりと、皺の増えたように感じる顔を見上げる。 言葉をひとつひとつ、探すようにして。]
おぼえてて、くれたんだな…… 『やくそく』。
[掠れた声で呟いて、弱弱しいながらも、笑いかけた。]
(97) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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/* 頭があんまりまわってない時間帯……
クラスメイト系を放り込むと状況的にあれっぽいから外の話にするかなあって考えてるところ
トレインのあたりは当人からきたなあ
(*32) 2014/11/19(Wed) 23時半頃
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[悲鳴を上げて暴れて、けれど捕まったそれに腕力はない。 礼見から力を吸い上げた分、接触も可能になっていたそれの腕に、 >>102歴史書の手が触れた。]
『 や、 ぱぱ、 』
[聞き分けのない子供そのものの暴れ方が、 結晶の形に触れた瞬間、びくりと止まった。]
『 ぱぱ …… ? 』
[ひんやりした感触に、けれど刺激されるのは過去だ。 摩耗して、それでも消えなかった、大事な”なんでもない”一日。]
(106) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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『 ぱぱぁ …… 』
[結晶を強く握りしめ、きつく目を閉じる。 ぱきん、と小さな音が響き、割れた瓶に絡んでいた蔦がおちた。]
『 あいたい、 』
[願いを呟いて、結晶を抱きしめて。 暴れることも忘れたのか、乳白色は身体を丸めた。]
(107) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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[>>103微笑みを見て、転がった小瓶を見て、俺は自分を取り戻していく。 もう、ずいぶん時間が経ってしまった気がする。]
……皺。増えた? 白髪も。
[前あったときは、もっと若い見た目だった。 それが、迷い子が無意識に望んだせいなのか、 その頃の彼に何かあったのかはわからないが。]
……無茶、しやがって。
…………… ありがとう。 思い出させて、くれて。
[もはや金絹の翅衣《ゴルディオン・スカーフ》は、俺の手を拘束しない。 俺の持ち物が、俺の動きを妨げるわけがない。
するりと抜け出た右手で、銀色の髪へ触れた。]
(109) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 00時頃
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/* ハワードを落としにかかり損ねてしまったって思っている ところ
(*33) 2014/11/20(Thu) 00時頃
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──避難所──
「エリちゃんがいないんです!」
[そこは、体育館だった。 ただでさえ、緊急事態で一斉避難した人々が集められた狭い室内だ。 それに加えて、数名”行方不明者”がいることが、 混乱に拍車をかけた。]
「エリちゃん、教室を出て行って…… それから、戻ってきてないんです。 探しに行かないと!」
[担任であった女性。 クラスメイトの子供たち。 どんなに騒いでも、いないという事実は変わらない。]
(115) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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──避難所2──
「委員長がいないとか、マジ?」 「礼見もいねえよ」 「まさか、あいつら二人で……!」
[一方。 行方不明者は、こちらにもいた。 集まったクラスメイトがそんな冗談を口にするのは、 もしかしたらという不安をどこかへ追いやるためだ。
そんなはずはない。 きっと彼らは、戻ってくる。]
「……きっと、大丈夫よ。」
[信頼を、より明確に口にしたのは、 クラスでも比較的美村と仲の良かった女生徒だった。]
(116) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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「実は私ね、見たの。 夢芽ちゃんが、ソラを飛んでるところ。」
[秘密よ?なんて微笑んで。 >>1:34学校から飛び出していく、彼女を見たのだと。]
「魔法使いみたいだった。 夢芽ちゃんって、すっごく責任感強いし。 いま、きっと戦ってるんだと思う。」
[友達だから。 クラスメイトだから。 驚かなかったといえば嘘になるけれど、 わずかに見えた真剣な表情は、確かに目に焼き付いている。]
「私たちが心配して騒いでたら、逆にあっちに心配かけちゃうかも。 待ってたらきっと、夢芽ちゃんは帰ってくるわよ。」
[言いきった女生徒の周り、自然と頷きは広がっていった。]
(117) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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「……いないといえばさ。 知ってる? 夢芽ちゃんが通ってる、ゲーム同好会って。
そこにね、寒川っていう男の先輩がいてさ…… そのひとも、いま、いないんだって。」
[えー?それってもしかして、とざわめきが広がった。 彼らの中に広がりかけていた、不安という名の災厄は解けていく。
彼らの隠れた避難所のソラから、>>3:@9焔の欠片が降り注ぐ。 明るい明日を信じて、未来を願った。*]
(119) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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/* ハートフル高校モードにたいして小学校が。 もうちょっとまわすにはもうちょっとねむかったので つづきはあす
なんかこう 「こいつさしたいんだけどネタない?」とかのご要望もきっといける
(*35) 2014/11/20(Thu) 00時半頃
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/*>>120!!!??!
(*36) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 01時頃
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/* えらいことになってきた けど今フラグ強いのはハワードかなって思ってる。 ここで俺が裏切った(赤的に)のをきっかけに寒川先輩がおれをころしにきたら、しぼうふらぐも結構きまる、か、な?
(*38) 2014/11/20(Thu) 01時頃
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/* うん。 ・片方が死んでの覚醒期待 ・両生存時、ヨアヒムも寒川先輩もたたかいにくそう という感覚で、ハワードおちかなあとおもっている。
俺とハワードのとどめを先輩に頼むことになりそうなのがちょっともうしわけないが 先輩にころっされるときいたときから俺はそわっそわしていた。すまない
(*41) 2014/11/20(Thu) 01時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 11時頃
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/* そうだな。ハワード襲撃でいいんじゃないかと思う。
寒川先輩に負担かける形になるの本当に申し訳ないし、俺襲撃はほんとう、余裕があったらでいいんだありがとう。ありがとう。 多分対の楔作りの手伝いなりなんなり、村側戦力にならない状態でもやることはいろいろある。
(*44) 2014/11/20(Thu) 12時頃
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/* うん、やりにくかったら止めていいと思う。 完全に俺殺すまでいかなくてもいいけど、俺があっちと合流したところで戦力にならないことはできるけど、寒川先輩がやりやすいように。
(*48) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[>>108転がった、小さな贈り物を拾い上げる。 随分と繊細で、美しい細工。 雷神と謳われたかの戦士の戦いぶりからは想像もつかなくて、 思わず笑みがこぼれた。]
…… 友人、 …… 俺が?
[>>118続いた言葉に目を見開いた。 生まれてこの方、ただでさえ友人は少なかったのに、 ここまで傷を与えてなおそんなことを言う奴が現れるとは。]
ハワード。 お前、馬鹿だろう。
[失礼な物言いは、照れ隠しだと伝わるだろうか。 頼むから気づくな。]
(154) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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忘れた、のは、 あー…… お、お前がやったんだろう! お前や観測者や、解析者が来るまでは忘れると、 そういう蓋を付けたくせに、
[ハワードがやったことだ。 それでもバツが悪く、なんやかやと言い募ろうとして、
>>120次の瞬間。]
っ ハワード!!
[慌てて抱きとめた身体が、やけに軽い。]
(155) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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お前、 無理、してたのか…… この怪我、……………おれの、せいか……?
[疑問形だけれど。 それまでのやり取りの記憶が消えたわけではない。 幾らなんでも、書物が受け続けていいダメージではなかったのだ。
治療を、とポケットの宝珠に触れるが、 まだ取り戻したばかりの力は扱いが難しい。 とりわけ治療は、下手をすれば逆に傷を深める可能性があった。
(もちろん、ヨアヒムはそこらの宝珠魔導士とは違うため、 問題なく行うことができたようだが)]
(156) 2014/11/20(Thu) 20時半頃
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[>>142なんとか表紙を治すところまではいったが、その先は。 立ち上がる姿に、ちょっとまてと頭を引っ掴んで転がそうと思った、
>>140その時だった。]
寒川、先輩……
[>>143ハワードは彼を《解析者》と呼ぶが、 自分にとっては先輩のまま。 彼がたとえ、自分のことを不要と断言しようとも。]
……似合いませんよ、先輩。 そんな風に、仕事熱心なのって。
[詳しく知っているとか、親しい間柄ではなかった。 それでも、委員長に聞いていた姿とは違っていて、 言わずにはいられない。]
(159) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[墜ちた雷撃の跡を見やれば、背筋が凍る。 解析者がいくらまね事が可能だといっても、 威力が度を越している。]
ここまでを学習する、《解析者》だと……? まさか、1000年前のアレが、ここまで……
[1000年。 何かが進化するには、十分過ぎる時間だろうか。]
(160) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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[ここで、解析者について、皆の知識を補っておこう。
解析者とは、>>2:11膨大な《記録》を《解析》する者。 >>0:73「ヒト」の進化をかつてハワードが讃えた通り、 解析者とは三位一体のうち、人間のみが得る称号である。 >>0:102ハワードが知る解析者も、 1000年の昔に高みへたどり着いた人間だった。
1000年前は、世界最高峰の学び舎の最も優れたとされる者に、 解析者の”一員”となる栄誉の門が開かれていたものだ。
そう。 解析者とは本来は、 集められた最高峰の頭脳の結晶を指していた。]
(161) 2014/11/20(Thu) 21時頃
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