89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が3人、半狼が7人、首無騎士が2人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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回想 [少女の返答を待っているとさらに>>361と声をかけられる。自分より大人の、綺麗な女性だった。しかしその発言の内容はミルフィの理解を超えたものだった。感染してるかどうかわからない人間を家に招き入れるなど今のミルフィには考えられない。]
(なになに何なの?この人達は何なの?私は騙されてるの?何でこんな状況で他人に優しくできんの?優しくしてから私を食べるつもりなの?)
[ミルフィが固まっていると少女が手を差し出してきた(>>364)。少女の表情には全く悪意が感じられない。続いて女性の様子も伺う。ミルフィを急かす事なく、聖母の様な微笑みでミルフィを見つめている。
(信じて…いいの…かな?)
そう思った瞬間、今まで我慢してきた感情が一気に溢れ出た。一人は怖かった。でも信じられない他人と一緒も怖かった。でも、でもこの人達なら、きっと大丈夫、だと思う。]
…ミルフィ、です。 お茶…大好きです…その…ありがとう…**
(1) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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―5月3日付け町長声明―
機動隊からの要請にて明日4日より町民投票にて感染者と思わしき人物を処刑する旨を、昨日の町議会にて決議した
投票は町役場前の投票箱にて記名で行う事
また投票内容に関しては決して外部に漏れないよう厳重な取り扱いをする事を宣言する
同時に本日よりこの町からの通信を規制することも決定した
有線無線郵便問わず一切の受発信が不可能となる
町内でのトランシーバー使用のみ可能ではあるが使用者は所定の用紙にて届出が必要
(#0) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
各戸に配られた急拵えの町会便りの内容はすぐにも町中へと蔓延した
住人たちは驚き、怒り、怯え、罵りと困惑の言葉を口に上らせる
当然のように機動隊への風当たりは激しさを増してゆくに違いない
それでも明日にはこの街に住むどこかの誰かを処刑台へと引きずり上げなければならない事だけは皆理解はしていた
(#1) 2013/07/22(Mon) 23時半頃
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--回想-- --5月2日 夜7時すぎ 酒場--
>>355
[機動隊さえいなければと言いかけた言葉を慌ててつむぐ。どこから、彼に自分の正体がバレるかわからない。反政府的な発言はこれ以上は控えるべきだろう。アルコールと目の前の彼の人の良さで気が緩んでいるのかもしれない]
僕も、もう誰にも死んで欲しくはないです。 残される悲しみはもう‥たくさんです。
[心からの本心。目の前にいるチアキにもすぐ近くで何かの作業をしている仲間にも志を同じくした仲間にも誰にも、死んで欲しくはない。慰めるようにぽんぽん、と頭に置かれた手は自分を宥める時の親友の仕草と全く一緒で。--しっかりしてなんかない、本当は、すごく弱い人間だから--無言で俯き、フルフルと首を振る。このままでは、また彼に甘えてしまう]
すみません、明日、お仕事が入っているのでそろそろ失礼しますね。今日は楽しかったです。ありがとうございました。また、ご一緒できたら嬉しいです。
[表情を隠すように笑顔を作り、彼に別れの挨拶を告げる。財布から紙幣を取り出し、代金をカウンターに置くと席を立った。扉を出る際に再度二人の方を向き軽く会釈。そのまま夜の街へと消えた**]
--回想終了--
(2) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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−5月3日 早朝 住宅街の外れ「猫の集会」集会所付近− [さすがに、1日にボランティア活動、それから睡眠も取らずに夜の仕事場所へ趣き、結局何もしなかったもののほぼ立ちっぱなしで帰路につき、謎の家の探索まで行った体の疲れはそう簡単には取れず。 結局、2日は探索から帰ってからは、ほぼずっと寝こけていた。一応は水道が動いているということを有難く思う。乾きの苦しみにも、強い汚染にも無縁だ。人狼病の恐怖自体はあるけれども……そちらは逃れようもない。
さて。 起きてすぐ、クシャミは胸騒ぎを感じて外を見た。何かがおかしい。空気が不穏だ。そういえば、昨日の夜は、まどろんだ頭に猫の鳴き声がいつもより多く響いていた気がする。何かが起きる前には、いつもそういうことが起きる。
とりあえずは外の様子を見るために、建物から外に出る。外に出たクシャミの眼前に、1枚の紙が落ちてくる……「町会便り(号外)」。クシャミはそれに目を通し……驚愕とともに二度、三度読み返した。
……クシャミはそれを受け入れ、目を閉じ……自分でも驚くほど冷静に、何をすべきかを考え始めた**]
(3) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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―5月2日昼過ぎ 薬屋「三元道士」店内― (回想)
>>357
[声をしたほうに目を向ければ、とても美人な…男性?うん、男性がいた。店内の家具や匂い、また店主の雰囲気にのまれ珍しくも一瞬呆けてしまう。しかしすぐに「凄い、綺麗なお店…」と一言つぶやくと、珍しげに店内を見回す。自分よりも綺麗な男性に綺麗と言われ、ちょっと気恥ずかしくなりながらも“一見サン”の言葉にうなずく。]
冷やかし、のつもりだったんだけれど、こんなに素敵な所なら思わずいろいろ買ってしまいそうだわ。 …そうね、じゃあよく眠れるお薬はあるかしら?
[『恋の病』の件にクスクス笑いながらも暫し考え、答える。「最近、よく眠れなくて」そう言って頬に手を当て少し大げさ目に溜め息をつく。そうして、なんとなく入った場所がこんな素敵な場所だったなんて、と少女は品物、家具、見たことないもの1つ1つを眺めていった。]
(4) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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―5月3日朝6時頃、第二封鎖線付近―
[昨日の雨が嘘だったかのように晴れ渡った空。囀りながら梢から飛び立つ小鳥の声のみが静寂の中響く。もうそろそろ処刑の件は知れ渡り始めている事だろう――老いた祖父母とそれにマドカ、三人と顔を合わせる事が出来ずにここへと逃げ出してきた。 逃げた所で何があるというのか。この糞下らない悪夢みたいな世界からは逃げることなんて出来やしないのに。一昨日のトレイルの言葉をふと思い出す――非常な現実。 ああ、まったく腹立たしい事だけれど、今だけは同意してやるよ。俺もそんなもの大嫌いだ。
物資のヘリがやって来るまでにはまだ時間はある。ボランティアは――恐らく期待はできないだろう。のろのろと、片付けられていないままの荷物へと寄りかかって空を見上げる。飛ぶ鳥のように何処かに逃げ出せればいいのにと]
(5) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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--回想-- 5月2日午前中 住宅街
[通り過ぎようとすると不意に名前を呼ばれ立ち止まる。 振り向き、相手の顔をみるなり明らかに嫌そうな顔を見せる。 それもそのはずだ。同性から口説かれかけるということは早々滅多に起きることではない。 なかなか忘れることのできない記憶として残っていた。]
特に何も聞いていないよ。 密会の途中なら邪魔をしてすまなかったな。 しかし、ノーマルだったんだな、アンタ。
[珍しげに二人を一瞥し、そう付け足す。 本当に何も聞いていないのだが相手が信じるか信じないかはわからない。]
忘れようたって忘れられるわけがないだろう。いろんな意味で衝撃だったしな。 出入り禁止になったのは『普通』の店で口説こうとする方が悪いと思うが?
[自業自得、そう付け足すのはさすがにいいすぎだと思い言葉を飲み込んだ。このまま掴まって また口説かれたら今度こそ危ない、気がする。会話もそこそこに彼らの前を後にした。]
(6) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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―5月3日朝6時頃、宿屋の一室にて―
[空気が、変わった。いつもとは違う嫌な空気。 なんとなく嫌な予感を感じて部屋を出ようとすると、ドアの下に投げ込まれた紙切れに気付く。 それは、町からの連絡事項が書かれた紙。それを冷めた目で眺める。]
(そうか・・・)
[平穏な振りをするのも限界が来たということだろうか。 病のことは知っていたが、いまいち実感がわかないながらも知らない振りをしてずっと生活していた。 お知らせを見て尚、意外と冷静でいられる自分に驚き、窓の外に目をやった。 町並みだけは、いつもと変わらぬまま、そこにあった。]
(7) 2013/07/23(Tue) 00時頃
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―5月2日夕方頃、第二封鎖線付近― (回想)
>>364 >>1
こんにちは、マドカちゃん。
[元気のよさそうな彼女にひとまず安心し、次いで聞こえてくるマドカの言葉に本当に良い子だな、と笑顔がこぼれる。]
えぇ、今日は閉店してるし、ウチでよければいくらでも。
[「確かにウチよりは良いかも。2階の宿屋部分には小さい部屋だけれど、ベッドとシャワーもあるわ」と伝える。しかし服が無いので途中にある自分の家から持っていくか、改めて彼女用の服を買う必要があるだろう。そうして怪我をしている少女に目を向けるともう一度微笑みかける。]
ミルフィちゃんね、私はローズマリー どうぞ好きに呼んで。 よろしくね。
[そう言ってカゴからハンカチを取りだすと彼女の眼に優しく押し当てる。そうして拭ってから、ミルフィの髪を、少女が立ち上がるまで撫で続けた。**]
(8) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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--回想--
-5月2日 夜 裏通り--
[酒場から自宅へ帰る道中、酔いを覚ますため少しだけ遠回りをした。近くのベンチに腰掛け、親友の姿と酒場でのチアキの姿を思い出す。背格好は全く違うのに、なんでこんなにも姿を一致させようとしているのだろうか。やはり、自分は強い人間なんかでは、ない。一人の人間の死すら乗り越えられないちっぽけな人間だ。感傷的になっていたせいで警戒心が薄れてしまっていたらしい。気配に気がつき顔をあげると口を大きく開け今まさに自分を食べようとしている男と目が合った。--感染者だ]
っ!!
[間一髪のところで最初の一撃は避けた。しかし、アルコールの抜けきらない体はいうことをきかず、足がもつれて倒れてしまう。倒れたまま後ずさり首への攻撃を避ける。けれども、男は太ももへ。声にならない叫びがあがる]
ーーーっ!!!!
[痛みはしだいに薄れ、目の前は真っ暗に。視界が晴れた頃には、男の姿はなく代わりに男が着ていたと思われる衣類と人と思わしき骨。そして、血に塗れた自分の姿があった**]
--回想終了--
(*0) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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―5月3日朝6時頃、酒場前―
[どこだか漂う嫌な空気に、自然と目が覚めた。天気は良いが、気持ちの良い朝とは言い難い。せまいとはいえ、普段は落ち着く自分の部屋でさえ何処か薄気味悪く感じた。店に着くと扉の前に落ちている紙が1枚。訝しく思い、右手に持っていた荷物を左に持ち替え読んでみると、そこには信じられないような言葉の羅列。読み終わるが信じられず、何度も読み返すが紙面の文章は変わらない。]
コレ…どういう…
[あまりのことに、言葉さえ出てこない。そのまま茫然と、扉の前で立ち尽くした。]
どうして…
[わけも分からず、ぽつんと言葉は空気に消えていった。]
(9) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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―回想・5月2日午前・住宅街― >>0:350 …ああ…あのときの…
[思い出した。少し身を強張らせる。あまり、思い出したくない話だ。]
安心しな。誰にも言わないよ。 あそこの主人は、本当にとんでもない奴だったからねえ。 クスリで捕まってくれて、心底ほっとしたもんさ。
[忘れてくれ、という彼に苦笑しながらそう言う。詳しいことはよく知らないが、確か罪状はそんなところだった。 警察から何でも話してほしいと言われたので、当時の主人が、時に訳のわからないことを口走っていたことや、機嫌が悪いときには暴力をふるわれたこと、欲望を満たすために、自身も何度か手を出されたことなど、すべて話したはずだ。]
…なんで、忘れてたんだろうねえ…
[主人の「愛人」の一人にしか思っていなかった彼が警察側の人間だと知った時は心底驚いた。それなりに強烈な思い出として残っていそうなものだが、彼ごと当時の記憶を無意識に消そうとしていたということだろうか。 そして、彼のことを納得すると同時に、先ほどの「女にしては」などという言葉に感じた、違和感も同時に解消された。仕事とはいえそういう役を任されるということは、つまりそういう嗜好なのだろう]
(10) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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―5月3日朝8時頃、ミナカミ家―
は?あ!え、何これ!
[マドカはナユタの祖父母に渡された町内会便りの内容を確認すると、素っ頓狂な声をあげた]
(”感染者と思わしき”、これって感染者じゃなくても疑いがあればってこと!?しかも投票って何?どうやって私たちは感染者を判断すればいいの?)
[読めば読むほどわけがわからなくなる。ナユタの祖父母の気力の抜け落ちた顔をみれば、これが冗談でないことがわかるのだが…。ナユタに質問しようにも、家のどこを探しても姿を見つけることがができなかった。]
(11) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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―5月3日早朝 薬屋「三元道士」店内―
[町中のざわめきに眠い目を擦りながら床から抜け出す。 町の閉鎖が決まった時もこのように町全体が震えていたが、今度は一体何が起ころうというのか。
手早く身支度を整えて店内へ移動すれば、扉に差し込まれた一枚の紙が目に付き其れを指で摘まんで引っ張り出す。二つ折りにされた紙を開いて目を通せば真っ先に『処刑』の二文字が目に付いた]
――処刑、ネェ…
[書面に乗せられた情報はいたってシンプルで、読み返すまでもなく容易く脳へ刻み込まれる。 民主主義を意識したのかは知らないが、『町民投票』が齎す効果を考えれば勝手に口元は引き攣り、其れを繕う様に無理矢理笑みに直す]
……『盲目な施政者は本当に悪趣味だな』。 『性質の悪さだけならば感染者と変わらないじゃないか』…『否、容易く殺せないなら感染者よりも性質が悪いか』。
[故郷の言葉で悪態漏らし、少しの間を置いてその事に気付いてつい口元を抑える。 言語に思考を払えない程度には、自分も混乱しているらしい。 ハッ、と呼気とも嘲笑とも取れる息を漏らすと、指定席の長椅子へ少し乱暴に腰を落とし、思考へと没頭する為に朱を乗せた双眸を伏せた]
(12) 2013/07/23(Tue) 00時半頃
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>>0:356 [すべてがつながった時、不意に、彼は視線を外し、オスカーと別の名を呼んだ。 ふり返ると自分と同じくらいの年頃の少年がいた。>>0:356 どうやら何か怨恨があるようだ。 悪態をつく男に、少年も売り言葉に買い言葉で反論する。>>6]
ふうん…“普通の店”で口説く…ねぇ…
[話を聞いていると、だんだんと2年前に目の前の男に感謝した自分が情けなくなってきた。 半ばあきれながら二人のやり取りを見守っている。]
(13) 2013/07/23(Tue) 01時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/23(Tue) 01時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/23(Tue) 01時頃
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─5月3日 明け方 自室─
──は?
[薬の力も借りたごく浅い眠りを経て、昇り始める太陽を迎えた夜明け。朝一番、日が昇りきる前に錆付きかけた郵便受けへと投函されていった町会便りとやらに目を通すと、すぐさま電源を入れたままスリープになっていたパソコンに飛びつくように触った。アクセス──不能。不可。不可──弄り回したキーボードを横に退け、転がっていた多機能携帯電話を手にし電話機能を使用するが、呼び出し音すら響かず画面には接続不可表示が浮かび。
──ああ。
暫し、茫然と表示を眺めた携帯電話を、握り締めた指に力が篭りかけ、一瞬後に開いて携帯を床へと投げるように落とした。落ち着かない時の癖、指はそのまま知らず己の髪を通って、頭皮を浅く指先が掻き。カシッ、と微かな音を立てて掻いた頭を、髪をそのまま巻き込むのも構えず乱雑に掻き乱し]
……っ…、……ンだよコレ…ッ…、 おい、なんだよ、──ふざ、け、…やがってクソが…っ!!
[絞り出した声、駆け巡る思考、乱れ纏まり切らない感情。口汚く、誰に対してとも確とせず罵る声が、薄い壁を殴りつける鈍い音と共に部屋に響いた**]
(14) 2013/07/23(Tue) 01時半頃
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―5月3日朝9時頃、ミナカミ家―
[朝の町会便りを確認してから、マドカは家の玄関付近を行ったり来たりしてた。そのうちナユタが帰ってくんじゃないかと期待したが、いっこうに帰ってこない。もう仕事行ってしまったんだろうか。ひとまず諦めて家に入るとナユタの祖母が洗濯を開始していた。ありがたいことにマドカの服も洗濯してもらっている。その間、マドカはナユタが昔着ていた服を借りて着ている。いろんな服があったが、気慣れているせいか、ジャージを選んでしまう。ナユタのジャージをは紺色だった。小、中学時代のものだろうか。サイズはそこまで変わらないように思える。]
着替えとか、とりに帰ったほうがいいのかな…。
[可能性は低いが、家族とあえるかもしれない。しかし、マドカは、家族探しに積極的になれずにいる。家族のことを考えると言いようのない不安が頭をよぎるのだ。]
(でも、投票とか始まったら、ゴタゴタして、家に帰れなくなるかもしれない…)
[しばらく考え込み、マドカは自宅へ戻ることを決めた。また心配をかけまいと、まずナユタの祖父母に外出することを伝えることにした]
(15) 2013/07/23(Tue) 01時半頃
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―5月3日早朝チアキ自宅―
[ベッドの中もぞりと身体を動かす。何時もならはっきりと頭が働き出すこの時間、流石に昨日雨に濡れ続けていた所為か身体が重い]
うー…、んしょ…っいたた…
[寝惚ける瞼を擦りベッドから抜け出る。立ち上がれば足の裏がちくりと痛み身体を丸める]
…ルーさんの所で痛み止め買って来ようかな。
[静かな家内を移動し廊下に出た所で玄関先で何か物音がした。首を傾げて玄関に向かう扉開けば何もなくポストへ向かうと覗き込んで手にした一枚の紙]
え…?……、…
[目を通し訳が分からず何度も並んだ文字を瞳で追うが、拒絶反応で頭に入って来ない。そのまま呆然と立ち尽くしていれば、不意にナユタの顔が浮かんだ。同時に昨日の出来事に思いを馳せ]
……ナユタの所に行かなきゃ…
[ぼそりと呟けば若干瞳は落ち着きを取り戻し、着替えを済ませる為に部屋の中へと戻って行った]
(16) 2013/07/23(Tue) 02時頃
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[放心状態ではあったが幸いにも血に塗れた体を誰にも見つかることなく自宅へとたどり着くことができた。そのままシャワー室へ行きコックを捻って頭から水を浴び、少しだけ落ち着きを取り戻す。帰路の途中、街の住民を見つけた際に「美味しそう」と思ってしまったこと、感染者に襲われても生きていたこと、状況証拠から自然と一つの結論が出る。-感染、した…。恐らく、自分はもう『人』と言えるものではなくなっているのだろう]
家族を失って、住む場所も奪われ、彼も奪われて… その上、人であることすら…人として死ぬことすら許されないのですか…
[神がいるのであれば、何故こんな無情な決断を出したのだろう。あまりの酷な仕打ちに自然と涙が溢れ、シャワーヘッドから出た水と共に排水口に流れる。そのまま泣き崩れるように膝を抱え蹲った**]
(*1) 2013/07/23(Tue) 07時半頃
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―回想・5月1日午後8時過ぎ、繁華街の寂れた酒場― >>0:338 ……やっぱ、あんた俺とヤリてぇんじゃねーの?
[幾分か気の抜けた声は男に対する…というよりは己に対しての呆れだったのかもしれない。適当に切り上げておけば良いものの何故か逆撫でされた気持ちを収める事が出来ない理由は、その内容ではなく『彼』が発した言葉だからかもしれず。 噛む程に疲れるばかりの肉は早々に諦めて汗の浮いたジョッキへと手を伸ばす。酒に強い訳ではない、けれど酔いで紛らわしたかった]
相変わらずだよ、あんたが覚えてるよりはずっと歳食っただろうけどな ……人、だろ 心臓撃ち抜かれれば死んじまう、ただの人、だ
[片手上げてマスターを呼び寄せエールをもう一杯、と声を掛ける。リストの並んだ紙は手馴れているだろうトレイルの事、隠してくれていると、そこは信頼をおいて。
人――なのだ。感染していても人である事には代わりはない。少し神経が変性しているだけのただの人間。だけれどそれを撃ち殺す。同じ人間を、理由をつけて、殺す…あまり考えたい事ではないと、残り少なになったジョッキの中身を飲み干して酒臭い息を吐き出した]
(17) 2013/07/23(Tue) 09時半頃
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今更なんて思ってんのはあんただけだよ、トレイル ……ジイさんとバアさんは今でもあんたの事を忘れてやしねぇ……あんたがどうあろうと両手を広げて迎え入れてくれるだろうさ
[回り始めた酒精が僅かばかり舌を滑らかにさせる。お兄ちゃん、と戯れの言葉を付け加える事無しに、漸く彼の名を口にする程度には。 舌打ちは流れるピアノの音に紛れて届きはしなかったけれど、それでも外された視線には胸の何処かが酷く痛んだ]
5年も離れてたからな…変わった部分が見えてねーだけかもしれねぇ ……あんたの言う事を否定するつもりはねぇよ 確かに人は変わるんだろうけどな…でも変わらないものだってある、変わりたくたって変われねぇんだ…
[多分…こんな自分は余計に彼の苛立ちを煽るであろうと。あの頃を取り戻すまではいかなくとも、引き寄せたいと願うのは自分の勝手な感傷だと気付いてはいたけれど]
(18) 2013/07/23(Tue) 09時半頃
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[5年前、変わらない町の空気に息が詰まりそうで、苦しくて苦しくてこの場所から逃げ出した。子供じみたくだらない理由――だけどここで穏やかに朽ちて死んでゆく事だけはどうしても耐えられなかった。 もしも今日のこの日を知っていたのなら――あり得る筈のない問だ。変わったつもりで何も変わらない自分を受け入れる、変わりゆく、なのに変わらないこの街。
気を抜けば過去へと向かいがちな心を現実へと手繰り寄せて、目の前の彼の挙動を観察する。リストへと走らせる視線が幾度か止まったのを見逃す事はなかった。恐らく彼は何かを知っているのだろう]
…………『BOO』聞き覚えあるんじゃねぇの? 覚えがねぇならこの話はナシで まあそのケーキくらいならご馳走してやっても構わねぇけどな
(19) 2013/07/23(Tue) 09時半頃
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―5月3日早朝、チアキ自宅― [簡単に着替えを済ませ寝癖を直すまでは気が回らず、所々毛先跳ねさせたまま部屋に戻り。机の上に置かれた写真を手に取れば、完全に乾いている…がよれよれで、申し訳なく思いながらも胸ポケットへと入れた]
……。
[リビングへ向かうとソファに女の子の人形が二体仲良く並べられ、それにタオルケットが掛かっている。近付き愛おしそうに撫でてから]
……行ってきます。
[玄関へと向かい外へと出る。気付かなかったがあちこちで怒鳴る声や泣き叫ぶ声が耳に届いた。自転車に跨りミナカミ家へとペダルを漕ぎ出す]
(20) 2013/07/23(Tue) 10時半頃
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ー5月3日朝6時過ぎ、住宅街ー [既に起きていたナユタの祖父母に首を振られて小さく息を吐く。それから胸ポケットの写真を取り出すとマドカに手渡して貰える様に頼んでその場を後にした]
……、何処行っちゃったんだろ。今日も物資が届く筈だからそっちか、な…っと、わわ!
[目の前を黒猫が通り過ぎる、足の怪我の事も有り大きくバランスを崩したが踏み止まった]
ご、ごめんね?
[此方を見据える金色の瞳に謝るとまた自転車を漕ぎ出した。先程バランスを崩した際に首の銀鎖の留め金が外れ、ロケットの重みで上着を滑り落ちて道端に転がる。チアキは気付かないままその場を走り抜けて行った]
(21) 2013/07/23(Tue) 10時半頃
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―回想・5月1日午後5時半、三元道士― >>0:360 [ノックの後、さしたる間も置かず扉に隔てられてくぐもった声が聞こえた。どうやら店は開いているらしい。――にしても入ってますというのは如何なものなのだろうと吹き出しかける口元を引き結んでノブへと手を伸ばし]
入ってますって、ある意味入ってくんなって意味になるんじゃねぇの?
[開いた扉の隙間から漂う香りと、目も眩みそうに鮮やかな色彩に意識を奪われた。赤と金に彩られた調度品の中佇む露蝶の姿――数時間ほど前の醜態と勘違いを思えば幾分かの決まり悪さを覚えて、誤魔化し半分に軽口を]
あー…昼間はどうも…つかみっともねぇトコ見せちまって…なんつーか悪かった 取り敢えず薬が欲しいんだけど――あ、俺じゃなくて家のヤツに飲ませてぇんだ
[しげしげと見詰める視線は些か遠慮を欠いていたかもしれない。 確かによく見ればその性には気付くのだろう――女性と見紛う程である事もまた確かだったにしても、だ]
(22) 2013/07/23(Tue) 11時頃
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