250 ─ 大病院の手紙村 ─
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、王子様が8人、人狼が1人いるようだ。
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やっぱさ、銃を持った善人がいないとさ。
ちょっと出かけてくる!プリン食べちゃダメだよ!
(0) 2018/09/23(Sun) 00時頃
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〜〜〜♪
(1) 2018/09/23(Sun) 00時頃
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[とばした紙飛行機が、ふわりと消えた。]
あ、あれっ!?
[どこをみても、もう紙飛行機はなかった。 わたしは首を傾げながら、あたりを探して。 おばーちゃんが店から出てくれば、 きっと、わたしが瞬きしている間に 無くなっちゃったんだって思って。
その日は、お店を後にして。 記憶を頼りに買い物をして、お家に帰ったんだ。]
(2) 2018/09/23(Sun) 00時頃
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……はい、それでは次はx日で。 お大事にどうぞ。
[扉を開き送り出し、また一つのルーティンが終わる。] [向いていない仕事だとは思っていない。 けれどやりたくてやっているわけではない。 サーチエンジンと同じだ。場数を踏み、学習をして引き出しを増やし、入力された数値に適切な回答を出す。 あくまで治療方針の決定権は医師にあり、カウンセラーはそれを補うだけ。 果たしてそれが自分である必要があるのか、そう自問したことも少なくはない。 ないが、いかんせん生活をするためには金が必要で、そのためには労働が必要なのである]
(3) 2018/09/23(Sun) 01時頃
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[1人が帰るたびにコーヒーを一杯淹れて、記録を整理して、飲み終えれば次を呼ぶ。 以前胃穿孔一歩手前まで行った時は同じ院内の消化器科にしこたま怒られたものだが、酒もタバコもやらない人間の唯一の嗜好品である。許してほしいと思うのも仕方のないことだろう。と、]
[かさり]
[一人きりの部屋に、控えめな音が響いた。]
(4) 2018/09/23(Sun) 01時頃
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虫はやめてくれよ…
[清潔な院内にそれもないだろうとは思いつつ、マグを置き、部屋を見渡す。 いつも通りのソファ、いつも通りのテーブル、いつも通りのカレンダー、いつも通りの白薔薇とガーベラを象った造花。]
[──そして、そこに いつも通り“ではない”紙切れがひとつ]
(5) 2018/09/23(Sun) 01時頃
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[自分が置いたものではない。 紙はきっちり角を揃えて折るタイプだ。 くしゃりと丸めるのなぞ、ゴミ箱に放る時だけ。 であれば、クライエントの忘れ物だろうか。果たして今日ここを訪れて、メモ書きなどをしていた者はいただろうか。]
[一見すれば捨ててしまいそうなもの。 それでも、手に取って折皺を広げればすぐにわかった。 これは捨てられるべき紙切れなんかではない、誰かに宛てて、何かを望んだ、紛れも無い一通の手紙だった。]
リ・ジアン様……?
[思わずその名が口から漏れる。]
(6) 2018/09/23(Sun) 01時半頃
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[変わらない毎日に突如訪れた非日常。 クライエントに見せる笑顔もナースに見せる笑みも“そうするべきだ”という知識を基に作っていたものだったが、随分と久々に無意識に口角が持ち上がっていることに気がついた。]
次の予約の時間は、と まだ30分あるか
[レターセットや便箋などは持っているはずもなく、適当なメモ用紙を1枚切り取り万年筆のキャップを開ける。何を書こうが誰かに届く確証はない。] [しかし、それでも]
(7) 2018/09/23(Sun) 01時半頃
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[昨日と同じ今日は消え、初めての今日が始まった。]
(8) 2018/09/23(Sun) 01時半頃
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[ 今日も変わらない1日が始まる。
歩ける人間に内心で悪態を吐くのも、 それがただの八つ当たりである、と 自覚した上でのそれだ。
学校のクラス一同より、と書かれた色紙は 早く元気になってねとかいう他人事のメッセージが 普段全く関わりのないような人物からも 素っ気なく書いて、そこにある。
どうせクラス全員で書こう、って言われて、 しぶしぶ、仕方無しに書いたものだろう。]
(9) 2018/09/23(Sun) 10時半頃
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仲のいい数人からだけで良いのに。
[ …色紙自体が嬉しくない、といえば嘘になるが、 それでも、よくある当たり障りのない文章に これは、怪我をしたのが私じゃなくても こう書くんだろうな、と
……そんなものが透けて見える気がして、 なんだか嫌だった。
そのまま、動く方の手を下の引き出しに。 何気なく開いた、 昨日レターセットを仕舞い込んだその場所。]
(10) 2018/09/23(Sun) 10時半頃
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……なにこれ。
[ オレンジ色の封筒は消え失せ、 ――ついでに、何を書いたか忘れた端書きも消え。 その代わりにあったのは、破られた断面の目立つ紙と ありふれた、とてもありふれたメモ。
無論、どちらにも見覚えはない。 机の上に広げて、まじまじと眺めてみる。 違う筆跡。何方も、全く別の内容。
……これは、もしかして、と 思わざるを得なかった。]
(11) 2018/09/23(Sun) 10時半頃
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……実験、成功…とかいうやつ?
[ いやしかし、オレンジ色の封筒が 自分の思惑通りの人に届いたかは 定かではないのだ。
……新しい便箋と、少しファンシーなメモ帳を 何枚か取り出して、何事かを書いてみる。
これは。ちょっと、楽しいかもしれない。]
(12) 2018/09/23(Sun) 10時半頃
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[美味しかった、蜂蜜の紅茶。 子供たちの噂話。 コンニチハをした、お見舞いの人。
おててつないでた、おねーさん。
今日のアタシは、これにて閉幕。 カーテンコールもやんないでさ。 八国メイという演目は、まるっとさらっとリセットされる。]
(13) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[振り返ることの出来ない昨日と 見ようとも出来やしない明日。 それから、それから。
長期記憶障害なんて 覚えることが出来ないなんて アタシね、それだけじゃ、ないみたい。
毎日ハジメマシテのお姉さん。 ぼやけた通学路の記憶。 いつのまにかどっかにいっちゃった、ボクのおうち。 思い出せない自分の顔と たまにとんでく、自分の名前。]
(14) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[炎上劇の、主演の代償。]
(15) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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○○県岸国劇場炎上事件
新聞記事に、被害者の名前はひとつもない。
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(16) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[さようなら。昨日のアタシ。]
──────────……………
(17) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[オハヨウ、知らないお部屋。 オハヨウ、四角の空。
それから ハジメマシテ、白い服のお姉さん。 朝、起きたアタシはね あれれ、ここ、どこだろう? って 怖いのもなんだか、なくって。
なんだか 困ったみたいに笑うお姉さんに ここどこ? よりも、 だぁれ? よりも。]
(18) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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わ、わ、ハジメマシテ! あのね、アタシね、メイです。 メイ。えっと、八国メイ。
メイね、ガッコ、 あれれ きょー、なんよーび?
(19) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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[ベッドの上 くしゃくしゃのセーラー服を抱きしめたオンナノコ。 たぶん、それを着てみたら ちょっぴり小さいなんてことも わかりっこない、アタシ。
お姉さんが教えてくれた バッテンのいっぱいなカレンダー 日付だけのカレンダー バッテンついてないのが今日だって 学校はお休みになったんだって。]
(20) 2018/09/23(Sun) 11時頃
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えへへ、アリガト! ガッコ、おやすみなんだ。 そと、いーてんき。おさんぽ、したいなぁ。
[そして、あの、おっきな木! って 指さそうとして、かさって音。 あれれ? って、 おふとんめくったら。
小さな紙切れと、オレンジの封筒。]
[お姉さんは、不思議な顔。 なんだろなんだろって、ひっぱるの。 なんだろなんだろって、開いたら。]
(21) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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[────ハジメマシテ、 昨日のヒカリ。]
(22) 2018/09/23(Sun) 11時半頃
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[ どこから来たかわからない手紙に、 自分の名前を記すのは、なんだか少しこそばゆかったので “mer”、と 愛称じみた気取ったサインを 名刺がわりにつけておいた。
la merは、確か、海って意味だった筈。 陸を走り回ってた私には、少し 似合わないようにも、そうでもない様にも思えた。]
[ 青い便箋を入れた封筒をひとつ。 もう一個は、クローバーの柄のメモ。
…これ、どこまで届くもんなんだろう。 そう思って、新たなメモに手を伸ばした。]
(23) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 小さな怪奇譚は次章へと続く。 ]
(24) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 病院内の喫茶店で軽食を取っていた。 コーヒーを啜り、サンドイッチを齧る。
当然ではあるが、机上に灰皿などなく、 加賀は手持ち無沙汰に、机の端をトントンと叩いた。
加賀は一人であった。 予定は覆らず、女は仕事で来れないという。
昼食と呼べる時間を少し過ぎていた。 女が息子の好物だといったプリンを買ってきたが、 喫茶店のメニューに甘味があるのならば、 ここに連れてきてやればよかったのではないかと、
加賀はちらりと考えたりもしたが、 目の見えないガキの腕を引いて歩くなぞ、 到底加賀にできるとは思えなかった。]
(25) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 一人で遅めの昼食を終え、席を立つ。 あまり気の進む話でもなかったが、 仕方なく、加賀は一人で病室に向かうことにする。
そう、仕方なく。と加賀は思った。 一人であの子に会いに行くというのは、 非常に憂鬱であり、腹の底がずんと重かった。
どうして土産など買ってきたのか。 それももはや思い出せそうになかった。
病室の扉は、静かに開く。 滑らかなその音を、その子は敏感に聞き取り、 身体を起こして加賀を待っていた。
名を呼んでやろうとして、 喉に張り付いたように、言葉が出てこない。]
(26) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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[ 「 パパ 」とその子が、うれしそうに加賀を呼ぶ。]
(27) 2018/09/23(Sun) 14時頃
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