94 月白結び
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カミジャーに1人が投票した。
カルヴィンに12人が投票した。
サミュエルに1人が投票した。
カルヴィンは村人の手により処刑された。
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ラッシード! 今日がお前の命日だ!
2013/09/04(Wed) 06時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ラッシードが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、カミジャー、梅子、置壱、サミュエル、錠、志乃、ヴェスパタイン、夕顔、サイラス、華月斎、クラリッサ、ノーリーンの12名。
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― 鳥居 ―
[少年が鳥居を潜ったその後に、残されたものは一体なんだったでしょう。
ほんの僅かな思い出は、獣の首に巻かれたリボンと共に、静かに揺れているのでした**]
(0) 2013/09/04(Wed) 06時頃
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― 回想>>2:244 >>2:252 ―
[着方が分からないと言う彼女。 確かに、普段は洋服しか着ないのであればそうなるのだろう。
どうしたものかと少し考えて。]
良かったら教えましょうか? すぐに帰るとかじゃないなら、着物の着方ぐらいは教えられるし。
[そう提案してみた。 もちろん、無理にとは言わないのだけれど。]
(1) 2013/09/04(Wed) 07時半頃
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― 回想>>2:273 ―
うん、いいよー。
[そう言うと彼女に似合いそうなかんざしを数点見繕って。 続く言葉には、笑って見せて。]
猫耳は無いかなあ……どうしてもって事であれば。 雑貨屋さんに探してもらってここに持って来てもらう事はできるけれど。
(2) 2013/09/04(Wed) 07時半頃
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― 回想>>2:324 >>2:325 ―
ん、それにしたのね。 良いんじゃないかな、似合うだろうし。
[紺色の着物を選んだ彼女。 まずは着替えを手伝うかと思ったところ。
急に機械を取り出すと血相を変えて去っていく彼女の事を見送って。]
またね。
[きっと見送りにでも行くのだろうと。 そう考えて彼女の落として行ったお金を拾い集める。]
(3) 2013/09/04(Wed) 07時半頃
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― 回想>>2:245 >>2:271 ―
[夕顔の表情を横から眺め。 どこか思いつめたようにも見える彼女の事を心配しつつも。]
まあ、妖だってさ。 能天気な妖もいれば、色々考えて動いてる妖もいるじゃない?
そんなもんでしょ。
(4) 2013/09/04(Wed) 07時半頃
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―― 翌朝・宿 ――
[障子の隙間から差し込む陽が、雪の空色を開かせた。 まだ少し肌寒く、自然光の中で肌は青く染められる。 ただその中で、不自然に光るは枕元のスマートフォン。 明滅するそれに触れ、画面に視線を走らせた。]
……そう。
[零す声は、部屋の中にゆっくりと溶けた。
そうして半分寝ぼけたままの貌で いつものように、薄く笑った。]
(5) 2013/09/04(Wed) 18時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 19時頃
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― 夕暮れの鳥居 ―
[赤い鳥居を潜ってその姿が消えて行く。
華月斎と別れてやってきた鳥居の前。 浴衣姿で見送った、文面でしか知らなかった一人目は、自分より明らかに年下の少年だった。]
……俺は、そんなこと、は。
[忠告のような彼の言葉に感じた、僅かな戸惑い。 光の粉が微かに舞ったことに気付けないでいた*]
(6) 2013/09/04(Wed) 19時半頃
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―― 鳥居 ――
おはよ。 えっと……かみ、じゃー?サン?
[呼びかけるのは、初めてだったかもしれない。 薄っすらと記憶にあるその名を呼んで、鳥居の傍にいるその存在へと歩み寄る。 首元に揺れるリボンが鮮やかに、瞳に映る。]
アンタ、今日も人間を帰す準備するでしょ。 良けりゃオレ、帰してくれないかなって。
[その声は、常のような気軽さを持って響く。 彼の答えが何であろうと、それだけ伝えれば踵を返し鳥居から離れた。
リボンの色が唯の瞳と同じ色をしていたことに気がついたのは 振り返るには遅い程に離れてしまってからだった。]
(7) 2013/09/04(Wed) 19時半頃
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― 翌日・宿 ―
[寝起きの布団の上で、スマートフォンを操作する。 メッセンジャーアプリには、幾つもの想いを乗せた呟きが残っていた。 自分も一つだけ発言を残し、画面を閉じる。
洗濯を頼んでいた洋服は干しているとのことで、今日も借りた浴衣を着ることにした。 宿の妖怪に少し手伝ってもらわなければならなかったが、少しだけ馴染んだと自己評価する姿に、似合わない黒いリュックを片側の肩にかける。]
さて、時間は短いんだ。 やることやっとかないとね。
[向かう先は決めてある。 呉服屋、志乃の所。
帰る前に、曖昧な約束を果たすべく。]
(8) 2013/09/04(Wed) 19時半頃
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― →くれなゐ ―
[妖怪横丁を歩く足も、随分景色に驚かなくなった。 逆に妖怪たちからしてもそうなのだろう。 人間という異質に、少しずつ慣れて。
人間とは違う彼らの日常を横目にしながら、以前通った、錠に案内された呉服屋へと辿り着いた。]
おはようございます、志乃さんいますか?
[とりどりの布を扱う店の中へ入り、店主の名を呼んだ。]
(9) 2013/09/04(Wed) 19時半頃
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―― → お喜の茶屋 ――
お邪魔シマスよっと。
[軽い口調で挨拶をして店内へと入り、手近な席へ腰を下ろした。 店内に誰ぞ姿があれば、手を振って挨拶することも忘れない。
戸惑いが殆どなくなったのは、この世界に随分と慣れたからか。 それが良いことなのか悪いことなのか。雪には判断ができない。 ただ、今判ることは]
すいませーん、喜壱サン、いらっしゃいます? ああ、あとなんか肉っぽいものくださーい。
[随分と腹が減っている、ということだった。 卓の上に置いた片手は、同じくして置いたスマートフォンの表面をなぞる。
――恐らく、唯が望んだのは。あの仮面の、元の持ち主へ。 だからじっと、店主が現れるのを、待っていた。]
(10) 2013/09/04(Wed) 20時頃
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― 鳥居 ―
ナナクラエリサか。 間に合わなくて残念だったなぁ。
[もう帰ったの、と問いかけられて>>2:327、意地悪げな揶揄で返す。 未だ頭痛は治まらず立ち上がることはできないまま。 七倉が座り込めば視線は同じ高さに揃った。]
……勘違い?
[視線は隣の七倉へとは向けられず、天を見上げたまま。]
(11) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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[その問に七倉は何と返答しただろうか。 しばらく会話を交わした後、ふと会話が途切れれば、やはり視線は高い天へと上げられる。 ぼうっと夕焼け雲の流れを見ていたが、おもむろに立ち上がり]
………‥おら、帰るぞ。 早く立たねぇと置いてくぞ、いい女。
[七倉に向けて手を差し伸べた。 別の人間に、同じ場所で、同じように伸ばした手、 その時はこの手は取られなかったけれど。 今度は重なることはあっただろうか*]
(12) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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― 翌朝 ―
[食事も摂らずに泥のように眠った。 躰というより心が欲するままに、今はただ眠っていたかった。 それでも長年の習慣というものは簡単に抜けず、 目が醒めたのは、何時もと同じ日の出前。
茶屋までの道を歩きながら、 少しずつ赤みを帯びていく空を見上げる。]
………いつまで?
[口からついて出たのは、看板娘の口癖。]
(13) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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― お喜の茶屋 ―
[仕込みを始める。 朝一番に来る常連の客は大体顔ぶれが決まっているから、彼等の好みを用意しておく。 薬草粥、くず餅、ごま団子に魚の煮付け。 串に差したシシ肉と、 ――真っ黒の珈琲。
準備を終えたところで店を開き、 給仕は任せ、一人厨房でぼんやりとしていれば、名を呼ばれた。>>10]
(14) 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[シシ肉定食を皿に並べて、珈琲と一緒に運んでいく。 注文の主の姿を見れば、ゆっくりと一度瞬いて]
……手前か。 朝イチから肉なんて食うやつぁ梅子ぐれぇだと思ってたよ。 よく俺の名前を知ってたな。
[淡々と述べながら、定食を机の上に置いた。]
(15) 2013/09/04(Wed) 21時頃
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肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 21時頃
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おお!旨そう! いやね、最近肉食ってなかったから、……
[目の前に置かれた定食>>15に、歓喜の声をあげる。スマートフォンから指を退かし、顔を上げれば]
……そっか、アンタが。 喜壱サン、ね。
[まじまじと、彼の顔を見上げる。 昨日鳥居の場所ですれ違った、彼だとすぐに気がついた。 だったら、……――と考えて小さく笑う。]
宿の妖サンに教えて貰ったんだ。 こう、半分の仮面つけた人、知りませんかってね。
[手振りで半分の仮面を示し、首を傾げて見せる。それが伝わったまでの所要時間は、言わずともいいだろう。]
(16) 2013/09/04(Wed) 21時頃
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……確認するけど。 唯にあの仮面をあげたの、アンタだよね?
[彼らがどんなやり取りをしたのかはまた雪の手の届かぬところ。 顔に浮かべた笑みは掻き消えて、慎重に問いかける。 声音だけは、ただ軽やかに。]
(17) 2013/09/04(Wed) 21時頃
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[視線は自然と、男が持つ箱に奪われる。 人間たちが互いに繋がるためのちいさなからくり、其処にはある、自身の知らない世界に思いを向けてしまう。 男が挙げた歓声に、意識ははっと引き戻されるのだが]
其奴ぁ良かった。 冷めないうちに食え、 ……?
[視線がぶつかって首をゆるく傾けた。 じぃと自分の顔を見上げる男、 その視線の意味を考えるより前に、自分も見つめ返し。]
………確かに、「あれ」は俺のだが。
何か、 …文句でも?
[言わんとする内容が察せず、落ち込んだ眼窩から男をただ、見つめるだけ。]
(18) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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― 朝 ― [目を覚ましたのは、常より早い夜明け前。 籠一杯に胡瓜を持って、河原へと向かった。
昨日相撲をした河童たちに渡せば嬉しそうに取り合っている。 暫く其れを眺め、河童たちが住処へと帰るのを見届けると、のんびりと明け方の河原を歩く。]
……寂しいなあ。
[ぽつりと呟いた言葉は、川面に反射する朝日に溶ける。 僅か会話を交わしただけとは言え、一人帰ってしまった。
昨日長屋に帰る途中に声が聞こえた気がした。 やはり、見送りに行けば良かったのかとも思った。]
(19) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 21時半頃
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んーん、文句なんてナイヨ。 ただ、間違っちゃいけないから。
[こちらを見つめ返す彼>>18に、ふとまた、笑みを浮かべた。 間違ってしまったら、馬鹿だと、また言われそうだから。
一度視線を外し、スマートフォンを引き寄せて数度タップする。 表示させるのは、一枚の写真。]
誰かにって、言われたわけじゃあないんだけど。 多分、アンタだと思うんだ。
唯が、伝えてほしいって。
[そうして雪は、薄く唇を開く。 しかしそれは、茶屋の喧騒に紛れて――]
(20) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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――……、
[スマートフォンを手に取り、喜壱に渡す。 無言で、視線はそらしたまま。]
(21) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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んじゃ!いただきまーす。
[何事もなかったように、雪は定食に手を着ける。 朝から確かにヘビーな類の食事ではあったけれど、勢いよくかきこんだ。
コーヒーの香りも、シシ肉の旨みも、やはりよくわからない。 きっと美味しいのだろう。 だから、黙々と食べ進めた。]
(22) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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― →朝 ―
[宿へ戻り、風呂、食事、と最低限の事を済ませて眠った。 朝になるまでアプリのメッセージには既読のマークが付かない儘、付けない儘で。
宿で借り、着付けを頼んだ浴衣は濃紺だった。夜の明けきらない、明け方前の空の色。もうほんの僅かな間しか保つ事の出来ない 泡沫の空。]
…そうだな。
[既読にしたメッセージの最新、雪のそれを読んで一人ごちる。 彼の帰還を促す響きでは無く、自分も帰らねば、という思いから]
(23) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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― 朝 ―
[昨日は、結局何処にもたどり着けなかった。 やはり迷っているように見えたのだろう。 親切なあやかしによって宿へと戻った彼女は 碧をなんとか着付けながら、残された言葉を思い返していた]
さよなら、しなきゃ
[少しゆるい帯を押さえ、髪は緩く横で結んで外に出た]
(24) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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地図抜荷 錠は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 22時頃
屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 22時頃
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― 河原 ―
[昨日途中まで辿った道を歩いてみた。 彼女の耳に届くせせらぎはどの世界も同じようでいて 元の世界で聞いたことがない彼女には、よくわからなかった]
おはようございます ……蝶の、お兄さん?
[名を、聞いたような気もするし 顔を見たのは、もう随分前のような気もするし。 間違いはないだろうと、ゆうるく首を傾げつつ声をかけた]
(25) 2013/09/04(Wed) 22時頃
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