人狼議事


278 冷たい校舎村8

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【人】 架空惑星 レン

――チャイムが鳴る前、6階階段付近――

 えー?そう?
 俺なんてまだまだだって。
 ヒーローみたいになれたらーとは思ってるけどな。

[ 悩んでいる人や苦しんでる人を助ける、
 ヒーローみたいにさ。
 なれたら、この世界の主も、
 他の、死にたいような悩みを持つ友達も、救えるのかな。

 それから、「時間経つのはえーよなあ」って言って、
 二人で歩いて、階段に行って。
 隣を歩く彼女が、立ち止まった>>3:826]

(23) 2020/06/20(Sat) 00時半頃

【人】 架空惑星 レン


 まなちゃん?

[ 何かあった?って問いかけるように名前を呼んだ。
 でも、何かを見つけたとか、
 あるいは、何かが聞こえた、とか。
 そういうことも言わずに、方向転換して、走っていく。]

 お、おう。
 また明日なー!

[ どうしたんだろう、何かあったのかな、
 とは思いながらも。
 いつもみたいに、「また明日!」>>3:828って、言っていたから。
 明日も会えるということを疑いもせずに、
 軽く手を振って。
 赤い足跡を残していく後ろ姿を、見送った*]

(24) 2020/06/20(Sat) 00時半頃

架空惑星 レンは、メモを貼った。

2020/06/20(Sat) 00時半頃


【人】 架空惑星 レン


[ チャイムが鳴った、少し後の話。

 そういえば、だ。
 すっかりさっぱり忘れていたけど、
 昨日の夜、郁斗がサッカーだかバスケだかやろうって言ってたよなあ、ということを思い出して、体育館へと足を向ける。
 言い出した張本人、朝から見かけてなかったし。
 もしかしたら誰かが何かやってたりするかもーと、思って。]

(50) 2020/06/20(Sat) 01時頃

【人】 架空惑星 レン


 うん、誰も居ねえな!

[ まあ、誰もいなかったわけなのだけど。
 なんか、朝から会ってない人いっぱいいる気がするけど、どこいったー?
 なんて思いつつなんとなく奥の方へ。]

 ……何だあれ。

[ 舞台の袖に、毛布をかけられた何かがあった。
 なんとなく嫌な予感を感じつつ、それに近寄って、毛布を、剥がす。]

(51) 2020/06/20(Sat) 01時頃

【人】 架空惑星 レン


 ……っ!

[ 息を飲んで、一歩、後ずさった。

 そこにあったのは、首が折れて、
 ちいさな手の痣がいくつもついた、マネキン。

 そう、マネキンだ。
 郁斗を、象った、だけの。]

(52) 2020/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 架空惑星 レン


 ……う、

[ 崩れ落ちるように、膝を着く。
 目にするのはこれで3回目。
 でも、耐性なんてろくについていなくて。
 眠っているようだった、遠目に見た千夏のソレと違って、
 目の前にある郁人のソレは、明らかに、
 死体、染みていて。

 頭では、きっと帰っただけだって、
 思ってるよ、思ってるんだけど、さ。
 友達の、死体のようなものを、それを見るのが、さ。]

(53) 2020/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 架空惑星 レン



  [ もういやだ、って、思ってしまった。]

.

(54) 2020/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 架空惑星 レン



   [ 世界が、ぐるり、回転する。]

.

(55) 2020/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 架空惑星 レン


 ……え……?

[ 呆然と、マネキンを見る。
 次に、自分の手を見る。
 自分の、“僕”の思う通りに、手は動いた。]

 は……?え……?

[ 頭が混乱している。
 心臓が、ばくばくと激しく音を立てていた。]

(56) 2020/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 架空惑星 レン


[ 入れ替わった。“僕”と“俺”が。
 それを理解しつつも、心臓の鼓動は速いまま。

 状況は、なんとなく分かっていた。
 閉じ込められた校舎で、居なくなるクラスメイト。
 その代わりに残されるマネキン。

 もう一度、マネキンに目をやる。
 “俺”は、きっと、このマネキンを見て、
 ショックを受けて、
 それが原因で、入れ替わった、のだ。

 そんな“俺”を責めようだなんて思わないよ。
 思わないけど、でも。]

(57) 2020/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 架空惑星 レン


 ど、どうすれば……

[ 縺れる足でなんとか立ち上がる。
 とりあえず、ここから逃げないと、と、思った。
 だってここは袋小路だ。
 誰かが来たら、逃げ場がない、から。

 トイレかどこかで、閉じこもって隠れていよう。
 そうだ、そうすればいい。

 そう思って。震える足で駆けだす。
 体育館を出て、脇目も振らず、足音を立てながら、廊下を走っていく*]

(58) 2020/06/20(Sat) 01時半頃

【人】 架空惑星 レン

――現在:廊下――

 ……っ!

[ 逃げこめる場所を探しながら走っていると、
 曲がり角のところで一つの人影と遭遇する>>93
 まずい、なんて思いながらも、そのまま横をすり抜けていこうとしたがそれは叶わず、手を掴まれて、つんのめるように足が止まった。]

 う、……え、っと……

[ ちらりと相手の顔を見ると目が合ってしまい、
 すぐに逸らす。
 その時の僕は、焦っているような、困っているような、
 迷子のような。
 よく笑う“俺”らしくない、
 情けない顔をしていただろう。]

(108) 2020/06/20(Sat) 04時頃

【人】 架空惑星 レン


[ どうした、と問う声>>94に、聞き覚えがあった。
 内側からだけじゃなくて、ちゃんと、僕として、
 この声を聞いたことがある。

 そうだ、あれは確か、文化祭の時>>2:127
 連城颯真を心配して、声をかけてくれた、“俺”の友達。

 こんな姿を見せてしまったら、きっと、また心配させてしまう、って思ったから。]

(109) 2020/06/20(Sat) 04時頃

【人】 架空惑星 レン


 だっ、だいじょうぶ、なんでもない、から……

[ そう言って、頑張って、“俺”みたいに笑おうとして――
 笑えなかった。
 眉は八の字に下がったまま、
 無理矢理口角を上げようとして、
 上手くいかずに失敗して。

 笑おうとしたことまでは分かるかもしれないが、
 きっと変な顔になってただろう。

 “俺”だったら、無理して笑うくらいできるのに。
 僕にはそれすら出来やしない。]

(110) 2020/06/20(Sat) 04時頃

【人】 架空惑星 レン


[ 僕だということが、バレたくなかった。
 だって、自分の知っている連城颯真じゃない、って分かったら。
 自分の知っている、友人である連城颯真は、何処に行ったんだ、ってなるでしょう。

 僕だって本当は、連城颯真のはずなのに。
 もし、「颯真を返せ」なんて言われたら。

 本当に、消えたくなってしまう。
 “俺”を残して、僕だけ消える方法なんて、
 分かりはしないのに**]

(111) 2020/06/20(Sat) 04時頃

架空惑星 レンは、メモを貼った。

2020/06/20(Sat) 04時頃


【人】 架空惑星 レン

――現在:廊下――

[ 小首を傾げられた>>127

 うん、そうだよね、明らかに様子おかしい、もんね、僕。
 こんな変な奴の相手しなくていいから、
 手、放してくれないかな、って、
 困るような、居たたまれないような気持ちだった]

(146) 2020/06/20(Sat) 16時半頃

【人】 架空惑星 レン


 え……?

[ 文化祭の時のことを口に出されて>>129
 驚きつつ彼の顔を見る。

 覚えていてくれたんだ、と思った。
 いや、文化祭からそこまで日が経っているわけではないから、別におかしいことではないのかもしれないけど。

 なんだか、僕、を見ていてくれるような気がして。
 上手く説明できないけど、ほんの少し、嬉しいような、期待、するような。
 そんな気持ちになってしまって。
 少し迷いながらも、否定、できなかった。]

(147) 2020/06/20(Sat) 16時半頃

【人】 架空惑星 レン


 ……うん、いた、よ。

[ 肯定して、小さく頷く。

 でも、確かあの時は。颯真に似ているけど、別人、だと思われた、のではなかったか。
 それなら……連城颯真の、双子の兄とか、弟とかの振りでもした方がいいのか、と頭に過る。
 それはそれで、いつこの校舎に来たんだとか、色々おかしいと思われるかもしれないけど。
 もしかしたら、この場は乗り切れるかもしれない。

 しかし、それは、僕が連城颯真ではないと否定することになってしまう。
 それは、ちょっと、嫌だった。]

(148) 2020/06/20(Sat) 16時半頃

【人】 架空惑星 レン


 僕、は……

[ でも、何かしらの言い訳をしなければ、と思って、
 口を開いて、少し迷って、]

 ……君の知ってる、友達の、連城颯真じゃ、ない、よ。
 
 だから……心配とかは、しなくていいし、
 放っておいてくれて、いい。

[ 俯いて、呟くようにそう告げる。
 もう、“俺”の振りが出来るとは思えなかったし、
 嘘も出来るだけ吐きたくなかったから*]

(149) 2020/06/20(Sat) 16時半頃

架空惑星 レンは、メモを貼った。

2020/06/20(Sat) 16時半頃


【人】 架空惑星 レン

――現在:1階廊下――

 っ、違わない、けど……

[「お前も連城颯真だろ」と、言われて>>151
 それが、まるで認めてくれるみたいに聞こえて。
 俯いていた顔を上げる。

 君の知っている、連城颯真ではないのに。
 僕のことを、連所颯真だと認めて、
 心配してくれるというのか。

 なんでそう言ってくれるのか、分からないけど。
 その言葉を疑わず、信じたいと思った。]

(162) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

【人】 架空惑星 レン


 ほん、とに?
 迷惑、じゃない?

[ 震える声で聞き返した。>>153

 本当に、僕は僕のままでいてもいいですか。
 俺、じゃなくても、迷惑じゃないですか、
 僕のことを知って、認めてくれるんですか。]

(163) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

【人】 架空惑星 レン


[ 穏やかに問いかける声は、
 決して、糾弾し、責めるようなものではなくて。だから。

 聞いてほしいと、知ってほしいと思った。
 今なら、この人になら、話せるかな、って。
 話してもいいかな、って。

 ねえ、“俺”も、いいよね?
 僕達の隠し事、話してもいいって、
 聞いてほしいって、思ってくれるよね?]

(164) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

【人】 架空惑星 レン


 僕、は、連城、颯真。
 俺じゃない……連城颯真の、もう一つの、人格。

 えっと……解離性、同一性障害……?
 ってやつ、だと思う。
 病院には、行ってないけど、たぶん……

[ 名乗ってくれた彼のように、改めて名乗ってから。
 僕の、僕達のことを、少しずつ話していく。]

(165) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

【人】 架空惑星 レン


 僕は、ずっと僕として生きてきたけど……
 中学のある時期から、急に時間が過ぎてて、
 記憶が、飛んでいることがあって。

 ええと……
 “俺”、の方が、少しずつ表に出てくるようになって、
 でも、その間の記憶が、僕にはなくて……

[ どう説明すればいいか迷いながら、
 たどたどしく語っていく。
 分かり辛かったら、ごめんなさい。
 このことを人に話すのは初めてだから、許してほしい。]

(166) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

【人】 架空惑星 レン


 僕は、怖かったんだ。
 記憶が急になくなることも、
 その間のこと、他の人は普通に受け入れてて、
 変わったね、明るくなった、なんて言われることも……

 周りの人も、僕ではない僕のことも、怖くて、
 そうやって、現実に居るのが怖くなってきたせいか、
 どんどん、僕が僕でいられる時間は減っていって……

 中学の終わりには、完全に、俺、の方が、俺だけ、
 表に出るようになってた。

(167) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

【人】 架空惑星 レン


 だから、それからしばらくの間、
 僕には記憶がないんだけど……
 気が付いたら、俺、の内側から、時々、映画を見るみたいに、俺が何をしてるのかとか、見えるようになってて。

 そのうち、深夜、俺、が眠っている間だけ、表に出てこれるようにもなって。
 俺、の書いた、日記を見たら。僕が大事だ、って。
 いつか表に出てきてほしい、って、書いてあった。

[ 長々と話してしまっているけど、本当に迷惑ではないだろうか。
 話さなくていい部分まで、話してしまっている気がする。
 でも、ずっと抱えていたことを、話し始めたら、止まらなくなって。]

(168) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

【人】 架空惑星 レン


 俺、が、怖くなんかない、優しい人だって、分かった。
 いつも、笑顔で、周りを明るくして、て、
 暗い僕なんかと違う、いい人で……

 幸せそうで、羨ましかった。
 僕だって、友達と笑ったりして、
 幸せになりたかった、のに。

 俺、は、僕に出てきてっていうけど、
 きっと、幸せな日常を手放したくないはず、で。
 僕だって、俺から身体を奪い取る、みたいなこと、
 したくなくて、
 どうしたらいいのか分からなくて、消えたくなって……

 だから……え、っと……

(169) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

【人】 架空惑星 レン


[ くしゃくしゃに顔を歪ませて、
 半分無我夢中になりながら、
 泣きそうになりながら話していたけど。
 そこでようやく、言葉が切れる。

 迷惑じゃない、なんて言葉に甘えて、
 衝動的に、たくさん語ってしまった。
 言わない方が良かったかもしれない部分まで、全部。

 流石に迷惑だったかもしれないし、
 単純に、語った内容に対する反応が怖くて。

 様子を窺うように、目の前の彼の顔を見た*]

(170) 2020/06/20(Sat) 18時半頃

架空惑星 レンは、メモを貼った。

2020/06/20(Sat) 18時半頃


【人】 架空惑星 レン

――現在:1階廊下――

[ 僕が、僕のこと、僕達のことを語っている間。
 彼は静かに聞いてくれていた>>186>>189

 そして、たくさんのことを話した後。
 彼は手を放し、ぽんぽん、と頭を撫でられる>>189

 だから、嫌な風には思われなかったのかな、って。
 ちょっと安心しながら、俯きがちの顔を上げて、
 見上げるように彼の目を見た。]

(224) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

【人】 架空惑星 レン


 う、あ……

[ ありがとう、泣いていい、という、
 優しい、許してくれる声を聞いて。
 思わず涙が瞳から零れだした。]

 う、うん……うん……

[ 片手で涙を拭いつつ、
 優しく語り掛けてくれる声を聴いていた。

 僕も、優しい?>>191
 そう、だろうか。
 表に出て幸せになることを、すぐ諦めることができなくて、ぐずぐず悩んで迷ってるようなヤツなのに。

 本当に、僕も。
 友達と笑いたい、って、
 思ってても、いいのだろうか。>>191]

(225) 2020/06/20(Sat) 22時半頃

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