206 “ J ” the Phantom thief
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[くすくすと先ほど仕掛けた冗談に笑っていれば、顔が近づいて。お返しと言わんばかりの言葉を囁かれる>>246]
[触れていない、けれども近くにある体温がなんだかこそばゆい]
…もちろんよ、ミスター。 私、諦めが悪いタイプだから覚悟しておくことね
[ふふん、と鼻をならして。冗談、との言葉にはさも残念そうに肩をすくめて]
あら、私も小説の主人公みたいにかっこよく捕まえようかと思ったのに
[なんて軽口を。]
(252) 2017/01/06(Fri) 23時頃
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[名前を聞くには遅すぎたタイミングかもしれないが、相手は気にしたようでもなく紳士的に自己紹介をしてくれた。
こちらもスカートの裾を少しもって、お辞儀をする]
私は、ケイト・ミラーよ。面倒だからケイトでいいわ。 こちらこそ、よろしくね。ミスターゼーニア*
(253) 2017/01/06(Fri) 23時頃
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── Apart from Chamomile ──
[ Curiosity killed the cat. ……── 好奇心は猫をも殺す
先ほどの、お喋りな彼女のあの問いも 好奇心からきたものでしょうか。 触れられていた指先を唇に当て、 娘は長い睫毛を伏せ 思案顔。 ]
………ノーリーン
[ 返された名を、呟きます。>>251
…… ねぇ、ノーラ。 もしも、私が ────… だと言ったなら 貴女は赦してくれるかしら。 ]
(254) 2017/01/06(Fri) 23時頃
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[ 思考を終えるように薄っすらと瞼を上げたなら 視界に入るのはワイングラス。 娘はころりと表情を変え、 ボーイににこやかな笑みを向ければ 差し出されたそれを受け取りました。]
( ………“ 猫 ”ばかりね、ここは )
[ 周囲の視線に、娘は気付いておりました。 けれどもやはり気にするそぶりは見せず 壁にもたれ、涼しい顔でグラスを傾けるのです。 視線の先に、猫>>39の姿が見えたかもしれません。]
(255) 2017/01/06(Fri) 23時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2017/01/06(Fri) 23時頃
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( カモミールも、猫には毒となるのだったかしら )
[ ワインを一口、喉に流し 娘はふふりと笑います。
──…あぁ、やっぱり 猫ばかり。 娘自身もまた、そのうちの………、 *]
(256) 2017/01/06(Fri) 23時頃
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[ 己もそうであるから、 明らかに仕事で来ているのは問題でもない。 …怪しむとすれば、もっと他の理由だろう。 イアンの不思議そうな様子>>232も、 そっと記憶に留めおく。 ]
……ああ!なるほど あの事件の折でしたか、納得です
先日はありがとうございました、 貴方からの情報も、貴重な資料です
[ 彼の答え>>234に、大きく頷いて。 いやはや忘れっぽくていけない、と困り笑い。 ]
(257) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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[ すると、イアンからもたらされた一つの話。
…職業柄既知ではあるものの、 “彼がそれを知っている” 事実は、 きっと手がかりになるのだろう>>235。 ]
…やはりそうですか ええもちろん、無闇に話は広げますまい ミセス・ビアンカにも、 警戒は進言しましたがそれ以上は…
事を荒立てると、何が起こるか分かりませんから …杞憂であればいいのですが
[ 相手に倣い人差し指を唇で立て、 悩ましげに息をついてみせる。 その様と行動をどう取るかは、イアン次第だ。 ]
(258) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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せっかく頂いた情報ですから、 私もひとつ、何か提供すべきでしょうか 噂というより、私の見解ですが 秩序立っていて頭がいいのかも…と
…まだまだ的中精度は模索中なので、 記事にするなら匿名でお願いしますね
[ 主語を伏せても、恐らくイアンには伝わるだろう。 相手は無論、話題の渦中の人だ。 少々潜めた声で、見解という名の情報を。
この分野はまだまだ新しい。 後の世では “プロファイリング" と呼ばれるが、 今はむしろ、生まれ立ての概念と言っていい。 だからこその予防線と共に、肩を竦めた ]*
(259) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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→ お給仕を、
[ さぁさ、一輪の花が去った後は、 お喋りな私の唇が縫い上げられて仕舞わぬよう 針と糸を避けるように、 グラスの足りないお方へとお配りしなくっちゃ。
壁際に在る方達は、 パーティーを楽しめていないのかしら? 其れとも、お疲れになったのかしら? 温かなおしぼりでもお配りしましょうかしら?
裾を揺らして、私は会場を歩きゆくのです。 *]
(260) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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-話し掛けてきた彼と-
[記事に関しての話を聞けば>>208]
やはり、あまり情報はない様ですね
ありがとうございます これはチップ代わりにでも…
[ポケットから取り出したハンカチを手に乗せ ふわりと取り去れば
白いカードを差し出して]
今はただのカードですが 後のお楽しみでどうぞ
良い記事が書けたら、ぜひ私にも教えてください
[一緒に笑えば、その後、離れていっただろうか**]
(261) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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はしたないなどトンデモナイ。 美味しいものを美味しそうに食べる 女性は美しいですよ。
[ 心からの本音を零し、 他のものも美味しいだろう、 と続ける ]
そう言って頂けて何より。 あの特別な宝石に見合った音楽を奏でられるか 不安なものでした。
(262) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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『タイスの瞑想曲』──… それはいい。 このパーティーに相応しい優雅な曲だ。
[ 若い女性から出た曲の名はセンスの良いもので 彼女の育ちの良さを感じることができる ]
ミーシャ…素敵な名前だ。 これも何かの縁、ひとつよろしく。
貴女は一人で?
[ そう問いながら、今度は並べられた紅茶に 手を伸ばした ]*
(263) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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― →テラス ―
[ 振り返った彼>>231が見た背中が その後何処へ向かったかというと、 寒空の下――つまり、テラスだった。 ]
おお、寒い。 街の中よりも一層冷えるようだ。 ヒヒッ…この格好は外に出るなら大正解…だったらしい
[ 懐から取り出した紙に書き記すのは、 誰かから取り調べのようだ、と評された>>230話の 男なりの感想であったり、評価であったり。 ]
ブン屋と名乗ったからには仕事をしないとねェ そう…ミスターヤニク。それに、ミーシャ。 あとは…ノーラと。ミセス・ビアンカ…
[ 相関図めいた図形を書き上げれば、 一息、満足とばかりに息を吐いて紙を仕舞い込む。 ]
(264) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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舞台は整ってる。 主役の女王様も鎮座してるときた。 …あとは――――お楽しみさなァ。ヒヒッ。
[ 職業も身成についての言い分も、 全てが全て自称の男は招待状の中に挟んだ もう一枚の手紙を取り出して、じっとりと眺めた。 ]
マア、全てが全て気になるってワケじゃあないのさ 話してみたいと思った相手に声をかけるだけさね。
………そういえば。
[ ひとりごちるついで、 会場を出てくる前にちらりと見た顔を思い出す。>>223 ]
(265) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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顔の造作に覚えはある気がするが、 さァ…誰だったやら…。
[ どこかで会ったのか、 それとも、彼は有名人なのだろうか。 …思い出せるようで思い出せない。 ウンウンと首を捻って考えて、いたら ]
…エウレカ!! ああ…ええ…確か、レオパレス…いや、レオナルド。 ミスター・レオナルド。そんな名前だったような。
[ 手をぽこんと打ったら出てきた名前は一つ。 但し、何処で会ったかまでは思い出せなかったので、 後で顔を突き合わせたら挨拶をしようと心に留め置き。 ]
(266) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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それはさて置き、 聞き回ったところでは、どうも 大した情報は得られなかったもンで、 アア、困った、困った。
もう少し、色々と話を聞いて回らないことには、 あっしの欲しい話のタネって奴は手に入らねェらしい。
ミセス・ビアンカに直接聴きに行ったところで… マ、返ってくる返事の予想はつきまさァね。
[ 効率を考えれば 再び誰かに話しかけに行くべきなのだろうが マスクのせいか心なしか呼吸が苦しいので 少しばかりテラスで休んでいくことに決めた。 ]
[ その間に考えるのは、 一時の気紛れで交わした約束のこと。それから…。 ]
(267) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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( …例の"約束"が一夜の過ちになるか、 それとも、……違う物になるのかは、 夜が開けてみなきゃあわからないねェ )
( マア、そうだな。 何事もなくつまらない朝がやって来たら "約束通り"花束でも持って迎えに行きまさァ。 )
( ヒヒッ…その時は野暮な被り物は"なし"でネ。 )
[ 考えついでに、ここへ出てくる折、 持ってきた細身のワイングラスを傾けた。 …尤も、ガスマスクのせいで口には運べないので 液体は細々と土の中に吸い込まれていくばかりだったが。* ]
(268) 2017/01/06(Fri) 23時半頃
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[ 俺のイタズラ心に、果たして、彼女の反応はと伺えば ]
おっと。 これは中々にキレのある、探偵さんでしたか。
[ 顔の横にやっていた手を、降参というようにひらりひらり。 それから残念そうな彼女の軽口を聞けば 手は降ろして。はは、と笑い声を漏らしてしまっただろう ]
それは興味があるなぁ あなたが小説の主人公になるなら 追われる側になるのもまた楽しそうだね
[ 彼女との会話が愉快になって。 つい口調は少し砕けたものになってしまっていたけれど ]
(269) 2017/01/07(Sat) 00時頃
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では、よろしくお願いします。ミス・ケイト。 ……ああ。 うん、私のこともどうぞヤニクと呼んでください
[ レディの愛らしい動作を見れば、 パーティの場にふさわしい口調へ戻ったことだろう]
(270) 2017/01/07(Sat) 00時頃
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[お皿の上に乗った食事を口に運びながら周囲を見渡す
ふと、1人の女性に目をとめて]
確か…どこぞの娘さんだったか?
[先日、 "J" が盗みに入ったという所のお嬢様だったはず
こんな所にいれば、好奇の目に合わされるだろうに… 気にしていないのだろうか
それとも…
他の参加者にも視線を移しつつ 会場内の話を"聞いて"いただろう*]
(271) 2017/01/07(Sat) 00時頃
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── Magician ? ──
[ 視線を、感じました。>>271 娘はそちらへ顔を向け、 目があったなら、にこりと微笑んだことでしょう。 娘は少し退屈していたところですから、 気まぐれに、年下に見える青年に話しかけてみようと コツリ、ヒールを鳴らし歩み寄ります。]
ミスター、貴方は踊らないの?
[ 唐突にかけられた言葉に、彼はどう反応するでしょうか。 社交場にダンスはつきもの。 ホールの中央へ目を向ければ 若い男女が音楽に合わせ楽しげに踊っているのが見えます。 ]
(272) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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ここへはパートナーを探しに?
それとも……“ 女王 ”がお目当てかしら
[ 探るような視線を、そろりと彼に向けて 娘はグラスに赤い唇をつけました。**]
(273) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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本当に?それならよかったわ 美味しいものを前にして、そっけない態度なんて 作ってくれた方に失礼ですものね
[彼の言葉が世辞か本心か、私にはわからないけれど。どちらにせよお褒めの言葉をもらったならば頬を緩めて。そっと胸に手を添え安堵の息を漏らす。 こういう場で、変に悪い印象を持たれることはよくはない]
あの宝石に負けず劣らず あなたの演奏も特別でしたわ
リクエスト、気に入ってもらえたならよかった あの宝石の横で、あなたの演奏が聞こえるのを 楽しみにさせてもらいますね
[選曲は大丈夫だったのか。彼の反応にひとまずの安堵。それが気遣いなのかなんなのかはわからないけれど、もし誤ちであったとしても、それを笑い飛ばさないのならば彼は、" いい人 "に部類させるだろう]
(274) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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素敵かしら? なら、私もその褒め言葉にふさわしい 素敵なレディにならないといけませんね
[感謝の礼を表すように、軽くドレスを摘み頭を下げて。下げた頭の中ではミーシャの名前の素敵なところを探してみる。その試みはなんの成果も得ずに終わったのだけれど]
ええ、そうよ。1人で来たの 本当はお父様が来るはずだったのだけれど
急な用事が入ったみたいで…… それで、代わりに私が
[彼が紅茶へ手を伸ばすのを見れば、視覚から認識したそれは突如に香りを強くしたように錯覚させる。鼻をくすぐる香り。それには手を伸ばさずに、つまんだのは一枚のクッキー。さくりと砕いて飲み込めば]
貴方も、見たところお一人?
[同じ問いを、投げ返す]**
(275) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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[聡明そうな目の前にいる男が語るその口ぶりは、記者がそれを口にする前から知っていたと思わせるもの。 それでも知っていた、とは口にせず柔らかな口調でそれを教えてくれているように感じた。 犯罪研究家を名乗る彼のこと。 やはりそういった情報が入ってくるツテが存在しているのだろうか。]
貴方もご存知でしたか。 出すぎた真似をしてしまいました。
……そうですね、模倣犯や愉快犯の可能性も十分ありえますから、慎重に動かないと。 まあ、ただの記者である俺が騒いだところで摘み出されるだけでしょうが。
(276) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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[記者と同じように唇に手を当てる研究家。 相手と同じ動作をするのは安心させるためだとか、油断させるためだとかなんとか上司が言っていたような気もするが。 次いで悩ましげに溜め息を吐くその姿は初恋に悩む初心な少女を彷彿とさせた。]
秩序立っていて頭がいい、ですか。 ……ふむ。貴重なご意見ありがとうございます。
[犯罪研究家である彼の口から巷を賑わしている自分物の個人的な見解が聞けたのは思わぬ収穫だった。 無礼とは知りつつも、手帳を開いてはペン先を走らせる。 そうして彼の方へ視線を戻せば、申し訳なさそうに眉尻を下げた。]
(277) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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[気が付けば彼の口調は砕けたものになっていた>>269。それに気がついたのは改めて彼がかしこまった口調に戻ったときのこと>>270。
自分が庶民過ぎてうっかり気がつかなかった]
[お辞儀から顔をあげて、ふ、と視線をさまよわせる。ちらほらとクイーンハートを見に来る人がきているのがわかった。 ついつい話し込んでしまったがそろそろここから離れたほうがいいのかもしれない]
あなたとお話するのが楽しくって長居してしまったようね。そろそろ離れたほうがいいかも
[なんて、促して。自身は足を会場の方へと向けて]
ふふ、あなたとこうやってお話できたこともいいことのひとつかしら?
[くすくすと、楽しそうに笑うのだった*]
(278) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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失礼いたしました。 記事に載せるなら匿名で、ですね。 了承いたしました。
[小声でこっそり、ひそひそと。 女の子のするそれは愛らしいが、男の同士のそれははたから見ればどう映ることなのやら。 手帳を閉じてポケットへと押し込むと、使用人を呼んで飲み物を頼んだ。今度はきちんと、アルコールの入っていないものを。]
(279) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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役に立つか分かりませんが、俺の見解もひとつ、聞いて頂けますか? ……彼はとても、寂しがりやだと思うんです。
[寂しいとしんでしまうんです。 好奇心が殺すのが猫ならば、寂しさが殺すのはうさぎだろうか。 そんな冗談を真面目な声音で囁く。
寂しいから構ってもらいたい。 注目を集めていれば、皆自分を見てくれていると錯覚させてくれる。 ひとりぼっちには、変わりないのに。 それで満たされていると感じるのだから、なんて滑稽なのだろう!]
(280) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2017/01/07(Sat) 00時半頃
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……冗談ですよ? 有意義な時間をありがとうございました。
それでは、良い夜を。 今宵はまだまだ、これからですから。
[うっそり、意味深に微笑んで。 小さくお辞儀をすれば別れの挨拶を告げる。 とはいえ、広いとはいえ同じ屋敷の中。 また言葉を交わすこともあるだろうが。 使用人からグラスを受け取れば、記者は人の中へと姿を消した。*]
(281) 2017/01/07(Sat) 00時半頃
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