158 Anotherday for "wolves"
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[噫。]
[でも。]
――― いい夢をみられるなら。
悪いゆめを見なくて済むなら、 …… 変われた方が
変わった方が、いいのかもね。
(「……本当に?」) (『……ボクとの(わたしとの) 思い出よりも。それは、いいこと?』)
(それは本当に。 『わたしたち』?)
(333) 2015/05/12(Tue) 17時半頃
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…… っ、
[眩む。
ひびいた聲に、頭がふらり。 揺れる感覚をして、眉間に皺寄せ。 頭を抑えるも、 ひとつまたたきの間。]
[何か、大事なことを思い出しそうで。 ――― 忘れたまま。 ]
…… わからないよ。
(いいも。) (悪いも。)
(334) 2015/05/12(Tue) 17時半頃
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― 診療所にて ―
[注文がないとほっとするときもあると そんな事を言いながら室内を見渡す青年の 好奇心を咎めることはなく、そうさせておく。 手首の赤い石も、見られて困るものではない。>>291]
[夕方の風に震えるカーテン。 斜光差し込み、仄かに赤く、 それから青く 染まっていく室内。]
……どうだろう。 あの堅物、何でもかんでも抱え込んで、 自分ひとりで何とかしようとする御仁だから、 或いはそうかもしれないな。
(335) 2015/05/12(Tue) 17時半頃
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[馬鹿がこの村にいたとしても、 いなかったとしても、 族長はこれは人狼族の大事ぞと――そう言って 自分から手を汚しにいくやもしれない。 何を手がかりにして探すのかは、知らないが。
ヴェスパタインの顔を思い浮かべて、 グレッグの苦笑と共に、此方も小さく息を吐いた。]
[薬を塗布している時ちょっと身構えたのを察して 小さく、肩を竦めてみせた。>>294]
(336) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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言わないでじゃありません。 わかったなら宜しい。
……ふうん? ああ、傷つけたりもするからね…。
[仮にも人狼、爪が誰かを傷つけることもあろうと 引っ掛けたりすると危ないから、と言われれば そうか、と頷いて、働き者の手をとり爪を整える]
お気に召したなら幸い。 ……あー、丁度だね。
[つき返されてしまった配送代を 何か言いたげに見たが 大人しく納めて、 続いた言葉に、ぱちりと瞬きを一つ。]
(337) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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飲めるが……。 [昔の事をちらりと思い出して、――消そうとして]
っ。 …………ありがとう。
( ―― 酒場に行ったら、また ) ( ……噫、駄目だ。 )
[ 耳を打つのは元友の「どうして」と 」 [ ――あの日の少女の 幼い問いの数々>>289]
[幸せを奪っておいてのうのうとまた現れようだなんて ――酷く、図々しいじゃあないか。
皮肉屋の皮肉は己の心を一番深く抉る。 逃げるようにさっと窓の外に視線を転じれば 雲母のような闇がそこにあった。]
(338) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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どら、…外も大分暗いじゃあないか。 メアリーやルパートが心配するといけない 帰り道に気をつけてお帰り、グレッグ。
[若者からの言葉を突っぱねることはしないが それでも、少し性急に帰宅を促す。 それを悟られるのを、避けようとでもしたか]
……転ばないようにな。
[さっきグレッグがクラリッサに言っていた事を 真似するように言って口の端をゆがめた。 何はともあれ、 診療所の外までグレッグを見送っただろう*]
(339) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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…… 変わってみなきゃ、ねえ。
[呵。]
[普段はカレイドに返さぬ声を、 気紛れに吐き。
そのまま、宿に辿り着けば、 久々に 戸を押す。]
[カウンターに陣取って。 猫は主人が居たならば、
変わらぬ薄い笑みで、 手を ひらり 泳がせ。 ]
(340) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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来たよー、ルーおじさん とりあえず、そーだねえ。
まずは、エールを一杯。
[前に来た覚えがある時よりも。 人の姿が少ないのは、そりゃあそうか。
それでも特段気にすることなく、 革の鞄を足許に、乱雑に置いた。
それから、 中を見回す。]
(341) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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[見渡して、一点。] [>>322赤毛が見えた。]
[猫は、目を細める。] [嫌いなわけじゃあない。
ただ。すこうし、 (いや。…それなり、にかもねえ) 纏う気が苦手なだけだ。]
[幾度か、酒場でも見た事がある。 武勇を。武功を。
冗談めかしく、幾分大仰な肴にして。 語っていた時に、ちらり。見掛けて。
その度に視線は泳げど、 声はちいさくなっていたのを覚えている。]
(342) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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[渡鴉が猫を知らぬように。 猫もまた、渡鴉を良く知らない。
傍に居るベネにも ちら と、蒼を添わせながら。
まさか、さっきのくしゃみの原因が 偶々か必然か。
本当にワタシのことが話されてるとは (よもや、渡鴉に)思わないから。
椅子に腰かけたまま、 ちらり。 見つめていれば。 二人に、気付かれることはあっただろうか。 *]
(343) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 18時頃
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[グレッグの背を見送った後。 見上げても柄杓の姿は無く ふと、地に視線を落とす。]
[宵闇の蒼に深く沈むようにして 診療所の脇に在る花は 今はそっと 黄色い花弁を閉ざして夜風に吹かれている。]
[若い頃を思い出せば、目を閉じて]
(344) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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(「あいつのことで不安だって? じゃあさ、キャサリン」)
(「……一息に吹いてごらん、 ――種が全部飛べば叶うだろうさ、」)
[夜には咲かぬ筈の”別離”の花。]
[時折、村医者が命を救えなかったひとの 墓場に添えられていることがある。]
[それがなぜか、今宵はひとつ咲いたままだった。
その一輪だけを手折り、家に戻ると、 花屋から貰ったマーガレットのうち2本をとる。 枯れぬよう濡れた綿で茎を包み 小さな花束にしてから そっと診療所を出た。 足は墓場へと向く**]
(345) 2015/05/12(Tue) 18時頃
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Nearer, my God, to Thee, Nearer, my God, to Thee,Nearer to Thee
[ わが神よあなたのおそばに、あなたのおそばに ]
―― 願わくは。願わくは。
[ 死者を天へと希う うたは 闇の中へと 繰り返し
たなびくオーロラのように波を描いて宇へ消える。
わたしの母も メアリーのお母さんも 別け隔てなんて必要ない。
こどもは皆、おかあさんが好きなのだから ** ]
(346) 2015/05/12(Tue) 18時半頃
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―診療所― [赤から青へ、色の変わっていく室内。 色が変わると人の表情もまた変わってみえる。 >>335この時のスティーブンは、どんな表情だったか。 あまり表情を、変えない人だから。]
…人狼族のために?
[犯人はこれから探されるのだろう、そんな予感はあった。 族長は、そういう人だ。 >>336小さな吐息に、思わずそう訊いてしまったが、 それには応えはあったのか。]
(347) 2015/05/12(Tue) 19時半頃
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……うん。 そういうのはさ、 できるだけ避けときたいよね。
[短く、綺麗に研がれた爪は縁を撫でても 引っかからなくて心地がいい。 つき返すことになった治療費に >>337何か言いたげな顔は確認できたが、 他に手持ちがなかったので我慢してもらうしかない。 文句も言わずに爪まで切ってくれたことには、 本当に感謝をしているのだから。]
(348) 2015/05/12(Tue) 19時半頃
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[酒場の件に関しては、少しだけ返事を待って。 >>338お礼は言われたけれども明確は返答はない。]
―――………、
[>>339こちらが言葉を発する前に帰ることを促されて。 うん、と頷くと見送ってくれるらしき医者の後について 診療所の入口へと向かう。]
あー…、ありがとね。 えっと…、ん、
[言おうとしたことを察知されたのか >>339先程クラリッサをからかった言葉を口真似されて。 手の甲で口許を押さえて笑う。]
(349) 2015/05/12(Tue) 19時半頃
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……転びませんっ。
[>>210彼女の、先程の答えを似せて返事をしてみせて。 だから、多分、バチが当たったのだ。 スティーブンを見ながら後ずさるように出たからか、 入口の出っ張りに足を引っ掛けて見事につまずいてしまった。*]
(350) 2015/05/12(Tue) 19時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 19時半頃
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[仄かな甘みがふわと口腔に広がる。 苦味も癖もない、ベネットにとっては飲みやすい酒。 空っぽの胃にじわりとしみるアルコール。 ちびりともう一口分運ぶと、ほとんど量の変わらぬグラスを置いた。
違うことが多いのに、本の趣味はぴたりとあうようで おすすめの本を紹介すれば見事に読破済み。 驚きながらも、この本のこの一節が好きだとか話が弾み こうして時間をみつけては話す、友と呼べる間柄となり。 そう、ドナルドの未だ読まぬ本をすすめたいと思い 寝る時間を惜しんで読書に勤しんだ時期もあった。
ドナルドの言葉>>316を聞き、アルカイドを思い浮かべ]
さっきドナルドが呼んだみたいに猫っぽいところがあるから 猫みたいな気まぐれが重なっただけ、とか。 まあ何度も重なるなら気になるか。 ――…なんだろうね、今度会ったらきいてみようか?
(351) 2015/05/12(Tue) 20時頃
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[時期の話をドナルドから改めてきけば、「ああ」と納得の声を漏らした。 丁度自分も末の妹の事で慌しくあった時期。 ドナルドの姿が見えない事に気付くは遅れて、 戻ってすぐに「ひとこと言って欲しかった」と本音を零したりもして。
知りたい、というドナルド>>322に、はた、と瞬く。]
不思議なコだよね。 気になるのも分かる気がする、…… って、え、……へえええ、そうなんだ。 ドナルドってああいう顔立ちが好みだったのか。 中性的だし、端整だし、うん、わからなくもない、けど。 ふううん、そう、だったのか。
[彼の浮いた話は聞き覚えがなかったから 意外そうな、驚いたような、様々な色の滲む声が零れる。 ニヤリと上がる口の端からは本気か冗談かうかがいしれない。 じぃ、と見定めるように黒い双眸が片目を見詰める。]
(352) 2015/05/12(Tue) 20時頃
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[――と。 話すうち、聞こえてきたのは件のアルカイドの声>>341で。]
噂をすれば――…
[独り言ちるように呟き視線めぐらせれば カウンターに陣取るアルカイドの蒼>>343に黒がかち合う。]
やあ、さっきぶりだね。 ……あ、前読んでた本の続編、入荷したよ。
[少しずつ増えてゆく星に関する本の一冊、 タイトルを告げて相変わらず常と変わらぬ響きを向けた。*]
(353) 2015/05/12(Tue) 20時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 20時頃
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[>>301ある意味最高に挙動不審の状態で歩いていると、 後ろから声をかけられてびくっと肩を揺らした。 獣は嬉しそうに軽く吠えて返事をし、尾を揺らした。]
お、おう。 サイラス、今時間あるか。
[辺りをちらりと見回す、他に知り合いは、居なさそうだ。 神妙な顔のまま声を潜ませて表情を伺う。]
相談したいことが、あるんだ。
[サイラスはよくマーゴと一緒に居るから、 多分戦力としては十分なはずだと信じて。**]
(354) 2015/05/12(Tue) 20時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 20時頃
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[夜深のなかでは、わたしのほうが目が利く筈だけれど 唄っていたから、先に気付けたかはわからない。
こつり、こつり、アル程ではないけれど硬めの靴音が 所々の床石と、合間の土と雑草で不規則に鳴るけれど わたしはまだ母の思い出の中にのまれていて どこかぼんやりとしたまま 音へ振り向く]
こんな夜更けに、お墓参りですか? …せんせい。
[余程わたしのほうがこの場にそぐわないということは すっぽりあたまから抜けている。
暗闇の中で黒髪と濃色のワンピースをふわりと揺らし 輪郭は背後に 融けて]
(355) 2015/05/12(Tue) 20時頃
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せんせいも知っているの? ここが、メアリーのおかあさまの…。
[メアリーが診療所の先生を好きでないというのは知っているけれど、母の死を彼のせいだと思っていることまでは知らない。 それは彼が私のかかっている先生だからか、 彼女が過去の疵を言いふらすような子でないからか。
ルパートさんと先生の距離も、元の様子を知らないわたしは 違和を掬うことはできずに 彼と、この中に眠る”母”との繋がりは希薄なままだった。
カサリ、 鳴る紙の音。]
花束ですか? ……信頼の、花。
[香りまでは届かないけれど、小さく手を差し出してみた。]
(356) 2015/05/12(Tue) 20時頃
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[後ろ姿に声をかければ、相手は肩をびくりと揺らした>>354。 挨拶を落とした黒い獣からは、嬉しそうな吠え声ひとつと揺れる尾が返ってくる。 それに蒼の双眸を細めながら、飼い主とその兄さんとの反応の違いに、薄い笑みを唇に描いた]
相談? どうしたんだ、改まって。 構わんが、俺が役に立てる保証はねぇぜ。ま、それで良かったら、いくらでも聞くさ。
[神妙なジョスランから発された言葉に。 きょとと目を瞠目させ、のちに真顔でジョスランを見返し、そうして肩を竦ませながら頷いてやる。
歳も近いせいか、いつしか気安い間柄となった相手の神妙な顔つきに、いやに真面目な返答を投げていた。 まさかその内容が、夕方頃に聞いた花摘みにまつわることだとは思いもせずに]
(357) 2015/05/12(Tue) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 21時頃
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[ぱちり。]
[アクアマリンと、 オブシディアンの二色が衝する。>>353
噂に導かれたか 否か 猫には その言の葉の風は、 届かなかったが。
『あ』 と 短い音をあげて、 柔らかい色にブルーを和らげた。]
やあ、ベネ。さっきぶり〜。
きみも、
…きみたちも、飲みにきてたんだねえ。 寄り道かい?
(358) 2015/05/12(Tue) 21時頃
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[一度、小屋へ戻っていた ワタシよりも早いから。
そんなことを、なんとなく推測しながら 集会所の この村の 今取巻く空気を吹き飛ばすように、 軽快にわらって。
ちら。 赤毛を一瞬みてから、 息を吸う間のあと。 『きみたち』と、言い直して。
告げられた入荷情報に、耳を傾ける。]
(359) 2015/05/12(Tue) 21時頃
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[常と、なんら変わらぬ。 ちょっとしたおはなしだ。
ここだけの頁を切り抜けば、 まるで。ざわつきなんて、嘘かのように。]
[覚えのある題が、頭のなかで結びつくまでしばし。 ぴこん。頭の上に感嘆符があがるように、 すこし、目がおおきくなり。
宝石の輝きが、すこしばかり増した。]
おっ、ほんと?
じゃあ、どうしようかなあ〜。 明日にでも、早速買いにいこうかしら。 つづき、気になってたんだよねえ。
(360) 2015/05/12(Tue) 21時半頃
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[へへ。 ちょっと嬉しそうにしながら、もう一度。 心持ち、赤に意識を傾けながら観察する。
やっぱり、猫は渡鴉のことを 詳しくしらないけれども。 まじまじ。 見つめて ]
なんだか、 ちょっと不思議な組み合わせだねえ。
[なあんて。 それを覆い隠すように、 けれど、思ったとおりをそのまま述べる。 なんとなく親しそうではあるのは 偶に見掛けたりして、感じていたけれど。
ふたりが友達なんてことまでは、 そう詳しいわけじゃあないから、 笑みに撒いて、ぽつり落とす。]
(361) 2015/05/12(Tue) 21時半頃
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[表面では、 とくに苦手を顔に出さないけれど。 誰にでも馴れ馴れしい普段の猫とは違い。
よく、構ってもらっているべネから見れば
渡鴉に対しては、 未知や外敵に警戒する猫のよな。
すこし、線を引いたような余所余所しさが 感じ取ることが出来たかもしれない。 *]
(362) 2015/05/12(Tue) 21時半頃
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