158 Anotherday for "wolves"
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ね、せんせ。
[彼にだけ聞こえる声で囁く。 身体がこわばるのが重ねた肌越しに伝わる。]
[怯えている。愛おしい。]
ほしい。 柔らかい肉が。 新鮮な肉が。
[あの時のような。 無我夢中で食べた、あの時のような。]
(*6) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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次は“誰と”にしようかしら。 誰と作る子が いちばん美味しいと思います?
ねぇ、せんせ?
[鈴のようにコロコロと かつて聞いたことのあるような『笑い声』 「せんせ」と短く かつて聞いたことのあるような『口ぶり』 今のわたしには7人の弟たち かつて見たことのあるような『家族』 愛する父であり夫である医師 かつて会ったことのあるような『人物』]
(*7) miduno 2015/05/26(Tue) 19時半頃
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[かつて仲間から言われた言葉 「 ──…キミのお父さんはキミを守ろうとしていただろう? 彼はキミが生きることを望んでいると僕は思うよ。
グレッグも、かなしむよ。」
「 残される彼(グレッグ)の気持ちも考えないの。 殺された彼(ルパート)の思いも考えないの。」
それらは呪いのように 『生きなくてはならない』 少女であったメアリーの胸にしこりのように 残りつづけた。まるで誰か(>>5)が後押しするかのように。
“キャサリン”と名乗るかつての少女は その呪われた生を重ねて、今日も 妖しく溢れんばかりの美を纏って。 生きる**]
(*8) miduno 2015/05/26(Tue) 20時頃
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─離れた村に往診へ─ [どうやらその村には医者がいないようで。 わたしが転がり込んだ家主である医者の元へ 往診の依頼が来たのは少し前の話。
その村の名前を聞いたとき わたしは同行を願い出た。 「あなたと遠く離れるのは寂しい」 そんな言葉を投げかけて。]
[病床にあるというのは、とある薬屋の主人。 なんでも数年前に息子を亡くしたのだとか。 彼はわたしを見て言った。
「宿屋のとこの嬢ちゃんによく似てる。 あの子も生きていたらあなたのように」
その先は咳で途切れたから、 わたしは言葉を返さずに済んだ。 だからわたしはこう告げる。]
(234) miduno 2015/05/27(Wed) 03時頃
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大丈夫ですよ。
[しわがれた男の手をとって、 わたしが知る最大級の安心の言葉。
いつも送ってもらった 優しい言葉。]
[医者に断り先に外に出ると 村にふわり、優しい風が走る。 身体を撫でるような 包むような。
柔らかくて暖かくて。 この感覚は幼い時に受けたことがある。
そう、──愛。]
(235) miduno 2015/05/27(Wed) 03時頃
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ただいま。 ……大丈夫、元気にしてるよ。
[誰に、というわけでもないけれど 何となくそう呟きたくなって ぽつりと言葉に遺すと
懐かしい記憶を頼りに宿屋の方へと歩みを進める。
家と呼ぶには老朽化が進んでいて、見る影もない その残骸にはうっすらとかつての面影が残る。
床に散った枯草の上に 日光と雨に晒されて色あせたリボンが ひとつ。]
……お父さん。 マーゴ…。
(236) miduno 2015/05/27(Wed) 03時頃
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[呟く声は風に消えただろう。しばらくして 医者が遠くの方から呼ぶ声がした。 診察が終わったのだろうか。]
お兄ちゃんも、またね。
[家族に村に別れを告げる。 大丈夫、わたしには この身に受けた愛がある。 思い出がある。
それだけで、この先も ずうっと]
生きていける。
(237) miduno 2015/05/27(Wed) 03時頃
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