29 Sixth Heaven
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スティーブンは、トニーの声らしきに一度振り返るが、そのまま大部屋を後にした。
2011/04/19(Tue) 20時半頃
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―個室11へ―
[11の部屋の前、 ドアノブに手を触れて 眉を寄せたまま天を仰いだ。]
――――…、…
[人が見ていないならば 抑えている感情の揺らぎがにじんでくる。 顔を前にもどし、 首を横に緩やかに振る。
扉を開き、 椅子を引いて、腰掛けた。]
(62) 2011/04/19(Tue) 21時半頃
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―個室11―
どうぞ。
[ノックの音に立ち上がりながら答える。 扉を開けば、少女の姿。]
フィリップは、 一緒ではないのだな。
[招き入れながら、 尋ねる。]
(96) 2011/04/19(Tue) 22時半頃
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―個室11―
ああ…
任せたまま来てしまったな。 後で、礼を言わなければ。 揃うまで、待つか。 椅子に掛けているといい。
[扉を閉めず、廊下の方を見る。 ムパムピスと、それを引き留めるようなチャールズが見えたか。]
(107) 2011/04/19(Tue) 23時頃
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―個室11―
―――君は、よく気のつく子だな。
[淡々とはしていたが、 確かにそれは誉めるもの]
では、彼が来たら話を始めよう。
[椅子はいくつかあるようだ。 自分は立つか、ベッドの縁で良かろうと。 トニーの話しになれば、不意に動き、止まり]
――――そう、か。 …君は、見てきたのだったな。 彼の前の「器」も。
(121) 2011/04/19(Tue) 23時頃
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―個室11―
―――…。
[マーゴの答えに、 ほんのわずか眼を細めたようだ。 だが、続いた前の器の話しには、表情は常のように。]
…君は、ギルバートを知っていた。 少なくとも7年より長く――器として、居ることになる、か。
[10年。その区切りを思うムパムピスはどんな顔をしていたろうか。]
ペラジーの、前の器とは、どんな ―――
[問いかけたとき、 フィリップの声がした。 開いたままの扉まで行き]
どうぞ。まだ、話しは始まっていない。
(143) 2011/04/20(Wed) 00時頃
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―個室11― [一度廊下の方を見てから、 すぐに続くものがないようであれば、扉を閉じる。 強い翠色がスティーブンを見ていた。 マーゴの語るヘンリエッタの様子に 僅かに目を伏せた。 ギルバートは――と。呟きかけて、今は止め。]
…では、話そうか。
まず、マーガレット。 私は君に謝らなければならない。 私は、君に嘘をついた。
[謝罪から始まるそれは、彼らにどんな印象を与えるか。]
(148) 2011/04/20(Wed) 00時頃
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―個室11―
そう。ギルバートのことだ。 …順を追って説明しよう。
[自分は結局、立ったまま。 講義を行うように、語り始める。]
ムピスと、フィリップには、 初耳の名前だろう。 ギルバート…ギルバート・S・レヴィ。 私の友人にして、7年前、 此処で「管理者」の任についていた男だ。
そして、ヘンリエッタという、「器」の少女の担当だった。
[一度、マーゴの方を見る。再確認する意味であった。]
(156) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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―個室11― ヘンリエッタの名はマーガレットから聞いた。 私はヘンリエッタのことは、何も知らないんだ。 彼は、何も言わなかったからな。 そう、何も、だ。
[フィリップが制してくれるのを見て、一拍置く。 ギルバートについて、思うこと、募ること、 数多在れど、口にするのはまだ淡々と事実。]
ギルバートは私と同じように ある日手紙を受け取って、任務へと向かった。 戻って来たのは数年経ってから。
――押し黙って、何か思い悩むような顔をして、 そのくせ結局何も謂わず。
[眼を閉じる。]
(159) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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彼は自ら命を絶った。
……これが私の知っている ある「管理者」と「器」の顛末だ。
(160) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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だから、マーガレット。 ギルバートは、…もうこの世には、居ないんだ。
……すまない。
[少しの間眼を閉じ、少し俯く。]
(161) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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―個室11― [いくらかの間を空けて――]
…ここからは推測になってしまうが。
ヘンリエッタが共にギルバートと地上に出てきていて 生きて、暮らしていけているとするならば 彼は自ら命を絶つようなことはなかった筈だ。 ギルバートは、…投げ出すようなことはしない。
[眼鏡のブリッジを指先で押し上げる。 表情を隠すような意味もあるのだろうか。]
…ヘンリエッタも、 もう、生きてはいないのだろう。
いや、生きていない、 それだけではなく。
(163) 2011/04/20(Wed) 00時半頃
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[マーゴの声を聞く。 一度、唇を引き結ぶように噛む。眉を寄せた。]
…器として動けるのは10年が限度、と。 これは、ペラジーから聞いた話だ。
管理者の事情を知っているらしき リンダの「手を汚す」 という言葉を君たちは聞いたか?
…管理者による「管理」は恐らく、 限界を迎えた器の「最期」まで、続くのだろう。 このシステムの真実は外に漏れてはならない。 ならば、役目を終えた「器」は――「管理者」の、手で
(169) 2011/04/20(Wed) 01時頃
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―― …
[言葉がかぶさる。>>170 だから、最後のほうは消えるように届かない。 少しだけ俯き、額に髪が落ちかかる。 隠し切れなかった苦悶が眉間の皺に滲む。]
推測だ。最後の、方は。
…私は…私の友はこのシステムに殺された、そう思っている。 故に、拒む気持ちが大きい。今も。 あの、ペラジーの様子を見て、 もう一度接続せよとは――……謂えない。
だが、このシステムが世界を平穏に保つのに 不可欠であると、…システムを拒むことは 今の世界を壊すのと同義であるのもまた理解しているつもりだ。
[矛盾している。スティーブン自身も分かっているのだろう。]
(172) 2011/04/20(Wed) 01時頃
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……私の話はこれで終わりだ。 何か、質問があれば、知りうる限り答えるが……
……システムは、入るを拒むことも また自由だと、告げては、いる。 どうするかは、君たち次第、だ。 私には、こうしろ、と謂うような権利も…権限も ない。
(173) 2011/04/20(Wed) 01時頃
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―個室11―
[少女が、泣いている。 包むように少年が彼女を抱きしめて]
…――。
[>>174スティーブンは頷く]
管理者は、分からないが。 器となった者は、恐らく。
[敢えて口にすることはしなかった。 フィリップの翠へ藍を向け]
――そういうことだ。 あの時は、言葉が足らない箇所もあったろう。すまないな。
(180) 2011/04/20(Wed) 01時半頃
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[フィリップの言葉に頷き、眉を寄せたまま苦味を帯びた声で>>179]
――そう…。 世界、の外にいるわけがない。 「器」とされたものも、 「管理者」として選ばれたものも。
それなのに、犠牲の上にしか世界が成り立たない…。 既に歪んだ平穏だ。けれど、上の誰も、それを知らない。
……恐らくは、選ばれたものも 多くが何も知らないで…――
[>>181 ――鋭いフィリップの叫びが響く。 スティーブンは少し俯きがちだった顔をあげて言葉を切り。]
(182) 2011/04/20(Wed) 01時半頃
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…――、
[ムパムピスの方も、見て。 彼はどんな表情をしていたか。 スティーブンはムパムピスが抱くパピヨンへの憧憬を知らねど、知り合いらしきことは把握していた故、思うところはある。反応があれば、答えるが――]
…つらい話であったろう な。 少し、落ち着いたら。部屋で…休むと、いい。 そして、考えてほしい。
勝手な、話だが。 私は――……、…長きに渡り探して、再会できたという君たちに…幸せがあればいいと、思っている。
まったく、勝手な話、だが。
(184) 2011/04/20(Wed) 01時半頃
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…ああ。
[フィリップに頷き、扉を開き、道をつくる。 ムパムピスもまた、この場を辞すであろうか。]
(186) 2011/04/20(Wed) 01時半頃
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―個室11―
……ん。
[頷いて。寄り添う二人と、 物静かで控えめな青年を見送る。
スティーブンは彼らが十分に遠ざかってから 閉めた扉に腕を重ねて体重を預け、 深く、深く、息を吐いた。]
――……、己か。…世界か……
[少しだけ声は掠れていた。 少女が泣いていた。少年とやっと再会できたのに。 控えめな青年は聞いていた。きっと脳裏に浮かぶのは 彼の担当する器の女性であろう]
(192) 2011/04/20(Wed) 02時頃
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[彼らはどのような答えを出すだろうか。 まだ、話を聞きたいと謂っていた者がいた、か。 そう、話さなければ。 何も知らないよりは、きっと―― 否。どうなのだろう。 何も知らないままのほうが?]
…よかったのだろうか、分からない、な …ギルバート…
[呟く、もういないものの名前。 「もうつかれた」 そう謂ったヘンリエッタという名の「器」は 己がどうなるか、知っていたのだろうか。 それを見て、己の友は何を思ったのだろうか、と]
(194) 2011/04/20(Wed) 02時頃
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―個室11― ――…、…
[ずる、と。少しの間、その場に座り込むような格好。 伏せた藍は、少しだけ揺れていた。
――生きて、いるのに。 ――どうして。 眼を閉じ、思う。聞こえる、時計の音。 チク・タク・チク・タク 止まりはしない。
器に、繋いでほしくない、と思う心がある。 今去っていった少年と少女、 己が担当する、生気のぬけたような青年と 聖書の間に挟まれた妻子の姿を見てしまった、 チャールズに対しては、特に。 けれど彼はきっと、真実を知ってしまえば 尚のこと、戻れまいか。]
(198) 2011/04/20(Wed) 02時半頃
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―個室11→廊下/待機室へ―
……―― こういうのを、「survival lottery」と、 謂うのだったか。 …「人がつくった世界」はどこまでも、残酷だ。
[ぽつり、呟く声は静かに落ちる。
――ややああって、スティーブンはゆっくりと立ち上がる。 ペラジーを待機室に置いてきたままだ、と。 ふと、鞄に触れ、預かっている聖書に触れた。 藍に落ちた影、眼を閉じて、開く。 待機室に向かって歩き始めた。]
(206) 2011/04/20(Wed) 08時頃
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―待機室―
[時は、幾らほど経過していただろうか。 ラルフに少し遅れたころか。 扉を潜って頭を下げる。 ペラジーの元に歩み寄る。眠っていた。]
―…眠ってしまったのか。…、…。
彼を見ていてくださったのですね。 ありがとうございます。
[チャールズとパピヨンへ、礼を謂う。]
(208) 2011/04/20(Wed) 08時頃
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…そうですか。
いえ。 かれは、ひとと会話すべきだ。 …少しずつ、「怠惰」で薄れていた意志を 取り戻しているように、見えるから。
――出た、 後の …話し、ですか…
[スティーブンは少しだけ眼を伏せた。]
(211) 2011/04/20(Wed) 08時頃
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笑みを――――…
[ペラジーを、見る。 彼もまた、辿り着く先を知らないのだ、と。 先があればよかったのに。彼に。彼らに。]
―――貴方の語り口調もあってかもしれません。 私では少々、堅くていけない。
[生真面目な声は確かに硬質。 続く言葉に、チャールズの方を、見て。驚き滲み]
―――ッ、… ミスター・チャールズ、…
(213) 2011/04/20(Wed) 08時半頃
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スティーブンは、引き留めるようにか、僅かに指先動くも―――
2011/04/20(Wed) 08時半頃
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ああ… マダムは 孤児院で勤めていらっしゃるのですか。 それで――――
[確か、ムパムピスは 彼女をマム、と呼んでいたか。 ますます思う。人々に求められる人が何故、と。]
――――、… 肩の力を、ですか。 懐かしい、昔友人にも謂われたことがあった。 …肝に命じておきます。
[少し、ほんの少し苦笑じみた表情を浮かべてから]
それは―――…、
[少し、口ごもり。チャールズを、そしてパピヨンを見た]
私の知る話を、貴方は、…貴方がたは聞きたいと望みますか。
(215) 2011/04/20(Wed) 09時半頃
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スティーブンは、パピヨンへは、ムパムピスから話があるかもしれない、とは付け足したろう。
2011/04/20(Wed) 09時半頃
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……――。
[肯定でも否定でもない、 委ねてくるような答だった。 スティーブンは言葉につまる。
――どちらなのだろう。 最早あちらに行くしか無い、 戻れはしないと吐露する者に 更に絶望を募らせて、それは、果たして。]
難しい、問題です。
[藍の眼はやや伏せて、 スティーブンは、己の鞄に手を触れ 一度視線をそちらへ向けた。]
(217) 2011/04/20(Wed) 10時頃
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―待機室― [暫し、黙してから]
…挟まっていた写真を見ました。
[続く言葉は、また違う話題。 くすんだ金の髪、眼鏡を掛けた女性、 彼の妻と、こどもの写った写真。 確かに少しだけ髪の色などは己に似ていたか。 気の利いたことはやはり言えないまま]
確かに、あれはお預かりしましたが、 写真だけは、 …貴方が、持つべきではないかと。
[絶望にさらに絶望を募らせないことを撰んだか、それでもなにか堪えるようにしながら、尋ねた]
(220) 2011/04/20(Wed) 10時頃
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―少し前/個室11でのこと>>219― [ムパムピスに尋ねられたときのことだ。 ――私は。言葉の先、まだ少し迷いは残り]
私は、…このシステムを 拒む気持ちが大きい。 接続させたくないと、 そう、思う気持ちに傾いている。 それは償う事かなわぬ重い罪となると 理解もしている。
――管理者は替えがきく。 私だけが拒んでもそれはまったく意味のないことだ。代わりが来るだけだからな。「器」を、開放…しなければ。
けれど、…無理やりにでは、何の意味も、ないな。それも分かっている。
[彼はどんな顔をしたであろうか。そののち。扉は閉ざされた。]
(221) 2011/04/20(Wed) 10時半頃
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[そう。
無理に「器」たちを外へ出したところで その罪の重さに、呵責に耐え切れず 潰れて、壊れてしまっては何の意味もない。 誰も救われない。 誰も。
秘密はあまりに重い。 管理者だったギルバートは ひとりで命を絶ってしまった――。]
(222) 2011/04/20(Wed) 10時半頃
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