人狼議事


122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》

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双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/22(Thu) 01時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/22(Thu) 02時頃


【人】 双生児 ホリー

……、殺さない? 使える?

[半円に抉れた脇腹を、砕けた右手で抑えながら。

その表情は見えぬながら、男の声色にいやなものを感じて]

あなた、いったい何を――……、まさか。

[答えは――ああ。その、まさかで]

――……最低のクズね、あなたは。

[苦痛に顔を歪めながら、闇を睨み付けた]

(233) 2014/05/22(Thu) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

――私にも矜持はあるのよ、ミスタ・フォード。

[そうとも――そうまで、言われたならば。

もう――もう、"こう"するしかない。"それ"しか、責任を全うする手段がない。

戦いのなかで死ぬ覚悟は、統制局に入ったときに済んでいる。
大切なひとを失ったとしても、いつかは時が癒してくれると思う。

だけど――だけど、"それ"は耐えられない。

足手纏いになりたくなくて、これ以上の迷惑をかけたくなくて。
だから、いろんな気持ちを飲み込んで、彼の傍から離れたのに。

痛めつけられ、捕まって――彼をどうかするのに、利用されるなんて]

(235) 2014/05/22(Thu) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

いいわ――……私のすべてで、抵抗してあげる。

[指環をはめた左手を、圧倒的な闇に向かって突き出す]

(236) 2014/05/22(Thu) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

――王国に至りし光の門≪ポルタ・デッラ・パラディーソ≫

[――巨大な魔方陣。六芳の頂点に、また魔方陣が重なって]

あなたの言ったとおり――私は、あなたを倒せないかもしれない。
いまの私の全力を、あなたは防いでしまうかもしれない。

[七つの門が現れた位置は――ホリー・ウェーズリーの"背後"]

でもね――私が私を殺すには、これで充分なのよ。
ベネットには、私の死体でも見せるのね。ああ、もっとも――、

[ある世界の四割方を消滅させた(>>0:104)、ホリー・ウェーズリーの全力。
いまは消耗し、出力は90(0..100)x1%ほどに落ちるだろうが――]

――死体が残れば、だけど。

[人間ひとり≪自分≫を消すには、充分過ぎる威力のはずだ]

(239) 2014/05/22(Thu) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

……いいこと?
あなたに教えてあげるわ、エセ紳士。女ってのはね……、

[組まれた魔法式に従い、門の増殖が開始される。
指環は、装着した術者の意識あるかぎり、術式処理を進捗するだろう]

(241) 2014/05/22(Thu) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

――……愛≪l≫のためなら、自分≪I≫を捨てられる。

[背後で徐々に満ちゆく光を感じながら、そう。

それは、歴史(>>2:442)の再現だっただろうか。それとも――]

(242) 2014/05/22(Thu) 20時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/22(Thu) 20時半頃


【人】 双生児 ホリー

―閑話:世界の表側―

――世界の反転。
それは、裏≪クリフォト≫の存在を表に解き放った(>>57)。

もちろん、裏の住人すべてではない。
それは、日常を護ろうとした術者の意(>>3:366)に反する。

しかし――それでも。
裏に転送された、力ある九つの存在。
それに相応するだけの存在が、反作用として、表に弾き出されることは避けられなかった。

その九の災厄に当たるのは――全世界監視機関とL.I.F.Eの二大機関、そのいずれであったろうか?
人類の最前線で、二色に分かれた護り手≪ソルジャー≫たちは、どう振舞ったのだろうか?

(266) 2014/05/22(Thu) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー

――裏≪クリフォト≫を眼前に、人類同士で殺し合った?

ああ、それも完全な不正解ではない。
場合によっては、そういったケースもあった。

大半は、そうではない。
正解は――人類同士で殺し合う余裕もなく"裏"の存在に殺されていった、だ。

裏に飛ばされた九は、その大半が、その気になれば星ひとつくらい消すのは朝飯前。
それと釣り合うだけの存在というのだから、その結果は必然だったろう。

さて――では、もうひとつの正解だ。
国内に不満を抱える国家にとって、もっとも効果のある統制とはなんだろうか――そう、そのとおり。共通の敵を抱えることだ。

最前線レベルでは、生き残ったもの同士の、公的記録に残らぬ共闘が自然発生していたということだよ。
目的は同じなのだから、平時からそうできればいいものだが――そうもいかないのが、人の世の難しいところだね。

(269) 2014/05/22(Thu) 22時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/22(Thu) 22時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/22(Thu) 22時半頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2014/05/22(Thu) 22時半頃


【人】 双生児 ホリー

――……女性を?
人間を、の間違いじゃなくて?

[満ちゆく光を背に、ゆるく笑ったが――、]

(282) 2014/05/22(Thu) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

……、な、……、

[聴こえた通信に、表情が凍る]

に、を……してくれてる、のよ。

[そんなもの――彼が知ったら、知られたら。

この無様を、もっとも知られたくない相手に――……]

取り消しなさい――取り消して! いまの命令を、直ぐに!!

(283) 2014/05/22(Thu) 22時半頃

【人】 双生児 ホリー

……本ッ当に……最低のクズ野郎……、

[だが――それが有効だということは。
未だ門が開かぬまま、少女が罵声を浴びせていることで知れる。

彼は知ってしまった。私がやろうとしていたことを。
私は知ってしまった。彼がそれを知ってしまったことを。

そして、私は知っている――いや、確信している。
あんな言葉を聞いたら、何があろうと、彼は来てくれるであろうことを。

それなら、それと承知で我が身を断つのは拒絶に他ならず――……、

……そして、この"悪"のかたまりは、判っている。
彼が来ると知っていながらに私は死を選んだと――そう告げられることを、私が怖れているのを]

(296) 2014/05/22(Thu) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

――あるに、決まってるでしょうよ……!!

[叫ぶのは、絶望に彩られた悲痛。

知られたら、知られてしまったら――……、
――……来てくれると判ってしまったら、揺らぐに決まってる。

そう、それは箱に残された災厄≪パンドーラ・ディスペアー≫。

希望さえなければ、人間は、無駄に苦しまなくて済むというのに。


――ああ、もう視覚はないけれども、それでも瞼に浮かぶ。
眼前の男はきっと、悪魔のように笑っているに違いない――と]

(308) 2014/05/22(Thu) 23時頃

【人】 双生児 ホリー

――……え、

[術式の媒体となる指環が――唐突に、機能を停止した。

それに伴って、少女の背後。
巨大な魔方陣に満ち満ちた魔力も、開放されぬまま解放される]

――……ベネット……?

[それをしたのは、彼女の父親(>>312)だったが――、

――まあ、仮に到着が前後しても、やることは同じだっただろう]

(318) 2014/05/22(Thu) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

[指環の機能停止――、

――かくて、ホリー・ウェーズリーは。

まさに――悪の口にしたとおりの存在(>>183)となったのだろうか?]

――なん、で……!!

[――で、あるわけはなかった。

指環はあくまで次元門展開の鍵。術式発動については、補助でしかない。

そらで術式を練れば、発動できないこともないのだが――]

(333) 2014/05/22(Thu) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

……、ベネット……?

[声は、聴こえる。癒しも、感じる]

とうさんも……、……、

[それでも――……白の呪いは解けず、閉ざされた三識は戻らず]

……どこ……?

["悪"の闇が濃過ぎて――ほかが、視えない]

(337) 2014/05/22(Thu) 23時半頃

【人】 双生児 ホリー

魔法式構築≪ファンクション・コーディング≫――……、

[闇のなか。一挙に増えた声に、混乱しながら。

指環の機能を失って尚、初歩的な魔法式を"そら"で組んだ]

――……光の矢≪ライト・アロー≫

(345) 2014/05/23(Fri) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

あっ……!?

[とん、と。押し出され(>>345)て]

……、あ……ベネット……?

[手に、触れた感触。優しい言葉。組んだ光矢は、失せ消えて]

……ごめん、ね。
また……迷惑、かけちゃって……、

(350) 2014/05/23(Fri) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

[――"悪"の言葉(>>317)は、一面において正しい。

確かに――確かに、愛≪l≫oveは、人を弱くする。

死神がただの少女となり、伝説さえもただの父親となる。

それでも――……それが輝くときも、いつかはあるのだろうか]

(354) 2014/05/23(Fri) 00時頃

【人】 双生児 ホリー

――……、来させたのは、どこの誰よ……、

[がり、と。"悪"の声に、噛み締めた奥歯が砕ける]

(365) 2014/05/23(Fri) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

――……ケルベロス。
戻って、降ろして――って、言ったら、聞いてくれる?

[駆ける背の上で、囁く]

……目がね、見えないの。
だから、せめて、声が聴こえるところまで……、

ベネットと、とうさんと……大事なひとが、二人、あそこにいるの。

(368) 2014/05/23(Fri) 00時半頃

【人】 双生児 ホリー

……ええ、充分。ありがとう。

[ここなら――闇が、少しは視える。

忠犬を騙したことに、心は痛んだが――、]

――……ごめんね、ケルベロス。
ただ待つだけの女には、なりたくないの。

[絶望(>>360)のなかでも、意地だけを張って]

――光の矢≪ライト・アロー≫!!

[弱弱しい、細い光矢が、闇に向かって翔んだ]

(376) 2014/05/23(Fri) 01時頃

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