人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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【人】 逃亡者 メルヤ

[ 奥歯を噛むよな横顔を、
  ぼう と、 虚ろはみつめ。

     微かに捉えた、
    『声』ということばに。
   なんのことかはわからないけれど、
     硝子が 足許を向く。 ]

  [ ―― きこえないこえ。
       とどかぬ、こえ。

    別たれた手を思い出して。
    『ふたつの意味で』寂寞が揺蕩う。]

(145) 2015/05/15(Fri) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  ( …そうだ
    つたえたいことはあるんだけれど、 )

[ 真剣な面持ちもった彼が
   ローブをひらめかせ、

   外へ一歩。ゆくなら。
   青年のなかの少女は、
   悩むけれど、引き留めもしない。]

[ もし、隙間から。
  猫を嫌う金色がのぞいたのなら、
  普段はまったく違う、凪いだ湖は
  普段しやしない会釈さえしてみせただろうが。* ]

(146) 2015/05/15(Fri) 23時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 23時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 ― 診療所→ ―

[>>180外へ、境界を跨ぐすがたが振り返る。
 すこし、瞼が持ち上がって、元に戻った。]
  
   [ そして 頷きながらも。
     ふる。 と 首を振るう。 ]

 外の風を、浴びたかったし行こうかしら。
 ああ、でもせんせい。

   ボクは、『アル』じゃないの。
   いまだけは、カイドと呼んでほしいな。
   『あの子たちは』、まだ起きないから。

[マーゴが殺された、と傍らで聞いてしまった今でも。
 静寂は怖じるでも無く、たじろぐでも無く。

 空に融けてしまいそうな貌で、
 変わらずに在るだけ。 ]

(190) 2015/05/16(Sat) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 道中、 後を追うよに。 ]

 [ かつり こつり ]

[ いつもの足音さえ
  飛沫のように どこか軽うく。

 そろそろ見慣れた光景なのに、
 『自分の目』で見るのは はじめてとばかりに
 じとり、観察するよに 村を見渡して。]

   [ 遠巻きに囁かれる悪意に、
     聞こえているのか、
     聞こえていないのか。 ]

[ 全ては、空気のように流れていくけれど。
  >>181微か、ひとこと。]

(191) 2015/05/16(Sat) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[そのこえに、それまで
   きっと自分からは開かなかった口から
   少女は、 音を漏らす。 ]

 [ それも また、 空気のよに。
    融けて、なくなるよう。 ]


   …… せんせい。
   無理はしないでね。
 
 悪者にならなきゃいけないなら、
 いつだって、『ボクたち』が代わるからね。
 そういうのは、『みんな』慣れているし、それに、

  せんせいは、わるくないよ。

 [ 報われるかもわからない、
   免罪符のように、名ばかりの
   聖母のよに、やさしく。 ]

(192) 2015/05/16(Sat) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 [ 悪いのは。
   『罪』を犯したひとたち。
   どこか歪んだ螺子は 緩やかに、
   八年前のことを知らない子は 閑に。]
 
 

(193) 2015/05/16(Sat) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

― → 墓地 ―

[そして、『空気』が変わる。

  猫と、狗がきらう。
  本来 『血脈』がもっとも近い、
  つめたい墓場の、『死の静寂』のにおい。]

 [それを、少女は、嫌がりもせず。
  むしろ、心地良さそうにさえ、浴びる。

  鼻腔をくすぐる土のにおいに、
  はた と 気付けば、

   >>158土まみれのラズベリー色を
    捉えるより先に >>182歩み寄る足音と、
    かけられた声。 ]

(194) 2015/05/16(Sat) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 [ それに、てとり 、
   憂いを携えた硝子玉は近寄って。 
   彼女が気付いたなら、

    ふわり 違和を携え、微笑む。 ]

   [少女のこころが、
    表には、でているけれど。 
    いま、青年のからだを持っていることは
    充分、少女はわかっていた。

           だから。  ]

 [ 『男に任せておきなさい』ということばに、]
 [ ローブをちら、と捉えながら、駱駝色へ。]

    …手伝おうか?

(195) 2015/05/16(Sat) 11時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ そう、黒を揺らして、
  なんら躊躇うでもなく申し出る。

  きのう、存在さえ揺蕩いかける狭間、
  奥からのぞいた 『怯えていた』
  駱駝色の姿を知っていた。 …でも、 ]

[ ボクに (あたしたちに)
  票をいれたことも。
  何故あの時肩を震わせ、逃げるように去ったのかも。
  わからない。しらない。だから。

   ついでに、
   『アル』たちの代わりに聞こうかしら。
   と、 かるく。]

[ そう 重みも 深い理由もなく。
  善意で、言葉を投げたのだけれど。

  いつもと違うひとみは、どう映っただろう。]

(196) 2015/05/16(Sat) 12時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ そして、

  医師が。昨夜の、『死神』が。
  >>183新しい『死』を、告げる。
  ( ほんとうに、皮肉だこと ) ]

    [ 刻に取り遺されたよう、
      静寂に、身を委ねながら。 ]

 [哀しむのも 怒るのも。
  ぜんぶ喪って、なにもないように。
  (最期の別れのときのように)

  ほほえむことしか出来ない少女は、
  ぼんやり、 そのやりとりを傍らできいていた。*]

(205) 2015/05/16(Sat) 12時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 12時頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 12時頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 12時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 ― 回想 / 道中 ―
 
[猫や狗のように。
 けものが感覚を尖らせるよなな、
 そんな鋭敏さは 一切虚ろにはない。

 ただ、訝しみを向けられても
 すべて染めゆくいろは、海に混じり融ける。]

 [ >>207呼び掛けられ途切れたそれに、
   混じり気のない 無垢な石は。
   きょとり、

       またたいて、明けるだけ。]

[それから。
   慈雨は、天を降り 地を包むよに。]

 やっぱり、やさしいんだなあ。

(227) 2015/05/16(Sat) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 [ ぐだぐだと綴られるはなしに、 
   ふふっと、わらって。

    背の後ろで手を組んで、
    のびやかな足取りで、ついてゆく。]

 そういうのが、もっと伝わればいいのに。

 ( そしたら。
    悪魔なんて、きっと言われないのに。 )

 [ 冗談か、本気か。
   くすくす わらって。

   薄い唇に、華奢な指先を添える。]

 …… 年齢なんて、関係ないと思うけれどね。

(228) 2015/05/16(Sat) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 ( そう。
   他人に代わりに、
   背負われる資格もないほどに。

    ボクたちは 、
    …『わたしたちは』。
    奪ってきたのだもの。 )

[こころのなかで、
 ここだけは『他人行儀』をやめた。

 『アル』の目から見た、
  弾けた あの潰えた星のゆくえが。

  ――― 『弟』を救うために、
  今際の道連れに多くの星屑をころした黒狗が。
 『姉』のすがたが、脳裏に浮かんで、きえる。]

(229) 2015/05/16(Sat) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

   [ 哀も、浮かんで、泡沫へ。 ]
   [ 吐き出すのは、猫と医者を真似た
     ちょっとした、からかい。]

   … せんせいも、たまには。

   お年というなら、
   若い人に背負われたらどうなのかしらー?

 [にや。

  『アル』とおなじようにわらって、
   ‟大差ないのかもしれない”という言葉と。
   その 告げられた礼に。

   ふるり。 横に、振るい。]

  礼を言われる資格は、ないかなあ。
  いいたいことを、言っただけだから。

(230) 2015/05/16(Sat) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

    名前を呼んでもらえるだけで、
    ボクは、いいの。

[まだ青い空に、星は、またたく。

 映る、振り返った姿に、またぱちり。
 二枚の硝子の奥は 逆光に照らされ、
 うまく みえず。

 静寂が、ちょっぴり、細まった。 ]

(231) 2015/05/16(Sat) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 糸が、断たれる音がする。
  つないだ手が、解けたあの日を見て。
  虚ろがまた、とおのく。

   差し出されれば、
   『ボク』のものではない掌をひらいて。
   まっかな、柘榴石がのっかったのを見た。]

  [ それを、じいっと、見て。 ]

   …… わかった。
       『渡しておくね』。

[ 持つべき、器の主に。
 語られずとも、燃ゆるいろを。

  ぐ、と握って。外套の内側、
  乱雑に縫い付けられたポケットの中に落とした。]

(234) 2015/05/16(Sat) 19時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ ――― そうして。


   何も語らない後姿を、閑に追い。
   何も持っていない、少女は。

     ふ、と。

   聞こえても 聞こえなくても。
   いいよな 音を、風に乗せ。

 そのまま、駱駝色の少女をみつけるまで。
 また 透明色のように薄れさせて、
  
     ひた。 歩く。 *]

   

(235) 2015/05/16(Sat) 19時半頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 19時半頃


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 22時半頃


【人】 逃亡者 メルヤ

 ― 墓場 ―

[>>290死肉の匂い纏い、佇む一人。
 緩やかな静謐を湛えるこの場所で、
 土塗れにまでなって、弔おうとする人影を、
 硝子玉は、疑おうとも思わなかった。

   弔おうとするすがたを。
   土塗れの、すがたを。
   
 平和を奪おうとするものには、
 黒狗の血を引く『少女』の目には、
 到底そうだと。映らなかったから。 ]

 [ 医師のことばに、
 縦に動きそうな揺らめきが、
 >>292不意に横に振られかけ。
 それが、ひとことに止まっただろうか。]

(323) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[まさに、死をはこぶ、『死神』のような。
 ローブをまとう存在の、
 すこしうしろに、不吉を固めたよな黒は控え。

 慄く、ちいさくみえるそのすがた。>>296
 首元へ添わされるさまを、蒼は眺めるばかり。

  無意識の哀は揺らめけど。
  『欠けた存在』の片割れには、
  たちならぶ、墓標の黒い影に、
  まぶたを伏せるくらいしか、できなかった。]

[声無きこえで、

 その意志が、硝子のよな蒼につたわれば。
 駱駝色の奥、双眸のある位置をまっすぐ、
 責め立てるつもりも 悪意もなく。

   純粋ないろは、見据えて、
   やさしく ほほえむ。 ]

(326) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 うん、わかった。

[隠れたひとみが、まなこが。
 こちらを向いていないとは、わからない。
 けれど、すこし、血の気が失せたようにみえたのは。

 きっと 『仲間』の死が伝わったからだと、
 うすぼんやり、少女は半分のはずれを思う。 ]

 ( …… ボクが。
  …ううん、 『わたしたち』が。

   居なくなっても、こんなふうに、
   ショックを受けてくれるひとはいるのかしら?)

(327) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ そんな見当違いを、不謹慎を。
 はずれた螺子でかんがえながら、
 
  てつだおうと、一歩。
  そういえば『昨日逃げた理由』を、
  これまた悪気無く、問おうとして、

  うしろから、漂う、
  さっき声のしたすがた。

  >>276けものの、(犬の、)におい。
  それと、金がいつもつれ得ぬ、猫が
  振り返るとともに、ブルーに映り込んだ。 ]

(328) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[金色をみても。
 やっぱり、煽ろうともからかおうともしない。
 『昨日』の、おとなしさとは、また別のいろ。

 色素のうすれた、透明色の存在は、
 ふくろにつつまれた、彼/彼女の方へ。
 ちかづき、腰をおろす。

 そして。 自分だけにみえるよう。
 『誰が』『どのふくろに』『どんな姿でいるのか』
 きっちり、蒼に焼き付けるように、ぺらり。

  もしも、咎められたなら。
  『だって、どこに誰がいるのか分からなきゃ、
  拝むことだってできないでしょう?』

  と、きょとり、 瞬いて、
  さも何がおかしいのか、と 見つめただろう。]

(333) 2015/05/17(Sun) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[最中。
 >>320傍らで、聞えた会話に。
 『アル』が撫でられた、
  医師とはまた違う、手の感覚をおもいだす。
  今日も、あの窓の隙間は空いてるのかなあ。]

 レオせんせいのところなら、
  …ボクも、行ってみようかしら。

[ぽつり。]

[ボクの、 (あたしの)目で。
 (たとえ、借り物の、にせものだとしても。)
 みたいものを、みておきたいから。
 他のひとに聞こえたかはわからないけれど、
 風にまた、 音を、融かし。

 みっつの遺体を埋める作業にとりかかろうと。
 黒の幽は、ゆらり、 
  けれども 実体をもって、たちあがった。* ]

(339) 2015/05/17(Sun) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 並べられた墓穴を、移ろうように
  ゆらり、 天の蒼が泳ぐ。

 >>343並べるのか、なんて。
 語り口がきこえる。

  ふれた麻袋。
  それが、被害者であれ。
      容疑者であれ。 ]

 ( 区別されるような、ものなのかなあ )

[ 少女は、ぱちり。

 やっぱり、『平和がころされるもの』がいても。
 殺されるものがいたとして。
 死んでわけられるような理由はないとおもったから。]
  

 

(361) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

  …… ジョーさんは。

  自分が死んだときに、
  みんな一緒に並べられるのは嫌だったりする?

[>>354軽口をたたく黄金のいろに、
 普段冗談でもつけないような敬称に
 いつもの呼び名を載せた。

  それは、疑うでも、訝しむでもなく、
  やっぱり、『少女』の純粋な疑問以上ではない。

 塊を、ひとつ。またひとつ。
 手を土に沈めながら、埋める手伝いをしながら、
 蒼が、 じ、っと。見つめる。]

(362) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 [ルーおじさん、と。
  アルが呼んでいた彼を埋めようとするときになると
  それは下がり、 また、影をむいたが。]

       [ ぽつり。 ]

 [ >>344傍の盛り上がった土くれに、
    滴が落ちた。見上げる。   ]

 [ その、落とし主をとらえれば。

  無垢で、螺子のはずれたところから
  純粋の無意識が、ひとつ。

  小鳥が囀るよう、
  男にしては高めの 女にしては低めの。
  半端な声域を持つ、アルトが、
     ひとつ (ようやく) 問う。 ]

(364) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 そういえば、きのう。
  …… なにか、あった?

   ――― (片割れたちが、)
   何か、してたなら。
       謝ろうと、 (謝せようと)
       おもって。
 
[ それは、埋葬のとちゅう。

  死神の役目を果たす、医師が。
  離れたところで、のことだったろうか。
  息を吐くように、聞いて。

    なんと、かえってきたか。 ]

(366) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ すべて、埋めおわると。


  立ち並ぶ、よっつの墓標。
  すっかり、墓場の気を吸い込んだ黒の外套を、
  
 ( アルは、きっと、嫌がるだろうなあ。 )

  動物のよに、すん。と。鼻を鳴らし、
  かすかな、笑みを、土くれにむければ。]

  [それは。 
   蝋燭が消えるよに、吹き消えて。
   感情のない、空洞のよな風が。
   墓標の合間を、くぐり、吹き抜ける。]

 ( …… ――― 、 )
  
 

(367) 2015/05/17(Sun) 03時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 片割れとおなじように。
  ぽっかり空いた喪失感はあっても、
  こうして 姿が消えれば。

  焼き付いた姿も、すべて。
  虚像のように 悪夢のように、
  実体を消して、 『ボク』のように、残らない。]

  ( …… とっても。
     それが、おそろしくて、こわいね。 )

  [死んだあと、死者が薄れるのが。
      自分が、そうなるのが。]
 
   (片割れたちはいきのこっても。
   ‟にせもの”も、‟ほんもの”とおなじように。
    きっと、いや、すぐに、そうなるんだ。)

(369) 2015/05/17(Sun) 03時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

 (皆も。 (あたしも。)
  記憶にのこらなくなれば、
  それは、やっぱり、『さみしい』。)


[意図せぬ、哀愁を。
 
  星に浮かべ、無言で
  時が止まったように、またたきと呼吸だけ。
  生きてる証拠とばかり、揺るがして。」

    あ、 待って、

     ――― ボクも、行きたいから。

(371) 2015/05/17(Sun) 03時頃

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