262 【R18】軽率に花見…何でここに薔薇が!?
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ほわっ!? なんや!?
[ リアクション芸人さながらの反応を>>64 思わず立ち止まれば何やら自販機がある。 何か面白いものでもあったのかと ラインナップを確認した。
そこには如何わしい玩具や潤滑油、 手錠などのオプション品の他にも ゴムだとか色々な物が売っていた ]
すっご〜……! 今時のラブホってすごいなあ!
[ 思わずテンションが上がる男とは反対に 傍の恋人は青ざめている>>64 一体全体どうしたのだろうか ]
(67) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 22時半頃
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[ 紫陽花みたいに移り変わる頬の色>>65 未だこてっと傾げた首は理解していない。
沢山注いだ熱は彼の中にまだ収まっているだろうし、 少しぽてっとした下腹部に未だに欲情しそうになり それはさておいても瞬きを繰り返す、が ]
…………あ。
[ 含みのある視線に合点がいった。
素直に言えばいいのに、なんて。 そんな事が擡げてしまったけども、頷く ]
(68) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 22時半頃
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ええよ、ハンデあげる。
[ その代わりにいいことをしてくれる。 そういうルールなのは周知のこと。 非童貞だが鈍い男でも恋人が望む事は 上手に察せられているはずと思いたい ]
どんなゲームがええ?
[ 尋ねながらも考えるのはご褒美のこと。 どの玩具で彼は遊びたいだろうか。
先程京介と呼ばれて赤面していた男は すっかり意地の悪い大人の貌をしていた ]*
(69) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 22時半頃
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[ 一生残らない傷になればいい。 不毛で馬鹿な願いばかり積もっていく。 この五指を痛むまで広げたとしても この両手で彼を隠してしまえない。
桜に攫われるなんて言葉を信じていない。 だが今はそんな迷信すらも恐ろしかった ]
いやや、泣かへん。 だって、だめになる。
[ 意固地に嫌がるも涙腺は既に緩んでいる。 兎みたいに赤い雌じりを見たせいで>>*39 ぐしゃぐしゃと掻き立てられてしまう感情に 息を詰まらせ、短く細く吐いた ]
(*43) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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[ ちいさくかぶりを振る>>*40 そういったところが大人気なくて狡い。 自覚を連れているもの余裕などなかった ]
…………っ、
[ 何か形になるもの。 男性同士の非生産的とも称される事がある そんな営みの中で育まれる命はない。
思うまま呟いた言葉でまた彼を 傷つけた可能性に息が震える。 腹に力を込めればそのまま伝い溢れる儚さ>>*41に堪らず ]
(*44) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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…………れ、ん。全部、受け止めて。
[ 出来もしないことを望む。 彼の耳を塞いでいた手は彼の両頬へ。 髪を掻き抱きながらも 壊れ物を扱うかのような存外優しい手付きで 彼の頬に頬を合わせ擦り付け、 啄むだけのキスを送る。
きゅう、っと絞り取られる快感に視界は歪み 打ち震える竿は膨張を繰り返した。 脊髄から痺れ上がるような快感は重い。 彼にも快感を与えようと反応の良い部分を 抉りながらも奥へと向かい、 耳まで真っ赤にしながら快楽を耐えていた ]
(*45) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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[ まだ達したくなかった。 まだ終わりたくなかった。 まだ覚めたくなかった。
まだ、そばにいたかったから。
仰け反るその背に手のひらをあてがい 支えながらも彼を映すその眸は 何処までも泣きそうな顔だったから ]
一層、忘れられたらええねん。
[ 悔し紛れに忘れたくないのだと言葉にし、 それでも彼の視界に映り込む ]
(*46) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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れんだけ覚えてずっと、 俺のこと好きでいてくれたら、いい。
[ 何とも不器用で自分勝手な呪いを口にした。 それが叶うなんてその時は思っておらず、 肩甲骨、翼の名残に爪を立てる。 上がる口角に反して眸だけはいつだって、]
……ずっと。
[ 泣こうとはしない意気地なしだった ]*
(*47) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時頃
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[ 目はおかしくない>>70 はっきり言い切って断言した。
まだ彼には伝えていないけども 恋人からの「あかん」は褒め言葉だ。 意地悪したくなる魔法の呪文だ。 実際に伝えたら黙ってしまいそうだから 今は大人しく口を噤んでしまった。
恋人は漂白剤も驚きのピュアだと思う。 何をそんなに動揺するのだろう>>71 もしやそういったものは始めてだろうか。 興味は持っている様子には感じる。 では、と一つ踏み切った事を口にすれば>>73 ]
(80) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時半頃
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[ 選ばれたのは小さなローター>>74 ベッドの端っこに腰掛ける彼の隣へ向かう ]
どんなゲーム、か。 せやなあ、我慢大会とか好きやで。 使ったことはあるよ。
[ 誰にとは付け足さないもの どこか落ち着きのなさそうな恋人に>>*75 笑みを浮かべて続けた ]
それな、さくらのココとか
[ 伸びる手は散々嬲った赤い突起を掠め ]
(81) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時半頃
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後はココとか、
[ 先走りを垂らしていた窄まり近くの内腿を擽り、 ]
この中とかにいれて
[ 最後にとんっ、と指の腹が押すのは まだ精を注がれたままの下腹部。 口端を上げたまま流暢に語った ]
イかへんかったらご褒美とか。 そういう遊びとかしてみたい?
[ 首を傾げるのは最早癖だろう。 尋ねながらも悪戯な指は彼の臍近くを 撫でてはくすぐった ]*
(82) 24kisouth 2019/04/02(Tue) 23時半頃
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[ すぐに墓穴を掘ってしまう年下の恋人は 何処までも愛らしくて仕方がない>>83 ]
どういう意味ってそういう意味やけど。 ……って、なんでしょげてんねん。
[ きょとんと首を傾ぐ辺り鈍い。 逆の立場ならしていただろう三角座り>>84 しかし今は自覚のない男だったので ]
……こんなんで気持ちええの? さくらのえっち。
[ 指一本でよがって涙を浮かべる素直な体>>85 雪のような純白を独り占め出来る今に 思わずまた嗜虐心が擡げてしまうのだけど ]
(90) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 21時半頃
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[ 不意に呼ばれた下の名前>>-189 思わず目を見開き彼の拗ねたような態度に ようやっと合点がいったのだ ]
…………うん、ごめん。 昔の俺も今までの俺もこれからの俺も 全部知って、独り占めして。
……それから、
[ その代わり今までの蓮も桜も全部>>86 全部欲しいと思っているからこそ、 楽しいゲームを一つ始めよう ]
(91) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 21時半頃
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桜も蓮も全部、俺に教えてや。
[ 伸ばされた足の間に腰を下ろして 玩具の電源を一つ入れる。 そうして彼の首筋を擽りながら 不意に落としたピンクの球体は 彼の胸の突起に振動を与えた ]*
(92) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 21時半頃
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[ 素直な彼はどこまでも愛らしい>>100 その全てで好意を向けてくれるのだから いつまでも眩しくも思えた。
その拗ねた双眸>>101も愛らしいと 心の内を言葉にしなくて良かったと思う。 小さな子供のような主張に>>102 潰された心臓はきっと11より多く ]
当たり前やろ? ふは、……はは、は!
(105) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 23時半頃
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俺だって、桜が、……ううん、蓮が好き。
[ どちらの花も好きだけども 彼が京介と呼ぶのならば彼の名を呼び 飛びつくその背に手のひらを回す。
過去ごと全て包み込んで愛すなんて 簡単に言葉にできるが容易な事ではない。 世の中知らなくていい事があると そんな教えが蔓延るぐらいなのだ。
それでも知りたいと糸し糸しと言う心は 一体なんだと言うのだろう ]
きっと、幾ら知っても足りんのやろな。
[ 強欲にも傲慢にも高慢にも思う。 怠惰に溺れるまま嫉妬すらも愛に変えて ]
(106) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 23時半頃
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[ 彼の体に残る白に赤を交えていく。 桜の色を作り出すよう教えていく ]
……嘘つき。 見てみぃや、すぐ赤くなって喜ぶ。
[ 過ぎる桜の木の下の光景。 真っ赤な正直者の赤い舌。 胸を刺すような痛みの混じる性交。
何もこんな時に思い出すなんて ロマンチックが泣いてしまうだろうけど
ピンクのローターは強がり>>103を嘲笑い 腫れた尖りへ十分な振動を与えた後下る。 向かうは彼の内腿へ。 うっすらと刺激しながらも局部ではなく 会陰に刺激を与えようとあてがった ]
(107) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 23時半頃
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・・・ 昨日も、そうやったやろ?
[ 過去をなぞり今を綴る。 兄ちゃんだけでなく京介すらも愛してくれる恋人に 桜でも蓮でもない別の花を送ろう。 彼の髪色もいいけれどやはり此処は情熱を。
今時薔薇の花をなどクサイかもしれない。 しかし至極当然のように考えながら 彼を追い詰める球体に迷いはない ]
(108) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 23時半頃
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どこまで我慢できるやろ……? まぁ、負けても勝っても、
蓮の好きなお願い聞いたるけど。
[ 屈してしまった彼をぐずぐずに蕩けるまで 愛してしまって駄目にしたい。 自分がいなくなって耐えられないような そんな打たれ弱い大人にしたい。
歪んだ感情や拗れた想いもあるけれど ]
俺が、欲しいって、言われたいだけやわ。
[ 一番はきっとそう。 歯型をつけて愛咬の痕を残したとしても いつだって一番に愛されていたい。
ただ、それだけで ]
(109) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 23時半頃
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( それにうんって、俺が答えたいだけ )
[ ちっぽけで小ちゃな臆病な想いを抱いて 彼を見下ろす瞳は幼くはにかんだ ]*
(110) 24kisouth 2019/04/03(Wed) 23時半頃
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―桜の季節―
[ 入社、三年。もう三回目のお花見。 そろそろ慣れてきた若い社員も そりゃあはっちゃけていて飲むに飲んだ。
桜の綺麗な季節はいやになる。 思い出すのは転びながらも 泣き顔を伏せず腕を伸ばした幼馴染の事。 あの子は今どうしているだろう。 未だ戻らぬその地に置いてけぼりにした その子に拗らせた恋をして何年目か。
今日も今日とて酒に溺れ恋に破れる。 飲んでいる間に夢うつつ ]
(118) 24kisouth 2019/04/04(Thu) 00時半頃
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( あ…… これは、やばい )
[ 寝てしまうかも。 そんな時に捕まった新入社員君>>93 君は実に不幸だったことだろう ]
[ なんたって枕になってしまったのだから>>94 ]
ふわ〜〜 極楽や〜〜。
[ 酒に呑まれた悪いお手本。 そんなものを後輩に見せつけてしまって 寝坊助は意識が揺蕩うまま散歩してた。 それがふと寄り道したのは、 ふと見つけた二対が何処か泣きそうに思えて>>95 ]
(119) 24kisouth 2019/04/04(Thu) 00時半頃
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( さくら……泣いてるん? 仕方ないやつ、やなぁ )
[ ゆるりと口角が上がってしまった。 大丈夫、きっと、大丈夫だ ]
大丈夫。 (俺がおるから)
[ 最初に伸びた手は彼の頭を撫でる>>96 ]
(120) 24kisouth 2019/04/04(Thu) 00時半頃
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[ ただ、それだけがきっかけだったあの夜から 一年、二年と過ぎ去っていく奇跡みたいな今。 目紛しく様々な事が花吹雪のように ひらひらと閃く日々を送りながらも
傍の声が耳に届いて弾けた>>98 ]
きっれーに咲いたな〜〜! しかもまだ人おらんし これは絶好のお花見日和や!
[ 桜並木の作る桃色の絨毯。 そちらに足を忍び入れながら進む。 ふと、金髪の髪が揺らめいた ]
(121) 24kisouth 2019/04/04(Thu) 00時半頃
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……え? は、はあ?! お前!ずるいぞ!蓮!
[ 一方的な掛け声>>-234 しかし腕を伸ばすより早く彼はかけていく。 その姿はもう転んで泣いたりなんかしない。 少し寂しさを感じたのは今更で 隣で走り合える喜びを感じたのは殊更に 桜の花びらの降り注ぐ朝の道をいく。
ふとと伸ばした花びらは彼の元に ]
なぁ、さくら、ついてる。
[ 取るふりをして掠めたのは彼の唇。 桜の味をほんのり残した桃色の先、 ]
(122) 24kisouth 2019/04/04(Thu) 00時半頃
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ご褒美、欲しいやろ?
[ はにかむ男は意地悪く それでも愛しの恋人を見つめてはにかむ。
未だコートの中に隠した箱は開かぬまま。 薔薇の花束は用意できなかったが 彼を独り占めする銀輪は 桜の季節に一番美しい花に捧げる為に ]
なあ、蓮。あのさあ、
[ 切り出す唇は微笑んでいる。 箱から取り出す花をモチーフにした指環。
そっとその人の手を取って願う ]
(123) 24kisouth 2019/04/04(Thu) 00時半頃
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