166 悪魔の揺りかご
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オーレリアに1人が投票した。
グロリアに4人が投票した。
グロリアは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
オーレリアが無残な姿で発見された。
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[魔力を渡したのち、一歩引くと彼の様子をじっと見つめる。 魔力を受け取った彼が、自らを形作る。 少しだけ漏れ出した魔力の光に包まれながら、イメージが形になっていく。
気づくと、金の鬣に、藍鉄の毛並みを持ち、2つの角を持つ美しい馬がじっとこちらを見つめていた>>50 きっと、彼の友人はこのような姿をしていたのだろうと思わせるその姿。 しかし、一方でそれは紛れもなくニコラウス本人だった。]
…
[正面から黙ったまま彼に近づくと、静かにその金色の鬣を撫でる。 そのまま、少し馬の首を下げるように頭を撫でると、彼の角の根本…耳元あたりの鬣に顔を埋めて呟いた。]
善くやった。 美しい。 一緒に行こう。
[ふっと顔を上げると彼に微笑み、先導を開始する。 時々後ろを見ながら、彼が問題なく動けているのを確認しつつ、素早く、しかし静かに、気配を消しながら中庭へと走り出しただろう。]
(0) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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[立腹を宥める為、主人の労いをたっぷりと頂戴した少女は御満悦。少し髪が乱れてしまったことも、気に留めないほど。]
……あら。 ご機嫌麗しく、七洋公。
[そんな時であった。 完成された造形美を有する深海の主が訪れたのは。>>4:35]
今宵は大変良い夜ですね。 我が主も、先ほどからとても機嫌が良いのです。
(1) 2015/08/09(Sun) 00時半頃
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……貴方様にとっても良い夜となったでしょうか。
其方の一輪を摘み取るのでしょう? それとも、育てて花を咲かせるのかしら?
[連れた馥郁たる気配に頬を綻ばせ、カテーシーを披露した。 水と華、まるで母子のようだけれど。と、言葉を紡いだところで、主に止められ、そっと控える。
主君であるオスカーが切るのは祝福の印。 黄金の月をなぞるような真円。>>4:56
『またね、グロリア。 今度は美食を用意して待っているよ。』
……なんて。 余りにも美しい悪魔に、主人が楽しげに微笑んだので、また膨らむ頬を自覚せずにはいられなかったけれど。**]
(2) 2015/08/09(Sun) 00時半頃
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― 中庭・奥 ―
こっちじゃ。
[静かに腕を上げてその方向を指す。 師匠クラスとしての脚力を持って移動したのは、中庭の、通常キメラが跋扈する場所からさらに奥。 静かな場所で、他と比べると二回りは体格の小さいキメラが一匹だけうろうろとしている場所だった。 気配を消したまま、茂みの中から様子を窺いつつ囁くように喋る。]
あれが、子じゃ。 親の気配を感じるか? 向こうの茂みと城の壁の間の空間に、じっと動かぬ一体がいる。 若さも、強さも申し分ない。 今、ここにいるのはその二体じゃ。
(3) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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一つ目。 多を相手にしないこと。 数は力じゃ。 出来る限り、個別に、素早く片付ける。 今回も、彼らの他のキメラの群れへの合流は絶対に避けたい。
そして二つ目。 仕掛ける場合、中途半端に手を出すな。 手を出すならば、最後まで。 そうでなければ手を出すな。
[気配を気取られぬように静かに、まるで弟子へと教えを説くように傍らのニコラウスへ囁く。 髪留めを解きながら、計画の説明をする。]
(4) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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今からわしが、あの子を殺す。 その死体を餌に引き籠っている親をおびき出す。 恐らく我を忘れて飛び出してくるじゃろうな。 そこでお主が、囮になるのじゃ。
奴を傷つけることなく、かつ他の群れの方に行かせることなく誘導し… そうじゃな、あの大きな岩の辺りで、飛びかかられるように襲撃されてくれ。 うむ、そうじゃな。 向こうが飛び上がり、お主を上空から襲う形。 それが良いのう。 「撮る」べきはまさにその瞬間じゃ。 くくく…
[獲物の姿を思い浮かべ、不穏な笑みを浮かべる。 が、すぐに真面目な表情でニコラウスの顔をじっと見つめる。]
(5) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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例えキメラと言えども子を殺された親。 侮るな。 …大丈夫じゃよ。 わしがお主を守る。
[ぽん、と彼の頭に手を置くと、鬣を一回わしゃっとする。]
行くぞ。 勝負は短く。 すぐにケリをつける。
[次の瞬間、気配を露わにすると、身体に残った魔力をごっ、と周囲に放出し、瞬時に子キメラへと飛びかかっていった。]
(6) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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はっ
[恐らく何が起こったのか子キメラには理解ができなかっただろう。 懐に入り込むと、下から魔力を込めた手刀を喉笛に突き込んだ。
どさり、と倒れた身体を抱え込み、下から持ち上げる。 このくらいの重さであれば充分に持ち上げることはできる。 死体を持ち上げながらも身体は軽く、親のキメラのそばへと飛ぶようへ向かう。
大人のキメラでは中々こうはいかない。 石にしてしまった場合はなおさらのこと。 しかし、モノクルの調整は済んでいる。 準備は万端であった。]
(7) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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[そして、親のキメラの前へと到着すると、どさりとその死体を投げ捨てた。 座り込んでいた親キメラの瞳が光り、立ち上がるのがわかる。 見込んだとおり。 若く、強く、身体は引き締まり、美しい。 この城で、一番コレクションに相応しいキメラが眼前に現れた。]
ニコラウス、頼んだぞ…!
[彼はどこにいただろうか。 大声をかけて自分は飛び下がる。]
(8) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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!?
[次の瞬間、目の前に何かが飛んでくる、と思ったその時には横っ面を強力に叩かれ、真横に吹っ飛んでいた。 瞬時に体勢を整え立ち上がる。 が、頬は熱く腫れ、鼻から血が流れているのがわかった。 親キメラの尾に思い切り吹っ飛ばされたのだ。 口もとの血を拭いながら、しかしにやりと笑みを浮かべながら叫んだ。]
くく… 流石に目の前で子を殺された親ならそうくるであろうな。 しかし、だからこそ、じゃよ。 精々楽しませてくれるのだな!!
ニコラウス、油断はするなよ! しかし傷つけもするな! 全く、最初からいい修行じゃのう!
(9) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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[再度、今度はもっとしっかりとキメラから飛び離れた。 ニコラウスには劣るながらも軽やかに野を駆けながら、準備を整える。 先ほどグロリアに使おうとした蛇たちは、中庭に移動してきているだろうか。 魔力の範囲を静かに広げ、また、自分が待機すべきベストなポジションを探しつつ、キメラとニコラウスの動きを見守る。]
しかし、他者と協力して狩りとはの。
くくく… 心が躍るわ。 この気持ち、数百年ぶりといっても差支えないぞ。
[微笑みながら、暖かい眼差しを庭を駆けまわる美しい駿馬に向ける。 さあ、準備はできた。 あとはニコラウスの誘導を待つのみだ**]
(10) 2015/08/09(Sun) 01時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 01時半頃
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― テラス ―
[鬣を撫でる手に心地よさを覚え、目を少し細める>>0 そのまま近づけるように頭を垂れれば、耳許で囁かれる声に、了承を示すように瞼を閉じ、ひと啼きした。
形作った体躯は、少しだけ違和感を覚える。 それが己自身の成長ではなく、間借りした強さであることを認識させる。 けれど動かす事への違和感ではなく、逆に早く駆けてみたくて身体が疼くようで、それが少しだけおかしかった。
ゆっくりと彼女の後へ続くと、 中庭で男の上空を駆けたものより小さいキメラが、頼りなさ気にふらふらと動き回っているのが見えた>>3 首を立てたままでは見つかってしまうので、首を下ろし、側にいる彼女と共に様子を伺う]
(11) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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― 中庭・奥 ―
[耳許で説明される内容を、静かにじっと聞き入る>>4>>5 概要を把握し、最終的な目標地を視界にいれながら、楽しそうな笑みにつられるように、少しだけ笑う。 音にはしなかったつもりだが、通ずる魔力でこちらの感情の変化も分かるかもしれない。
守る、と言って置かれた手が鬣を弄ると、気持ち悪いようなくすぐったいような心地がして、ふるりと首を振る。 その間にかけ出した彼女を追うように、自身も茂みから飛び出す。
―――そして、喉元に素早く差し込まれる手刀を目にし、 鮮やかな手並みに、ひゅ、と詰まるような息を飲み込むのだった]
(12) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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[親キメラの気配から、怒気が強まっていくのが目に見えて分かる>>8 今まで匂いなど、感覚的なものでしかわからなかったものが、視覚化するほどに変化するのは、新しい発見だったかもしれない。
のそりと立ち上がる様子に、武者震いのような震えを覚えた瞬間、合図の声が上がり、初めてその足で走りだす。 目の前で叩き飛ばされる姿が見えても、彼女がその程度でやられるわけがないことは、身の内に宿る魔力を思えば当然のこと。
ちらりと横目で無事を確認し、駆けた先は子キメラの死体]
(13) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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(―――こっちだよ、可愛い猫さん)
[徐ろに口に咥えたのは、既に死臭を漂わせ始めた屍体。 わざとらしく首元に噛み付き、皮と肉を少しばかり剥いで、まだ赤く残る血と共に咀嚼して。 あたかも本当は自分が殺したのだと言わんばかりに、醜悪な視線で睨めつければ、怒気の矛先は容易にこちらへ向く。
キメラが走りだそうと足を踏みしめるのと、 こちらが子猫を咥えて駆け出すのはほぼ同時だったか]
(14) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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[中庭、と呼ぶには広すぎる庭園。 その一角を駿馬が風を切り、軽やかに駆けてゆく。 口の中を侵す死臭に、また更に深く歯を食い込ませながら、背を追うキメラと付かず離れずの距離を取る。
以前の自分では、全力で駆けて丁度だっただろう。 なりふり構わず襲いかかろうとする姿に怯え、真の意味で逃げ惑うしかなかったに違いない。 けれど今は、体力的にも精神的にも、余裕のある状態を保てていた。
どこにどれほど力をかけ、 風の声を聞き、歩を進めるか、緩めるか。 挑発するように尾も振れば、更に早まるキメラの動きに、楽しそうに内で笑う。
勿論、油断などするつもりはない。 ただ目的の為に、彼女の動きを阻害させないように。 こちらに意識を全て向けてもらいたいが為。
―――そうすれば、後は彼女に任せるだけでいい]
(15) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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(そろそろ向かおうか)
[準備が出来た頃合いと同じくなる時>>10 それまで振り回すように駆けていた動きが、ある一点へ向かうように変化する。 一定を保っていた距離を、まるで疲労を見せるかのように、徐々に徐々に縮めてゆく。
一歩ずつ、一歩ずつ。 僅かながら、近づいてゆく背後との間。 近づいてくる怒気の気配に、自然と毛や鬣が逆立つようだった。 そうして相手との射線を遮るように、岩陰へと滑りこむと 思惑通り、距離を縮めんとするキメラは、岩を飛び越えるように飛び上がり、その鋭い爪で危害を加えようと襲いかかってくる]
(………さて、この後はどうしたらいいのかな)
[指示はここまで。 その「瞬間」をとると言っていた彼女はどうするのか。
眼前に迫りつつある殺意の矛を視界に入れながら、これから行われる"何か"を少しだけ楽しみに、笑う**]
(16) 2015/08/09(Sun) 09時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 09時半頃
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素晴らしい。
[目の前で行われる美しい追いかけっこに目を奪われる。 もしかしたら彼は「狩り」を楽しいと感じるタイプではないのかもしれない、と考えていた。 しかし、その懸念は狩りに入る前の楽しそうな少しだけの嘶きで取り払われた>>12。
そして今、どうだろう。 口元を血で汚した駿馬が、何とも楽しそうに、優雅に、庭を舞っている。 キメラの方も、自分が目をつけていただけはあり、身体は引き締まり、鬣は怒りで逆立ち、獰猛で力強い雄叫びを上げながら彼を追っている。
しかし今はまるでキメラが小さな賢者に翻弄される愚鈍な巨人に見えた。 怯えも恐れもない。 場を支配しているのは、ニコラウスの方だ。]
(17) 2015/08/09(Sun) 12時半頃
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全く、空恐ろしいの。 自分をか弱いと言っておったな。 開き直ってしまえば、どんな弟子よりも冷静で、落ち着いて、不敵ではないか。
[彼らを眺めながら考えていると、ふっとニコラウスが自分の待機する岩場に目線をやるのがわかった。 うむ、と小さく頷く。]
機の読み方も悪くない。 上等じゃ。
[彼がうまく走りに緩急をつけながら、こちらにキメラを誘導してくる。 憎悪に満ち、禍々しい雰囲気を放つキメラが、彼を切り裂かんと、どんどん近寄ってくる。 しかし、彼は最後まで冷静だった。 さっと岩場の陰に隠れた彼に、キメラが高く飛び上がり、一気にその身を噛み潰してやろうというように飛びかかる。 そう、キメラが空中で斜め一直線になり、前脚を構えた、この瞬間だ。]
(18) 2015/08/09(Sun) 12時半頃
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お見事。
[岩場の陰から、上に飛び乗る。 モノクルは構えている。 フォーカスを合わせる。 自分の2つの眼が、髪の蛇たちの複数の眼が、そして庭を這い、木を這い上った小さな蛇たちが、各アングルからキメラの姿を完全に視界に捉えた。]
お主を一体いくつの視点で捉えていると思う。 喜べ。 お主の一番美しい瞬間を我が手元に残してやろう。
[ほんの一瞬、ちかり、と閃光が走った。
次の瞬間、キメラの殺気は消え失せ、狙った姿そのままに石となった彼が、そのまま真下にずどん、と落ちた。]
(19) 2015/08/09(Sun) 12時半頃
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善し! この瞬間、何度経験しても胸が高鳴るのう。 ちゃんと軽石で調整したからの。 元よりずいぶん軽いはずじゃ。 わしのコレクションがこれでまた一つ増えたというわけじゃ。 しかしそろそろ保管用の新しい屋敷を建てるか他のを処分するかしなければ…
[被写体の方へ近づき検分すると、やはり理想通りに仕上がっており、益々テンションが上がっていく。 思考を進めつつも立ち上がり、功労者であるニコラウスの方へ駆け寄ろうとする。 と、ふらりと身体がよろめいた。]
…全く、わしとしたことが。 魔力を使いすぎたようじゃの。 お主の『器』、成程相当なものじゃ。
[先ほどキメラに一発喰らったのも、恐らく知らず身体の動きが鈍っていたのだろう。 ニコラウスへゆっくり近づくと、彼の身体に寄り添うように、もたれかかる。 少しだけ、息が荒い。]
(20) 2015/08/09(Sun) 12時半頃
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のう、テラスまで、乗せてもらっても良いか。 年かのう。くたくたじゃよ。 これでも今までずっと気を張ってたのじゃ。 でも、もう、ここには城主とその弟子と…お主しか、居ないようじゃから。
[彼の鬣を撫でながら、小さく微笑んだ**]
(21) 2015/08/09(Sun) 12時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2015/08/09(Sun) 12時半頃
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[――――まもなくその時は来た。
後もう少しで鼻先に足が届くかという瞬間、影より現れたタバサが魔力を発露する。 四方八方に配置されていた蛇達と、彼女自身の瞳がキメラを捉え、またたく間にその姿を石へと変化させた。 自分の中に収まる分もそうだが、コレほどの数を扱える彼女も、十分底が知れないな、と思う。
とはいえ、新たなコレクションらしいキメラの石像を前に、 楽しげにする様子を見れば、期待通りの働きが出来たことに安堵するのだけれど]
(22) 2015/08/09(Sun) 17時半頃
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力の制御をしてくださってるからだと思いますよ。 僕のと、そして蛇達と。
[褒められるのは、慣れていない。 それが自分がどこか疎ましく思っていたものに対してなら、なおさら。 けれど、凭れかかるように身体を預ける彼女に、心配そうに顔を向ける。
疲れたのだとこぼす彼女の言葉に、ふと周囲を探る。 はじめの頃に感じていた、いくつかの気配が消えて、 確かに自分と彼女の他に、城の内部に感じられる魔力の力のみが残るよう。
テラスより立ち去った二人の気配も消えている事に、少しだけ寂しさを覚えながら。 撫でられる鬣の心地よさに目を閉じ、背に乗らせろとの言葉>>21に、小さく頷いた*]
(23) 2015/08/09(Sun) 17時半頃
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ふう…
[彼の背によじ登ると、彼の首に凭れるように身体を預ける。 深く息を吐くと、彼の首元に腕を回した。
月明かりの元、静かにニコラウスは元居たテラスの方へと歩いていく。 その背に揺られるのが何とも心地よかった。
無言で揺れる鬣を撫でる。 月の光を反射して、まるで月が二つあるように輝いている。6(0..100)x179(0..100)x1]
(24) 2015/08/09(Sun) 19時半頃
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なぁ、楽しかったじゃろう?
[やっぱり疲れた。 凭れかかった体制のまま、小さくニコラウスに囁いた。]
わしはの、本当に、遥か昔の頃、まだ神々がこの土地に居た頃、恋人に裏切られて湖の底に捨てられて、それで百余年の修行を経て、その恋人の子孫一族が住む街の全てを石に変えた。
その後、目的が無くなって退屈を持て余していたところを、女吸血鬼に声を掛けられ、極夜城で弟子を得た。
でも、死んでしまった。 わしが石にしたのじゃ。
[首に回した腕に一瞬力が入り、鬣にぎゅっと顔を埋めた。]
本当に、大事な弟子だったのに…!
(25) 2015/08/09(Sun) 19時半頃
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[ふぅ、と息を吐くと、また囁きだす。]
その後、わしには本当にすることがなくなった。 しかしの、皮肉なことじゃ。 弟子を失って、わしは世界の美しさに気づいた。
春にひっそりと咲き誇る小さな花々とその周りで踊る妖精、 夏に戦争から帰った息子を抱きしめる母親、 秋の夕暮れに塒へ帰る鷺の群れ、 冬の雪に閉ざされた森の中でただ一匹遠吠えを上げる白狼、 全てに慰められた。
そして、世界中のその一瞬を、自分のものにできたなら、どんなに素晴らしいことかと思ったのじゃ。
くく… 石化される方はたまったもんじゃなかろうな。 でも、わしはその全てを愛している。
(26) 2015/08/09(Sun) 19時半頃
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