191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― 4day・中央エリア ―
[いつもどおり、目覚めもすぐに訪れる。 突然の目覚めも今日で折り返し。 何度もしてくるうちに、悲しいかな慣れてくる。]
……つっ。
[腕に驚きがある。 パーカーがないから、それに対するもの。 そういえば、そこにあるはずのそれは……。
そう考えて、昨日を思い出したから。 見渡して彼女を確認できれば、なんとも言えないまま、ミッションを見る。>>81]
(195) 2016/06/11(Sat) 23時半頃
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食い逃げ犯? ずいぶんと……。
[普通じゃない、よな。 支給された手配書を見てそう感じた。>>#0
文面的には至極普通かもしれないが。 命のかかるこの場所においては、危険度の低そうなものだ。 周囲の声を聞けば、被害にあった店の名前は自ずとわかる。
……初日も、こんなもの、だったか。]
(196) 2016/06/11(Sat) 23時半頃
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北、か。 東西南北のうち一つ。 潰しに行ってみるか。
[彼女の言葉に頷いて、その場を後にする。
手首を持たれることに、既に抵抗はない。 ただ、あまり持ち方が悪いと、転ばないか。 そんな風なことが心配になる程度だ。]
(197) 2016/06/11(Sat) 23時半頃
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― 北エリア ―
[そこに近づくにつれて、頭を悩ませる。 明らかに鳴り響く音は、尋常なものではない。 徐々に姿が見えれば、ため息を付いた。>>@2 建物の影に隠れ、彼女の言葉に応える。>>91]
全部まとめては辛いだろうな。 爆弾魔一味より、多いんじゃないか。
[昨日は親玉以外は視認していなかったが。 それでも、そんなに数がいるとは思いたくはないものだ。]
(198) 2016/06/12(Sun) 00時頃
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[返されたパーカーは、すぐに着る。 「汚れてないよ」なんていいながら。
実際、濡れてはいても血で汚れることはないだろう。 多少なり汚れがついたとしても、それは普通に着ててもつく汚れであるはずだ。]
(199) 2016/06/12(Sun) 00時頃
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[爆弾を避ける。 次の爆弾までのインターバルを突く。 それも間違いではないが。]
そもそも、遠くなら恐れる必要もない。
[相手の手元の近くで爆発するように。 剣を飛ばして衝撃を与える。 風で邪魔されるなら、それよりも多くの剣を。
物量で押し切ろうとする相手なら、物量で押し切ればいい。 単純に、それが出来るのだから。
そうやって戦い、避けていく仮定で。 パートナーの力の抜けた声に、振り向く。]
(200) 2016/06/12(Sun) 00時頃
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現実にいるか、なら聞いたことがない。 こっち側の異物だろうな。
[もっともな疑問にそう答えるが、つまりはそういうこと。>>143 卑しき食い逃げ犯、がこいつという可能性もある。 ……卑しき豚って、どんな嫌な方便だ。
その思考を遮るように、声が降る。>>@17 狐が跳ね、2つの方向に逃げていく。 やる必要はないが、やればいいことがある。>>@18 その意味も、大体理解できる。]
(201) 2016/06/12(Sun) 00時頃
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[彼女に視線を送られて、考えあぐねる。>>147 青い豚は、触れられそうにないようだ。>>187]
……やってやろう。 後でもいいかもしれないが、今解決策がない。
触れない、青い豚。流石に怪しいしな。
[食べ物を持ってくればいい、という言葉にも一理はある。>>188 だがそれが正解であるかの保証はないし。 そもそも、何の食べ物でも良いかわからない。 確実といえば失楽園だが、営業してるのかわからない。
ただ確実に言えるのは、このサブミッションは無駄ではない。 ……自分達が死なないかぎりは、だが。*]
(203) 2016/06/12(Sun) 00時頃
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[声に振り向けば、一人の男がそこにいた。>>190 年齢的には、貫禄のある人物、といえば正確だろうか。
ひとまずは彼女に説明を任せて様子を見るが、手首に触れる力は少し強くなる。>>207 ……警戒するのは必要だが、友好的でいいだろう。 刃でも向けられないかぎり、敵対は賢い手ではない。]
恐らく、東西南北の北がここ。 つまりはこいつがターゲットとしてもミッションの1/4。 どっちかの狐を追うつもりだけど、まずはこいつをどうにかしたいとも思ってる。その方が、安心だしな。
[説明を加えながら、今日は走ることになりそうだと予感していた。だから、ここで情報を分け合えるのは非常にありがたい。 大したことがわからない、ということは、ないだろう。*]
(219) 2016/06/12(Sun) 00時頃
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[男の提案は、望んでいたものに近い。>>228 二人でそれができればよかったが、生憎それが出来る能力でもなく、だからこそ思案せねばならなかった。
彼女の方を少し見て、問題でないとわかれば、頷くだろう。]
願ったりかなったり、何かが分かったら、ここで情報交換したいところなんだが、どうだろう? やり方が分かるかもしれない。
[そういった所で、死神に聞くという手段もよぎったが。 ……このミッションを通じて教えてくれているのだろう。 そうでなければ、聞いた所で絶対に答えたりはしない。]
(234) 2016/06/12(Sun) 01時頃
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[小津、と名乗った彼を見送れば、自分も歩き出そうとする。 パートナーの姿が見えなかったのは……多分、はぐれたなどというミスではなく、急いで合流する必要性が薄い、強い人達なのだろう。]
手早く行こう。 ここで協力を取り付けられたのは、大きいぞ。
[ここ以外に三箇所。自分達が他も回らねばならない可能性もある。それでも、彼ともう一人も同時に動く。 ここで得るヒントとは、それほど大きいものだ。*]
(235) 2016/06/12(Sun) 01時頃
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[移動し始めれば、不安そうな言葉が聞こえた。>>240 それに対して、苛立つということもなく、ただ。]
最悪、抱えて移動になるな。 昨日みたいな感じでも、離れるよりは安全だろうし。
[感情的な話よりも、現実的な安全の話。 真面目に考えていっているのだが、彼女の反応はどうか。
ともかく、力の緩んだ手を自分の手で握って。 はぐれないように進む。自分達にはそれが、命取りなのだ。]
(259) 2016/06/12(Sun) 01時半頃
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― →美術館 ―
[歩いていれば、先ほど暴れていたノイズとは、当然遭遇する。 思ったよりは色んな種類がいるようで、自分達が見たこともないようなノイズもそこにいた。
彼女が指をさす、細長い生き物。>>242 現実には自分は見たことがないが。]
(260) 2016/06/12(Sun) 01時半頃
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イタチ、とかか? 確かに早いな。直線だとダメそうだ。
ここは任せろ。
[彼女にかける言葉は、今はそれだけ。>>243 4つほどの周囲に剣を錬成すれば、一斉に飛ばす。 そのどれもが、回転しながらノイズとは全く違う方向へ。 ノイズも飛ぶ方向には戸惑っているようだが。]
(261) 2016/06/12(Sun) 01時半頃
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[あらぬ方向へ飛ぶはずだった4つの剣は。 ある程度飛んだ所で軌道を変えて、様々な方向からイタチに襲いかかり、そのどれかにかかったか、イタチは切り裂かれて消えていく。
地面に刺さった剣は、『鎌のように刀身が曲がっていて』、その刀身を光らせた後、雑音を追うように消える。]
ショーテル、ってんだ。 そんな形なら、射出具合で軌道は変わる。
[自分の能力は作ることのみだが。 知識、応用力がそのまま手札に繋がるということは、取りも直さず自分向きの能力でもあるということ。 その場を片付けるのに十分な手札は、手元にあるのだ。]
(262) 2016/06/12(Sun) 01時半頃
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相手が思ってなさそうなことをしてやればいい。 そうすれば、反応が遅れるもんだ。
物量でもいいけど、疲れるだろ?
[微笑みを浮かべながら、そんな顔を向ける。>>243 ……ああ、いつの間にか抵抗がなくなってしまっているな。 その理由が、いくつか思い当たってしまって。
自分というものはどこにいるのか、少し、悩む。*]
(263) 2016/06/12(Sun) 01時半頃
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ん? ……別に、笑うよ。
[笑った、との言葉に顔を戻す。>>279 その後、少し考えて、また口角を上げる。]
違う、か。 ……きっとそれは正しいんだろうな。
[自分が今自然と笑みを出す理由は。 生前に笑顔だった理由とは、違うはずで。
……その真相は、きっと知られれば渋い顔をされる。 そう言う理由からのものだ。]
(301) 2016/06/12(Sun) 02時半頃
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― モリ美術館前 ―
[ともかく、歩けば美術館が見える位置まではすぐ。 すぐに首に小袋を下げた狐は見つかった。 きっとすばしっこいんだろう。どう捕まえるか?
少し悩んだ時に、思い当たったことがある。]
……捕まえる、だっけか? 殺しちゃダメなのかね。
[もしそうだとすれば……小津という男。 彼に正しい情報を伝えられなかった悔いがある。 殺せばミッション失敗だというのなら、捕まえるしかないが。]
……どうする?
[その手段が、生憎、思いつかない。*]
(302) 2016/06/12(Sun) 02時半頃
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[だよな、なんて息を吐く。>>305 今までのミッションは殆どが到達、討伐。 そのようなミッションがある可能性も、十分だ。 向こう側の一存で決められるのだから。
悩みが深くなりそうな所で、彼女の声を聞く。>>306]
柵?出来る、とは思う。 多少危なくはなるが、柵のようなものは作れるはずだ。
[その作戦自体は、悪くない。 だが、あの狐が戦闘能力を有していると、どうだ。 一気に捕まえるものが危険になりうる。
それでも、強く出る彼女に。>>307 答えぬのは無粋だというもので。]
(420) 2016/06/12(Sun) 20時半頃
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……合わせる。 指示してくれ。
[カミサマではなく、ガラクタとして動く。 自分はそれに抵抗を持つような人間ではなかった。
だからこそ、簡単にできた。 信じることも、自分が主導を取らないことも。 ……このパートナーは自分が思ってるより。ずっと賢い。]
(421) 2016/06/12(Sun) 20時半頃
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怪我でもしそうになったら。 無理矢理にでも仕留めるかもしれない。
できるだけ、傷は受けないでくれよ。
[ただそんな風に、少し笑った。 よっぽどのことでなければ、静観するであろうけど。*]
(422) 2016/06/12(Sun) 20時半頃
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塞ぐ、か。 細かく都度、囲んでいく感じでいいか。
[どうせ現実には見えないのだから、派手にやればいい。 雑踏を走りだす足音に合わせて、金属音が波紋を広げるように響き渡る。それこそ、とても大きな音を醸し出しながら。>>437
少しずつ少しずつ、逃げ場を失わせるように。 その方向に、自ら走るように。 剣を刺していくのはまだ楽だ。]
範囲が広くなると、更新が大変だな……。
[自分の手を離れた剣が残る時間は、そこまで多くない。 それを意識する以上、いくら目があっても足りないのだが、そちらに全力を注げば剣が完全に消えることもない。]
(456) 2016/06/12(Sun) 21時半頃
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[例え、跳びかかった彼女の下で何かが暴れていても。>>443 その手に、僅かに引っかき傷が見えたとしても。
まさかここで自分がヘマをする訳にはいかないと、動かない。 他のことに気が取られれば、全ての剣が消えてしまいそうだ。
それだけ疲れる作業なのだとは分かっていなかった。 いつもは作る剣は、自分の手に持つか、ほんの一瞬作るだけのものだったから、『維持する』ということがここでも難しいのだと、痛感する。]
(457) 2016/06/12(Sun) 21時半頃
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[狐を抱いて、笑顔で戻ってくる彼女を見て、息を吐く。>>448 その瞬間に剣の柵がすべて消えるのだから、思った以上にこれは重労働だったと捉えていいのだろう。]
……上々。 いい考えだった。
[袖口で顔を拭って、これは自分の役割だと思った。 ……そもそも、サイキックの都合上自分しかできないか。 それでも、これだけ疲れる作業を他人に強制もしたくないものだと、本当に思う。]
……クロネコ像に、帰るか。
[少しおとなしくなったかのような狐に試しに手を伸ばしてみれば、見て分かるほどに威嚇された。 ……苦労させられたから、と弄ろうとする心は、動物に見事に読み取られたらしい。*]
(458) 2016/06/12(Sun) 21時半頃
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― クロネコ像前 ―
[状況が大きく変わったことは、分かる。 一つは増えているペンギン。 小津が矢のようなもので切断した小袋は、大体そういうことだろう、と想像がつく。>>430 さっきと違うのは、それが『襲ってきている』ということか。
死神は、いやがらない。]
どっちが、先かね。
[ペンギンか、狐か、それとも豚か。 考える暇のある豚は後にしたかったところだが。]
(490) 2016/06/12(Sun) 22時半頃
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……動いた?
[その言葉に自分も向き直る。>>474 豚の鼻を見れば、小刻みに動いていて。 ずっとそうだったのか、今までもそうだったのか。
試してみる方が早いか?]
近寄ろう。向こうの豚に。 包みから飴出して……俺の後ろに。
[アレが反応するなら、多分臭い。 臭いで味が分かるのかは知らないが。 それなら、見せなくても『こっちに来る』はずだと。*]
(492) 2016/06/12(Sun) 22時半頃
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[小津がこちらに収穫の程を聞く。>>499 豚が動いたことに反応するなら、間違いない。>>500]
小袋に飴が入ってたよ。 これが正解、かな。
……悪い、飴使うぞ。
[手を差し出して、飴を受け取る。>>506 向かれた飴を手に乗せて、自分の胸の前へに構える。 ……身柄の確保、こいつもか? そう感じたから、パーカーのジッパーを少し下げた。
そうして構えながら、にじり寄れば。 飛び起きた豚は、こちらに走り寄ってくる。]
(516) 2016/06/12(Sun) 23時頃
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……!
[走ってきた豚をギリギリまで引きつけて。 豚が飴に届きそうになるか、という時に。
自分のパーカーの中に、飴を放り込んだ。 すると豚も釣られるように自分のパーカーに飛び込んで。
すぐにジッパーを閉じれば。パーカーの裾を左手で抑えて、暴れる豚をパーカーの中に閉じ込めた。 ……中からは、カリカリと飴を削るような音が聞こえる。]
(518) 2016/06/12(Sun) 23時頃
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………………。
[その内に飴がなくなったのか、豚の動きも収まる。 が、左手で支えながらもパーカーの中で存在感を示しているノイズに、自分は身動きが取れず。]
……確保したけど。 どうしよう。
[こんな経験はない、と言わんばかりに困惑した顔を向け。 里佳に、小津に、彼のパートナーであろう男に。 意見を問うてみた。*]
(519) 2016/06/12(Sun) 23時頃
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[ふと、腹の当たりの重さが消える。 どうやら豚は連行されたようだ。
彼女や、他の男の声で、手のひらのタイマーの消失を知る。>>529、>>532]
俺らが最後、か。 どーもギリギリで走ってるな……。
[本来であれば、もうやるべきことはない。 だからこそ、休むべきなのだろう。]
(555) 2016/06/12(Sun) 23時半頃
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