241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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──Judgement day──
[ ──ここは、どこだろう。
と、ニーナは思って、周囲を見回した。
いつからここにいるのかも、 どうやってここにきたのかも、 何も思い出せないまま、ただ不思議そうに。
果てしなく空間が続くかのように ただ、白一色の世界。
唯一モノと呼べるのは、 王座>>1くらいのものだろうか。
奇妙な空間への疑問は、 じきに、男の口から語られる。]
(11) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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[ ──ああ、 どうやらゲームはクリアされたらしい!
そのことについて、 悔しいと思う気持ちがないわけではないが、 全滅よりよっぽどいいじゃないかと ニーナは素直に思った。そういうたちだ。
最後の最後の無謀なパスも、 どうやら受け取ってもらえたようだし。
圭たちの姿に、ニーナはこっそりと にいっと笑って握っていた手の親指を立てた。]
(12) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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[ 脱落したはずの自分たちが ここに呼ばれた理由というのも、 ニーナは薄々察して、静かに言葉を待った。
横目で、他の脱落者たちを見て──、 知っている顔ばかりだ、と。 意外なような気もするし、 途中からまったく顔を見なかった面々、 ああ、やはりと思う部分も勿論ある。
男の話に、ニーナは成る程と思ったし、 裁定の基準に、これまた「 やはり 」とも。 与えられた選択肢の幅にも、 言ってしまえば、疑問はなかった。
一度死んだ者と二度死んだ者の間に どうしようもない隔たりはあってしかるべきだ。 それが、努力や運への”対価”だろうし。]
(13) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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[ だから、ニーナは従順な駒だったろう。 ふうん、と頷きながらその言葉を聞いて考え込んだ。
さして理不尽なルールでもない。 白一色の部屋じゃあ、不利というのもあるし。]
……つまり、 まだ私たちの手元に残ってる──、 この、ホーリーバッジ、 ひとつめのゲームでの働きへの対価は まるでなんの意味もないってことかな?
[ せっかく大事に持っていたのに! ( パートナーが呑んだ分については ”持っている”と呼べるか分からぬが )
掌の中でバッジを弄びながら、 ニーナは含みのある言い方で、首を傾げて笑った。]
(14) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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──何にせよ、 その選択肢の中から選ぶなら 私は、もう一度このゲームに挑戦する
ジリヤ、それでいいよね それとも、何か良い”おねだり”がある?
[ 他のペアの人間が誰も、 2ポイントの支払いができないことなんて ニーナだってとうに気がついていたけれど。
ニーナは生きたかったのだ。 他人を蹴落としてでも、勝ちたかった! 一番が自分だなんて、わかりきったことだろう。
そこには自覚のあるニーナだから、 できることなんて、せいぜい おねだりや新たな道を探ることくらいだ。]
(15) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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[ ……だから、くるりと脱落者の方に向き直って、 ニーナはやっぱり静かな調子で口を開く。]
……差し出がましいようだけれど、 ”選択肢が増えないのであれば”、 私には、1ポイント余剰があるみたいだ
これを腐らせずに使ってくれる ……ってひとが、もしもいるなら、 申し出てくれれば、譲渡する
[ 試合後にガッツポーズをしないのと同じで、 露骨に感情を見せるというのは、 相応しくない振る舞いだと、ニーナは思った。
……とはいえ、1ポイントの使いみちなど、 現状、「片方だけが再挑戦する」くらいしか 思いつかないというのが、正直な所だけれど。]
(16) nabe 2018/05/27(Sun) 18時頃
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──それとも、 ねえ、仮面のコンポーザーさん 私の1ポイント分の”価値”に、 何か特別に”対価”をくださる?
(17) nabe 2018/05/27(Sun) 18時半頃
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[ ゆっくりと、両頬を均等に持ち上げて ニーナは優雅に微笑んだ。誰かの真似事だ。 ニーナが焦がれてやまなかった誰かの。
それから、「 やっぱりガラじゃないなあ 」と、 すこぅし、照れたように頬を掻いた。]
(18) nabe 2018/05/27(Sun) 18時半頃
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[ そのあと、 ニーナはローファーで白い床を叩いて、 そこにいたひとり──マユミへと歩み寄り、 掌を上に、手を差し出した。
右掌の上、ホーリーバッジが一枚。]
……受け取ってもらえるかな
もし、もう何も意味を持たないとしても、 これは、君が持つべきものだと 君の努力への対価であると、私は思うから
…………ただの、自己満足だけどさ
[ そう呟いて、ニーナは首を傾いだ。*]
(19) nabe 2018/05/27(Sun) 18時半頃
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ああ、うん 充分だ、ありがとう
[ ホーリーバッジはひとつ0.3pt、 充分な対価と、ニーナは思った。
……呑み込んだ分はどうなってるって? ニーナにはそんなこと分からなかったけれど。
預かっていたマユミの分をひとつ渡して、 ニーナの手元にバッジはないけれど、
何事もなかったかのように差し出された7つ>>34。 ( 一瞬、手に取るのを躊躇したのが どうか悟られないことを祈って! )
どうしようか。 自分たちには必要なものでもない。]
(35) nabe 2018/05/27(Sun) 21時半頃
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──余剰のポイントについては、 もう少し考えさせてもらってもいいかな?
その対価はとても魅力的だけれど 今直ぐに答えが出せそうにないや
[ 交渉に赴く花屋の王子様を横目に、 すこぅし考える素振りを見せて、笑った。*]
(36) nabe 2018/05/27(Sun) 21時半頃
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──そうだね、私の1ptについては 君のいうとおり、だとしよう
でも、こっちのバッジについては、 私たちふたりに、その権利があると思うけど?
[ 7つ。差し出されたバッジを 指で弄んだりしながら、ニーナは言う。
ニーナの知る由もないが、 ”残っていた”時間が長い分、 手元に残ったバッジも、そりゃあ多い。
( それから、誰にも獲られぬようにと 守り抜く警戒心があった分! ) ]
(41) nabe 2018/05/27(Sun) 22時頃
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……ああ、それと ごめんね、質問がもうひとつあった
コンポーザーさん、 この”ゲーム”の生き残り人数って 毎回同じ……なのかな?
[ 変わらぬ口調で問うたけど、 目は多分、笑っちゃいなかったんだろう。
だって言うなら ニーナは悪人ではなかったとしても お人好し、とまではいかない。多分。
答えに依っちゃあ、そりゃ 振る舞いも変わるさって、 あくまで物腰の柔らかい、笑顔。]
(42) nabe 2018/05/27(Sun) 22時頃
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[ 今度こそ、ニーナからの質問は以上だ。 ……多分。このあと状況が変わらなければ。
だから、ニーナはジリヤのとなりで ただの世間話、みたいに会話でもしてよう。]
──それにしたって、君ってば もう”他人の記憶”なんて盗られたくせに これ以上、何を喪うって?
[ 冗談めかして、ニーナは笑った。]
今度こそ、私が君を忘れる番かも
[ だから何って訳じゃあないけれど。 ……何って訳じゃあないというか、 あまり心配していない、と言うべきか。]
(43) nabe 2018/05/27(Sun) 22時半頃
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……サイキックをもうひとつ、は 魅力的な条件だよなあ
[ ああ、なんせ 使い勝手はよかったが、 どうにも応用のきかない力だった!
マユミのサイキックを見て思ったもんだ。 刀身の伸び縮み以外にも、 せめて、曲がるとか、なんとか 多機能であれば助かるんだけどなって。
或いは、万が一にでも次に 四肢でも盗られちゃ敵わない。
色々と思うところはあって、思案顔。*]
(44) nabe 2018/05/27(Sun) 22時半頃
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[ まさかジリヤが心の中で 豚に庶民的な名前をつけているなど知らず、 ニーナは向けられた視線>>47に瞬き。
ゆうっくりと、瞳が細められた。 空色の面積がうんと狭くなって、 ほんの一瞬、ニーナは 大事ななにかを見失ったような気がして、
反面、ニーナの薄曇の青は まあるく見開かれたんだろう。]
(66) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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[ ──花園の一番の花 は、 春の空を瞳に宿して柔らかく笑んだ。 どんなに親しげに微笑んだって、 月は手に入らないし、空は遠いもの。]
(67) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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[ ── けれど、それも一瞬のこと。]
(68) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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[ ──冗談だよ、とニーナも笑った。
ゆるぅく立てた人差し指を 軽く唇のあたりに持ってくるのが ニーナの癖、と言ってもよかった。
目まぐるしく、交渉と会話が繰り返される中で、 ニーナはやっぱりのんびりとした調子で言う。]
……まあ、でもさ たとえ君のことなんか きれいさっぱり忘れていたって
きっと私は雑踏の中から君を見付けて 私のパートナーになってほしいと言うよ
[ なんでって? 大した理由はない。 だから、ニーナは首を傾いで、悪戯っぽく笑った。]
(69) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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……だって、ほら 君と私、並ぶとなんだか縁起がいいだろう 金と銀、みたいでさ! *
(70) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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──へえ、ありがとう
[ ニーナはコンポーザーとやらにも笑んだ。 なるほど、と頷くしかない答え>>57である。
不機嫌そうな王子様>>58と違って、 笑みを絶やさないのは、 生きている選択肢ゆえ、とも それがニーナなりの鎧であった、とも言う。
その笑みのまんま、 今度こそ答えが帰って来ないことも予測して、 さらりと続けて口を開いた。]
(71) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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じゃ、もうひとついいかな 次の死神のゲームの生き残り人数は?
……或いは、ここで私達6人が 全員、なんらかの手段でポイントを得たとして、 再チャレンジの権利は必ずしも ”次の”ゲームである必要はあるのか
[ 図々しくって悪いね、と 悪びれもしない笑顔で、 弄んでたコインを一枚弾いた。
さて、表裏でどうしてやろう ……なんて、考えてもいないけれど。*]
(72) nabe 2018/05/28(Mon) 00時頃
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そりゃあ、 一度は同じ物語に身を置いたんだ 仲間意識のひとつも芽生えるさ
それに、本当に偶然だけれど 私はこのひとたちを"知っている"からね
[ 怪訝そうな顔があるなら、 ニーナは順に指差してやっただろう。
彼女は歌が上手くて有名だった。 彼は本屋さん、花屋のお兄さん、 それから、消防士さん、だよね、と。
ふふ、と笑って、 ニーナはやっぱりそうっと 人差し指を一本立てた。]
(94) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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──なにより、 次回の"枠"が保証されるなら 私にとってこんなに有利なことはない
次のゲームは少しは容易いだろうと 言ったのは他でもない、貴方じゃないか!
私たちには、ふたり、ないしは 三人に分け与えるだけの余剰があるんだ
心強い"協力者"をそれで得られるなら サイキックやエントリー料にも 勝るとも劣らない"対価"だと思わない?
(95) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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……だから、 このゲームの記憶がある限り、 再挑戦組の生存を目指す──、
……なにも、他の参加者を蹴落とせとか そういうんじゃあなく、
ミッションの遂行やバッジの分配 "裏切らないこと"、
たとえ次の参加者の中に 家族や、友人や、恋人がいても 最後の枠に、共に残ることを目指す
そういう約束をしてもらえるのであれば、 ポイントの譲渡は悪い手じゃないって そう考えたんだけど、……残念だなあ
(96) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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[ あはは、と今度はコンポーザーに向けて、 ニーナは照れたように、頬に手を添えた。]
──そういう、少し変わったゲームも、 面白がってくれるんじゃないかと思ったんだけど
なんだか他にも方法はあるみたいだし こんなんじゃあ、打算まみれの譲渡なんか 誰も受け取っちゃくれないね
[ バッジの受け渡しや、 "願い事"の使い道について、 交渉が交わされるんじゃあ敵わない!
( 尚、何気なく出てきたレアバッジに 一瞬、笑顔が剥がれかけたが持ちこたえた )]
(97) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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──私はただ、自分が生きたいだけだよ
[ すうっと細めた曇り空めいた目で、 コンポーザーをまっすぐ見据えて呟けば、
……あとは、お声でもかからない限り ジリヤとポイントの使い道について 話し合いでもしていようか。**]
(98) nabe 2018/05/28(Mon) 02時半頃
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[ ゆっくりと、時が動き出したようだ。 ──と、ニーナは思った。
各々がコンポーザーに投げる問い、 パートナー間での話し合い、些細な暴力。 広げられていくルールを傍観する死神たち。
ひとつの舞台の上、目まぐるしい展開に、 ──グランドホテル、という言葉が過って、 ニーナは群像の一角に過ぎない、と。
そしてその小さな個体は、 差し向けられた納得の色>>101に、 意外なものを見たかのように目を瞠り、 それから、”思わず”という風に笑いを零した。]
(147) nabe 2018/05/28(Mon) 23時頃
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──って、言葉の真意をご存知?
[ 細められた双眸の奥で、 ニーナは確かに笑っていたのだ!]
……ご好意はありがたく頂戴するよ
再演の手配までしていただけるなんて これほど助かることはない
[ ご心配なく、協力者の調達までを 他人に依頼するつもりなど毛頭ない。
枠の確保までは叶わなかったとて、 ニーナはもう充分であると思った。 去り際はいつだって重要だ。]
(148) nabe 2018/05/28(Mon) 23時頃
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──それから、 質問の答えは、また今度会ったときにでも
[ 教えてもらえたらうれしいなあ、なんて。
冗談めかして、スカートの裾を摘んだ。 膝を折り、丁寧な一礼を以て、 その一場面を終えることとする。
願わくば、この舞台に相応しい ひとりの登場人物であれたことを。*]
(149) nabe 2018/05/28(Mon) 23時頃
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