241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/24(Thu) 23時半頃
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[反応からして、どうもマユミとは既に出会っていたらしい。>>157 複雑そうな表情から、気持ちを切り替えようとする様子には、黙って見守るだけ。
──なんとなく。 その様子からして、彼女は見た目通りの年齢じゃないのかもしれない、と思う。
このゲームに参加するときに、参加者たちが支払うエントリー料は様々だ。 その中には外見さえ変えてしまうものもあるから、きっと彼女も──、]
(@71) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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…………、ショウヤ???
[改めて名乗られて、だいぶ戸惑った。>>158 絶対に女の子にはつけない名前だとは言わないけれど……ええと、口調とかもそういえば……。]
……ああそう、失礼したわ。 翔也っていうのね。
[……もしや、年齢だけじゃない? とも、少しだけ思ったりしたけれど。 ──ノーコメント! ここはひとつ、"性別:古良翔也"だと思って接することにする。ええ。]
(@72) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[黒牧については、翔也も自分と同じような感想だったらしい。>>159]
……まあ、何かしら事件が起きれば、 だいたい人は、犯人に対してこう言うわよね。
「優しそうな子でした」 「普通の人だったのに」──って。
[ただ、自分はその程度の感想で終わっていた。 だから、そこから先の翔也の言葉には、少し驚いたような顔をして。 静かに、続く話を聞く。>>161>>162>>163>>164]
(@73) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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……やっぱり、貴方、 見た目通りの年齢じゃないわね。
[一通り聞き終えて、苦笑。 中学の時にだとかなんだとかいう話が出てきたから、きっとそうなんだろう、と。 先ほど過った推測は、どうも間違っちゃあいなかったらしい。 何はともあれ、自分にはない思考と経験とを言葉で綴ってくれた礼は、正しく支払うべきだろう。]
(@74) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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ひとまず、これはどうぞ。 お約束のバッジよ。
[翔也の手に、ホーリーバッジをひとつ、受け渡す。 そうして、少しばかり考えて。]
……"あの頃の俺からみた世界は"って、言ったわね。 それは、過去形?
[どうしようもなく、ただ理不尽なだけの世界。>>163 それを、こうして少し会っただけの死神に語ってしまえるのは、少なからず過去になっているからでもあるだろう、と思う。 バッジが欲しいから、それだけの動機ではないだろう。]
(@75) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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今の世界は、貴方にとって、 ただただ理不尽なだけの世界じゃあじゃないのかしら。
[翔也が、幼馴染の少女と交わした会話のことなんて、死神は知る由もない。 だから、推測だけで、そんな言葉を零して。]
……まあ、次に会えれば、 その答えも是非聞かせてちょうだい。
[最も、その時に攻撃しない──とは言い切れないけれど。 ほら、こちとら結局は、死神。参加者にとっては敵にあたるものだから。 そんな言葉は、ここでは胸にしまって、去る背中を見送ろう。*]
(@76) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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…… っあ!!
[大ガラスの高度がさらに落ちた。 目を瞑って全身を悶えさせている。 >>177集中した光が、目に突き刺さったらしい。
そのままバランスを崩して、ぐらり、落ちていく、落ちていく――]
しかっり して! まだ じんかが ……!
[タイムリミットまではまだ僅かに遠い。 時間を稼ぐにはまだ足りない。どうすればいい、どうすればいい。
<コルニクス>の背の羽をぎゅっと掴んで、決死の覚悟で命じる。]
(@77) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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ぶけつて!!
[落下する<コルニクス>は、近くのビルの壁に向かい、足を伸ばす。 ガリガリガリ……とコンクリートの壁がこすられる音の後、 足に鉄製の看板が引っかかる。
べきょり! その看板を強引にもぎ取って、 >>182わたしたちの落下を地上で待ち受ける人々に向かい、
死なば諸共の精神で、看板を叩き付けてやろうと投げつけた。*]
(@78) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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うわっ?!!
[看板が思いっきり飛んできて>>@78 俺は咄嗟に足を怪我した女の子>>176を引っ張って、さっき逃げ込もうとしたビルのひさしに飛び込んでいた。
飛び込んでから、あおいちゃんの下半身!って思ったけど、どうなったかは落ちて来た看板と煙で良く見えなかった。*]
(183) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[分かるはずがない>>169。と、当然の事をワレンチナは言う。 説明していないのだから、当然だと思う。 言葉の意味を読み取ったり、質問してくる相手では無いのは、この短い付き合いでも分かってるし、特に不快に思う事は無かった。
エレベーターの中でも、蹴ります。と一言。 笑って、少しだけ話をした。]
(184) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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なあ、ワレンチナ?
俺はアンタに、何故殺したかなんて理由を聞いたか? 卑怯だなんて言葉を、使ったか?
他人なんだから、分かるはずがない。 そりゃそうだよ。アンタの言う通りだ。 ……俺に分かるのは。 アンタは聞いても居ないゼンの死に際を説明して。>>72 俺が使っても居ない言葉で殺す理由を述べた。>>116 それくらいさ。
俺はアンタの過去も、ゼンを殺した事も、否定しないよ。
ただ、これ以上殺して欲しくないって言い続けて。 蹴られながら邪魔するだけさ。
[落下する看板を見詰めて、そんな事を思い出したのは、何故だったろうか?*]
(185) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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― 中央エリア ―
東エリアと比べたら増えていたような気はしたけど… 陣があるにしては少ないんじゃないかしら
[粗方北エリアを巡ったけれど精製陣らしいものは見当たず、参加者もすっかり数が減ったようで食欲も満足に満たせはしなかった。 という訳で中央エリアまで戻ってきたのだけど]
……あれは
[視線の先に映るのは高度を落とし今にも地面へ吸い込まれていきそうな大ガラス。>>@77 背には上半身のみで必死にしがみつく少女の姿が見えて…]
――あっ
[声を出した頃にはもう遅かった。*]
(@79) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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──中央エリア──
[ ジリヤの言葉に、 ニーナはどんな顔をしていたんだろう。
笑う気もないけれど、生憎 ニーナは平穏な国に生まれ育った 平々凡々なおんなである。
──ああ、でも 「 強い相手の戦力を削ぐには 」 なんて、女子中学生たちと 変わらないようなことを言っているなあ。]
(186) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[幼馴染は、創造よりずっと早く来てくれた。>>177 懐中電灯で追いかけていたカラスが、バランスを崩し。>>@77 後はそれをどうにかすれば、と思ったけれど。]
……あおいちゃん!?
[聞こえた声に、驚いて。>>182 その背中は自分の場所からは見えないけど。
落ちてくる看板に、まず目が行って。>>@78]
(187) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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周囲、じゃないからじゃないかな ほら、パートナーは一蓮托生 どちらかの行動は双方に帰するって 個人的には、思ってるんだけどな……一心同体?
[ あはは、とニーナは笑った。 なんだか随分とくさいことを言った気がする。]
その代わり、 勇敢な女子高生とか、血まみれの幽霊さんとか ……2代目イエローマンとか、 助けになるひとも随分いるようだけれど?
”欲してやまないものを手にするのに 決して容易い道などない”
言っただろう、君は忘れただろうけど
(188) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[自分のパートナーが誰かと避けるのが見えれば。>>183 心配だけど、今は自分がやるべきなのだろう。
落ちてきたカラスの足に、血液を伸ばして。]
捕まえる……ここで落とす!
[一度、血が届いてしまえば、それだけで済む。 素早く侵食するように血がカラスの内部へ、肉を突き破って侵入していく。 そして、羽を、くちばしを、足を、移動に関わる思いつく限りのところを、血が圧し折っていく。
背中に乗っている存在を確認できれば。 その子は、血で包み込むように。 器用な真似で、カラスを追い詰めようと試みる。]
(189) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[それができれば、怪我しないようにゆっくりと下ろして。 血を回収したら、自分は座り込もうか。
大丈夫、自分もアオイちゃんも血塗れにならないように、血は回収できる……はず。*]
(190) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2018/05/25(Fri) 00時頃
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[ 数フレーズ、ニーナは器用に口笛を吹いた。 お行儀がよくないと言われるから、 めったにしないように、していたんだけれど。]
──何より、言わなかったっけ 君となら、なんだってできる気がする、って
[ マネキンの頭を手持ち無沙汰に撫でたとき、 ニーナはふと、空が翳る>>181のに気が付いた。
「 あら? 」なんて、とぼけた声も ニーナにはスローモーションのように聞こえた。
そのとき、( 鴉だ )と思って、 ただそれだけで、ニーナは思い切り手を伸ばした。]
(191) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[ ── ドン、と 傍らの華奢な身体に飛び込むように、突き飛ばす。
なんせ、瞬間ごとに 空色が闇に塗り潰されていくのだ!
落下してくるのは、その漆黒の鳥であると思ったが、 実のところどうだったのかなんて、 この出来事のひと通りが終わったあと、 もはやニーナに確かめる術はないんだろう。]
(192) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[ 落ちてくる何やらかで、煙い視界の向こうに、 薄っすら、女の姿>>173が見えたと思って、 ニーナは咄嗟に、思い切り腕を振りかぶった。
ぽおん と、まあるい何かが宙を待って、 そのひとにキャッチされるか──、 或いは、地面を打てば、それが生首だって、 ……わかったら、驚かせてしまうかなあ。]
(193) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[ きっと、私は死ぬのだろう。 ばらばらと何かが肌に当たって、 澄んだ青を探して見上げたって、 世界はもうこんなに真っ暗なのだから!
せめて、誰かの命までとは言わない。 マネキンの頭ひとつ、 守れた結果としての死でありますように。
ナイフのように鋭い羽根が、 みるみるうちに大きく──要は、 迫っている、ということがニーナには分かる。]
(194) 2018/05/25(Fri) 00時頃
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[ そして、振り返った。 煙る視界に、何かを探すように。
一心同体なんて言ったからには、 きっと彼女も死ぬんだろうって、
薄々そんなことを分かっているくせ、 ニーナは黒色に埋もれてく世界で、 とっておきの空色を探した。
──きっと、それが最期だ。
ああせめて、 最期に見る鳥が鴎であればなど もう願わないので、せめて最期に目にするのが、]
(195) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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[ * ニーナのいっとう好きな、 やわらかな空色でありますように。 *]
(196) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2018/05/25(Fri) 00時半頃
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[地面に激突する感触は……しなかった。>>190 <コルニクス>は無力化されて、悲鳴を上げながら消え失せて行く。>>189]
……!!
[だけど、だけど、 まだ……心臓はわたしの中に、ある。
気付かれないのなら、わたしは、まだ、まだ、]
(@80) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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[優しく受け止められたから、傷は深くない。 だから上半身を浮かべて、そのまま全速力で逃げ切ってしまえ。
もう、誰を巻き込んで、誰を殺せたのかも>>195 わたしには分からないけれど、
時間切れまでに、誰にも手の届かない場所へ!]
(@81) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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…… あ ……。
[身が軋んだ。痛みは無いが、ぐらつく。 能力を酷使しすぎた。
上半身だけでも逃げようと藻掻いた結果、 右腕が落ちて、肩までもべろりと取れて、首から下が、動かせなくなる。
“心臓”が入った、わたしの胸のところが、 何に守られるでもなく、横たわったまま。*]
(@82) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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[駆け寄ってきた男には、見覚えがあった。 どこで見たのかは、思い出せないけれど…。
そんなことを考えていれば その男が此方の手を取ってひさしのほうへと 引っ張っていく。 反射的に抵抗しようとしたが、敵わず。 ずるずる引っ張られていくが、それでも 大鴉に向けて、光を翳すのはやめない。]
(197) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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――…はぁ!?
[あの鴉にはあおいが乗っていると、 そう言われてよくよく見てみれば、 その黒い身体にしがみつく、 少女の上半身があっただろうか。]
――って、うわっ!!
[>>183落ちてきた看板に 咄嗟に対応しきれずにいたら、 さっきの男が此方を引っ張って ビルのひさしへと連れていってくれた]
お、おぉぅ…。 ありがとう……。
[助かった、と言いかけて、はっとする。]
(198) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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[思わず、どこかから来たボールのようなものを受け取って。 全身を使って受け止めたそれが。]
あ、ぇ、ぁ!?
[声にならなかったのも仕方ない。 それが、生首なんて、誰が思うだろうか。>>193 少なくとも、本物ではない、マネキンであることは分かるから、すぐに思い至るけれど。]
(199) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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[少し、落ち着けば。 当然生首が来た方向に目線が向く。
見えただろうか。 何かに突き刺される、人の影。>>194]
(200) 2018/05/25(Fri) 00時半頃
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