105 CLUB【_Ground】
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―シャワールーム―
み。 なんだ、「み。」って。
[シャワールームに足が到達する前に、人知れず溢したのはそんな言葉だった。 指先は冷たいせいか、掻き毟る首が熱く感じる。 重く、重く、そして長い溜息を吐いたのはシャワールームに着いてから。 後ろ手で扉を閉め、だからと言って鍵を掛けるような性格でもなく。]
はぁぁ―――――――…ぁ
[声と一緒にしゃがみこんだ。]
(@68) 2013/12/23(Mon) 23時半頃
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[シャワー室にだけ落とす、気障な台詞。 誰も聞こえない、独り言。
無邪気に爆発してしまえたら。]
(@69) 2013/12/24(Tue) 00時頃
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――――ひっでぇな。
[シャワールームの中、静かに手を伸ばす。 いつの間にか熱を持つそこに、男自身驚いたりもして。 こういう感覚は、幾分久しぶりだ。 愛玩動物の世話をいくらしても勃ち上がらなくなっていた、それ。 虎を迎え入れる事になった時も、その事については話しておいた。 それが暫くぶりに、服を押し上げている現状。]
あ゛―――――。
[自己嫌悪と再びの重い溜息。 服を脱いで洗濯機に突っ込み、黒縁を外し。 熱いシャワーを頭から被った。]
(@71) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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つ …、
[指を滑らせれば、それが機能しているのが充分にわかった。 かぶるシャワーよりも熱い。 四十路も迎えた中年が何をしてるんだと、どこか遠くで思いながら。]
は… …ぁ
[一度触れてしまえば、止められず。 慰めるように扱き上げる。]
――――、――
[動きかけた唇を、噛む。 動物たちの世話の時、性器や耳、尻尾に押し付けることはあっても 決して唇には重ねないそれを。]
(@76) 2013/12/24(Tue) 00時半頃
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――――ッ
[吐き出した欲望はどろりとしたもの。 シャワーに流され、排水溝へと。 上がった息を抑える為に暫く肩を上下させ、壁に手を添える。 頭から被る音が、まるで強い雨音のようだ。 ただ頭は、パンクしてしまえたら楽なほどに濁流を生み出している。
暫くは自己嫌悪に反省を重ねる、男独特のお約束の時間となる。]
(@82) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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[酷い妄想と欲望を沈下させ、溜息ひとつ。 体も頭も泡で流せば、雄の匂いこそ消えてしまう。 適当に体を拭き、髪もろくすっぽ乾かさずに服を着た。]
あ?
[部下に内心で褒められた音楽がまた流れていたようだ。 そっと携帯に触れる指先が、熱い。]
(@85) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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フランクは、壁に頭を打ちつけた。
2013/12/24(Tue) 01時頃
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[血迷いかけた指を理性が押し留め。 打った頭をさすりながら、男は研究ルームへと戻る。 冷静さもその頃には取り戻せていたはずだ。
丁度、祝福される部下とそれを見守るもう片方の部下に擦れ違えば。]
いってら。
[そう、手をひらりと振って。]
(@93) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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[虎の挨拶が終わり、齧られたダンボールを抱え。 餞別替わりにあのバランスボールをひとつ虎に持たせて店を出る。 必要最低限の買い物を済ませて。
新しい家に着くのは、深夜近くに *なっていた*]
(@95) 2013/12/24(Tue) 01時半頃
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