171 獣[せんせい]と少女
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[ 出来る。大丈夫。 そんな風に、オズウェルが掛けてくれる声は いつだってわたしを勇気づけてくれたの。
モスキュートせんせいから綴りを教わった時だって、>>0:230 オズウェルによくできました、って言って欲しかったから。 頭を撫でてくれる、その大きな手が好きだったから。
頬を撫でる風は空を飛んでる時みたいに、 優しくわたしを包んで、力を使う手助けをしてくれた。>>261
宝石商人になれる、ってオズウェルは言ってくれたけど ふるふると首を振って、出来ないよって答えたの。 だってわたしは、こうして磨いた石を売れないもの。 大切な人にあげる以外に、この力を使いたくはないから。 ]
(293) 2015/10/10(Sat) 00時頃
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ふふ、心配性が悪化したんじゃない? でも……ちょっと、眠い、かなあ。
[ 抱き締める力にかくんと首が落ちて、瞼も重くなる。 夜遅くまで起きられなくなってきたのは、 寿命が近付いている証拠なのかは、分からなかったけど。
おやすみのキスで寝ちゃう前に、彼を引き寄せて その頬にお返しのキスを贈った。>>262 明日が来ますように、と祈りを込めるようになったのは、 確か、がっこうを離れて半年くらいが経ってからだったかな。
星が流れるのを、風のざわめきで聞きながら、眠りに落ちる。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。 明日も彼は、スコーンの匂いでわたしを起こしてくれる。** ]
(294) 2015/10/10(Sat) 00時頃
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ちが、 ………くそう。そういう冗談はやめてくれよ、もう。ブローリンには果物、やらないぞー!
[>>276ブローリンの反応にどぎまぎ。 でも、冗談とわかれば、逆に此方も冗談ぽく文句を言ったりしただろう。 蜂蜜は、>>188クリスマスが食べたそうにしていたもの。 他にも少女が好きそうなものばかりが並ぶ料理たちを見て、ここまでの10年を思い出し、なんだか感慨深い気持ちになって目を細めた。]
おいしそうだろう? これから、もっと美味しくするからな?
[>>278フルーツを見て喜び、目を輝かせるヒナコに、楽しみにしてろよ?と笑うと。 >>277ブローリンには、にやりと口端をあげた]
俺が働くのはこれからだからな。 飯は、それから食うよ
[>>277果物の調理となれば、いつになくやる気満々。 (勝手にとってきた果物で)ジャムを作ったりはよくやっているから。普通の料理はあまりできないけれど、果物に関していえば、色々できる方だと、自負している。]
(295) 2015/10/10(Sat) 00時頃
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そういえばねー、さっきクラリッサといっしょに、 フルーツのタルトをつくろうって話をしたのねー。 それで、ユージンせんせいならいっしょにつくってくれるかなー? ってクラリッサ、言ってたけど……
[そんなことを必然的うわめづかいで頼んでみたり、 切り分けられた果物をちょっとだけ味見したり、 ちょこまかと動いているうちに、食堂にもみんなが集まり始めたようです。
モスキュートといっしょにやってきたミツボシに手を振って、>>285]
おはようー。 今日のご飯はブローリンせんせいがつくって、 今日のお茶がわたしがいれたの! じしんさく!
(296) 2015/10/10(Sat) 00時頃
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さて、と。
[料理を運ぶのは皆に任せて 包丁を取って、果物の皮を剥いていく。 手伝ってくれる人がいれば、果物の皮むきを任せただろう。
桃を砂糖で煮てコンポートとシロップを作り。 ボウルに、そのシロップと、皮をむいて切り分けたフルーツを盛れば、お手製フルーツポンチの完成。
その中には新鮮な葡萄や、梨がごろごろ。 煮詰めた後の桃もそのまま入れて。 ウサギに切った林檎を浮かべてみたり…
>>120鳥が好きだという彼の話を思い出して 鳥が羽をひろげたみたいに見えるよう、林檎の皮を細工して。器用に切って作って、それも浮かべた。]
(297) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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― 畑から厨房へ ―
[隣を歩くユージン先生はとってもゆっくりだ。>>215 おいしい蜂蜜の話に、今日はどんな味がするのかなって たまに少しずつ味が違う蜂蜜の味を想像すれば。 待ちきれなくてちょっとだけ歩く速度が早くなる。
歩きながらお話するのは、外の世界のこと。>>217]
もっとよくばっていいの? じゃあね、街のお祭りも行ってみたい! あとね、あとね!
[指折り数えてもっとあげてくと、 笑った気配にむくれて顔を上げた。 だけど、見上げたユージン先生は とっても優しい顔で笑ってて、つられて私も一緒に笑う。 撫でる大きな手があったかくて、くすぐったい。]
(298) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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うん! ユージンせんせいだったら、いっぱいわがまま言うね。 面白くて楽しいこといっぱいにして、 それでおいしいもの、一緒にたくさん食べようね!
[さっき食べた葡萄の甘さを思い出せば 笑顔がもっと明るくなった。]
(299) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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[まなびやに戻って厨房に向かいながら。>>219 唸る先生に首を傾げる。わたし変なことをきいたのかな。 誰かからヴェスパタイン先生みたいに、 先生達には獣の姿もあるんだって聞いたことが あった気がするけど。]
鹿はこの間、読んだ本で見たよ。 あれに、たてがみがあるの? 尻尾と角はせんせいのを見ればわかるけど……うーん。
[頭の中に描くのは、鹿のような馬のような四つ足の動物。 ふさふさのたてがみをつけて、 さあ次は角をつけようとしたところで つい隣にあるユージン先生の顔をくっつけてしまう。
頭の中に出来上がった帽子を被ったへんてこな造形に、 今度はわたしが唸る番だ。]
(300) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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[厨房に入る手前で。 先生の声がちょっとだけ変わる。 見上げればなんだか笑顔が元気ない。>>220 元の姿って、今より大きくて、そんなにこわいのかな。 もう一度さっき浮かべた、へんてこな姿を想像して。]
見たら最初はびっくりするかもしれないけど…… こわくはない、かなぁ。
だって、わたしはユージン先生の優しいところも 面白いところも、楽しいところも、 いっぱいいっぱい知ってるもん!
[まなびやの中なのに、 ふわりと擦り抜ける風に小麦色の髪が揺れた。 ユージン先生の周りはいつも、優しい風が吹いていて わたしの知らないユージン先生だってこわくない。 そう思ったんだ。]*
(301) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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―果物を切り始める前―
[>>296いっぱいの果物に興味津々だった理由はこれだったのか。フルーツのタルトなんて話を聞けば、誰だって(俺だって)、食べたくなってしまうというもの。]
…へえ、フルーツタルト? すごい美味しそうじゃないか。
[だから。 ヒナコからその話を聞いた時には、上目づかいなんてされなくても、作りたい!という方に気持ちが向いた。]
タルト、は俺だけじゃ難しいけれど フルーツを甘く煮たり、ジャムを作るのは得意だから
一緒に…なら作れるかも。
[これからフルーツポンチを作った後、たぶん果物は余ると思っていたし、丁度いい。 ヒナコも食べたくて仕方ないのだろう。 遠慮がちでも、どことなく必死そうにお願いをする彼女の前で、林檎をひとつ、ウサギにして]
(302) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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クラリッサに頼んでみるよ 是非協力させてもらえないかって
[もしかしたら、今日が、皆で過ごす最後の日。 その前に、美味しいフルーツタルトを作って、食べられるなら。 自分が、少女のやりたいことの手助けになれるなら、惜しむものなど何もなく。 ヒナコに]
美味しいタルト、できるといいな
[と言って、切ったウサギを手渡した。]*
(303) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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[ミツボシの声>>285 反応するように自分は右手をゆるりと上げていた。]
おはよう。ミツボシ。 まるでいつかの生誕祭みたいな混み具合だったから気にしなくても大丈夫だ。 優秀なコマドリさんのお陰で助かったな。
[ヒナコ>>296の声に自分も揃って胸を張る。 そう彼女の提案があったからこその食べ放題と変わったのだから。
さて10番目の月>>255といえば裾野の街ではお祭りが行われる。 彼女達はそこに行くことはまだ出来なかったからその代わりにみんなが楽しめるような食事>>257を集めてきた素材で振舞うこともあった。
だけどもう今年は、違うだろうから。 自分で選んだ言葉の癖に、困ったように肩を竦めた。]
(304) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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[────…1年前>>94 手のひらに乗せられたコインはきらりと輝いていた>>95 閉鎖されたまなびやでは扱わない外部へのツール。 着実に近づく旅立ちの気配。
廊下を歩いてはべそをかいていた少女はもういなかったけれど、こわいと口にした彼女にまた、歌を紡いだ。]
Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are!
[輝き弾けるような光を自分は得意とはしないけれど、いつか教えてとねだった彼女に合わせるように。
昔はまだたどたどしく歌っていた声は綺麗に重なっているように聞こえた。]
(305) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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ミツボシ、
[星と同じ名前。 だからといって同じ者など一人もいないように、たとえ太陽が沈んで輝くものが何もなくなったとしても。
君が君でいることに変わりはない。]
大丈夫。きっと、こわくない。きみはひとりじゃないんだから。
[それに旅立ちの際はひとりではないから。 だからせめて良い夢が見られるようにと目を閉じた。]*
(306) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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[でも、今の様子>>285は少し晴れやかに映る。 何が彼女をそうさせたのかは分からないけれど、]
よく眠れたなら良かった。 もう子守唄も卒業か。寂しいもんだな。
[なんてはにかんでは、その誰かさんに感謝しつつ。 ヒナコとの自信作の出来はどうだろうか。 みんな揃った頃にちらちら様子を窺いながらも楽しみ半分と、寂しさが、はんぶん。]**
(307) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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ほんとう? 紅茶のとってもいい香りが気になっていたから、 すごくたのしみ!
[>>296手を振ってくれたヒナコに、 わたしもぶんぶん手を振り返した。
ブローリン先生のごはんに、 ヒナコの淹れてくれたお茶。しかも、自信作! そんなの、楽しみに決まってる。]
おはよう、せんせい。 そう?みんなお手伝いしてたなら、 わたしはお片づけをがんばらなくっちゃ。
[>>304忙しくて手がたりないってことは、 なかったみたい。 それじゃあわたしは、片づけをしよう。 準備をお手伝い出来なかった代わりに。]
(308) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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[>>307そうして意気込んでいるわたしの耳に、 飛び込んできたひとつの言葉。]
………… 子守唄、卒業したくないなぁ。
[ぽろっと口から零れてしまった言葉。 わたしは慌てて、両手で口を塞いだ。
ワガママだってわかってる。 先生を困らせてしまうことだって、 よーく、わかってる。]
(309) 2015/10/10(Sat) 00時半頃
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[ブローリン先生の歌は、 眠れない夜を拭い去ってくれた。 眠れない夜を眠れる夜にかえてくれるのは、 いつだって、ブローリン先生だったから。
いつもの、やさしい歌声も>>305 宥めるように、やさしくわたしの名前を呼ぶ声も>>306 もう、聞けないのかなって思ったら。
卒業したくないって、つい、思っちゃったの。]
ううん、なんでもない! 子守唄を卒業したって、歌を歌うのは大好きなままよ。
[でも、困らせちゃあダメ。 慌てて言葉を続けた後は、いただきますって挨拶をして、 おいしそうなご飯を口に運ぶことにした。 さっきの言葉を、誤魔化すように**]
(310) 2015/10/10(Sat) 01時頃
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[良い匂いにつられてか、コリンとヴェラとパティシア>>253やミツボシとモスキュート>>263>>256>>285、それにクリスマスとユージン>>232>>233とぞくぞくと食堂に集う。 噂をしていた彼と一緒に居たクリスマスは籠にどっさり果物を抱えてきたか。]
ああ、ふたりともありがとう。 “今日は”僕らの分もあるんだね。 [ブローリンの意地悪なやり取り>>276>>295に既視感を覚えつつ、自分もそっと悪乗りする。]
(311) 2015/10/10(Sat) 01時頃
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[クラリッサの不安そうな声>>283にそちらへ足を向け、肩に触れる。]
美味しそうだと思いますよ。 大丈夫、クラリッサとヒナコなら作れますよ。 不安なら僕も見てましょうか…と、言っても僕は パティやミッシェルのように慣れてはいないし。 もしかしたらユージン君の方が適任かも、しれませんね。
[上手に作る、その目的の為なら自分が居ても どうにもならないと思う。 その反面、限られた時間を思えば そんな愛しい光景に立ち合いたいとも思う。]
…、僕も同じ気持ちですよ。 フルーツタルト、楽しみにしています。
[と微かに表情筋が緩んだが、それは伝わっただろうか。 そんな時、不安そうに手を弄っていたクラリッサの指先に 目が行った。]
(312) 2015/10/10(Sat) 01時頃
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─初めて包丁で手を切っていた時─
[台所の足置きに乗り、小さな身でようやくまな板の上をとらえると、覚束ない動きで包丁を扱う、今よりも少し小さな背中。今より長くはない髪の毛でも背丈と比べると長い。]
大丈…夫……? [やりたがる少女の気持ちを折るつもりはないが 危なげなその様子に心配の気持ちは尽きない。
サクッ
心配は見事に的中し、小気味よい音。 包丁で切った指はみるみる内に血が溢れていく。 それと同時に困ったように顔をみるみる歪めて 泣き出すもんだから、てっきり痛いのだと思った。>>0:490]
(313) 2015/10/10(Sat) 01時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/10/10(Sat) 01時頃
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えへへ、今から持ってくるから楽しみに待っててねー。
[そうしてぜひとも最後の一滴まで飲みつくしてほしいものです。自信作ですから。>>308]
それからユージンせんせいが果物担当でねー。 すごいんだよ。朝から果物たくさん!
[準備中に垣間見た、果物調理の手際よさを思い出しながらこれも告げます。>>297 フルーツポンチもすごくおいしそうで。 みんなの分、分けられて並べられたそれで、 テーブルが華やぐところを想像して頬が緩みました。
タルト作りにおける助っ人にもなってくれるようですし、 思わず、「ユージンせんせいさいこう!」とはしゃいだのは、>>302 紛れもないさっきの話。 ウサギの形のリンゴは可愛くておいしかったです。>>303]
(314) 2015/10/10(Sat) 01時頃
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そういえばミツボシがおねぼうさんだなんてめずらしい、ねー。 わたしはずっとはやく目がさめちゃったから、 しばらくお部屋でしんみりしてたんだー。
[そう、コリンが鳴らす鐘の音を聞きながら。 いつもより多い数鳴らしていたけれど、>>43 あれはきっと……“わたしたち”と“せんせい”。 ここにいるみんなの数なのでしょう。なんだかコリンらしいですね]
……。
[優秀なコマドリさんとはヒナコのことでしょう。>>304 どやっ、と擬音がつきそうな笑顔の中、 瞳がわかりやすく輝きを増しました]
(315) 2015/10/10(Sat) 01時頃
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[ぞくぞくと人影は食堂に集まってきたでしょうか。
ポットからカップへと注いだお茶を配膳してまわり。 それが済んだら席に腰かけました。
大地の恵みが詰まった食事と。 澄んだ水でいれたお茶と。 みんなの笑顔を眺めまわしてから、
元気にいただきます、って挨拶をしました**]
(316) 2015/10/10(Sat) 01時頃
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[今日初めて会った者には「おはよう」と声を掛けて。 昨晩付き合わせて飲んでいたヴェラには「昨日はどうも」と声を掛けたり。
人が増えて賑わってきた食堂を見渡すとアヤワスカだけがいないことに気付いて。寝坊助仲間だから、まだ寝てるのかななんて思って]
アヤワスカはまだ寝てるのかな。 ちょっと見てくるよ。
[そう言って彼女の部屋の方へと向かう。 折角の日だし、食事はそろって居た方がいいに 決まってるから**]
─→アヤワスカの部屋─
(317) 2015/10/10(Sat) 01時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/10/10(Sat) 01時頃
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―いちねんまえ・巨大図書―
[>>237羊のあたまを傾けたせんせいに、]
うん、そうなの。 ねえモスキュートせんせい。
たとえばアヤワスカたちがこんなきれいなドレスをきたいのって言ったら、せんせいは叶えてくれる?
[じっと期待するように甘えた目で見上げて*]
(318) 2015/10/10(Sat) 02時半頃
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[ ミィは、昔からそう。 ひたむきで 一生懸命で、責任感がつよくて 優しいけれど、甘やかしすぎない凛とした面もあって。 だから同世代の子たちのなかでも、とりわけ「妹」達に ”おねえちゃん” と慕われていたように思う。
期待に応えようと、がんばって ちょっとくらいつらくたって わらっていて
覚えたての文字を己に褒めて!と見せに来た子は いつの間にか 文字を書けた妹たちの頭を撫でる側になっていて
私は 彼女が己に「Oswaldo」と書いて見せに来た日>>293も 彼女が名前を書けた妹たちを褒めたその後も
「 ――よくできました。」
そう言って、まだ色濃かった頭を包むように撫でた。]
(319) 2015/10/10(Sat) 02時半頃
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だいじなだいじなミィを大切にしているだけなのに 心配性とは心外だ。
[ くすり。ちいさな笑いをこぼして 頬に受けた暖かさ>>294を反芻しながら ベッドに座り、瞼を彩る白い睫毛を見つめる。
触れるか触れないか、額にかかる前髪を指で流して ゆっくりと ゆっくりと 結われていない長い髪に沿うように 頭を撫でる。]
………おやすみ、 またあした。
[ 蒼の目が明日も同じ色でありますようにと 叶わぬことを願い、焦がれ 夜の間の変化すら覚えておきたくて、惜しくて 己が殆ど眠らなくなったのは ここ半年のこと。]
(320) 2015/10/10(Sat) 02時半頃
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[ その影は 明け方にこっそりと立ち上がり、 宿のおかみさんへ朝餉の手伝いを申し出る。
薪で焚いたオーブンの脇で 手製のスコーンを焼かせて貰うかわりに 作ることを快諾したパンは 宿のひとと、宿泊客に朝食として振る舞われるもの。
どこか不思議なフワフワ感につつまれたライ麦パンは きっとミィも味見をしたいと言うだろうから
朝の彼女を迎えるのは、まろやかなミルクティーと パンとスコーン、ソーセージとふんわりオムレツ そして忘れちゃいけない、甘さひかえめのクリーム。
ベッドまで運ぶ朝食の余りは、 随分と大きな雛鳥が口をあけて 待つだろう。**]
(321) 2015/10/10(Sat) 02時半頃
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―10才になる前の夜―
[まいにち眠る前に繰り返し、繰り返し、数字をかぞえるの]
いち、にぃ、さん、しぃ、ごぉ、ろく、なな、はち、きゅー、じゅう。
じゅういち、じゅうに、じゅうさん、じゅうし、じゅうご、じゅうろく…
[朝までのじかん、アヤワスカはふとんにかくれるの。
まっくらがこわいんじゃなくて。 朝起きて、会いたいひとに会えなくなることがなによりもこわいの。
おねえちゃんたちが卒業していなくなったあの日から。 アヤワスカはほんとうは、10才の誕生日なんて来なければいいのにって思ってたの。
「いつまでもがっこうで、だいすきなみんなと一緒に。」
そんなわがままは、きっと困ったかおをさせてしまうから。アヤワスカだけのひみつで隠すの。 だいじょうぶなの。かくれんぼは得意なの。きちんと隠してこれたから、ぜったいへーきなの]
(322) 2015/10/10(Sat) 03時頃
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