204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[ わたしに、もっと自信があったなら。 不安を抱いていても、勇気を出せたのなら。 もしかして、もしかすると、 もっと別の人生を歩むことができていたのかも。 …… なんて、悔いたところで仕方ないのです。
昼間の少年に向けた言葉は、 己に向けた言葉でもあったのだから。
朱い石を、ゆると撫ぜながら、 いつもは俯いてしまう顔を、上へと向けた。]
(222) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
|
|
[ 朱から紫へ変化してゆく空には、]
…… いちばんぼーし、みぃつけた。
[ 存在を主張する星がひとつ、瞬いていた。 そのいろは、果たして何色だったのだろう? 胸の奥で燻るこの感情の名は、
“ 恋 ”
と、呼ぶに相応しい筈。 けれども、わたしはこの恋の実りを、 熱望しているわけでは、ない。 周りに在る冷えた白い心を溶かしてくれるだけで、 わたしにとっては十分なのだ。]
(225) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
|
|
[ ……… ─── だから、
あなたが、笑っていられるなら、 わたしは、それ以上を求めることはしない。
いまのわたしが望むのは、 あなたの一番星になるでもなく、 あなたの王子さまでもお姫さまでもなく、
“ サンタクロース ”に、なりたい。
と、お空のお星さまに願うのでした。 ]*
(226) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
|
|
[ けれども、手にした石では、 誰かを喜ばせることはできないと、 幼い頃より知っていたので。 泣く泣く手放しては、また別の店を求めて歩く。 ひとりひとつのプレゼントも考えましたが、 わたしのお財布に冬が訪れるので、辞めます。 そんなわたしに、ひとつの出逢いが訪れるのです。
…… ホームプラネタリウム。
簡易型なので、小型で。 セールでもあったので、お安いもの。 本格的な星は見上げられないけれど、 ほんのり雰囲気はロマンチックじゃないかなと。 わたしは、其れを手にしては、 …… 迷わず、購入することにした。 星を自分のものにできなくとも、 何時でも傍に在ると、示せるように。]
(228) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
|
|
[ ラッピングも、お空をイメージしてか、 藍の紙包みに黄金のリボン、すてき。 紙袋の中に収めては、ほくほく顔で、 わたしは次なる目的地へと、向かうのだ。
それは、 ……… ─── 店内の、装飾は見事にクリスマス一色。 わたしは、ひとつ手に取っては、 自らの身体に合わせて、頷いた。 ひみつのお買い物。それは、明日のお楽しみ。]
びっくり、するかなあ。
[ 驚いた顔を思い浮かべて、 わたしは、もうひとつの紙袋も、 大切そうに抱き締めて、帰路へと着くのだ。]*
(229) 2016/12/20(Tue) 00時半頃
|
|
[ あしたのお星さまも、綺麗だといい。 ふわふわの、白い妖精さんも、 空でくるくると踊っているといい。
真っ赤な服に、しろいふわふわ。 おひげの長い、サンタクロース。
『 願いも、夢も叶えるのは、 ──── …… 君自身だよ。 』
って、真っ赤なお鼻のわたしに、 語りかけて来ているような気が、した。]**
(234) 2016/12/20(Tue) 01時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る