122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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……近いわ。
[其処にあったのはメモ書きのようなものだった。
『滅びの庭≪ナイトメア・アヴァロン≫は連鎖する』。その文章だけだと、気がふれた者が書いた様な感想しか抱けないかもしれない。
しかし、闇巫女はその裏の意味まで読み取って。そして楽しげに笑みを浮かべたのだった**]
(383) 2014/05/16(Fri) 19時頃
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[いくら相手が逃げ回ろうと。 闇巫女の張り巡らす魔力の糸からは逃げられない。
やがて、讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》は神気楼大聖堂の片隅へと追いやられていく。]
御機嫌よう。 お久しぶりかしらね、讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》
(424) 2014/05/16(Fri) 22時半頃
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なんであたし達が来たか、分かっているでしょう?
生命の書《アカシック・レコード》を寄こしなさい。 あれを使って破滅の連鎖≪ハルマゲドン・チェインズ≫を引き起こしてあげるから。
[まるで、貸している本を返せとでも言うような口調で要求するのは生命の書《アカシック・レコード》]
大人しく渡すならばそれで良し。 ……もしも抵抗するならば、分かるよね?
(429) 2014/05/16(Fri) 22時半頃
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渡す気は無いみたいね。
白《ブラン》お姉様、少し痛い目に合わせましょうか?
[そう同意を求めると。 闇色の魔力が目の前の相手へと向かっていく。どっからどう見ても悪人と言う構図であった。]
(447) 2014/05/16(Fri) 23時頃
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讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》
まさか、自分は殺されないとでも思っているのかしら。 生憎だけど、次代の預言著者はもう見つかったわ。だからね、貴方はもう死んでもらっても構わないのよ?
[闇色の空気を纏い。 どこにも逃げられないようにと、目の前の男に詰め寄っていく。]
(458) 2014/05/16(Fri) 23時頃
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……手放した?
[聞き捨てなら無い言葉に眉を顰める。 生命の書《アカシック・レコード》を手放したなどと。そんな行動に出るとは思っていなかった、]
(467) 2014/05/16(Fri) 23時半頃
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ええ、白《ブラン》お姉様!
[同じ様に呼びかける。 此方は飛び上がりはせず。
それでも、闇の淵のさらに淵へと沈み込んで光の刃を凌ぎきっていた。]
お姉様、行くわよ!
(479) 2014/05/16(Fri) 23時半頃
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讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》、さよならね。
[魔力で槍を精製していく。 それは白《ブラン》お姉様の槍と鏡写しのような形状であった。]
(480) 2014/05/16(Fri) 23時半頃
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─────── Schwarz Spiess
[ 光の大地を 黒い流星が 裂いた ]
(488) 2014/05/17(Sat) 00時頃
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[黒いランスはヨーランダの魔力に導かれて飛んでいく。 質量こそ持たないが、周囲の空間ごと蹴散らしていく闇は あたかも火山が噴火したかのように教団本部ごと預言著者を消し潰そうと大地を貫いた]
(494) 2014/05/17(Sat) 00時頃
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……終わったようね。
[彼女は闇から元の場所に戻る。 そこはすでに、何も無い。
そう、始まりの地《セイクリット・グラウンド》が再び現出したかのように。其処には新たな湖も生まれつつあっただろう。 そして、湖には何かを示すように虹がかかっていた。]
(523) 2014/05/17(Sat) 00時半頃
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― 裏・生命の書《アカシックレコード・クロス》 ―
[預言著者が追い求めていた、虹の女神……アヴァロン・イーリス《Avalon・Iris》
彼女の存在は教団でさえも殆ど知られていない。 そう、セカイの創世期に。
ケルベロスによって殺害されていたのだった。 いつか、準・危険因子《カラミティ・コクーン》としてアヴァロン・イーリスは再生する。
讐怨の預言著者《ノマダ=パルック》はそう信じていたのだった……]
(527) 2014/05/17(Sat) 01時頃
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