171 獣[せんせい]と少女
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[大地に属する獣の能力で、多少の道のりの険しさを軽減できる山の奥。 少女に怪我をさせまいと、大切な大切な壊れ物を扱うかのようにその場所へ。 予想よりも時間をかけながら、そこへと向かった。
オイルランプの明かりと、岩の隙間の何処からか漏れてきた外光に照らされた静かな湖。 クラリッサが冷え切った水を掬う音が、暗がりに反響する。 足を滑らせたりなどしないようにと、少女の傍で。
この静かで、珍しい場所を。 綺麗、とクラリッサが感じたのなら、嬉しかった。]
(294) lalan 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[曖昧に微笑む少女の頬へ、硬く冷えた両手を伸ばした。 揺れる感情を抱いたその表情を逃すまいと、包み込む。]
……わたしは、しあわせものです。
大好きです、我が主。
[少女の優しさも想いも、すべてを喰らうと約束する。 その決意は、なんと幸福なのだろう。]
(295) lalan 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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『壊しただけじゃ…なかったんだな………』
[大地には草原が広がり 色とりどりの花が咲き誇る。 野イチゴのような木の実を啄む小鳥や のんびりと寝転がる動物もいたり。 雲の下、遠く彼方に見える木や街はどれもが小さく 澄み切った空気は、気持ちよく肺を満たして
そして……1000年前に中央に根差していた 林檎に似た形の、まあるい金色の実を沢山つけた大樹は 昔昔みたときよりも、一回りも二回りも大きくなっていて。
「 お か え り 」
と言ってくれているような。 そんな、気がした。]
(296) kaomozi 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[吹き抜ける風が、 林檎を更に甘くしたような良い香りと 周囲の花の香りを一緒に運ぶ中。
人の姿に戻れば流れた涙もそのままに 屈んで、コリンをぎゅうと抱きしめて。 精一杯の笑顔で、感謝と、愛情を伝えよう。]
………ありがとう。ありがとう、コリン…!! 一緒に来てくれて。来ようって言ってくれて。
ここが俺の故郷……いい、ところだろう…? 雷の実も無事だし…二人で笑って、食べられる。 大好きなコリンとここに来れて、本当に良かった…!!
[最初に、実を食べさせたいと。景色をみせたいと。 そう言ったのは自分だけれど。 ここにこれたのは……殆ど、コリンのお陰だから。]*
(297) kaomozi 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[ヴェラの両手が私の頬を包み込んだ。 冷たいし硬いのに、とても優しい手。 大好きなその手が私に触れている。 そう思うと頬が熱くなるようだ。]
私もしあわせ。 大好きだよ、ヴェラ。
ああ、違う。 こういう時は、こう言うの。
(298) laetitia 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[頬に触れる手に私の手を重ねた。
死ぬ事は怖くないと言ったら嘘になる。 でもヴェラが私を食べてくれて。 二人が一つになれるなら、しあわせ。]
貴方と出会えて、本当によかった*
(299) laetitia 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[風の中に残る、微かな花の香り。 花屋の主人から、手伝いの礼に譲り受けた、鉢植えと。 途中に寄った町で、買った。大きな球根…。
植えれば。 次の冬には、花が咲くだろうと。言われたそれは…。
《スノードロップ》 待雪草
やがて、視界に飛び込む。 残り香のような…
赤い花の、道しるべ…>>252]
(300) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[白と、赤の。 花の気配を、追って。
辿り着いたのは…街の、図書館。
建物の中なら、犬の姿のままは…まずいと…。
人の目の、ない場所を探して。 周囲を見回すうちに……。]
――― ヒナコ ……。
[ようやく、見つけた。 建物脇の、茂みに隠れたヒナコの姿に…安堵する。>>254]
(301) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[とっ、とっ、とっ。
四本の脚の、まま。 普段の何倍も、軽い足音で、石畳を…鳴らし。
ヒナコの前で足を、止め。 背を伸ばし、行儀よく座る。]
………… ヒナコ。
[呼びかける。 ヒナコの腕でも、伸ばせばすぐに、届く距離で。]
(302) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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……最初に、謝らせて…欲しい。
私は…。 確かにこの力を、あまり好ましくは思って…いない。
[なんだってできるが、何一つ、残すことのない…。 私の力…。]
だが…。そんな力、でも。 ヒナコがいいと、思うのなら…。 君が、望むとおりに使えば…いい。
私が厭わしく思う、ことと…。 ヒナコが力を、使うことは…。 まったく、別の問題なのだから。
[だから、私のために…。力を使う事を、止める必要は…ないのだと…。]
(303) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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………それに…。
[はたり。 黒く長い尾が、石畳を掃くように、一度揺れる。]
私は…。 ヒナコが沢山の、花を咲かせるのを…。 見るのが好きなんだ…。
ヒナコが、いくつもの幻想を、生み出すのも…。 それを見た、人間たちが笑顔に、なるのも。 彼らの輪の中で、ヒナコが笑うのも…。
だから、どうか…。 私の為に。 私からその喜びを、奪わないで、くれないか…?
[そうなれば、本当にこの、力は…。 私にとって、意味のない、疎むべきものに、なってしまうから…*]
(304) souya 2015/10/20(Tue) 22時半頃
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[指先に感じる少女のぬくもりが、冷えた温度をじんわりと暖める。 照れて上がる体温まで愛おしい。]
(305) lalan 2015/10/20(Tue) 23時頃
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[恐怖を抱くならば、それごと包み込みたいと願う程。 欠片も残さず、全てを自分のものにしたいと思う程。
しあわせで満たしてあげたいと願う程。
出会えて良かったと告げる少女に微笑む。 ふわりと触れるだけの口付けを、額へと贈ろうか*]
(306) lalan 2015/10/20(Tue) 23時頃
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[頬に口付けを落とされればじわり、とそこから熱が広がっていくよう。
がっこうにいた頃もしあわせだった。 私は何も知らず、子供のままでいられた。
今も子供だけど、あの頃よりはちょっとだけ大人になった。 大好きだけじゃなくて愛を知った分だけ大人になった。
さらり、と黒髪が揺れる。]
ねえ、ヴェラ屈んでくれる?
[私もヴェラに口付けを贈りたい。 屈んでもらえたらその頬に柔らかな口付けを一つ贈ろうと**]
(307) laetitia 2015/10/20(Tue) 23時頃
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[少女の頼みならば何だって。 そんな強い想いではなく、簡単な頼みごとに屈んだのは自然に。 視界に、黒に近づく髪が揺れ近付いて]
……っ。
[触れたクラリッサの唇に、きっと予想通りに冷えた感触を与えたのだろう。 だろうけれど、された獣は混乱の中。]
く、クラリッサは、すっかり大人、だな……
[思考は縺れて、どう返事をすべきものか、悩みぬいた末に、搾り出す。 そして、照れた顔を見せまいと、クラリッサを抱きしめた。
格好がつかない。 血流に染まるヒトと同じ肌でなくて良かった、と心底思う。*]
(308) lalan 2015/10/20(Tue) 23時頃
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…………。
[ヒナコを見つけたのは四足の獣でした。>>302 茂みにまわって、丁寧に座って、 だいすきな“きしさま”と同じ色をした瞳を向けられたら、 見つかっちゃったことに安堵しつつも、 複雑そうな感情を凝縮したまなざしを向けずにはいられませんでした。 手は、いまだに伸ばさないで、膝を抱えさせたままです]
そうなんだ……。
[つまりはいとわしいんだね、って。>>303 そんなことを言い募るより先に、悲しさが募ってくるヒナコです。 やっぱり、ヒナコがこのちからを使うことで、 モスキュートは悲しくなってしまうのでしょうか]
(309) Akatsuki-sm 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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[でも、 ヒナコが望むようにちからを使えばいい、と言いました。>>303 ヒナコが色んなものを生みだして、そうして笑顔も生み出して、 その輪の中で笑っているのが、 モスキュートの喜びになると言いました。>>304
はた、と顔を上げて、モスキュートを見つめます]
いいの? じゃあわたし、このちからをどんどん使うよ。
(310) Akatsuki-sm 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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それで…………いつか、もしかしたら、 本当にもしかしたらだけど、
[モスキュートは長生きです。 ヒナコといられる時間なんて、いままでの獣としての生の長さに比べたら、 ずっと、ずっと、短いのです。 その間に何かを変えられるかわからないけれど、]
モスせんせいが、……このちからのこと好きになれるように、がんばる!
だって、それって自分で自分のいちぶぶんのこと、 すきじゃないんだよ? さみしいよ?
[手を伸ばして、]
(311) Akatsuki-sm 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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[膝立ちになって四足の獣をぎゅっ、と抱きしめて、 それから急に恥ずかしくなって離れました。
なぜでしょう、はじまりの日はあんなにすんなりと、 契約の口づけを行えたのに、 もっと前は雷をこわがって、 抱きつくどころかローブの中に入ることもあったのに、 今は抱きしめることひとつにも、 越えるべき高い壁を感じることのあるヒナコです。
そうして越えてしまえば途端に恥ずかしくなるわけで。
ここが人気のないところでよかったですね*]
(312) Akatsuki-sm 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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[やっぱり。と、もしかして。 だんだんと雲行きが怪しくなる表情>>277 きっと自分が引き起こした結果の予想に大きなハズレはないとは、思っていたけれど。
彼女が自分の話、なんて言うから>>278 きっとその時、鼻を鳴らした。 それもきっかけになったのかどうかは分からないけれど、怒号と共に雨粒が落ちる>>279]
………、困ったな。
[ごしごしとそんなに強く擦ったら目尻が赤くなってしまう。 目元が腫れるなんて女の子として、嬉しくないことなのかもしれないけども。]
(313) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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…………ばか、かもなぁ。
[シャツは撓んだ箇所から皺になる。 波みたいだ。いや、萎れた花弁にも似ている。 涙を拭いとってもやりたい。 でも強張った指先は動かない。
“いっつも” たった四文字に刻まれた彼女の胸の内は分からないまま。 でも、押さえた泣き声>>281があんまりにも可哀想に思えたから。]
君に魔法みたいな力をあげたかってことは、本当だ。
[宥めるように、少しだけ体を屈ませて伝える。 まだその目元に腕は伸びない。 代わりに、服の皺を追った。
ツーー、と。滑らせればそのまま、丸い指先に、爪を当てて、腹を乗せて、掴む。]
(314) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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俺も君のことを理解していなかったらしい。
[これが彼女が常に抱えていたことなのだとしたら。 そう思うとやるせない思いも半分あるにはあって。 ただ、打ち明けることが出来ないのは、]
これっぽっちも、一度たりとも。 子供だから、力にならない、なんて思ったことはない。
[そう、子供だから、少女だから。 それだけではないし。そうでもない。だから、]
(315) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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真っ直ぐ向き合うにはあまりにも君は眩しい。 なんて言ったら…シツレイで、ばか、で。いじわるかもしれないな。
[諦めたように息を吐き捨てる。 そのまま、耳元で伝えよう。 まだ、ないしょにしておくつもりだったのだけども。]
(316) 24kisouth 2015/10/20(Tue) 23時半頃
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[彼女の耳元は遠い。 ひみつの話をするには自分の手のひらは今忙しい。
こんな情けないことを口にするなんて。獅子が聞いて呆れる。]*
(317) 24kisouth 2015/10/21(Wed) 00時頃
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― 山頂 ―
[自分の目には一寸先も見えぬ白い闇を駆ける。 徐々に下がる気温に身震いすると、 より深く、柔らかな鬣に身を沈めた。
…ユージンが風で守ってくれているから、 本当は、そんなに寒いはずもないのだけど。
温もりを求めるにしても、 自分に言い訳が欲しいお年頃なのです。]
(318) 螢 2015/10/21(Wed) 00時頃
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[少し疲れが出たのか、背の上でうつらうつら。
……とある日の午後、林檎の木の根元でお昼寝。 ひんやりとした風から庇うように、 ユージンが獣の姿で温めてくれる。>>228 寝惚けて寝返りと打てば、木漏れ日が瞼にかかり――]
………………、っ
[射し込む光が眩しくて、>>290 うっすらと瞬けば、そこに広がるのは美しい山頂。>>296 大きく瞳を瞠って、息を飲む。
これは夢?と思ったところで、転寝の事実に気付き。 久々にたくさん喋ったから…なんて、 咄嗟に脳裏に過ったのが、少しばかり可笑しい。
このところ、以前ほど身体を動かしたいとも思えないし。 ちょっと、体力が落ちてるのかな。]
(319) 螢 2015/10/21(Wed) 00時頃
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[ふわりと風の運んでくれた山頂。 恐る恐る伸ばされた四肢は草を踏む。>>291]
ユージン。 ……ユージンっ
[黙り込んだままの彼を促すように、>>292 優しく、けれど急かすようにその名を呼ぶ。]
(320) 螢 2015/10/21(Wed) 00時頃
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ほら、見てよ、ユージン!
[一緒に笑える方を信じる、と>>287 そんな彼の願いが叶ったのだから、その笑顔を見るために、 期待しながら背から滑り下り、顔を覗き込むけれど]
ユージン? ……泣いてるの?
[きっと、がっこうを出た時のあたしなら、 この涙の理由に気付くことはできなかっただろう。
…でも今なら。 長くも短い旅を通して、彼の事情を知った今なら。 嬉しいからこそ流す涙もあると、理解できる。]
(321) 螢 2015/10/21(Wed) 00時頃
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……ね、だから、言ったでしょ? 大丈夫だって!
[両腕を広げて、広がる世界を指し示すよう。 自分の功績だと言わんばかりの、とびっきりの笑顔で。
稲妻の伝承を聞いた時から、予感はあった。 きっと壊れたままではないはず、と。>>296 けれど、ここまで豊かな場所だったとは。
胸いっぱいに澄んだ空気を吸い、…少し、咳き込む。]
(322) 螢 2015/10/21(Wed) 00時頃
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[ふわりと辺りが青に輝き、 人の姿に戻ったユージンに抱きしめられる。>>297 広げていた腕を、ぎゅっと彼の身体に回そう。
――昔に比べて、少しは大きくなれたかな。 この腕はどうしたって、あなたより短いけれど。 少しでも、あたしの気持ちが伝わればいい。]
ふ、ふふ…! だから、お礼を言わなきゃいけないのは、 あたしの方なんだって!
ありがと、ユージン! あなたの故郷、とっても素敵ね! …一緒に、来れて良かった。 連れてきて、くれて、…ありがと!
[ユージンの目元へ手を伸ばし、涙をそっと拭って。 そのまま柔らかく、瞼に口付けを落とす。]
(323) 螢 2015/10/21(Wed) 00時頃
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