15 ラメトリー〜人間という機械が止まる時
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時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
ヨーランダの姿が見つからない。
物資もエネルギーも限られた中、人狼に対抗するために乗客たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者をここから放り出そうと。宇宙服ひとつでは命の保証がないが、それもやむを得ないと……。
聖者のお告げ
聖者は民の夢枕に告げられました。今の任より、決定者にふさわしい人物がいると。旧き任務は解かれ、あたらしい決定者は皆に喝采で迎え入れられるだろう。
現在の乗客は、ガストン、セシル、ポーチュラカ、フィリップ、マーゴ、ホリー、ヨーランダ、ベネット、ラルフ、ソフィア、コリーン、チャールズの12名。
焼蛍虫の群れが、城に近づいてくる。
それは、何かに導かれたように……。
(#0) 2010/07/20(Tue) 00時頃
【連絡】
ヨナの姿がいない、とシステムメッセージはでますが、ヨナはちゃんといますので、そのメッセージはスルーでお願いします。
(#1) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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―中庭・泉の傍―
[ざわり。
白に近い銀の髪がうごめく。
歌を歌う女は、小さく息をつき。
泉の傍で喉を潤す]
(0) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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― 城の裏門あたり ―
――…ううん、大丈夫。 ラルフこそ、大丈夫なの?
コートが濡れているみたい。
[そして、いつもにまして、刃を避けるような仕草のラルフをじっと見る。]
大丈夫。あなたの左手は触らないから…。 右手を……。
(1) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[>>1:404名前を呼ばれ、裾を引かれ、戻ろうと言われると。 虚ろな瞳に光が戻ってきた]
――…ええ、そうですね。 戻りましょうか。
[マーゴの足を気遣って、水は自分が持とうと提案した。 その時に、ふっと。 ヴァイオリンが"邪魔"だと感じたので、その場に置いていくことにした。
マーゴがそれに気づいても、後で取りに来ると言うだろう]
(2) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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―中庭―
[マーゴとセシルの会話には入らないまま。
また歌を歌う。
それはいつまでもいつまでも*続く*]
(3) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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[侵食が進み、異形と化した鉱石瞳。 それが映したものに気づいて、不思議そうにチャールズを見上げる。]
…チャールズは、特別なんだね。 それは、徴印《しるし》?
…加護なのか、烙印なのかは…判らないけど。
[話せる時が来たら、聞かせて欲しいとねだった。]
(4) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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>>1:401
――……ごめん、
[もう行かないで、言葉が示す意味。 今日だけではないのかもしれない、とそう思う。
ころさないで
その言葉は刻まれた記憶との相似性ゆえに、否が応にも甦る。 少女の手が伸ばされれば、咄嗟に身を引いた]
……汚れてるから、ごめん。 すぐ、着替えるから。
[>>1 右手をと請われれば慎重に手を差し伸べる]
(5) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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『――やあああああっ!!』
[内臓で、妹が悲鳴をあげた]
(*0) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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ラルフは、少し明るさが増したような気がした
2010/07/20(Tue) 00時頃
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─城内・通路─
[はあ、と。 もう一度、吐き出す息は小さなもの]
……まだ、平気。 だから。 もう少し……うん。
[小さな声で呟いて、ゆっくりと歩き出す。
緑の上着の下から、白い羽毛のようなものが一片零れた事には、気づかないまま**]
(6) 2010/07/20(Tue) 00時頃
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『いやだ いやよ いや 置いていかないで』 『そのヴァイオリンは、セシルの一番大事なものでしょう?』
『水なんて、その子に持たせればいいじゃない』
『セシル』 『何か変よ、セシル』
『ねえ、わたしを見て!!』 『わたしを見てよ!!わたしの声を聞いてよ!ねえ!』
(*1) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
セシルは、少し明るくなった道を、マーゴと二人、水を持って*戻るだろう*。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
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――……こちらに、近づいてる、
[慎重に差し伸べたはずの手は、思わず少女を引き寄せる。 光の束を見据える眼差しは、昏い光を宿した]
(7) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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>>5
[おず…と差し伸ばされた右手をそっと両手で包んだ。 そして、身を起こす。]
ありがとう。 ラルフ、汚れたの?
[そして、明るさが増して、その身が血で汚れていることにも気がついた。]
――……狩りをしてたのね。 怪我は…?
[右手は離さず…。]
(8) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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/* これからRPでCOするつもりですが、先に赤には正直にお伝えしておきます。
恋矢撃たれました。お相手はマーゴ。 恋陣営だけ道連れが発生しますので、手数計算の時に頭の片隅に入れていただけると幸いです。
(*2) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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…っ……。
[突然、胸が痛くて、苦しくて。 なぜだか判らないけれど、頭の奥が熱くて痺れて…]
……なに、これ………。 [胸を抑えて、背中を丸めて…生身のままの右目がポロポロと涙をこぼす。
塗り替えられる思考。押し付けられる感情。 脳裏に浮かぶ姿は、あの…
パニックを起こした身体は、きゅうと痙攣を起こして。 何が何だか判らない…判らないけど
うた が、 きこえ る 。]
(9) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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ベネットは、胸苦しさに息が詰まって、とさりと倒れた。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
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―回想―
[セシルの提案に反対することはなく。 そのセシルの後をラルフが追うことも チャールズは止めなかった。 少し、腹を気にするセシルを気に止めながら 男は、1人で彼らと別れ、別の民家を散策する。]
――……どうか、物資を頂くことをお許しください。
[ほどなくして手に入れたものは 包帯の代わりになりそうな布。食料を少し。 そして―――……白骨が護っていた箱の中から チャールズが用途を識っている薬を幾許かと蜂蜜の小瓶。
白骨に謝罪に手を伸ばしかけた所で、右手首に違和を感じる。 痛みもないのにそこには荒縄で縛られたような模様が 血色に滲んでいた。]
(10) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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神は、私に何を求めていらっしゃるのでしょうね。 私は、もう……―――
[自嘲を含んだ微笑と独り語。 零したところで、銃声が響いた。
刹那、黙祷を示した後、ラルフとセシルと合流すべく民家を後にした。]
(11) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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[光と歌。思わず振り向く。綺麗な光景だった]
〜♪
[メロディを口ずさむ、甘い甘い、恋人たちのメロディ。ただ、訪れるのは、すれ違いと、破局
城の裏手、今では廃墟となった図書館を見つめながら]
(@0) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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本当に、大丈夫ですか?
[合流の後、セシルの様子が何処か変であるのに ラルフに重ねるように問いかけるも 本人が大丈夫であると云えば、それ以上は聞かずに置いた。
何かあれば、それを己に伝えても良いと思えるのならば ―――……抱えさせて欲しいとは伝えてある。
そうでないならば、踏みこまないというのが チャールズという男であった。 ラルフが零した自嘲のような言葉は拾えぬまま 誰かが灯す光を縁《よすが》に古城へと。]
(12) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/07/20(Tue) 00時半頃
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[>>8 掌で包まれた、その感触には少しだけ目を見張る。]
……あ、ごめん。 君まで、穢れる……。
[静謐な水が濁ってしまう、そんなイメージが浮かんで、 引き寄せたこと、触れたこと、に謝罪を重ねる。
問われた言葉には、ゆるく首を振る。 どう答えるのがニンゲンらしいのだろう]
怪我はしてない…… 自分で、斬ったのだけだから。
[離れないその手に、戸惑いながら視線を落とす]
あたたかい ね
[ぽつり、呟きが零れた]
(13) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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[まるで、少女のような口調だった。 不安げに揺らしていた紺の瞳は、 セシルの瞳の色が戻ることで安堵のものへと変わる。]
――…うん、戻りましょう
[光が、近づいてきているから。 ベネットの為に、水が必要だから。
セシルに頷くと、彼の提案には瞬いて。 少し考えた後持ってもらうことにする。 気遣ってくれることは――…嬉しかった。]
(14) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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……置いていくの…?
[水を持ったからだろうか、 セシルが泉に置く楽器に目を留めて。 代わりに持つことが出来ると言っても、 拾うことはセシルが許してくれそうになかった。
もう一度、気にするようにヴァイオリンへ振り返って]
――…セシルは、楽器を弾くこともできるの?
[小倉庫までの道程、妹の話と楽器の話を聞いたら セシルは答えてくれたのだろうか。]
(15) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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嗚呼、着替え見つかったのですね。佳かった。 私は、着替えは見つけれなかったので。
[セシルにベネットの場所を問われれば 共に向かうと暗に告げる。 ラルフが離れて行くのには、少し心配そうに紺青の眸を向けるのみで。]
嗚呼、焼蛍虫が飛んでいますね……―――。
[向かう途中、見えたものに感想を零しながら小倉庫に辿り着き 一先ず、そこで行われる会話をチャールズはただ静かに聴いていた。]
(16) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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コリーン…
[中庭から去る時、白のような銀の髪を持つ彼女へ]
……また、…ね…
[コリーンが最初にしてくれた挨拶をして、 セシルと共に小倉庫へと戻っていく。**]
(17) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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/*
了解しました。お知らせありがとう。
(*3) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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―――……私の話ですか? ベネット、さん?
[2人きりか、なったところで鉱石の眼に射抜かれる。 徴印《しるし》という、単語に困惑の色を見せるも]
ベネットさん!?どうしました? 大丈夫ですかっ
[突然、鉱石の右眼から露を零し痙攣する人に驚き 差し出す右手首には、聖痕《スティグマ》。 それは服に隠された部分にもあるのだが。
右手首を隠すことも忘れて ベネットを抱き止めようとする行動は 彼に受け入れられたか否か。]
―回想・了―
(18) 2010/07/20(Tue) 00時半頃
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