255 【ヤンストP村】private eye+Violine
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―薬屋―
[手提げ袋を持ったまま 向かった先輩のお店。本を閉じる姿に 様になっているなあなんて考えつつ、女は近づき。 求めるものがあることに喜び 手を叩いた>>238]
ほんと?よかったです。 あれ、上得意さんって言ってくれます?
[視線を追いかければなるほど。と納得した。 学生の姿には見知った顔もいる、よおと声をかけられれば 手を振って、こんにちはと勿論挨拶はするのだけど。 ハーブティーのハーブも花屋から 卸しているから 此方も先輩は上得意なんだけど]
(293) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
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そうそう。 店長がね、冬になるとどうしても花が減るからって 色々手を出そうとしているのもあるんですけど
[商品を受け取り、相談事を話せば 先輩は嫌がることなく答えてくれた。彼の口から出てくる ハーブの名前にあわてて、メモを取ろうと エプロンのポケットからメモ帳と ペンを出そうとして。 受け取った包みの重みがいつもと異なることに気付き。
――あれ、とぱちくり。あれ]
(294) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
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え、え…なんで?
[なんで、お店を畳むの。>>239>>240 そう口にした声は幼く、理解しきれないような。 いや、この街にすむかぎり、理解は出来る。
少し顰められた声、控えめな姿勢。 結婚とか栄転とか、そういうものじゃないのは分かる。 そう分かってしまうのは街の教育の賜物だ。 包みを持った手が震える、]
………嘘、ですよね?
(295) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
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[先輩。と慕った声がそう尋ねる。 最初の出会いはどこだっけ。 確かまだ前の店主>>16さんがいた頃だったろうか。 紙で手を怪我をして、それで絆創膏が欲しくて …それから、雑談をすることになって。>>187
先輩って呼び始め>>188
相談事をもちかけたり、構ってもらえるのが嬉しく 視線が下を向く、何か言わなきゃ 口は何度か、形をつくるけど
――何も言えず、代りに>>236>>237 お仕事用のメール音が、のどかなカエルの唄が鳴り]
(296) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
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あ、あ、えっとすみません ……
[そのときだったか。 薬屋に新しい来客があったのは>>251>>250 とある会社と絡みがある、など今の女は気づく事もない。 薬屋でよく会う、常連さんというのが現在のイメージだ。 言葉を交わした事もあるかもしれず
ただ、『用途』という声に息を詰まらせ]
(297) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
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っぬり薬!! …あ、ありがとうございましたっ…
[あるだけ>>253という声が聞こえていたのなら 思わず顔をひっぱたいていたかもしれない。けど、 その声を聞く前に耐えられず
足は店の外に。
走り出し、後ろを振り返らなかった。*]
(298) 2018/11/26(Mon) 20時半頃
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―― 遠い昔のお話 ――
[少女の持ち物は簡素なものだった。 >>276布製の手提げ袋が一つだけ。 あとは着の身着のままの身なりであり、 これぐらいの年齢の少女が一人で出歩くことも学校以外ではあまり考えられないことだった。
なによりも公園の隅で泣いているのだから尋常ならざる理由があるのだろう。 だからパンを与えて、頭を撫でて、それで泣き止んでくれると非常に助かると思ったのに、 それは自分の妄想でしかなく少女は泣きたいだけ泣き叫ぶ始末で自分は]
あ〜…………。
[口から煙草も吸っていないのに靄のようなものを吐き出したような感覚を受けながら空を仰ぎ見たのだった]
(299) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[少女が泣き止んだのは>>277それから暫くしてのことだった。 パン屋で焼きたてで買ったパンが冷えてしまう程度の時間。 自分は公園の隅で少女の頭を撫でていた。 通報されれば間違いなくお縄であったろうが通報されるべき自警団は自分である。 先輩に頭を殴られなかったことは助かったと言えよう。
そう、その少女の言葉は幼い子が口にするには重たいものだった。 恐らくは家族全員が『招集』されてしまったのだろう。 それは泣きたきもなるだろう、叫びたくもなるだろう。
ノッカと名乗った少女は自分と同じなのだ。 自分にはまだ父が居たが、アレは飲んだくれてもうダメだ。 早く『食用』ででも『招集』されはしないかと望んでいた]
(300) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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そうか……一人になっちゃったか。 自分と同じだな、自分にはまだ父がいるが……そうだな、 寂しいよな、悲しいよな。
自分もな、随分前に母さんや姉さんが行ってしまったんだよ。
[>>278急かしはしなかった。 語りたいだけ、喋りたいだけ、ノッカの速度で話させて、 話させては頭を撫でてやっていた。
そうしているとどうしてか懐かれたようで、自慢気に取り出した絵本を見て自分は今度は別の意味で空を仰ぎ見た]
(301) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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知ってる……自分はそのお話、好きなんだ。
[『エル・ドラード』 それは自分の目標の一つだから。 自分の希望の一つだから。 いつの日にか上級種のキングスを駆逐するために、例え御伽噺であったとしても希望は心の燃料として燃えてくれるのだ。
>>279ノッカが告げる絵本の内容。 登場人物はノッカの家族であることは驚きであったが、ノッカの母が作者ならそういうこともあるだろう。 頷きながら話を聞いて、最後に絵本を指さし、ノッカの眼を見つめながら告げた]
(302) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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その絵本、人に見せてはいけないよ。 禁書として集められて、焚書指定されている本なんだ。 自分が今見たことはヒミツにしてあげるから、 ノッカも気をつけてるようにね。
[人差し指を唇にあてて、そう告げた。
絵本を人に見せてはいけないと教えたのは自分だ。 それは同時に禁書指定の本をノッカが持っていることを知っているというヒミツを握る存在になったということでもある。 ノッカがそれに気づくかは関与しないことであるがして――]
何か困ったことがあったらいつでも自分に相談においで。 いつでも聞いてあげるからね。
[幼気な少女に、おにーさんがイイ人のように擦りこんだしまったのもこの時だろう*]
(303) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[ベーカー家は代々パン屋を営む人が多い。 父も、祖父も、その前の代もそうだった。 勿論兄だってそうだ。
美味しいパンを焼いて。 それを皆に食べてもらっって。 笑顔を見る事が幸せ。 それがベーカー家の生き方。
でも私は逆らった。 どうして逆らったかって。 それは父と母がいなくなったからだ。]
(304) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[兄は私にパンの焼き方を教えようとしたけど。 私はそれを拒絶して。
『お店はお兄ちゃんが継げばいいよ』 『私は看護師になるの』
突然看護師を目指した私を兄は応援してくれた。 罪悪感がなかったわけではない。 兄一人で店を切り盛りする事は大変だったはず。 きっと私の手伝いも欲しかったはずで。
それでも私は私の道を進んで欲しいって。 そう笑っていた。]
(305) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[そんな優しい兄が大好きだった。 大好きだった兄が愛した女がココアで。 兄の隣に誰かいるのは耐え難かったけど。 でも兄が選んだ人だから私も受け入れた。
なのに、なのに、なのに。
兄がいなくなっても笑って。 そして今度は兄の居場所を閉めるなんて。 それは許し難い愚行だ。
怒鳴りつけようと口を開きかけたその時。 肩を柔らかく叩かれた。 目の前には笑顔を称える顔。]
(306) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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お兄ちゃん、生きてるって、まだ信じてるんだ。
[人間は簡単に死ぬのに。 治療院にいれば人の死は身近だ。 兄は健康体だったからそれらの死から遠かったけど。]
……うん、そうだね。 きっと生きてるよね。
[でも会えないのならそれは死ぬ事と同じ。 それは言わなかったけど。 死別と離別とどう違うんだろう。 ずっと私の中で燻っている感情。]
(307) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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お店なら孤児院から誰か引き取ったらどうかな。 大きい子ならパンを焼ける子もいると思うし。
ピスティオに相談してみよ。
ここがなくなるのは私は嫌だよ。 だってここはお兄ちゃんの居場所だもん。
[孤児院なら多少は料理が出来る子もいるだろうか。 ピスティオに相談してみよう。 そうしたらきっといい子が見つかるかもしれない*]
(308) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2018/11/26(Mon) 21時頃
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[結局のところ、男は他の人間に関心がなかった。
生まれた時から与えられるだけの環境があり、 与えられたもので成長したのは自尊心。 父母が喜ぶ、親戚から期待される、――それらに満たされていた。 そこに中身がなくとも、プライドだけはふくよかに育ち、 ………そして折れる事となる。
「他人から必要とされる」 一見、身を削るような振る舞いも、 真に他人を思った行動ではなく、ただ肥大化したプライドを満たすため。 男のために喜んでほしいが、そこにあるのはやはり共感ではない。
結局のところ、男は他の人間にも伝統にも、関心等なかった。*]
(309) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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―三年前―
[正式に店主が変わって数日。 まだ業務をこなす、それだけに日々が回っていた頃、 自警団に渡していた毒薬が返ってきた。>>247 名乗られた名前は知っている。 あの日の英雄、そして副団長へと昇格を果たしたのだと、 店に来るおしゃべりな客が言っていた。]
……副団長がわざわざ。
[暇を揶揄するような嫌味ではなく、 渡した団員が返しに来ると思っていた故の言葉。>>245 言葉を選ぶような性格をしていないだけ。]
(310) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[感謝の言葉に、少し驚いた顔を緩める。]
俺は殆ど何もしていない。 でも、少しでも役に立ったんなら、 それでいい、十分だ。
[男が提供した毒薬より小麦粉が効いた事等知らず、>>246 したことと言えば素人に毛が生えた程度の処置が殆どだ。 だが、英雄…副団長がわざわざ来るのなら、 役に立った事は間違いない。 そして、彼の行動だけで、男の自尊心は満たされた。
そのやり取り以来、副団長――ソウスケは店の常連に名をつらねるようになる。 彼が求める薬は回転も早く、切らす類いの物ではないが、 閉店の可能性が高い関係上、今はやや品薄。 それまでの数日、余程もつだろうけど。*]
(311) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[届けた荷物を確認して受け取り印を貰い、 代わりに運ぶ荷がないかを訪ねて仕事はおしまい。
流れるような作業に遅延はないはずだった。 実際のところ何事もなく伝票を差し出したし、 なら会話を続ける必要などなかったのかもしれない。
けれど、それでも。 優しい声音がアドバイスを授けてくれたのなら、>>290 鳶色の双眸を細め、口端を緩めて言葉を綴る]
(312) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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俺、元気だけが取り柄なんで頑張ります。 っつーか、体壊したらやっぱ食用なんですかね?
[なんだか家畜みたいな気分だ、なんて。 言葉にせず飲み込めたのが僥倖というものだろう。
現実感はひしひしと背筋を遡り脳髄までを侵し、 寒気というにも奇妙な感覚が頬を引き攣るまでに至る。
何がそんなに怖いのかと自問すれば、 食用の未来よりも家族めいた存在との別れなのだから、 きっと己は歪んでいる──その自覚がある。
別れが辛い理由を、はっきり理解しているだけに]
(313) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[沈む思考に耽って現実を疎かにしていたのは数拍。 それでも素通りする腕>>291に不審すら抱かず、 肩に触れられ始めて認識し飛び上がる──
一歩どころか数歩下がって、呆然として。
そうして浮かべたのは誤魔化し笑い。 肩に触れた他人の掌の熱が今もまだ残ることに、 表情は強張ったままだから誤魔化しも強引で]
す、いませ……ちょっとボーっとして。 あの……自警団、ですか。 ありがとうございます……!
[礼と同時に頭を下げて、その誤魔化しさえも曖昧に。 そうして伝票を受け取る頃には笑顔を戻して、 深く頭を下げ、台車のロックを外して引く]
(314) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[中途半端にラフを描いたクロッキー帳を 閉じようとして 捲った数枚のうち、一枚で止まる。 孤児の娘を描いたものだ。>>112 作られた笑顔を浮かべて今日は何軒目だとか 幾つなのかと定型句を尋ねてくる娘たちは 会話を切り黙ってそのままで居ろと命じられる事で 人から人形という別の商品に 扱われた気分になることが多いのか けして、いい顔はしない。 または――、笑顔ではあるが内心は知れたもの
パピヨンには、態度を柔らかくしてやれと 何度も謂れはしたが、客はこっちだ。 少女とはいえ商売女に客が合わせる道理はない。]
(315) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[こうして“描いたまま”を見る限りでは 存外嫌な様子でもなく、 絵の中の少女は此処に居る。
モデルに見せてほしいと乞われて断る訳もない。 描き終わった後に好きなものを飲めと告げ 二杯程飲ませてやった少女に惜しむことはなく見せた。
ミラーボールの灯りを濃淡で再現した店内を背景に ソファにお行儀よく座った少女の姿。]
……何処かで描いた気がするんだよな。
[こうして集中的に絵を描くようになったのは三年前だが それ以前の古い作品もアトリエには展示している。
その中の一つに、農場の裏にあるラベンダー畑で 花見をしにきたひとつの家族>>50がランチを広げ 団欒をする一枚のキャンバスがあった。]
(316) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[ふと、食欲を誘う匂いが鼻腔に届いた。 カレーの香り>>200とパン屋の紙袋を手にした 大学の生徒がベンチに座って昼食をしている。 カレーパンだろうと察するは易い。 それにしても、平時に比べて 歪な林檎の兎を齧りながら>>163聞いた話――
パンの材料が化物に効く>>117とは驚きだが、 後輩が機嫌よく語ったのは あれだけの騒ぎとなっても 重症者が自分一人で食い止められた功績も あったのだろう、くらいにしか感じていなかった。
薬屋が提供した>>225毒物や劇薬より>>246 小麦粉がたまたま効いたのか何なのかまでは 対抗策の検証を知らないだけに>>118 分からないけれども。]
(317) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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[それにしても、突如の事でどうにもならなかったが うまく立ち回れてさえいれば 騒動は混乱を招かずに済んだだろうに。 少しばかり、立つ瀬がない。 意識不明の重体に陥っていたものだから 話は全て後から聞いたものではあったが “出荷”と被ってしまったせいか 名残惜しい最後の挨拶もろくに交わせず 離れ離れになった縁者達が多く出たらしい。
見舞いに来た他の同僚から聞いた話では パン屋の女房も別れが出来ずに>>74 離れ離れになる所で、 危うく猶予を貰えた>>92とも聞いているし 男が庇った幼い孤児を含む軽傷者を 治療する為に駆けつけた薬局の新たな店主は>>225 その日飛空艇で発ったサイラスを 見送る事も叶わなかった、だとか。>>226]
(318) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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助かります、ミナモトさん。 皆も喜ぶと思うんで──俺も安心できます
[乾いた唇で乾いた言葉を吐き出して、 歪んだ笑顔を貼り付けながらそう伝えて。
大人を前に逃げる子供のように、 台車を押す速度を早めてその場を去っていく。 背は、きっと、目に見えて震えていただろう*]
(319) 2018/11/26(Mon) 21時頃
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―商店街―
[大学にいかなければいけない。 そろそろ時間だ。取り置きしてもらったパンだってある。 分っているのに足は走るのを止めなかった。
――息が、切れ。かちかちと歯が震え]
(320) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
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[貧しいと―――――心は荒むという。
金銭に限った話ではない。 家族が居る家といない家には“貧しさ”がある。
今まで当然のように傍にあった存在が ぽっかりと穴を開け、満ちない空洞が生まれた。
新婚に浮かれて酒を飲む男の若造の隣に 婚約者の女が連れて行かれた侘しさを 酒で誤魔化す若造が座る事もある
酔っ払いの青年同士のいざこざを納める為に 仲裁で怪我を負うことなんて 自警団では日常茶飯事だった。]
(321) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
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………あっ
[並びの悪い石畳みの上で 縺れ、転んでしまう。その拍子に雑貨屋で買ったものが 割れてしまわないかと慌てたけど幸い 無事だったようだ。
手から離れた包みを掴み、 大丈夫、と親切な街の人に 声を掛けられる前に立ち上がれば、 道の端に足を向けた。]
(322) 2018/11/26(Mon) 21時半頃
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