77 守護天使は暗躍する
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トルドヴィンに1人が投票した。
クリスマスに3人が投票した。
レオナルドに2人が投票した。
ノーリーンに1人が投票した。
ホレーショーに2人が投票した。
ジョージに1人が投票した。
クリスマスは村人の手により処刑された。教会の鐘が厳かに鳴り響き、法の執行を宣告した。
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デメテル! 今日がお前の命日だ!
2013/03/25(Mon) 23時半頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
デメテルが無残な姿で発見された。
降霊会
こっくりさん、こっくりさん……
秘密の儀式で、墓場の霊魂がかえってきた。今日に限り、生者も姿の見えぬ死者も屋根を共にし、議論するだろう。
現在の生存者は、トルドヴィン、ヨーランダ、レオナルド、チアキ、ジェニファー、ノーリーン、ホレーショー、ジョージの8名。
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– 大広間 –
[磨かれた広間の床を汚さないよう、血赤色のカーペットが長く敷かれる。 半透明の亡霊達はさざめくように滲み、一人また一人、壁や柱の影に同化して消えていった]
[据えられた花台には、艶やかに活けられた無数の花。 控えめに流れ続けていた円舞曲は夜を謡うものへ変わっている]
(0) 2013/03/25(Mon) 23時半頃
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そうね、どうしようかし…
―――デメテルっ!?
[妹の問いかけ>>3:162に、少し迷ったように言葉を返していると、目の前のデメテルの姿がすう、と薄くなり始め、透明になった。 驚いて目を見開き、この女にしては珍しく取り乱したように大きな声をあげる。]
(1) 2013/03/25(Mon) 23時半頃
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─ 二階 ─
[ふと、空気が変わったのに気付く。 待ち構えるような。プレゼントを開ける前のような、緊張と楽しみの混ざった空気]
……ふむ。 何か始まるようだな。 卿は行かなくて良いのか、野良猫殿。
[顎をしゃくり、返事を聞かずに歩きだす]
(2) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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― 大広間 ―
[ジト目を向けるチアキ>>3:157を目にすると、益々笑みは深くなる。何か声をかけるか、放置するのか、どちらが面白いだろう?と思案する間に、大広間の様相が変化する>>0]
どうやら、お楽しみの時間、だな。
[ゆらりと赤い光を瞳にゆらめかせ、男はグラスを給仕の捧げるトレイの上に置いた]
(3) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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――…ええ。
[デメテルの嬉しそうな笑みが見えて女は眩しげに目を細める。 ノーリーンへと問いかける彼女を見つめながらゆると姿勢を正すのだが]
…………、
[目の前にいたはずの姿がすっと消える。 驚きに紫黒の眸が瞠られて]
ノーリーンさま、……デメテルさま、が。
[見えない、と言葉に出来ぬまま、目の前で起こった異変に途惑う。 声掛けた彼女にも見えなくなったと呼ぶ声>>1で直ぐ知れて]
(4) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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– 2階廊下 –
[西棟を降りたところ。 客室から出て来たところらしいレオナルド>>2をまず見かければ、丁寧な会釈を向ける]
カルツァラーリ卿。お変わりなくあられるようだ
[東側に向かうだろうヤニクはシーシャの姿を見たか、少なくとも城主の眼には弟は映らない]
(5) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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こちらにいらっしゃれば、いずれおいでになるかと
[大広間では音楽が変わり、新たな宴の準備が進んでいる]
今からの催しに、城主であるトルドヴィン卿が いらっしゃらないことはございませんでしょうし。
[カイルがいると思しき方向を見て言う]
(6) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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─ 大広間 ─
…………。
[向けた視線に答えるように深まる笑み>>3に対し、こちらの険は僅かに増す。 けれど、ここで突っかかるのも何となく悔しくて。 何とか気を鎮めよう、と左手を握り込んだ矢先──広間の様相が変じた。>>0]
……ん。 そういう時間、か。
[小さく呟き、は、と小さく息を吐く。 少なくとも、今の内は、暗い気持ちは蹴っ飛ばして置くべきか、と。 そう思う事で、一端、気持ちを切り替えた。**]
(7) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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[デメテルの声は聞こえる。 カイルやシーシャと同じ症状と思うが 姉であるノーリーンの心境を考えれば胸が痛む]
今度は、デメテルさままで――…、
[階下より流れる夜を誘う音色に、 瓶の触れ合う音が混じるも音奏でるものは見えぬまま]
(8) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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[腕に触れる手の感触に、驚いたようにびくりと肩を跳ねさせる。
が、妹の声が聞こえれば、少し安心して]
ここに、いるのね?
[グラスがぶつかり合うような音も聞こえたが、デメテルの、美しい青のグラデーションのドレスも、手に持っていたジャムが入った籠もさっぱり輪郭を認められない。
頼りなげに右手を彷徨わせ、妹に触れたならば形を確かめるように触れ、ジェニファーに顔を向けて]
…デメテルにも、その悪戯が…?
(9) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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― ランドリー室 ― [眉を下げ、ランドリー室から出る。 消えた贈り物と、姿が見えなくなるという現象。 繋げて考えてはいなかったが、 よくよく考えてみれば、その可能性が低くはない。
きちんと説明して欲しかったとは、思わない。 思ったところで無駄だからだ。]
後で、謝った方が良いかな……。
[ラモーナの仕業ならば、ずっとと言うわけではないはずだ。 いずれ元に戻った時にでも謝罪すれば良い。]
(10) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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[背後からの指摘に、踵を置いたところで止まる]
[城主の弟に対する態度ではないことは、やや痒い程度だったが、城主を心配させるのか、というのは痛い所だった。 カツ、と最小限の動作でターンする。 まだ姿を隠したままなのに眉間を寄せるが……。今は置いておいて、声が聞こえたと思しき方向に、胸に手を当てて一礼]
失礼致しました、シーシャ・ラマード卿。 我の体調を気にかけて下さって、心より感謝いたします。御心配に及びません。すでに快方に向かいつつあります。 卿の兄君のお心を煩わせることは、ありませぬとも。
[しかし、あげた顔には皮肉げな笑み]
客人に頭を下げさせたのだ。弟君も、もちろん礼儀にて返して頂けますな?
[出来るものなら、いつまでも隠れていないでやってみろと]
(11) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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[上階から下りてきたらしき城主>>5に気づくと、隠れっぱなしの猫のことはもうどうでもよくなって振り向く]
御蔭様で。 トルドヴィン伯。 ……何か新しい余興が始まるようだ。 今日の主饗宴と思って宜しいかな。
(12) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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[聞こえてくる妹の声に、緊張感はあまりない。 それが、姿は見えねどここにいる、という事と合わせて、少しだけ自分を安心させる。
ジェニファーから妹へと移した視線は、どこに留めればいいかわからないように困惑の色を孕んで揺れていた。]
(13) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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――…そのようですね。
[困ったように眉尻を下げノーリーンに一つ頷く。 触れようとするその仕草からデメテルがそちらに居るのだろうと思い]
ええ、デメテルさまのお姿が私たちからは見えぬようです。 ――…それ以外は先ほどと変わらないご様子、ですが
[気分は悪く無いかと問おうとすれば、廊下に不意にあらわれる籠]
これは――…、デメテルさまの?
[籠へと視線を向けて、奇妙な状況に悩ましげに柳眉を寄せる]
(14) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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– 2階廊下・P3客室前 –
[レオナルドの問いに首肯しかけたところで、もう一つの気配に気付く。 血を分つ同胞の気配]
… シー、
[みなまで言う前に、声と足音が高速で こちらへ近づきながら鳴り響く]
っ
[とりあえず気配の方へ腕を広げたが、タイミングと向きが微妙に合わずに、飛びつかれれば後方へ一歩たたらを踏んだ]
シャか。 元気そうだ
(15) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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[と、突然床の上にジャムの入った籠が姿を現して、そこへ視線を向け、あっ、と小さく声を上げる。
先程ジェニファーから聞いた現象と同じとわかると]
…どうしましょう?
[あまり取り乱すと逆にデメテルを不安にさせるかもしれないと、努めて動揺を隠す調子で言った。
そこで、大広間から聞こえるワルツの音が大きくなっている事に初めて気付き、階段の下へと顔を向ける。]
(16) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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ええ、デメテルが手土産にと持ってきた うちで作ったジャムなの。
[と、ジェニファーに向かって。]
トルドヴィン卿にお届けするつもりだったのだけれど…。
(17) 2013/03/26(Tue) 00時頃
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– 大広間 –
[やがて、城入り口の扉が開くと、二台の車がそのまま入って来る。 黒々とした大型の車を牽くのは馬でも幻獣でも、無論トナカイでもなく、数百を越える蝙蝠の群れ。
奇妙に羽音のない蝙蝠達がそれぞれ一本の綱を引き、車は滑らかに車輪をカーペットに沈ませて広間を進んで最奥、二階への階段の両脇にそれぞれ停車した]
(18) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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[何もない所へ呼びかける城主。>>15 何もない所から響く足音と声。 そして、何かに飛びつかれたとおぼしき城主のジェスチャー]
……。
……トルドヴィン伯よ。 弟君はまた、一体どんな遊びを始めたのだ?
[半目になって聞いてみた]
(19) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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[ラモーナの悪戯は 城内の物が左右逆に配置されるという物理的なものから 使用人たちの声を奪うという術的なものまで様々あった。
唯一、またやって欲しいなと密かに思っているものは 己の姿が成長した青年のものに変わっていた悪戯だが。
小さく息を吐いて、廊下を歩く。]
ラモーナならやりかねない、っていうか。 絶対そうだよ……。
[可能性、ではなく。既に半ば確信している。]
(20) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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[大広間に戻ろうとして、厨房の中に入りかけたところで 使用人に声を掛けられた。 贄が届いた旨と、案内をと言われ。]
あ、ありがとうございます。 お願いします。
[使用人の後を歩き、大広間に戻った。]
(21) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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…お土産を渡すのなら、姿が見えないままではトルドヴィン卿も困ってしまわれるかもしれないわね。
今のところは、一旦やめておきましょうか。
[妹の手によって宙に浮いた籠を、奇妙な気持ちで眺めつつ、残念そうに]
これは、一旦部屋に置いてきましょう?
(22) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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――悪意も害意も感じられません、が。 難儀な悪戯、ですね。
[頬に手を宛てがい困ったように息を吐く。 ノーリーンの言葉にゆると頷き]
悪戯にあった者の持ち物も見えなくなるけれど 手放せば、また見えるようになるのかしら。 それなら――…、
[思考をめぐらせるように言葉紡ぐがデメテルの声聞こえれば そちらへと目を向けて]
籠が浮かんで見えますね。 デメテルさまが其処にいらっしゃるという目印のようです。
(23) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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[そう言うと、傍にいるジェニファーに向き直って、ぎこちなくではあるが微笑んでみせ]
ごめんなさいね。心配してくれてありがとう。 私達は、一旦部屋に戻るわ。
[感謝の気持ちを示すべく、彼女の手を握ろうと手を伸ばした。]
(24) 2013/03/26(Tue) 00時半頃
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