171 獣[せんせい]と少女
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― 回想・いつかの生誕祭 ―
わ、………かわいいー!
[そう言ってヒナコがちょいっと指差したのは、 ミツボシのおうたに合わせてくるくる回るぬいぐるみでした。>>357
うごくぬいぐるみ、といえば、土をお人形さんのかたちにして、 操れるちからを持つ“せんせい”――ヴェラが浮かびます。 手が汚れると本が読みにくくなるから、 普段はあんまり土のお人形さんに触らないヒナコでしたが。 いっしょに踊ってみたくっておずおずと手を差し伸べました。 布越しに土の感触はしたけれど手は汚れません。なんてすばらしいのでしょう!]
ねえ、このふくヴェラせんせいがつくったの? すごいねー! このリボンもすっごく、かわいいー!
[まだおめかしという言葉も知らないヒナコの心に、 リボンというものが“とくべつなかっこう”として刻み込まれた、 そんな秋の一幕でした*]
(367) 2015/10/10(Sat) 21時頃
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― 回想・命の生まれいづる時 ―
[短い返事からは、モスキュートが、 “わたしたち”の生まれた瞬間のことをどう思っているかは測りきれません。>>368 “わたしたち”をはぐくんでくれる存在ですもの、 悪いように感じてるはずがないとは思いますが。
ひっきりなしに鳴く、孵ったばかりのひよこから、 モスキュートに視線を移して、]
そうなんだ……。 ねぇ、いつかわたしも、みられるのかな。
[あのまっしろい木に実がついて、そこから“わたしたち”と同じ存在が生まれる瞬間を。 そうなったら―――晴れて“おねえちゃん”となる時を迎えることができたら、]
わたし、いもうと……だっけ? ができたら、 飛び上がってよろこんじゃうなー
[たとえ、いつまでもいっしょにはいられないとわかっていても*]
(400) 2015/10/10(Sat) 22時頃
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― 朝の食堂 ―
む、……ブローリンせんせいにまた笑われた気がするー
[さっきまで笑っていた口がとんがりました。>>386 朝ごはん準備中の出来事をまだ、ちょっとだけ、 根に持っているのがありありとうかがえる様子です。
ヒナコだって鳥のこどもが牛になる本は読んだことはありませんし、>>258 この先牛になるつもりもないから、 味見のジャガイモは控えめに増やすことにしたのです。>>183
「食べ過ぎたら牛になる」のではなく、 「食べてすぐ寝たら牛になる」のですが、間違った覚え方をしているヒナコです]
(408) 2015/10/10(Sat) 22時半頃
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[せっかくだからブローリンの前では、 “世界で今一番綺麗な鏡の前のあなた”でいてみたいけれど、 どうしたらいいんでしょうね。 おめかし、するのがいいのでしょうか。
そういえば今年もまた、裾野の街から“わたしたち”に、 プレゼントが届いているはずです。 あとでおめかし用にいいのがないか、こっそり見てみましょうか。
そう思って祈りの堂にやってきて、 荷物をえっちらおっちら運ぶ土のお人形さん二体を見つけて、>>397 結局ちょっとだけ手伝ったのは、朝ごはんの後の話です]
(409) 2015/10/10(Sat) 23時頃
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― 少女のとちゅうでやめたこと ―
[ヒナコの部屋の引き出しの中には、 巨大書庫の物語の本を真似て、自分で書いてみたおはなしが眠っています。
眠ったままなのは、そのおはなしは終わっていないからです。
広い広い、お城のような建物で暮らす少女の一日を記しただけ。 そこを抜け出して冒険をするという構想はあるものの、 まったく先が書けないうちに、眠らせてしまったものでした。
少女は何でもできました。 正確には、ヒナコがよーく知っている、 6匹の獣《せんせい》のちからを、すべて使えたのです。 代償のことまでは把握しきれていなかったからそれはもう、 やろうと思えばやりたい放題できました]
(435) 2015/10/11(Sun) 00時頃
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[風を操り、恵みの雨を降らせ、 暗い場所にはパチパチと光を灯し、 土でできたお人形さんを歩かせ、怪我も自分でなおせます。
いつかの生誕祭の日に、ヒナコもまた魅せられた幻影は、>>259 おはなしの中で、ひとりぼっちの少女が佇む夜の部屋を、 束の間明るくする役目を果たしてくれました。
何でもできるけどひとりぼっちの少女。 まるで逆だとヒナコは思ったものです。
どっちが幸せだろうとも気まぐれに考えて、 結局、答えは出ないまま*]
(437) 2015/10/11(Sun) 00時頃
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