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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ゾーイが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ホウイチ、ヒナコ、ワタヌキ、ナナオ、トヨタ、イスルギ、ハルカ、キルロイ、マユミの9名。
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[本日のおすすめ:かぼちゃのプリン コーヒーか紅茶をセットにすると100円引き]
(0) 2015/10/21(Wed) 07時頃
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[3dの吊り:ホウイチ[[who]]
襲撃:トヨタ[[who]]]
(#0) 2015/10/21(Wed) 07時頃
[3dの吊りふりなおし:トヨタ[[who]]]
(#1) 2015/10/21(Wed) 07時頃
[3dの吊りふりなおし:ナナオ[[who]]]
(#2) 2015/10/21(Wed) 07時頃
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━━ 『ラブ・レター』 ━━ [今日はちょっと遅くなってしまった。 稽古に熱が入って、気づけばこんな時間に。体はダルいし、頭も飽和状態。 それでも、ここに来てしまうのは、やっぱりここに来ると、癒されるからだと思う。
あと、何回これるだろうか。 部活の稽古がどんどん長引けは…
中に入るなり、]
マスター!こんばんは! 今日のおすすめは、なんですか?
(1) 2015/10/21(Wed) 09時半頃
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[と聞いて、いつもの席へ。
飲み物と一緒に、一通の絵葉書が。]
わ…キレイ。…これは?
[とマスターに聞くと、「応援団からだよ」と。]
応援団?
[もしかして、ラジオを聞いた人だろうか。 私はその絵葉書に、そっと視線を落とした。]
(2) 2015/10/21(Wed) 09時半頃
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[マスターに絵葉書のお返事を渡した後で]
(あれ?名前書いちゃったけど、いいか〜)
[ラジオを聞いての人だったら、ラジオネームを書けば良かったかな?と。 でも、書き直さなかったのは、きっと私の名前を知ってほしいと思ったからだ。
あんな素敵な絵をかける人は、どんな人だろう。
そう言えば、このお店の中にも絵が売られているけれど。何となく絵の雰囲気が似てる気がする。 もしかしなくても同じ人?]
(3) 2015/10/21(Wed) 09時半頃
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━━ また、ある日 ━━ [昨日は来れなかったけれど、今日は何とか来れた。 どんなに疲れてても、ここに来ると不思議と落ち着く。明日も頑張ろうって家路につける。
今日も飲み物と一緒に、手紙が添えられて]
わ……キレイなお手紙だ。
[かぼちゃのプリンと、コアントローコーヒーを飲みながら、その白い一筆箋を読み始める。
この一筆箋、どこで売ってるんだろう。 まさか、手作りだと見抜く目は持っていなかった。]
(4) 2015/10/21(Wed) 09時半頃
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[友達にも、家族にも言ったことのない心の内を吐露してしまった。 顔が分からない、誰だか分からない相手だからこそ、書けたのだろうか。 でも、相手は現実に居るのだ。そこが不思議で素敵な"つながり"だなって思う。
そして]
便箋を買おう……!
[いつまでもルーズリーフではいけないだろうと決心した。
この素敵な一筆箋が、輝いて見えたのだ。
まさか、昨日「名前の由来」を送った相手だとは知らずに。]
(5) 2015/10/21(Wed) 09時半頃
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――とある日のアトリエ――
[今日も素晴らしい秋晴れです。 山の上はすっかり紅葉の盛りで、色鮮やかな色彩が降り注いでいました]
[彼は珍しく、家の外に居ます。 足元には、山から降りてきた、野生のキツネが居ました。 数年前に餌をあげたら、懐いてしまったのです。 それから時々、ここに遊びに来るのです]
[車が上がってくる音がしました。 郵便屋です。 彼しか居ないこの山道を、ご苦労様です]
(6) 2015/10/21(Wed) 16時半頃
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[受け取った手紙は、落ち着いた藤色の便箋でした。 右肩上がりの大きな文字。 そこに刻まれた言葉に、彼の強面の顔が解けました]
[貴方のファン]
[いつでも、自分の作品を評価してもらえるのは、嬉しい事です。 彼は何度も何度も、じっくりと手紙を読み返します。 何往復もして、そして、評価の言葉に顔を綻ばせます]
[喜びをしっかりと堪能すると、彼はその手紙を、キツネに見せてみました。 食べられそうになったので、キツネの手の届かない場所から しっかりと、文面を示してやりました。 キツネは理解したのかどうなのか、首を傾げました]
(7) 2015/10/21(Wed) 16時半頃
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[偶には、外で作業も良いでしょう。 彼は、小さめの紅葉を拾い集めました。 絵具を練り、水分を含ませて ハガキに載せた紅葉の上から、霧吹きの要領で絵を描いていきました]
(8) 2015/10/21(Wed) 16時半頃
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――とある日のアトリエ――
[ここ最近、毎日遊びに来ていたキツネの姿が、今日は見えません。 野生ですし、こういう事はよくありますが その都度、少しだけ寂しくなります]
[そんな時に届いたのは、淡黄色の封筒と、小さな荷物でした。 封筒のあまりにも精巧な出来に まさか手作りだとは彼は気付きませんでした]
(9) 2015/10/21(Wed) 17時半頃
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[しかし、中の便箋を見て、首を傾げました]
[風花さん、とは、どなたでしょう。 山を少し降りた集落にも、風花さんという人は居ません。 間違い手紙でしょうか。 しかし読み進めていけば、人違いではないと分かりました]
[「ワタヌキ」を絵で表現する試みは、残念ながら失敗したようです]
(10) 2015/10/21(Wed) 17時半頃
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[便箋に、まるで印刷したかと思われるようなかっちりとした文字。 描かれた精巧な直角四角形の謎かけに、彼は考えこみ始めました]
[少し日が傾いてしまいましたが、答えが出ませんでした。 カラスの声に、はっと我に返りました]
(11) 2015/10/21(Wed) 17時半頃
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[思い出し、封筒と共に添えられていた箱を開きます。 目を、見開きました]
[絵が、本物になっていました]
[そういえば、納品した椅子の絵がありました。 幾何学的な椅子の絵は子供向けではありませんが お買い上げいただいたようです。ありがとうございます]
[一筆箋の文字も、まるでコンピュータのような正確さでした]
(12) 2015/10/21(Wed) 17時半頃
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[ミニチュアの椅子を一つ一つ丁寧に取り出します。 そっと持ち上げ、様々な角度から、じっくりと観察しました。 とても精巧なつくりでした。 そして、自らが描いた絵に登場した椅子が、几帳面に再現されていました]
[今日は、キツネが居ません。 自慢相手が居ません。 しかし気を取り直し、彼はまた、ミニチュアの椅子を手に取って 日が沈むまで、眺め続けていました]
(13) 2015/10/21(Wed) 17時半頃
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[夜になりました]
[山の夜は冷え込みます。 窓を開けると、凍えそうな冷気が吹き込みます。 しかしまだ、雪が降る程ではありませんでした]
[風花の季節まで、あと少しです]
(14) 2015/10/21(Wed) 17時半頃
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ーラブ・レターー
[男は相変わらず平坦で平凡な毎日を過ごしてしいた。 今日は、この間から置かせて貰うようになったレターセットの売れ行きをチェックする「仕事」で来ていた。
それぞれの色の減りを確かめ、少ないものはその場で発注伝票を切る。]
珈琲はもう少し後で。 仕事が終わってからのお楽しみにします。
[もうひとつお楽しみが待っている事に、男はまだ気づいていない。]
(15) 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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— 喫茶店「ラブ・レター」 —
マスター、ここだけの話だ。 僕にはなりたいものがあった。
(16) 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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マスターは今、なりたいものになれているか? そして僕は、なりたいものになれたように見えるだろうか?
少しはなれてるのかもしれない。 僕は真面目な奴にもなりたいと思っていたからね。 だが果たして、今の姿は昔の僕が望んだ姿であるのだろうか……?
(17) 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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――マスター、珈琲を。……ブラックで。
[実の所、そう売れ行きが芳しい訳ではなかった。 この分では、「引き上げ」を命じられるかもしれない。 溜息が混ざる珈琲は、いつもより苦い。]
……?今日はコアントロー入れないのかって……マスターからそう言うのは珍し―――――え?
[彼の手にあるルーズリーフ>>1:5に目が釘付けになった。 そんなまさか。]
……コアントローを。
[上擦った注文の声に、好々爺の相好が崩れた。]
(18) 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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[中学生の頃の記憶が蘇る。 授業中、先生の目を盗んで回されるルーズリーフの「手紙」。 男はいつも「中継地点」で、スタートにもゴールにもなった事はなかったが。 これは紛れもなく、自分がゴールであると示している。 注文が出てくるのを待つ間、ルーズリーフを開こうとする指が滑った。……指に脂がない歳なのだ。]
私と同じ味を……
[人生初めての「手紙」を小声で読み始める。]
(19) 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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こっ 高校生?!
[書かれたプロフィールに、思わず腰を抜かしそうになった。 何だこれは。現実か。 女子高生なんて、神話の生き物から手紙を貰っても良いのだろうか。]
は、はんざいでは……
[ないだろう。たかだか文通で。 だが、それすら判断もつかないまま動揺してしまったのだ。 返事。 とにかく返事だ。 自社製品だが自前で払おう。
選んだ色は、彼女の名前から来るイメージで、薄い桃色。]
(20) 2015/10/21(Wed) 23時頃
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マスター、僕はこの間、生まれて初めて防音室をレンタルしたよ。 ピアノまで借りることが出来て本当に良かった。
やればできるんだ、やっていないだけだ、と少し前に僕は言ったね。 そう、僕は宣言どおり出来た……のかもしれないが……。
だが、他人から見たらどう見えるだろうか。 完成していないものを作ったところで、それは「出来た」と言ってよいのだろうか?
(21) 2015/10/21(Wed) 23時頃
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音楽をしようという人は、みな自信にあふれ、激しい感情を抱き、恐れるものなぞ何も無いとしている人ばかりだと思っていたよ。
僕の馬鹿げた思い込みだったのだろう。 この手紙を読んでいたら、そうとしか感じられなくてね。 それは、少しほっとすることだった。
(22) 2015/10/21(Wed) 23時頃
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……ふう。
[随分長く書いてしまった気がする。 彼女の読みやすい字に比べると読み難いかもしれないこの文字を、果たして読んで貰えるのか不安に思いつつも、出来上がった手紙をマスターに言付けた。
コアントローひとつで、珈琲の色が、世界の色が、変わったような心地だった。]
(23) 2015/10/21(Wed) 23時頃
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