18 Orpheé aux Enfers
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ヴェスパタインが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
降霊会
こっくりさん、こっくりさん……
秘密の儀式で、墓場の霊魂がかえってきた。今日に限り、生者も姿の見えぬ死者も屋根を共にし、議論するだろう。
現在の生存者は、カルヴィン、サイラス、セシル、ベネット、バーナバス、ラルフ、ヤニクの7名。
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−食堂>>1:309−
……待ちくたびれてしまいましたか?
[窓辺でぼうっと座っているベネットを見て、肩を竦めて笑ってみせた。]
すみません。 あまりにも急だったもので、まだ差し入れの品を用意できていません。
その……研究室にそれらしきものはあるにはあるのですが、いかんせん今回の持ち込み禁止の品なので、明日持ってきます。
約束ですから。 素晴らしい演奏を聴かせて戴いたあかつきには、何か差し入れをします……って、ね。
(@0) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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[食事が終わり、懇親会が終わり(9/7 01:30)、その夜。
スコアブック盗難が見つかるまで、それは非常に和やかなものでした。
和やかでもあり賑やか。
*それは、メンバーにとって嵐の静けさのようなものだったかもしれません*]
(#0) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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―食堂―
ええ、随分待ちました。 皆もそろそろ殺気立って来てますよ。 高校生達が揃わないことには、ご馳走もずっとお預け状態ですから。
[入ってきた講師に笑顔で告げる]
……今日の演奏は素晴らしいなんて言えたものではありませんでした。 僕だけじゃなく。 ですので、差し入れは後日にお願いしたいです。
(0) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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ごはん、ごはん ごー はー んー !!
[走りながらその単語を口にしているのだろう。 自分より後ろにいるものがあれば遠くなっていき 自分より前にいるものには近くなっていく。
すなわちドップラー音声。
食堂に駆けこんできたとき、その姿は既にお預けを待つ犬状態]
(1) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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−食堂:>>0−
……そうですか。 ならば、演奏者のご意見に従って、本日は何も無しということで。
正直ね、僕は驚いたんですよ。 僕の授業ではあまり生気の無い目をしている人までもが、オーケストラで演奏している時はまるで違う表情をしている。
音大で音楽をやっていく人達の情熱というものを、見せ付けられた気分がしました。あまりに、僕とは違う世界にいるような気がして……
(@1) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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―F部屋―
[セシルが教えてくれたこと。 其れを伝えるだけでも、きっと凄く勇気の要ることだっただろう。
だからこそ、応えたい。 少しでも彼を助けて、護りたいと思う。 子供みたいに泣きじゃくるのをあやすように宥めながら、 一体何が自分に出来るのかと思案する]
[何故なら、彼は大切な、――――]
(2) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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― 部屋A ―
[講師である彼と別れて部屋へと向かう。 途中、食堂にいるジェレマイアと目が合ったならぺこりと頭を下げ、 それから、楽器を置いてくる、と指で上を示したが… そして、何かとても魅力的なものが食堂にあるような気がした。
残ったウルトラサイダーを飲み干し、空き缶を手に急ぎ足で部屋へと向かえば、 ラルフと次いでご陽気なカルヴィンとすれ違う]
あれ、絶対尻尾あるぞ・・・。 それも千切れんばかりにぱたぱたしてるヤツが。
[走って行くカルヴィンを見て、ぼそりと呟いて部屋へ。 楽器を置いて、すぐに食堂へと引き返した]
(3) 2010/09/06(Mon) 01時半頃
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スティーブンは、遠くで救急車が来る音を聞いた気がした。だが、それはどうやら子犬の鳴き声だったらしい。
2010/09/06(Mon) 01時半頃
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[ラルフが戻ってきたのにはご苦労様と笑顔で告げて しっぽを振るわんこが見えたら、片手を広げて前に出した]
ご飯は皆がそろってからですよ。
[すなわち待て、の合図]
(4) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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バーナバスは、思い立ったように携帯を取り出し。
2010/09/06(Mon) 02時頃
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――是非次回にお願いします、先生。 次にはもう少しまとまった音をお聞かせ出来るよう励みます。
[講師には少し眉を下げて答え、言われた言葉に少し首を傾ぐ]
音楽大学のオケですからね。 義務でやらされているわけではないですし 好きな事をしている時は、皆顔つきも違うものでしょう。
先生だって。
(5) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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それじゃ本当に犬のお預けじゃないですか。
元気があるのは良いことです、ね。
[しつけ途中の子犬よろしくわふわふと食事を待つカルヴィンの様子と、彼を制止するベネットの様子を交互に見て、可笑しそうな表情を浮かべた。]
(@2) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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−食堂−
待ちます!
[わん! 思わず、差し出された片手の上に両の手を置いた。 やってから、あれ、おかしいなと思った。 まだベネットには餌付けされた覚えがない。
ヤニクが尻尾を見たのも、もしかしたら幻ではないのかもしれない]
(6) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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― 食堂 ―
[カルヴィンのドップラー効果からやや遅れて食堂へ。 漂う匂いと裏腹な空気にどぎまぎしつつ。 ええと、と困った顔をした時、ぐうううと腹が鳴った。 しかも、空っぽの胃袋が振動したのか、体中に響く音で。 外から聞けばさながらピッチのずれた重低音の和音。
その後、揃わねば始まらないことを悟ってうな垂れた]
これぞ、近くて遠いお料理
[呟きが聞こえたなら、遅れてきた人間が何を言うなんて言われかねない
(7) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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いい子ですね。
[両手が掌の上に乗った。 デカい犬だ。 そういえばスコーン与えた時もこんなだったっけと思ったり]
(8) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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いや、もう、飯食わせてもらえるならいっそ犬でもいいです。
[この返答も後から考えれば十分に酷かった。 そういえばさっき挨拶をせず、ベネットは先生と言っていた]
…せんせい?
[はて。そういうあだ名なのだろうか。 それとも、本当に先生なのだろうか。 眼鏡をかけたその男を思わずじっと見る]
(9) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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― 部屋F ― 〔宥めてくれる手が優しくて。 あまり優しくて、それが、僕の中で 普段ならストップをかけていたものを 止めてしまった……のだろう。〕
〔声なき声で呟いた言葉をサイラスが拾う。 そのサイラスの反応で、 自分が零した言葉を知る。〕
――――……
〔耳の後ろで血が引く音がする。〕
〔最初に返って来た言葉には僕も泣きながら頷いた。 ……けれど、続いた……声。 そこに混じる戸惑いに、 自分が声なくとした言葉が どういう意味で、彼に伝わってしまったか。 それに気づき、僕は顔が青ざめる。〕
(10) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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ヤニクは、限界に近い空腹を抱えて、くてりと壁によりかかった**
2010/09/06(Mon) 02時頃
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>>5 そう……ですか。 まあ、皆さんが目指すものはもっと果てしないものなのでしょうから、まだ僕は甘いのかもしれませんね。
でも、音大のオーケストラというものは、本当に凄いものだと思った僕の感想は否定しないでくださいね?
(@3) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 02時頃
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すみません。
[>>@3否定したい。 あの音の羅列はまだ完成には遠かった。 確かに、普段音に馴染み無い者なら、圧倒されたのかもしれない。でも]
……すみません。
[もう一度謝って、項垂れた]
(11) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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ありがとうございます!
[ベネットの言葉に満面の笑顔。 褒められているようには思えないがそれでもこの答え。 食べ物とは実に偉大である。 彼の手の上に両手を乗っけたまま、早くそろえばいいのに、なんて 空っぽのお腹を宥めながら待つ]
(12) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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>>9 ああ、今日のわんこさん。 僕はこの大学の講師ですよ。 とはいっても、音楽とは全く無縁の、教育心理学を教えているのですけれども。
僕は、スティーブン・オブライエン。 「先生」は多分、あだ名ではありません。 もしかしたら敬称ではないのかもしれませんけど。
……というか、そろそろごはんにしてはいかがでしょう? 遅れて来る方は、もうそれはそれということにしては?
ほら、あそこの高校生の方は、栄養失調で倒れる寸前ですよ。
[指先で、ヤニクを指し示した。]
(@4) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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[酷い腹の音を聞いた気がする。 両手を預けたカルヴィンがなぜか笑顔だ。 どうしよう空腹で壊れてきているんだろうか。 そういえばオケメンツも段々殺気立っている気がする。 これは最後に入ってきた者に集中砲火だろうなとか思いながら、講師の声も受けて立ち上がった]
……どうしましょう、部長 あと三人ほど来てませんが始めちゃいます?
(13) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/06(Mon) 02時頃
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それは俺は第何回目のわんこになればいいんでしょうか。 じゃなくて、犬じゃないです。未だ人間です。
[指先が示すヤニクの姿を見る。 つまり部屋Aは欠食児童組ということになる]
スティーブン先生。よし、長いからステア先生。こうっすね。 俺はカルヴィンといいます。カルヴィン・マクベスタ。 北校の1年で、チェロをやってます。
[そんな風に説明しながらベネットを見た。 お腹すきました。そんな風に訴えるが如く]
(14) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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『食事解禁を所望する!』
[短い言葉は切望していました。
はらへった。]
(#1) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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[演奏中に垣間見えた姿。 あのやり方は気に入らないが、それでもあの視線は少しだけ気になる。 何だか気になるとか言うのも既に癪なのだが]
(*0) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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>>11 ……いいえ。
[ヤニクを指し示す指先を移動させ、ベネットの肩を叩こうとする……が、それをすることはせず、窓枠に手を掛けた。]
いいんですよ。
(@5) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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[ヴェスパタインに問うた傍から携帯が鳴った]
……ふぅ。 どうやら一名は遅刻確定です。 先に食べていて欲しいそうで。
[表情で誰からの連絡かわかったのだろう お預け状態のメンバーに、よしの合図>>#1というより彼もわんこのような言葉。 飲み物が全員にいきわたったら、部長の乾杯の挨拶で懇親会が始まるだろう]
(15) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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すみません。
[講師へ三度目の謝罪。 音を愛するが故に、どうしても譲れなかった。 窓枠に手をかける彼が、肩を叩こうとしたとは知らず]
……煙草のにおいがします。
[すん、と鼻を鳴らした]
すみません、少し席を外します。 僕のぶん夕飯残しておいて貰えますか?
(16) 2010/09/06(Mon) 02時頃
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