212 冷たい校舎村(突)
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[ "相当伸ばしてたんですね" なんて声が振ってきて、 返せたのは、きっと苦笑だ。
そんなスマートじゃあないやりとりの途中でも、 はら、はら と。 伸ばしっぱなしだったカーテンが無くなっていく。 明るい光が、眩しい。 ]
(320) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ はっきり見えるようになった 自分の顔を 物珍しげに眺めていたのも直ぐのこと。 美容院から出てきた古辺通の格好は、 学生には少し遠いもので、要はスーツだった。
どうして、って 今日は両親の命日 だったから。
見やすくなった景色の向こう、 伯父と伯母に駆け寄れば、 両親の居場所は もうすぐ先。 ]
(321) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ ……"姉さん"も、当然其処にいて、 ]
(322) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ ―― 線香の煙の中で祈っていても、 きっと心は両親しか想っていなかった。 …やっぱり、 あの世界で呪いを少し断ち切れても。 だからって呪いをかけてきた本人が 多少なりとも好きになるかと言えば、 そんなことは 無かったんだ。
…でも、さ。 ]
(323) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ これから先は、少し違ってくるかも知れない。 …なんて思ってしまうのは、 甘くなってしまったんだろうか。 少なくとも今は大嫌いなままで、 数年間外を教えてくれなかったことを恨んでいるし、 同じ墓に入ることなんて、出来れば御免被りたい。 ただ、それでも
…あのときあなたはこうだったんですか って 正解の見つからない絵都さんの気持ちの答えを 考えるくらいの、余裕は 出てくるかも知れない。 ]
(324) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ あ、絵都さん。 だからってこっちまでくるのはやめてね。 だって、もしものはなしだから。
だからどうか、 せめて、向こうの世界では、 あんな痩せた身体でいないでください。 愛されすぎた弟からのお願い。 ]
(325) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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「 ―― 通、行くわよ? 」
[ 伯母が声をかけてくるから、 死者へのお話は、これでおしまい。
はあい って ゆるぅい声でお返事をしてから、 墓場の砂利道を歩もう。
…絵都さんと、通の世界の話は、 伯父も伯母も、知らぬこと。 ]
(326) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ 拝啓、どなたか知らない人。 何十人に一人か、何百人に一人か、 そんな数字に入ってしまう悩みを持っているかどうか、 話を振っておいて、なんですが。 生憎俺は、知りません。
俺も俺自身の"いままで"が、 どれだけの確率でありそうなものなのか、 実のところ、分かりません。 昔は気になってたんだけどね。…ほんとだって。
でも、それでいいんじゃないかなあ って 今はそんな気持ちでいます。 ]
(327) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ ちょっと地獄で待ってそうな人が居るので そう簡単には死ねない…なんてことは 置いておこう。
数字に収まらない みんな、がいて、 かみさまじゃあない ともだち がいるから、 どうにかやっていけそうだって、そんな気持ち。
…俺を 俺たらしめてくれるものは きっとこれから 変わっていくでしょう。 ]
(328) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ *以上、古辺通 より* ]
(329) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ ―― うん そうそう すっきりした気持ちでいるところで。 ちょっとだけ、寄り道しようか。
伯父伯母と別れて、ある住宅街の中を 飄々と歩く黒スーツ ひとり って調子に。 ]
(330) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ なんだかちょっと可笑しいなあ …って あるじゃん。 ほら、絵都さんが死ぬ前みたいな、そういう。
文明の利器片手に、要は歩きスマホをして。 ( 大和は大目に見てください。 ) タップした先は、ひゃくとーばん。 …ええと、容疑者 は。 いるまなんとかさん?で、いいの? 知れたのは他のともだちのお陰だったのか、 他の理由なのか、それは今はどうでもいいよね。
そんな通報が通じたかな、どうかな。 通じたら良いよね。 ついさっき 死者とこんにちはしてきたから どうかろくでなしに呪いが移ると良いよ。 ]
(331) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ ともだちを救うために、 俺は地獄の底まで行く男だからね* ]
(332) mayam 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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─ いつかの未来で ─
[紙に向かい、シャーペンをさらさらと滑らせます。
挨拶から始まって、近況報告に、軽い雑談。 いつも通りの、お決まりのやり取り。 けれど、何度繰り返しても飽きるという事はありません。
"自分"の事を書くのは、未だに少し下手なまま。 筆を止め、悩む時間でさえ、 読んでくれる"彼女"の事を思えば、心躍るもので。
小さい頃とは違う、読みやすい文字で "大和蝶美"としての言葉を、綴ってゆくのです]
(333) めのこ 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[己の出自の事も、彼女に話したでしょうか。 きっと、触り程度でしょうが 自分の悩みの欠片を渡して、共有してもらえば 幾らか、心も慰められた事でしょう。
それだけでなく 彼>>318との相談会も、細々、続いていましたから。 悩みなんて、もうすっかり 青春の傷跡の一つとして、心に刻まれるばかりで。 ……物理的な傷も、薄っすら残ってしまいましたが。
まあ、何にせよ。 そうして私は、冷たい校舎を遠ざけるのです]
(334) めのこ 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[何も言わず、死を選ぼうとしたかつての級友を 私はきっと、忘れる事はありません。
あの日覚えた口惜しさも、 あの日伸ばせなかったてのひらの事も。 病室で見た、いつも通りの笑顔だって。
…………私は一生、忘れはしないでしょう]
(335) めのこ 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[──── 長い髪が垂れて、さらりと机に落ちました。 私は慣れた仕草でそれを耳にかけ、 書き終えた便箋を可愛らしい封筒に入れるのです。
長い髪は、帽子でなく、青い髪飾りで留めましょう。 "これからも">>307。 彼女はそう、言ってくれましたから。
たった一つ、残った繋がりは こうして私の頭で、青くきらめいてくれています。
広がった距離は、きっともう、 まるで何事も無かったかの様に、塞がっている 筈]
(336) めのこ 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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― 宛名のある手紙 ―
[かくして、冷たい校舎の凍った時が動き出すとともに、 わたしは、――否、わたし達は日常に帰ってきた。
年の瀬は慌ただしく過ぎていったけれど、 参考書を広げて机に向かう合間に、 便箋を広げてわたしは手紙を書いた]
(337) Akatsuki-sm 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[手紙を出すついで、誰かを誘って出掛けるつもりで。 スマホを取り出し連絡を入れるのは、 前髪を切っただろう、"彼">>320に向けて]
(338) めのこ 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[さて、返事はどうだったでしょう。
願わくば、あの日病院で希望を抱いた様に
すっきりした視界の彼と、 黒い髪を揺らす私とで
視線を、笑みを 交わす事が出来れば、良いと思います*]
(339) めのこ 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ どこにでも連れてってやる と言った。
そんなの、ガキの戯言だって、 よくも知らない大人はそう言うかもしれないけど、 俺はさ、結構、本気だったよ。
どこにでも、連れてってやる。 どこか遠く、誰も知らないような場所まで。
俺はやっぱり、傷だらけの手をとって、 その 暗がり から、引きずりだそうとしたのだ。
声が聞こえた気がした。>>313
……手は、届いたんだろうか。はて。]
(340) nabe 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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どこにでも連れてってやる って、言ったじゃん
(341) nabe 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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── いつか どこか ──
[ とりあえず、まずは俺の家にでもくる?
って、かるうく 言おうとしたのは、 きっと、いつか自分が力をもらった、 誰かさん の、真似事で。俺は笑った。
だけど、結局、俺は俺だから、 すぐ、顔がさ、ぐしゃぐしゃに歪んで、 おかしいな、俺は、元気づける側だろうに。]
(342) nabe 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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逃げて、いいんだって もう、がんばんなくて、いいから どっか、遠くまで、連れてってやる
……入間、かえろう 手つないでたら、はぐれないから
[ 伸ばした手は、届いたんだろうか。 手は、握れた? 慈しむように、頭を撫ぜれた? 手を引いて、どこまでも、歩いていけただろうか。]
(343) nabe 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[ 届いたならば、いいなと思う。 誰かさんの通報も、この手も。
きちんと約束を守れたなら。 遠くへ連れ出してやる って笑って、 今はもう持ち歩いてない絆創膏をあげる。
誰も知らないくらい遠く なんて、 本当はなかったとしても、 逃げてもいいんだ と、知って。
それに、寂しいからね。 ”みんな”とは、ずっとつながっていよう。
そんな、”みんな”が、 きちんと笑える 明日 がありますように。*]
(344) nabe 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[学校に戻れるようになった時は、 そりゃ騒然としてたけど、 俺は結局、ずっとこう言い通してた]
「未確認飛行物体を見つけて写真に撮ろうとして、 屋上まで行ったのはいいけど、 フェンスが邪魔で越えたら、 うっかり強風に煽られて落っこちた」
[俺には苛められてた事実もないし、 思い悩んでいたような素振りもなかったし、 何より普段の行いからか、 その嘘があまり疑われることは無かった]
(345) rento24ss 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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(「感情が欲しかったから飛び降りた」 っつーよりも、よっぽど理解しやすい理由だろ?)
(346) rento24ss 2017/03/23(Thu) 23時半頃
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[俺の携帯は飛び降りた時に壊れたから、 あのメールも手元にはない。 アイツらが話さなけりゃ、バレる事はねェ。
そうして俺は「バカな奴」って評価を貰って、 “自殺未遂”という事実を“事故”にすり替えた]*
(347) rento24ss 2017/03/24(Fri) 00時頃
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― エピローグ ―
[時計をチラチラ見ながら、 慌ただしく鞄に必要なものを詰める。
俺のやりたい事・その1が叶う日が来た。
春休みに卒業旅行! しかもなんと海外に行ける事になった。
文化祭実行委員だった皆に連絡とって、 行けるヤツは全員集合!ってやつで。
数か月前の俺だったら、 考えられなかっただろうなァ。
みんなの輪の中に混じれないかもって、 バレた時がヤダなって思って、 卒業してそのままさよならだったかもしれない]
(348) rento24ss 2017/03/24(Fri) 00時頃
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[でもさァ。 入間が俺には想像も付かなかった事いうから。>>220
生きづらいなら、生きたいように生きればいい。 やらかしても何とかなるの精神で、って。
……入間、案外逞しいよなァ。 でもその言葉で俺も割と吹っ切れた。
俺がどんなでも否定しないって 言ってくれた、入間の言葉だったから。
あの時もらったコマドリのぬいぐるみはベッド脇。 そいつにニィと笑いかけた後、部屋を出る]
(349) rento24ss 2017/03/24(Fri) 00時頃
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