191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― 6th day/スクランブル交差点 ―
[あの竜が吐いた高熱のブレスが空気を灼いていた。 ひりひりと痛いくらいの熱気があたりに広がっていて。
……だから、探し人に会えたのは本当に幸運だった。>>255
彼に駆け寄ろうとして、その身体から流れる血や 爛れた腕や足に目がいくが…こちらが動くより先に 彼のほうから声をかけられた>>256
ミッションが終わったと、そう告げる彼に此方も頷き返す。 あのとき、自分たちもその光景を見ていたのだから。 それよりも今は、傷の手当をしないと。]
『ミームちゃん、確か応急セット持ってたよね?』
[以前薬局に立ち寄ったときに買い込んでいたはずだ。 それを渡してもらえたなら、こちらに会釈をし終えて 向こうに見えるノイズの群れへと走っていこうとする彼にそれを渡そうとする。]
(3) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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[彼の姿が見えなくなったところで。ふらり、身体が傾くのを感じた。 どうやら彼の無事を確認して少し気が抜けたらしい。 咄嗟に体勢を立て直す。
もし、ミームがそばにいて、彼女がこちらを支えようと近づいてきたならば]
『……ミームちゃん。 後ろを振り向いたら、ダメだからね?』
[もし振り向こうとするならば、彼女のその頬に 手を添えて強引に此方を振り向かせたか。
――…彼女の後ろに見えるのは、 決して楽しい光景ではなかったから>>#12>>@41 彼女は怒ったかもしれないけど、それでも構わなかった。
あの光景を見てもしも彼女が苦しむくらいなら、 自分が怒られたほうがずっとマシだった。]
(4) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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……。
[――…景山さんや朝比奈さんは無事だったんだろうか?
景山さんたちや、あの背の高い青年。 音流先生や黒髪の彼。小津さんや怒鳴さん。
これまでに出会った人たちは、どうしているんだろう? あと何人、生き残っているんだろうか?
少なくとも、今日の戦いでたくさんの人が死んだ。 いや、今日ばかりではなく、それ以前にもきっと 自分たちの知らないところでたくさんの人が死んでいったのだろう。]
(……苦しかったろうな。)
(5) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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[今更ながらに、思う。
自分自身の死の記憶は、それほど強烈なものではなかった。 状況を掴めないまま、殆ど一瞬で死んだようなものだから。
最初に辛かったり、怖い思いをして死んでいった人たちは また、ここに来て同じ思いをしながら死んでいったんだろうか?]
……。
[死は罪だと、最初に聞こえた声は言っていた。>>1:2 ならばどうして、このゲームはわざわざ罪を重ねさせようとするのだろう。
…そんなことを思いながら、やがて意識は暗転していく。**]
(6) 2016/06/17(Fri) 07時頃
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― ??? ―
[――暗闇の中で、考えていた。
“死ぬ”ということはどういうことなのか。 “生きている”っていうのはどういうことなのか。
生きているとき、少しだけ、考えたことがある。
子供の頃、両親や周りの期待に応えようとしていたとき。>>3:104 弟が語るやりたいことに頷いていたとき。>>4:105 周囲の期待に応えられなくなったとき。>>4:133
……自分は本当に生きているのか、と。 空っぽの自分は、死んでいるのと何も変わらないんじゃないかと、昔、あの塔の上で独り、考えていた。>>4:134]
(45) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[本当に死んでしまったとき。 僕に訪れた死は、正直あんまりにも呆気なくて。>>0:47
だから、なのかもしれない。 正直、ずっと死ぬことがあまり怖いと思えなかったのは。
……それでも、ああ。 やっぱり死ぬことは怖くて苦しいこと、なんだろうなって。>>6:#12
死は罪だ、とあの声は言っていた。>>1:2 そうなのだろう、と僕も思う。 少なくとも、僕の死は迷惑をかけていたから。>>2:502
それでも、このゲームに参加している人間は 何も好き好んで死んでいった人間ばかりじゃない。 ミームが、僕のパートナーがそうであったように。>>6:95
――…このゲームに参加してきた誰にだって、 大切なものを奪われたうえで、 殺されていい正統な理由なんてないとそう、僕は思う。]
(46) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[なら、僕はどうすればいいんだろう? 誰に、何ができるというんだろう。
――かつて死の間際に見たものと同じ何も見えない>>0:48 自分のパートナーが作り出した真っ暗な闇の中で>>16 僕は、それを考えていた。*]
(47) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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― 7th day/ヴァニタスコロシアム ―
[――…そして目を開ければ。 いつもどおりの光景が、そこにあった。]
……。
[声も言葉もなく、ただ、ミームの姿を見ればその身体を抱き寄せる。 昨日、背中に感じたのと同じ体温と柔らかい感触。>>16]
…。
『今日で、最後だね』
[ここまで、どれだけの人数が生き残ったのだろう。 願うなら、少しでも多く生き残っていて欲しかったけど。 昨日のスクランブル交差点でのことを思い出すと 正直、あまり希望は持てなかった。]
(48) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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『……ね、ミームちゃん』
『このまま少しだけ、僕の話を聞いてほしい』
[抱き寄せた背中越しに、ぽつぽつと言葉を紡ぐ。 言葉にすれば、きっと簡単なことなのだけど、 長々と伝えそびれたことは、正直、とても勇気がいる。]
『生きているとき、 僕が歌を歌っていたってことは話したよね?』
『…生きているとき、 いろんな人に歌を聞いてもらえて嬉しかった。 でもね、正直何度もやめよう、音楽から離れようって 思ったこともたくさんあったよ。』
(51) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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『そんなときだったんだ。 僕の歌を褒めてくれた人に出会ったのは。』
[そのあとも、その人が書き込んでくれたコメントに 何度励まされたことだろう>>5:47
それから何年も経って、自分の歌を「好きです」と 言ってくれる人は少しずつ増えていったけど。
それでも、“彼女”がくれたあの言葉は、 最初に歌い始めた頃からずっと変わらない大切な言葉。
あのとき、彼女がくれた言葉がなかったら、 出会わなかった言葉も、繋がりもたくさんあって、 その全てが、“もう一人の僕”にとっての宝物。]
(53) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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『――僕にとって、歌うことは絆だった。』
[この声が感じさせてくれた、目には見えない小さな輝き。 歌い続けることで広がっていった、自分にとっての“世界”。
それは、あの日塔の上から見える景色が少し広がったのにも似ていた。>>5:7]
『……僕は、トレイルなんだ。』
[かつて、Memeという存在に見つけてもらった彗星の尾。*]
(54) 2016/06/17(Fri) 23時頃
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[言いたかったことは、伝えたかったことはたくさんあるけど。 “言葉”にしようと思うと途端難しくなるのは、 結局のところ声があってもなくても変わらないらしい。]
『……黙ってて、ごめんね』
[震える手が、此方の背中を抱きしめ返す。
――最初に会ったとき、自分のことを伝えても、 信じてもらえないのではないかと思った。 普段のライブでは顔を隠しているし、 今はこうして声を出せないから。 此方の正体なんて、相手には当然わかるはずもない。]
(64) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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[でも、それ以上に。 自分がトレイルだということで彼女がありのままで 接してくれなくなることが嫌でもあった。 “トレイル”でもなく“中里の息子さん”でもなく、 情けなくても、ただの一個人でありたかった。
それと同時に、目まぐるしく変わる彼女の表情や反応に、 驚かされつつも楽しかったから。
奇妙なこの数日間の中で、彼女との関係は 慌ただしくも心地の良いものだった]
(66) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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[彼女に初めて会ったとき、 自分の歌を好きだと言ってもらえて嬉しかった。 “トレイル”のグッズを見せてもらったとき、 驚きつつもなんだか擽ったい気持ちになったのを今も覚えている。
彼女と一緒にこのモリ区を駆け回ったことも、 初日に書店前での戦闘で力尽きたときも。 彼女がマブスラで戦っているのを見守ったときも。 昨日の竜との戦いも。
――いつだって、助けられていた。 いや、それ以前からきっと、彼女にはずっと支えられていたのだ。]
『……うん』
『僕も、君と生きていたい。 君に、もっとたくさん歌を聞いてもらいたい。』
[それはきっと“トレイル”としてではなく、 彼女が呼んでくれる名前の、“僕”個人としての願い。]
(67) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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……。
[そっと、身体を離す。 いつものように、彼女に手を差し出しながら]
『…行こう。これできっと、最後だから』
『どんな結果になっても、後悔しないように。 …がんばろうね。』
[今日のゲームが、どんな結果に終わるのかはわからない。 それでも、決して後悔だけはしないようにしたい。
たとえ生き返ることができなくても。 胸を張って、僕が僕自身だったと言えるような。 大切な“パートナー”に誇らしく思ってもらえるような、 そんな存在であれるように。]
[彼女が、その手を取ったなら、 いつものように決戦の場所へと、そのまま駆け出す。**]
(68) 2016/06/17(Fri) 23時半頃
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― カフェぱせり前路地 ―
[ヴァニタスコロシアムからスカイタワーへは恐らくこのルートが一番手っ取り早いと考えて、初日、彼女と“契約”をしてから一番最初に向かった「カフェぱせり」までの道を歩く。]
…。
[そう簡単には進めないだろうな、と考えてはいたけど。 案の定というべきか、店の前の道には壁が張られていた>>@9 さらに遠目から伺えば、先日見かけた小柄な死神の子と、サメとクラゲのノイズが漂っているのも確認できる。]
(72) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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…。
[さて、どうしようか。 少し悩んだものの、このままここで時間を潰していても埒があかない。]
『行こう』
[彼女に声をかけて、死神の子のほうへ歩を進める。 途中、ノイズたちが襲ってくるようなら此方もそれに応じるだろう。*]
(73) 2016/06/18(Sat) 00時頃
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[気配に気づいてか、死神の子が振り向くのが見えた。>>@25 それと同時に、此方に接近する二匹のサメ。 直線的に向かってくるのが一匹と、 そこから迂回して別方向から迫ってくるのが一匹。
直線距離で向かってきた一匹に狙いを定める。 もう一匹はなんとか回避しつつ、どうにか仕留めることができただろうか]
…。
[サメを仕留めたあと、数日ぶりに会うその小柄な影に小さく会釈する。 クラゲを漂わせながら、にこやかに話しかける姿はどことなく幻想的で。]
(85) 2016/06/18(Sat) 01時頃
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[とん、と。 かけていた眼鏡を軽く指先で叩くのが見えた>>@27]
……。
[簡単そうで、なかなかに難しい。 それに、彼(?)の能力については正直未知数だ。]
…。
[戦ってもいいのか? 確認するように首をかしげてから、まずは牽制で彼(?)の足元に小さな”星”を数発撃ち込んだ。*]
(90) 2016/06/18(Sat) 01時半頃
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[――星を見たい、と思った。]
(145) 2016/06/18(Sat) 15時半頃
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[周囲の期待に応えなければならないと思っていた頃、 僕にとって音楽は生活の一部であり、義務みたいなものだった。
決して嫌なわけではなかったけれど、 その代わり、楽しいと思うこともあまりなかった気がする。
それでも、最初に何かをしたいと思ったとき。 誰に強制されたわけでもなく音楽を選んだのは、 元々下地があったぶんとっつきやすかったというのもあるけど、 結局、僕自身が音楽を好きだったということなんだろう。
初めて、ヴォイドに触れたのはいつだったか? それまではずっと“同級生たちのあいだで流行っているもの”程度にしか思っていなかった。 あの頃はそれよりもこなさなければいけないことが多くて。 ずっとそちらにばかり考えがいっていたように思う。
それはさながら、塔の上にいた僕が 眼下に広がる風景にしか目がいかなかったようなもの。]
(146) 2016/06/18(Sat) 15時半頃
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[クス動で初めて聴いたヴォイドの曲は、 お世辞にも上手いとは言い難かった。
滑舌も悪いし、聞きようによっては鼻声ともとれなくもない。 それでも、不思議とその歌声に心揺さぶられたのは確かで。
単なる技量だけでない、聴くものの心に訴える、 そういう歌や曲があるというのを知ったのはそのとき。
そして、自分の知らない世界にはまだ、 六等星のような才能がこんなにも溢れているのだ、と。 今まで世に出なかった、知られることのなかった音楽に、 こんなにも心動かされるものがあるなんて知らなかった。
そして――ああ、こういう曲を作ることができたらな、なんて。 そんな“夢”を見たのが、きっとある意味、僕のはじまり。]
(147) 2016/06/18(Sat) 15時半頃
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[最初の頃は、それこそうまくいかないことばかりで。
何しろDTMなんて今まで触れたこともなかったから それこそ打ち込みとは何かからはじまって、 試行錯誤の繰り返しだった。
ようやくひと通りできたところで、 必ずしも良い評価ばかり受けるとは限らない。 むしろ批判的なコメントのほうが多かったし、 それすらつかないこともままあった。
試行錯誤と一喜一憂を重ねていたちょうどその頃、だった。]
(148) 2016/06/18(Sat) 15時半頃
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[――あのときのことはよく覚えている。
その日はたまたま、両親が家に戻ってきていて。 ふと弟がこぼした一言で、軽く言い合いになった。
…なんていうことはない。 趣味に現を抜かしすぎなんじゃないか、という 割とよくありふれた話。 それまで続けてきた曲作りと動画投稿について、 周囲の反応は決して芳しいものではなかったし、 これまでにも母方の祖父母たちにも何度か小言を言われてきた。
それが、いつもより少しばかり堪えたのは、 普段顔を合わせない両親からもそう言われたからで。]
(149) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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……。
[はぁ、と小さく息を吐いてPCの電源を入れる。
家族からいい顔をされないのは、最初からわかっていたはずだった。 それでも、いざ実際に言われてみると わかっているようでわかっていなかったことを思い知らされる。
きっと向いていないんだろうな、思いながら、 それでも、曲を作ることも歌を捨てることもしないのは。
その夢が誰かに与えられたものではなく、 自分自身でそれを選んだという、半ば意地のようなもの。
――少し前に挙げた新しい動画の新しいコメントに、 気づいたのはそのとき。>>0:82]
(150) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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[きっと、それはどこにでもあるような、 そんなありふれた応援の言葉。>>0:275
だけど、あのコメントを最初に見た時の気持ちを 僕は今だって忘れてはいない。 そのときの僕にとって、 そのありふれているはずの言葉は確かに「魔法」だった。
もし、あのとき彼女に見つけられていなかったら。 応援の言葉を貰えてなかったら。 ――きっと僕はここにいないのだろうと、そんなふうに思う。
歌をやめたら、歌えなくなったら、 僕に何が残るかなんて死ぬまでは正直、想像もつかなかったけれど…]
(151) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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[…失ってみて、初めてわかったことがある。
自分にとっても、“トレイル”にとっても、 歌うことは確かに“絆”だった。>>54
顔も知らない誰かと自分自身が、 それでも確かに繋がっていることを実感させてくれる かけがえのないものだった。]
(152) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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[この世界は時折どうしようもなく理不尽で、 時にどうしようもない悪意を感じることもある。
それでも、決して悪いことばかりではなかった。
それは鉛色の街並みの向こうに、 知らない景色があることを教えてくれた警備員の人だったり>>5:5 名もない自分の歌を応援してくれた誰かの言葉だったり。>>082 歌を歌い続けることで繋がった、違う世界に生きている誰かとの縁だったり。>>0:481>>0:548
そういう、良かったことまで否定したくはない。 出会ったものを否定しない方法を、僕はただ知りたい。 だから、僕は前に進みたいと願う。]**
(153) 2016/06/18(Sat) 16時頃
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[こちらの確認に彼(?)が頷くのが見えた>>@71 きゅる、と小さな音を立てて眼鏡のレンズが回る。
気がつけばその小さな両手にはメスと鉗子が握られていて。]
(あれを使うのか…)
[一見した限りでは、彼は(?)それ単体を 武器とした近接戦闘タイプには見えない。 勿論、見た目だけで判断してはいけないけれど。
となると、投擲などの遠距離型か、 あのメスと鉗子自体に何かしらの効果を付与するタイプか。]
[彼(?)が“星”を避けるように数歩後ずさりする。 同時に、クラゲのノイズが三体こちらに近づいてきたので]
(154) 2016/06/18(Sat) 16時半頃
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[銃の形に構えていた掌を解いて前方へ。 そのままクラゲ三匹を巻き込む形で光を撃ち込む。]
……っ。
[クラゲが三匹、風に溶けるようにして空中で霧散する。 それと同時、一瞬くらりと意識が遠のく。 なんとか踏ん張ったまま持ちこたえると]
『――ミームちゃん! あのサメをよろしく頼む!!』
[あの鮫に進路を妨害されると厄介だ。 そう言うが早いか、地面を蹴って一歩を踏み込む。
サメの妨害を除かれれば、そのまま彼までの距離をに詰める。 まだ能力の全貌は明らかになっていないが、ここは一気に距離を詰めて眼鏡を奪いに向かうだろうか。*]
(155) 2016/06/18(Sat) 16時半頃
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