266 冷たい校舎村7
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はー……
[ ───ジュッ、と燃える音がする。
紫煙は闇に呑まれていくようだった。 上がっていく煙の中には、何が見えるだろうか。 不安がもくもくと広がっている、俺だけじゃなく、 集まっていたクラスメイトたちにも、きっと。
マッチ売りの少女のようにしあわせな何かが、 見えたらよかったのに、なんて独り言ちた。 ]**
(349) 2019/06/11(Tue) 00時半頃
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………… ちょっとね。
[広がってしまった気まずい沈黙の末、>>290 イロハは蚊の鳴くような小さな声でそう言った。 悪意のカケラもなさそうな声が胸を引っかくが、 イロハはそれ以上何かを言うことを選ばなかった。
それから一歩踏み出したところで、 宮古の姿を見つけたのだったか。 浮かない顔も小さないらえもなかったかのように、 朝ぶり、という(イロハ視点では)いっぷう変わった挨拶をしたのだった]
(350) 2019/06/11(Tue) 00時半頃
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―― ・ ――
[曖昧な相槌が返るので、>>88>>89 あんまり好きな話題でもないか、と思っていたところで ふと、頷きが止まって、俺はぱちりと瞬きした。
ひとりいるんだね。>>91 そういわれて、ああ、と少し言葉を詰まらせた。]
ひとりくらい、いるもんだろ。 いた、の方が正しいけど。
[そんな煙に巻くような言葉を吐いて 俺もにっと笑う。
――そのとき、教師が入ってきたから、 いつか、みたいに会話はお開きになってしまって]
(351) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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──美術室前──
それは、否定はできないけど。
[ はじまりはそうだった。 学校で唯一、私の上に立つ人。
努力を見せずに涼しい顔で 恋人としてもスマートで ]
完璧だった。高本くんは完璧だった。 おおよそ欠点なんて見つからなかった。
(352) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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それが少し、遠いと思ってた。
(353) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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恋人? ……いや。 生まれたら最初に出会う人。
(354) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[ 恋人になればもっと彼に近付けると思った。 実際は、彼との距離を知るばかりだった。
それでも私は 彼に夢中だったのだけど ]
(355) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[だから、ふいに零したそれだって、 喧騒に消えてしまっただろう*]
(356) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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煙草?どうして……────
[ 委員長に似つかないものと 自分で付けたとは思えない位置。
消えることのない痛々しい跡に 手を伸ばして途中でやめる。 ]
(357) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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……うん。 知らなかった。こんな高本くん。
(358) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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だけどね、私知ってる。
高本くんは完璧な恋人だったけど、 私のこと別に好きじゃなかったでしょ?
見えてる高本くんが全部だって思うほど 私は馬鹿じゃないよ。
(359) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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……今見えてる高本くんが 一番人間っぽい
(360) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[ 私は所詮飾りにもならない恋人だったのだろう。
恋人でいた時は決してこんな一面を 見せてはもらえなかったのだから。
一度止めた手をもう一度、 鎖骨近くの跡に伸ばす ]
…………誰にやられたの? **
(361) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[情報拡散、の、後人数確認。 11人で間違いなさそうだ、とわかった後、>>293 宮古はなぜかやった〜、と言って、 ぴょこん、と飛び跳ねた。>>323 なんとなく、小動物じみたしぐさだなぁと思う]
ルリちゃんの勝ちか。 おー、そりゃあおめでとうじゃん。 けっこうぴったり? まああの雪だったもんねぇ。
[見るからに嬉しそうだったので拍手しておいた。>>324
もし自分が賭けの場にいたら? どうだろう、10人じゃ少ないかなって思ってたかな]
(362) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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――体育館にて――
それなあ。なんでだろうな。 出し物がお化け屋敷だったから……? ……食料なー。 あらかじめ節約しなきゃいけねえのかねえ。 結構男いるけど大丈夫かな。
[勉強しなくていいのはいい>>342、とか、 食料の心配>>343、とか、真面目だけれど、 俺たちの会話はやっぱり男子高校生のそれだった。
合流した柊と轟木と紫苑の不思議な組み合わせで 体育館に向かう。 轟木と柊の言葉を小耳に挟みながら>>344>>321 俺は食い千切られた首を見ていた。]
(363) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[ゾンビ。もしくはけだものの食い痕。 何のためにこんなことをするのだろう、と考えて 見つからない答えに頭が痛くなり、首をわずかに振る。
(364) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[轟木にライターを投げ渡せば、 あいつは感触だけで何かわかったらしく にぃ、と笑ってそれをしまう。]
まじ。そりゃよかった。 また後で。
[簡単に出てきた「また後で」、が、今は嬉しい。>>345
希望か、ただの火か、それは俺にはわからないけれど こういう「いつもどおり」のやりとりは 少なくとも、俺にとっての希望ではあった。
笑って轟木を見送る。]
(365) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[柊に行き先を尋ねると、 どこに行こうか悩んでから、購買か食堂、と言葉が返る。 あー、なら、と俺は首をかしげて]
いくつか見繕ってきたほうがいいかも。 俺もそだけど、他のやつも食べるだろうし。 紫苑に任せるけどさ。
じゃ、紫苑もまた後で。
[俺はそういって、去り行く紫苑を見送った。>>322 そうして体育館に一人、一度立ち止まる。*]
(366) 2019/06/11(Tue) 01時頃
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[夢幻病棟のお話。 懐かしいよねやっぱり、とうんうん頷き返す。>>325 イロハたちがつくった患者服を着ていた少女も被験者で、だけどそれを周りは隠してて、 ぬいぐるみは病棟に来る前からの宝物かな、と、 つらつら空想した日もまた懐かしい]
だといいけどさ。 学校もなんかいつもと違うし、 そのうち学校が病院に……! は勘弁してほしいなあ。
[これは届くかどうかわからないちょっとしたお願いだ。 ともあれ今のところは学校は学校のままで、 保健室も保健室としてのかたちを保っていた]
(367) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[保健室の扉が開けられる。>>326 イロハが辺りを見回している間に宮古は一点を目指す。慌ててついていく]
重くない?
[なんて言いながらイロハも毛布を両手いっぱいに抱える。 ベッドの数を数えるのは蛭野に任せることにした。内心で]
……はは、まあ、クラスのみんな……じゃないけどまぁ、大勢で? 寝泊まりできるのは悪くないかもね?
[家は、今となっては少し、きゅうくつな箱庭のようだ。 というのも相まって、正直心が弾まないこともない……のだけれど]
でも、いつかは、帰らないと。
[そんなことを小声でこぼしていたのはほとんど無意識のうちだった*]
(368) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[――少しだけ昔の話をしよう。 イロハの“お母さん”になったひとと、 イロハを生んだ“ママ”の話だ]
(369) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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―― 幕間/あるふたりの話 ――
[景色を四角く切り取った画像の中心で、 王子様みたいな服の少女と、お姫様が来ているみたいなドレス姿の少女が、 笑顔でピースサインを決めている。 王子様服の少女の男装はとっても似合っている。
……高校最後の文化祭のワンシーン。 出し物である演劇で着た服装で写真を撮ったもの。
きっとこの時ふたりは、幸せの只中にいた]
(370) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[ふたりは仲冬高校に入ってから知り合い、親友と言える間柄になった。 だけど、王子様役の少女は、一緒の時間を過ごしていくうちに、 少しずつ、親友に、それ以上の思いを抱くようになっていた。
……おとこのこ並の身長に、茶色のショートカット。 いくら男装が似合う程度に男っぽい出で立ちであっても中身は女だ。 女が女を好きになるなんておかしいと思いながら、 感情の方はどうにもならなかった。 それを、ひた隠しにしていた。
だがとうとう、文化祭の打ち上げの後に、想いを告げてしまった。 冗談と受け取ってもらえればそれでよかった。
返事は思いがけないものだった。 抱いていた道ならぬ思いは、相手に受け入れられたのだ]
(371) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[思いが通じ合ったところで、 しかし、いつまでも一緒にいられるわけではない。
ふたりは別々の大学に行くことが決まっていたし、 そもそも――、人並みの幸せを望むなら、 一緒にいるべきではないことも、分かっていた。
ふたりは恋い慕い合う関係をひみつにしたまま、 残り少ない高校生活を過ごし、 やがて別々の道を歩んだ。 お互いの幸せをいつまでも祈りながら]
(372) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[王子様役の少女は大学を卒業した後、 念願かなってファッションデザイナーの職に就いた。 数年後には立派なキャリアウーマンになった。 お姫様役の少女は大学を卒業した後、結婚して一児の母となった。 やがて夫との不和から離婚して、ひとりで娘を育てるようになった。
別々の道を歩んだ後も、ときどき二人きりで会った。 表向きは親友同士、ホントのところは元ひみつの恋人同士。 仕事のこと、育児や家事のこと、話題は絶えなかった。時には高校時代の話もした。
劇の中の王子様とお姫様のようには結ばれなかったけれど、 切れない糸はあった]
(373) 2019/06/11(Tue) 01時半頃
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[なのに、待ち受けていたのは、悲劇じみた幕切れだった。
王子様役の少女――いや、女にとっての姫。 彼女は死んだ。事故であっけなく。 保育園に預けていた娘を迎えに行く途中、だったという]
「もし、……わたしに何かあったら彩華のこと、よろしくね」 「わかった」
[念のため、という前置き付きで生前かわされた約束にしたがって、 まだ物心つく前の彼女の子供を引き取った。 こうしてただの他人同士が母娘になった]
(374) 2019/06/11(Tue) 02時頃
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[やがて時は流れ―――灰谷彩華はすくすく成長した。 正しく成長した。 正しく――亡き母の血を受けついで、彼女とほぼそっくりに**]
(375) 2019/06/11(Tue) 02時頃
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──現在:1階──
[ ”見守られているだけだと気が楽”>>341
──と、灰谷彩華は言って、 それは僕には理解しがたい感覚でもあった。]
見守られているだけ。 相手が自分に何を求めてるかもわからないなんて、 ……かえって不安になりそうだな。
[ 僕は正直な感想を述べながら歩いた。
できれば、ご要望はわかりやすいほうがいい。 さらにいえば、言葉にしてくれたほうがいい。 座って。動かないで。静かにして。笑って。
……なんでもない。 僕らの感覚に隔たりがあるのはいつものことだ。]
(376) 2019/06/11(Tue) 02時頃
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[ やりすぎ。>>341と咎められて、 多分、僕はやや面食らった顔をして──、 それから、そうだよねというふうに、 情けない笑みを浮かべたんだと思うけど。]
でも、悪くはなかったでしょう。
[ 君は知っているかもしれないけれど、 僕はやや無自覚に自己評価が高いので、 幸い、あまりしょげることもなく切り返す。]
(377) 2019/06/11(Tue) 02時頃
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……そっか。
[ ──と、僕は呟いたのだ。
灰谷彩華の返答は明らかに、 母親との間に何かがあった。少しであれど。 という内容だったものだから。
自分から何かあったのかと聞いておいて、 あまり褒められた返事ではない気がするが、
そのときの僕には、それをうまく引き出す術も、 それ以上を聞いたところで、何か声をかけることも、 到底、うまくやれるとは思えなかった。ので、
進行方向に現れた人物に安堵の息を吐く。*]
(378) 2019/06/11(Tue) 02時頃
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