199 獣[せんせい]と少女 2
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、少女が6人、囁き狂人が7人、人狼が1人いるようだ。
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皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[獣の中で、蠍は年齢こそ重ねていたが、 せんせいをやるのは初めてだ。 だから、神話の獣と言えるほど、 齢を重ねた獅子と出会うのも初めてのこと]
初めて、お目にかかります。
私はニコラスと申す者。 宜しければ、御名をお聞かせ願えまいか。
[■■■■■と名乗れば、 金色の獅子は、すぐに思い当たるだろうか。
けれど、今の蠍の名はニコラス。 それは遠い国の子供を守護する聖人の名だ。
緊張した面持ちで、屋根の上にくつろぐ獣に頭を下げた*]
(1) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[ ゴーーーーン、 ゴーーーーン
ゴーーーーン、 ゴーーーーン
ゴーーーーン、 ゴーーーーン…… ]
(#0) 2016/10/10(Mon) 00時頃
[ 鐘楼の鐘が鳴る。
誰が打つわけでもなく ひとりでに鐘が鳴るのは
数十年に一度 此の日だけ。
響く鐘の音は 巣立つ少女と同じ数。
巣立つ獣と同じ数。
10年続いた いつもと同じ朝は、もう来ない。
選び 選ばれ 手を取って
別れた先に
更に多くの出会いと幸が、あらんことを。* ]
(#1) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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おはよう。 きょうもいい天気だって、せんせいが言ってた。
[太陽が山の隙間から顔を出し、表面を光が照らしていく。 星のない、真黒い空の色がその色を変えていく。 夜明け前がいっとう暗いというのは、 どの本で読んだのだったっけ。
野菜畑の隅、去年はまだ小さな芽を出したばかりのそこには、小さな木が育っていた。 木の成りかたと、葉のかたち。それはよく見慣れたもので。 自分の大好物の桃のそれだということはすぐにわかった。 実を収穫できるのは何年後になるのやら。 その時に、もう自分はいないのだろう。]
(2) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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やっぱり、まだ届かないな、
[沢山実った桃の木に向かって、背伸びして、手を伸ばして。 それでも触れることの出来るのは指先だけ。 まだ自分ひとりで収穫できそうもなかった。
もう少し粘ってみるのもいいかもしれないけれど、 今日はホレーショーせんせいに見せたいものがあるから。 去年より少しだけ小さく感じる(僕が大きくなったから?)、底に少しだけ水の溜まった卵を片手で抱え直す。
足を向ける先は家畜小屋と忘れられた家の真ん中。 一番西の、太陽があまり差さない部屋。 そこに辿り付けば、ノックもせずに扉を開いた。]
(3) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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─回想:いのちを育むちいさな木─
[ホレーショーせんせいはいつもわたしに楽しいをくれるわ。 ぐるん、と一回転>>0:902 その間、わたしの足はステップを踏む。 すべてから自由になったような感覚に、わたしは寂しかったこころをすこし落ち着かせることが出来たの]
ほんとう? なら楽しみねっ! ランプを灯していっしょに夜更かしできるかしら。うーん。お昼に聞くのも素敵ね。
[お客さんの存在も大きかったわ>>0:904 言葉を交えたのはすこしの間だったけれど、とてもやさしい猫さんだから。 また後で、おはなしできるときにおはなししに行きましょうって考えたの]
(4) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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せんせ、朝だよ。 ……起きてる?
[寝ているのならば、素敵なアートが施されたその布団の中に潜りこんで、一緒に二度寝するのもいいかもしれない。 卵を落とさないように抱え込んで、小さな欠伸をこぼす。 この一年で、 こげ茶色から青色に変わった瞳を、眠そうに細めた。**]
(5) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[文句を言わないのは、この時間がとっても楽しいからよ。 でも、せんせいにとっての時間とわたしにとっての時間の感じ方はすこし違ったみたい>>0:944>>0:946
それはすこしだけ悲しくなってしまったけれど、わたし達とせんせい達はちがういきものだから仕方がないのね。 そう、わたしは言い聞かせることにしたの。
でも、ホレーショーせんせいが言ってくれる言葉>>0:948には、あたたかい気持ちが流れ込んできたわ。 それを素直に受け止められるのは、誰かが祈ってくれたお陰かもしれない>>0:905]
わたしが、びっくりさせることが好きなことはせんせいも知っているでしょう?
[いたずらな顔をしてわたしは、はにかんだの]
(6) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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それなら夢の中で会ってくれたらわたし、嬉しいわ。
[なんて。 せんせいがお腹が空いたのを誤魔化すために眠っていることは知っていたから。 なら、そのほんのスペースにわたしの居場所もちょうだいってお願いしてみたの]
それにまだ、さいごの一年があるから、せんせい。 楽しい時間はまだ、過ごせるわ!
[そのまた一年後はどんな年になるかは分からないけれど。 わたしの、運命もわからないけれど]
………真っ黒色の中でも、わたしを見つけてくれたら、そんな嬉しいこと、ないかもしれないわ。
[ほんの少し。 織り交ぜたのは、ちいさなちいさなお願いごと。 星空に紛れてしまうほどのささやかなもの]
(7) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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見つけたら、呼んでね。
[わたしは、何色になるんだろう。 色の変わってしまった長い髪は風に吹かれて揺れた。
せんせいが教えてくれたのは残された1年分の使い方>>0:955 ちいさな木にわたしはあたらしいいのちを生み出すことは出来たのかしら]
きっと、伝えに行くからせんせい。 その時は、ちゃんと起こすから、覚悟していて!
[なんて。 弾けるように笑ってみせたわ。 すこしでも太陽のように見えるように。 その時は、同じものを見て、笑って。 あたらしい実ができたらいっしょに食べてねってお願いしたの。
一年後がホレーショーせんせいにとっての特別な日にもなるように]
(8) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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[それから、一年が経ったの]*
(9) 2016/10/10(Mon) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 00時頃
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― 朝 ―
……よし出来た!
[出来上がった人数分のサンドイッチを前に俺はばたばたと尻尾を振った。 今日は妖精さんにありがとうの日だから。
……この店の屋号が、『三本フォーク』から『四本フォーク』に変わる年。 まあ、食べるのはもっと先の話だけれど。
一年前と変わらぬ風景。 だけれど少しずつ変わっていく。
……誰でもいつでも持っていけるように、食堂のテーブルにサンドイッチを並べたら、今日は気ままに歩いていこう。 さて、誰が一番食べ頃なんだろうと。]*
(10) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―回想・一年前、食堂にて―
[甘ったれのエリが拗ねた顔を向けてくるが>>789 しかしそれでも、話を聞く姿勢はきちんと見せる。 これは恐らく、他の獣達の教育の賜物であろう。
うんうん、と成長を喜んでいるその傍で、 “ヘン”だと思われているだなんて、夢にも思わず。>>788]
セイレーンっていうのは、海に住む生き物さ。 俺もまだ会ったことないんだけどな、 その姿は人のようだとか、鳥のようだとか。
んで、そいつはめちゃくちゃ歌が上手い。 ひとたび聞けば誰でも惚れ込むって、噂になったほどだ。
(11) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[それで船乗りを海底に引き摺りこむ…なんて伝承も、 地域によってはあったりするのだけれども。 そんな恐ろしい話は真実でないので、ここでは語らない。
この石の出す音がその歌声に似ているんだと、 そう言いながら促せば、優しい音色がその場に響いた。
続いて冷やしにかかるのを、助けはせずにそっと見守る。>>790]
(12) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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おぉ!鳴いたな! 俺も、たしかに聞いたぞ。 よくやった!
エリ、なかなか才能あるんじゃないか? もう少し練習すれば、すぐにできるようになるさ!
[さっきまでムスッとしていたくせに。 今はぱっと顔を輝かせて、鈴のように囀るエリ。
少女が卵を撫でていたのと同じ手付きで、 今度は乱暴にではなく、優しくその頭を撫でてやった。]*
(13) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―回想:一年前、カリュクスと畑で―
[ふわふわの毛皮の代わりではないカリュクスの手。 魚の鱗の代わりではない私の手。>>0:919
お互いに、代わりにと思って重ねた手だったけれど 代わりではないことが嬉しいと カリュクスの言葉に同意して]
寂しくなったらいつでも 触りに来てくれて良いんだよ。
私は大きいから、見つけるのも難しくない。 かくれんぼは苦手なんだ。
[だから、困ることはないんだと、 くすくすと笑う少女を見つめながら私は微笑んだ。>>0:920]
(14) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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——回想——
[それはどうしてだか、見過ごすのが苦手だからか。 手を差し伸べたいからか、なにもない終わりを見たくないからか。 そもそも生来真面目な気質だったからか。
がっこうに来てすぐから雷を落として、目付役にすっぽり収まってしまうと。 日々、散歩と称して高く空から学び舎を見下ろし、 東に悪戯あればこれを諭し、西に危険あればこれを取り除いた。 夜もよく外に出ては月を横切り、黒いシルエットを映したものだ。
小さな訪問者が訪れたのも、 そういった夜の散歩に出かけようとしたとある日のこと。]
(15) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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——回想:或る日、星の降る夜——
星に触れたいのかい?
[少女が屋根から足を踏み外しそうになったのを、 間一髪、流れる風で受け止めて、滑り込むように抱きとめた。
獣が少女に問いかけたのはこっぴどく叱った後だったから、 もしかしたら言いすぎて、 しゅんとさせたり、泣かせてしまったかもしれない。
あれほどヒヤリとしたことは相当なかったことだから。]
(16) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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誕生日だからね。 ご馳走も用意して貰えるのだろうけど 私からのプレゼントとして受け取って貰えると嬉しいよ。
[畑を見渡すカリュクスに私は言って 選ぶ様子を微笑ましく眺める。
リクエストは無花果と真桑瓜。 それから、向日葵の種。>>0:921
カリュクスの好きがある場所を 畑を見渡す目で確認をしてから 無花果はその場で数個とって手渡すと、 また手を繋いで畑の中へと進んだ。]
(17) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[ああ、その日のことは忘れようがないだろう。 それは、たいそう星の綺麗な夜だった。
月が欠けきって、いっとう明るく青や赤、白に燃えた星々が、 大河のように紺青の空にかかって煌めいていた。]
星はね、とても遠くて空のその先のずっと遠くにあるから。 空を飛んでも触れるのは、とても、とても難しいんです。
[一生懸命に手を伸ばして飛んでいた少女にそう告げるのは、 ひどく空しい話だったから。 あの日はひとつ提案をした。]
けれど、限界まで近づいてみることなら。 魔法の絨毯ではないけれど、乗ってみますか?
[獣の姿にさっと変わったら、草地に四つ脚で膝をついた。 暖かい風を纏わせて、飛べる限りで一番高いところまで飛んだだろうか。 山の向こうに夜空から一筋、流星が落ちていった。]
(18) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[地に身を屈めて、 一緒に手に土をつけながら真桑瓜を収穫して。
空へ伸びる向日葵は花ごと持って帰れるように 高い位置大輪の花をひとつ、
誕生日おめでとうと告げてカリュクスに渡した。
そうして、またひとつひとつ好きを取り込んで、 成長していく様子>>0:917を私は大切に記憶に刻んだのだった。*]
(19) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―回想・水を入れた紙風船―
……なるほど。 これはカリュクスが考えたのかな?
[風船の折り方は兎も角として。
見つからないように隠れる場所や、 上手な紙風船の投げ方。
多彩な創造力溢れる、 水遊びの――悪戯のやり方に感心するばかりだ]
こうするのかな。
[教えられた通り、紙風船をカリュクスに投げるや 脱兎の如く――とは行かないが、 杖を突きながら物陰へと隠れる。
さて、風船をぶつけられた少女は、どんな顔を見せてくれるだろう]
(20) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―現在・自室にて―
[……そんな一年前の夢を見たのは、 きっと今朝、窓際で小鳥が囀っていたからに違いない。
とうとう最後の一年が経ってしまって、 昨晩は、悶々として全く眠れなかったものだから。 朝方になって少し、うつらうつら。
…い、いやいや、いけない!今日はダメだろ!]
(21) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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[気がつけば、夢中で風船を投げ合って。 メルヤが呆れるくらい、蠍もびしょ濡れになっていた]
こういうのも、良いものだね。 [肩で息をしながら、乱れた髪を撫で付け 楽しかったよ、と笑う。
『――またこうやってあそんでほしいな』 耳に落ちる、少女のささやかな、心からの願い。>>0:935]
ああ、勿論だ。 また一緒に遊ぼう。
……けれど、いきなり水浸しにするのは 勘弁してほしいけれどね。
[カリュクスの言葉の裏に 隠れた気持ちは受け取ったから。 メルヤは少女と共に蠍を叱ることになるのだろう*]
(22) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/10/10(Mon) 00時半頃
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よぅ!マリオ! おはよう、今日はおまえが一番乗りだな!
お、俺はちゃぁんと起きてるぞ! おまえの方こそ、欠伸混じりかー?
[悩んだ末に、結局使い続けている花柄のシーツ。 飾っていても勿体ないし、やっぱり大事な宝物だ。
まだベッドに座っていたから、 ノックもせずに飛び込んできたマリオを引き寄せて。>>3
その綺麗な空色に浮かぶ涙をそっと拭ったあと、 ごろりと一度横になって、クスクスと笑った。>>5]*
(23) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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―― 一年前:誕生日 はたけ ――
[ 真桑瓜と無花果と それから陽に向かって咲く花と。
差し出されたおめでとうを抱きしめて>>19]
せんせ、ありがと。 たくさんプレゼントもらっちゃった。
[ 物よりもたくさんの贈り物をもらったと もう一度強く、せんせいの手を握ったのだった。*]
(24) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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——現在、神木にて——
[時は巡る。 プレゼントに砂糖水を振舞ったり、空の旅と背に乗せたりとした、 1年前の誕生日も星が瞬くほどの間に過ぎ去り。
少女たちも1年分、体や心が成長したことだろう。 夢のように過ぎ去った時や、新しく紡がれていく時。 過去と未来が胸にさまざまに去来する。
重々しく荘厳な鐘の音。>>#0 朝の散歩で鐘楼の近くまで飛んでいた獣は、 鐘の音を耳にすると踵を返して、神木の陰に降り立った。 祭壇に祈るより、神木に感謝を告げる方が合っている気がしたから。]
(25) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
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