184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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[右手首の拘束が痛い。あまりにもきつく、きつく、おそらく此の手は離されることにいだろう。───なら左手は? きつくはあるが、抜けないことはない。ならば、と拘束から抜けようと抗う手を止めることはしない。
振り上げた足は背中に当たった。 動かしたことで腰に激痛が走るが、そんなことは言ってられないだろう。
もしこの男が呼んだ>>168 ヨーランダ──女性名だから、きっとあの煩く喚き立てる人形の名だろう。───が来るのなら、一か八か彼女に蹴りを入れるつもりで。]
私の上に、ッ…乗るな……!!!
[彼が彼女に指示を出している時か、その後か。一瞬でもいい、気が逸れたその時に左手を無理やり引き抜く。───無理に引きすぎて脱臼などしてしまったかもしれない。 だとしても、そのままその勢いで彼のこめかみに握りこぶしをぶつけようとした。
その一撃は恐らく失血による衰弱で失われつつある力を振り絞った一撃。ある程度ダメージを食らわせてればいい。
もしそれすら読まれていたのなら、恐らく手を引き抜くことすらできなかっただろう。
当然銃口が向けられたなら、何としてもそれは避けねばならぬと激しく暴れ、彼の背を何度も蹴ったか。]
(170) 2016/03/05(Sat) 22時半頃
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[勢い良く脚を振り上げれば、こちらからは見えないものの 煩いほど飽きるほど聞いたその声で当たったことを確認>>172した。
それからの行動は早い。
黒髪の警官の視線が>>173、そのヨーランダに向けばその隙に左手の拘束を解いて、攻撃を繰り出した。
あまり美しいない攻撃だが、そもそも酸素を消費して生を享受すること自体が美しくないのだ。そう、自分は美しくない。ならば仕方ないだろう?
その後再び醜い悲鳴が(>>172 ヨーランダ)聞こえてナイフが向かってくるのなら首を無理やり捻り避けたようだ。…嗚呼、せっかく見た目だけでも美しくなったのに。悲鳴をあげ動く姿は醜い。 それでも恐らく彼女の攻撃は、頬を掠め耳を貫いた。]
……ッ、が、ァ…!!!
[酷い痛みが左耳に走る。確認はできないがきっと出血も酷いに違いない。 荒い息はますます荒くなり、それから失血量が増えれば増えるほど 男が理想とする青白い顔に近づいていく。
痛みのせいか、意識はある。
だから、その黒い鉄の塊が>>174こちらを向いたのも気付いたのだ。]
(179) 2016/03/06(Sun) 01時半頃
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…く、ぁ"…ッ!!は、は……ぃ"っ、あ"!!
[このクソ男の背中をぶち抜いてやるとばかりに背中を蹴り上げるが、きっとこの位置では大した威力を持たない。 解放されたはずの左手は先程の渾身の拳で痛む。───この男、人を殴ったことなど今まで無かったのだから当然だ。
引き金を引くその手に、左手を伸ばして銃口を逸らさせる。恐らくできたとしても最初の2,3発は浴びてしまうだろうが、これしかもうない。
男は疲弊しながらも、銃口を逸らせたろうか? どちらにせよ、右肩、右肩、右胸────それから喉。4発当たったらしい。]
……は、…ヒュウ……ゲホッ、がハッ、……は、……ヒュウ…う"……ぁ"……
[嗚呼、きっとその失血は酷いに違いない。 視界がやけにぼやけて、それから全身が熱い。頭の中だって真っ白だ。
……だからきっと、新たな銃撃(>>178 ジェフ)だった男は痙攣することしかできなかったはずだ。どれくらい命中したか?────そんなのは、知らない。きっと足だって血塗れだ。]
(180) 2016/03/06(Sun) 01時半頃
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ぁ"……ぃ"、ぜ、っと……ヒュウ……らら……
[それでも男が望むのは、愛する家族のそばで命を絶つこと。それは此処じゃない。此処じゃない。此処じゃない!!!!!!
喉からは男が呼吸をするたびに血がコポコポと溢れ、白い喉を濡らす。
嗚呼、それでも死ぬことが許されぬのは男にとって幸か不幸か。]
り、ぜっ…と………ラ、ゲホッごほっ!!ラ ……ラ、ラ……ヒュウ…
[じわりと瞳からは涙が溢れる。 紳士たるもの簡単に涙を見せるなと、あんなに何度も言ってくれたのは誰だったか? ……その顔も、思い出せやしない。きっと自分が"排除"したんだろう。
ごろん、とうつ伏せになる。 そのまま腕を使って、ただ赤い扉を……外に繋がるという扉を、目指す。]
(181) 2016/03/06(Sun) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2016/03/06(Sun) 01時半頃
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