人狼議事


184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】

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【人】 学園特警 ケイイチ

[ 大半は自業自得ながら相手の中でどれほど悪い印象を抱かれていることか知る由もない。

機嫌の悪くない時に十代だろう少女(>>3:132)が血に濡れているのを見れば普通に心配もする。小刀を持っている様だから、襲われて応戦でもしたのだろうか。

大丈夫か問えば首が振られ、喉がダメだという風に示される。……鋭いもので喉元を突かれて出血し口を利くのも辛い状態なのだろうかと、多少見当違いではあるが。]

  ……喋れないのか……、

[ それだけは理解して、顔を顰めた。力弱き女、悲鳴も上げられないのでは不安だろう。

喉と言えば……ヨーランダもいきなりペンで刺されていたから、誘拐犯ではなく金髪の男の仕業ではと一瞬過ぎったが。]

  これは……どこかで見つけたのか……?

[ 受け取った包みから、刃こぼれしたナイフと弾丸が出てきた。ナイフは何か硬いものでも無理矢理断とうとしたようにみえる。高周波ブレードならきっとバターのように切れるのに、無茶をする。

彼女が地下室を示せば、そうかと頷いてみせた。やはり調べが甘かったようだ。]

(2) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【人】 学園特警 ケイイチ


  あ、そうだ……ちょっと待ってくれ

[ 弾丸を見て、先程までしていたことを思い出す。何ともまあ、タイミングの良いことが。

相手が一歩下がった理由はわからないが、再び本棚の裏側を覗き込み、手近にあった資料で落ちている物を引っ張り出した。

────黒いリボルバー式の拳銃。
渡された弾丸がちょうど合致するのでは。]

  銃と弾丸……
  まるで使えって言われてるみたいだな

[ 男にすると何ともまあ、前時代的な代物で、貧困層ができる精一杯の武装である。

だからもし目の前の高価な着物を纏う少女がこれを見て不思議そうな顔をしたとしても、わからないのは仕方ないと思うだろう。]

(3) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【人】 学園特警 ケイイチ


  安全装置はここ、使う時だけ外すんだ
  これが引き金で引けば弾が発射される
  構え方はこう。両手でしっかり握れよ
  でないとか弱い女なら肩が外れるかもな

[ 弾が合えば全て装填して。安全装置の外し方と構え方、引き金の引き方を教えて、グリップの方を向けて差し出した。拳銃だけあっても、弾丸だけあっても、仕方ない。ならば声も出せないらしい彼女の護身用にと。]

  敵に当たらなくても出ない声のかわりに
  発砲音で危険を知らせられるだろう

[ 最悪の場合は自分とヨーランダだけが助かれば良いと本気で思うが、一応は警察官という身分、民間人の身に危機が及んでいれば助けるのは吝かではないのだ。

機嫌が良く、相手を敵とみなしていない間は。]

(4) 2016/03/02(Wed) 08時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 金髪の人形男に投げ付けたナイフはポケットにもジャラジャラと入れられる小さな折り畳みの物。刃こぼれのナイフはそれよりは大きく、刃を仕舞えないのではないだろうか。]

  ……食べるか? 俺のいた部屋にあった
  あんたのとこにもあったかも知れないけど
  一応毒味は済んでる

[ ため息を漏らす少女が疲れているように見えたので、栄養食品バーを一包み差し出した。彼女が内心でどう思おうとも、受け取ってくれるようなら耳かき一杯程度気を許し、武器以外の持ち物……資料にも興味を示して、"それ見せてくれるか"と頼んでみるだろう。

受け取られなければ、警戒心の強い女だと肩を竦め、また資料室内を探る作業に戻ろうとするか。敵は外にいると信じているから、少女に向ける背中はとても無防備なものだろう。]

(5) 2016/03/02(Wed) 08時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 08時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

[ 水と食糧、少なくとも餓死は望まれていないのだろう。そして使えと言わんばかりの武器。この事件の首謀者は、攫った者たちが争い合うことを望んでいる?]

  ( ……背中の文字 )

[ 考えれば、犯人側からの要求がまるで無いわけではなかったのか。

────"最も罪深き者を示せ。
その者は全ての罪をその命を持って贖罪するだろう。"

あれは鍵男の趣味ではないのかも知れない。

そしてどうやって纏めたかは不明だが、大量の資料とそこに記された罪の記録。

これは、課題のような物なのだろうか。学生が出されるそれとは、随分重みが違うけれど。

ふと、ある恐ろしい事件の記憶が過る。
複数名の友人関係にある子供を攫った犯人が、彼らに「友達の中から一人選んで殺せ、他の者は助けてやる」と指示したのだ。その結末は──……今は良いか。
少しだけ、それに似ている気がした。]

(6) 2016/03/02(Wed) 10時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 最も罪深い者が誰か訊かれれば、矢張り金髪の人形男……ニックを挙げるだろう。

けれどもそれは、自身の邪魔をして愛する少女の"初の死"を奪ったからで、そして自身の揉み消した犯罪歴を耳に入れたかも知れないからで、私怨の範疇。相手の背景は何も知らない。

犯人の要求がきちんと調査を行った上で贄を捧げろというものならば、私怨で選んだものには何らかのペナルティがあるのではと邪推する。

──正直、生きてるなら神だって殺してやるくらいの心算で、要求などまったくこれっぽっちも飲んでやりたく無いのだが。

ここにいる者たちの資料を探して目を通す必要があるだろうか。火浦櫻子を前に、そんなことを考えていた。]

(7) 2016/03/02(Wed) 10時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ ──どうか訂正させて欲しい。
リボルバー式の拳銃には手動で操作する安全装置は基本的には存在しないのだった。銃の取り扱いを教える際(>>4)は、安全装置ではなく撃鉄の操作方法を少女に教えていただろう。

彼女が確認した操作(>>10)も、撃鉄の上げ下げであったはず。指を挟まないようにということと、下げる動作はゆっくりやるようにと、追加で安全のための指示をしておけば、賢そうな彼女はきっとすぐ理解してくれて誤射も怪我もなかったはず。

重たげに持つ様子を見れば敵にあてるのは難しそうだと考える。まさか周囲の者に発砲することを思案しているとは想像に及ばないし、しっかり操作を覚えたらしい様子が見て取れればささやかな達成感を得ていた。]

  ……名前、ジョセフじゃねーんだ

[ 刃こぼれのナイフは返し、渡して貰えた資料に目を通す。広場で会釈しあった者の情報が載っているようだった。真っ先に漏れたのはそんな感想。

周囲を観察する目は同業者のそれを感じたもので、そこは当たっていたようだ。けれども名乗られた名前が異なる。警戒する気も偽名を用いる気もわからなくもないが、ほんのすこし、悲しさを覚えなくもない。]

(12) 2016/03/02(Wed) 12時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 記された犯罪歴には──少し、驚いた。
目を一瞬見開き、眇める。
比較的まともそうに見えていた男は、大量殺人犯だったのだ。一貫性のある歴には感服しないでもないが。

趣味が理解できない。女を犯すのはまあ理解出来る、出来てしまう。けれど致したあとに殺して臓器など取り出してどうするというのか。オナホにもなりはしないだろうに。

──尤も、そうやって互いに理解し合えないから大罪なのだろう。]

  あ、要らねーの? そうか

[ 拳銃が返されれば、受け取ることにした。あんなに熱心に構えていたのに残念だと思いながらグリップを掴み、無造作にズボンのポケットに突っ込んだ。入れ替わりで"色欲"の資料を返却して。]

  他の奴らの資料も見たか?
  全員分見たいんだけど

[ これ一つ持っているということは他はまだ見かけていないのだろうかと思いつつ。相手が自分の分を隠したとも思わずに、訊ねた。]

(13) 2016/03/02(Wed) 12時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 彼女への言葉は単なる確認と、自分の意志を伝えただけ。他に見つけていたとしても、手を借りるつもりはなかった。仮に既に発見済みの場所を教えて貰えても、結局全て見つけ切るまで虱潰しに探すつもりだからだ。

男にとってここに集められた者の資料は、今見せて貰った色欲のジェフの物が初である。他の者の資料も存在するのかどうか不明、そのレベルだった。それゆえの、確認。

何故か釣り上がる眉尻(>>14)。そして謎の余裕の笑み。細かい理由はわからないものの、馬鹿にする意思が込められているのはきっと間違いないだろう。]

  ( あーこりゃ嘘だな )

[ 振られた首を認めては、そう確信した。彼女は他の人の資料を見た上で、あの一つを何らかの理由で手に持ち歩き、そして見ていないと嘘をついたのだ。つまり資料はあれ以外にもある。知りたいことは得られたと同値だった。]

  教えてくれてどーもありがとな

[ 向こうを向いた彼女に、心からそう言った。]

(15) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ ──然し、何が琴線に触れたのか全くわからなかった。小刀を持っていようとも、自覚があるのかはわからないが挑発のようなことをして銃を渡した相手に背を向けるその度胸は素晴らしいと思う。

彼女を呼び止めることはない。けれど、目下の作業として資料探しに精を出す気になったので、まだ寝ていると思っている嫉妬の少女に協力して貰おうと、広場の方向へ歩き出した。コンパスの違いで追い抜かしたかも知れないし、騒動が聞こえれば走り出したに違いない。*]

(16) 2016/03/02(Wed) 14時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 広間はどんな光景だっただろう。

憤怒の部屋に向かうが、"嫉妬"の少女を視界に入れることが叶えば、当然そちらに行こうとする。

"強欲"もまたそこに居たのか?
もしも彼女の近くに……3m程度以内の位置に存在を認められたなら、その組み合わせだけでカッと頭に血が昇る。例え相手が何もしていなくとも、何もする意思がなくとも。激しい剣幕でナイフを出し真っ直ぐ彼に向かって駆け出す。
最早他のことなどどうでも良く、進路に"色欲"が居たなら邪魔だと突き飛ばしただろう。

それよりは離れて居たのなら、頭に血が昇るのは変わらないものの、武器を手に駆け出すほどではない。深く息を吸い、そして吐き出しては、ツカツカと歩み寄る。その目は座っていただろう。

その前に連れ去られでもしていたなら、部屋で穏やかに眠る彼女を想像して、呑気にも表情を緩めて憤怒の部屋に入っていく姿があるのだろう。]

(21) 2016/03/02(Wed) 19時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/02(Wed) 20時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

[ ────広間に着いたのは、
強欲の扉が既に閉じられたあと。
呑気にも、何も気付かずに通り過ぎ。

憤怒の扉の前にきて、立ち止まった。]

  ──……ッ!?

[ 彼女に渡したナイフと、男物のタイ、それに血痕(>>24>>26)。タイには見覚えがあるような無いような。拾い上げる手はガクガクと震える。

何故こんなものが落ちている何故こんなものが何故こんなものが何故こんなものが何故こんなものが何故こんな何故こんな何故こん……嗚呼、吐いてしまいそうだ。

ガチャ、憤怒の扉を開け。]

  ……ヨーランダ、ちょっと寝過ぎだぞ…?

[ ぺたりぺたり。暗闇の床に膝と手をつき、探し始める。
そう、彼女は寝ている筈だ、自分が出た時とかわらず。そうにちがいないのだ……──。]

(29) 2016/03/02(Wed) 22時半頃

【赤】 学園特警 ケイイチ

[ ──────愛する少女は、大罪人だ。

こんなにも他人に惹かれたことは無い。
こんなにも愛おしいと思ったことは無い。

だが今お前の瞳は何を映している?
嗚呼、駄目じゃないか。
俺様以外を視界に入れては。

勝手に出て行っては駄目だろう。
どうして鳥籠に留まっていなかったんだ。

俺の愛だけでは足りないとでも?
もう、飽きられてしまったというのか?
こんなに、こんなに、愛しているのに!!!!

────嗚呼、アレはなんて罪深い生き物。
お か し く な り そ う だ  ]

(*6) 2016/03/02(Wed) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 男は憤怒する。
どうして彼女がいないのか。
どうして渡したナイフが血痕とともに落ちているのか。

どうして離れず共にいてやらなかったのか。]

  あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!

[ 床をぺたぺたと触り切り、蹲り、慟哭。
初めて頬を濡らすものがあった。
何処に消えたと床を殴る、殴る。

壁を幾枚も隔てていては少女の声は聞こえず。
やがて憤怒の部屋を出て、
周囲の扉をドンドンドンドン叩き始める。]

  どこだヨーランダああああ!!

[ 愛しい少女の名を叫びながら。
とても冷静ではない。何処かの部屋にいたとて、犯人に気付かれて彼女は口を塞がれてしまうだろう、そんなことにも気付かずに。]

(45) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ そうでなくとも、不運。それは日頃の行いか。
強欲の扉を叩いたとき、彼女の意識は闇の中(>*22)。自身の名を呼ぶ弱々しくも可愛らしい声を、冷たく硬い扉越しには拾えない。

そして離れ、愚かにも別の扉を叩く。
誰か出てくるものがいたとしても、少女を探す瞳は、少女の声を求める耳は、他の何にも興味を示さずにまた離れていく。]

  あ"あ"……ヨーランダ……

[ 彼女は、死なない。死なないのだ。
生きてここを出てともに暮らすのだ。
彼女に話はしていないがそう未来は決まっている。]

  ……一緒にここを出る……出るんだ……

[ その思いが男の足を資料室に運ばせる。
凶刃はまだ振るわれ始めたばかりだろう。
けれども、彼女を残して、広間から消えた。]

(46) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ


 最も罪深き者を示せ…最も罪深き者を示せ…
 最も罪深き者を示せ…最も罪深き者を示せ…

[ 狂ったようにブツブツと呟き続ける。
それでいて行動は極めて秩序的だ。

本棚の端から一つも飛ばすことなく資料のファイルを開き、写真を確認しては、閉じて戻す。

文字は写真の顔がここに居る者だった場合しか読もうとしないからその作業は速いものだ。

如何な量でも確認し尽くしてしまうだろう。]

(47) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ そして気付くのだ、足りない資料の存在に。]

(48) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 見つけられなかった理由、
それが改竄されたからか、
闇に葬られたからか、
はたまた──……
男に判断など出来ないだろう。

ただ、
"何故か存在しない"ということを、
判断材料にする事が出来るのだ。*]

(49) 2016/03/03(Thu) 07時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ ────"嫉妬"を見つけた。

愛おしい少女の写真が貼られている。
求めているのは紙などではないが、
僅かでも彼女が感じられて。]

  …………ああ……、

[ 狂った瞳が一瞬だけ正気の色を宿す。

彼女はこのままで、可愛いのだ。
醜いと言う者の方がよほど醜い。
何か欠けても、愛おしさは変わらないが。

他の資料は目を通して戻すが、
これひとつだけは、大事に抱え続ける。]

(50) 2016/03/03(Thu) 08時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 08時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

[ 淡々と資料を探す。
端から一つも飛ばさずに確認していたが、
二つ目の棚からは方法を変えた。

ここにいるのは男の方が多く、
女の名は両名把握している。
偽名やら性転換やらの可能性は一先ず考慮から省いた。

開いたファイルを閉じて戻している間に
次の背表紙の名を確認する。
ヨーランダ、櫻子以外の女の名が背に書かれた資料は飛ばし、
男の名の資料だけ開き、右端から詰めて戻す。
開かなかった女性名のファイルのみ左端に寄る寸法。

男女の区別がつけにくい名もあり、
結局女の資料を開いてしまう事もあったが。
男性名ばかりを狙って開いていれば、
確認の手数を五分の三程度には減らせた様だ。]

(53) 2016/03/03(Thu) 12時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ ──怠惰を見つけた?

ジェフが持ち歩き続けず本棚に納めていたのなら、
それを見つけては少しだけ眉をピクリと震わせた。
あの鍵泥棒。
勝手な言いがかりだったが、
そうでもないのかも知れない。
内容は、まさに怠惰らしい歴か。

殺人の理由とその数をよく記憶して、
本棚の一番右端に詰めた。

自身と、彼と、櫻子を除いては、
他にアジア系の者は居なかった筈。

アジア系の名も以降は飛ばし、
未開の資料のみを左側に寄せながら探す。
──見つける度、効率は上がる。]

(56) 2016/03/03(Thu) 13時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ ────"暴食"を見つけた。

悲鳴を上げていた秀麗な顔立ちの男。

アレには出来て窃盗くらいなものと思ったが
そうではなかったらしい。殺人を犯していた。

けれど、
所詮男にはその数でしか罪の重みを計れぬ。
大した罪人とは思わない。またも見縊る。

ああでもこれは、仕方ないことではないか。
紙面に記された彼の暴食ぶり(>3:*39)は、
ほんの一部。氷山の一角。

憤怒にはとても、読み取れやしないことだ。
これもまた、本棚の右端へ納めた。]

(57) 2016/03/03(Thu) 15時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 15時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

[ ──── "強欲"の資料に触れた。]

  何でこれだけ……、

[ 異質な資料を見つけ手を止めた。
写真の部分だけぽっかり空いている。
然し考えるのは後回しと、
これも本棚の一番右端に差し込んだ。

──それから数十ファイルを確認した後、
比較的近くで"強欲"の資料を手に取るが。

写真は見覚えの無い男、すぐさま閉じた。

内容に目を通していれば"人形"などの語に
反応したかも知れないが、
文字など追っていない。
あっさりとその資料から離れていった。]

(64) 2016/03/03(Thu) 20時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 名前から性別・人種を選別して
開かぬまま飛ばしたファイルはあるものの、
"嫉妬"の資料を大事に小脇に抱えた男は
一通り室内を巡り終えただろう。]

  ( ……強欲と傲慢の資料がねー )

[ 二つを見つける事は出来ず。
他の資料は要点のみ頭に入れてある。
自身のも当然見つけたが、
改竄するどころか開きもしなかった。
時間の無駄だ。自分の事は自分が一番知っている。

資料室を出て広間に向かう。
愛おしい彼女が戻ってきてはいないかと。]

(65) 2016/03/03(Thu) 20時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 資料室内か広間に向かう途中か、"怠惰"に会釈(>>63)をされ、無言で流し見た。鍵を"拝借"された事など、ヨーランダが消えたことに比べてなんと些細なことか。構う気にならない。しかし会釈を返すほど愛想はなかった。

──愛する少女を抱えた男(>>61)が見えたなら、"ああああ"だのと意味をなさない言葉を発しながら駆け出していた。声を出したら簡単に気付かれるとか、そんなのも考えられず。

それでも全速力だから、相手が彼女を抱えて離さないままならきっと扉の手前で追い付いて、拳で顔をぶん殴ろうとした。]

  ヨーランダ無事か!?!?

[ 彼女とともにいたらしい男が腹立たしいが、少女の安否が気がかりで、か細い身体を掴んで兎に角男から引き剥がそうとする。]

(66) 2016/03/03(Thu) 20時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/03(Thu) 20時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

  ……あああああああああ!!!!

[ 姿を見るなり全速力で駆け寄った。抱える男に殴りかかるも、大振りで単調な動きは簡単に避けられ、拳は空を切る。]

  ヨーランダぁぁ……!!!!

[ 他の人間が触れているというだけで気持ち悪い。なぜかやたら大人しい彼女を相手の腕の中から毟り取って、横抱きを引き継いだ。]

  ああ、ヨーランダ、ヨーランダ……、

[ こちらは殴りかかったというのに金髪はやけに落ち着いているようで、反撃がされないらしいとわかれば意識から消えた。
会えずにいた時間を埋めるように彼女の名を何度も呼び強く身を寄せる。然し、反応はない。言いようのない不安が走る。]

  どうしたんだ……なにされたんだよ……

[ 両耳とも無事だが、彼の言葉(>>68)は聞こえない。彼女の顔を覗き込み、そこではじめて変化に気付くのだ。]

  …………!!

[ ぽっかり空いた穴が二つ。それと耳も片方しかなかった。目を見開き……やがて、悲しげにぐしゃりと顔を歪める。]

(69) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ


  ああ……怖かったよな……
    ごめんな、置いていって……

[ なぜあるべきものがないのか、奪ったのはきっと金髪男に違いないのだが。ひどく憎たらしくて、許せないのだが。

おこりんぼうのくせに、何故だか。憤るよりも、怒るよりも、自分のいない間に彼女が与えられただろう恐怖や不安を思って、涙が溢れた。]

  ごめん、ごめん……ヨーランダ
    好きだ……愛してる……ごめん

[ 目蓋に、頬に、唇に口付けをなんども落とす。ふと、近くに開いている扉を認める。彼女を抱えたまま、邪魔するものがいなければ、導かれるように中に入っていっただろう。]

(70) 2016/03/03(Thu) 22時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ 目覚めたらしい彼女が口を開けば(>>74)、酷く安心した。死なないと知っているのにどうしてこんなに不安になるのか。]

  ……別に泣いてねー

[ けどなんとか強がっておいた。

暴れ出した彼女(>>75)のことはがっちり抱き締めて、離したくなかったのだが。]

  醜くねー、可愛いから

[ そう言うも、まったく聞き入れる様子がないので、そっと床に降ろしてやった。見えないのに走り出して壁にぶつかる様には、すこし、笑ってしまった。大人しく抱かれていればいいのに。]

  部屋はこちらですよおじょーさま

[ たわ言のように部屋に行くことを求める少女の手を引き、連れて行くのだった。]

(80) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ それから暫くして。
今度こそ、白い部屋へと入っていった。
愛おしい少女とともに。 *]

(81) 2016/03/03(Thu) 23時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/03/04(Fri) 00時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

─ 裁きの間 ─

[ 大罪の名が書かれた7つの台(>>#1)。
部屋の扉の上に書かれていたのと同じく"憤怒"の台に寄った。その手は妬む少女と繋がれたまま。
ゆえに"嫉妬"の台は、空席だろう。

全員が集まってから響いた声(>>78>>79)は、一瞬、通信機から聞こえたのかとも思ったが。傍らの少女の様子から自身だけに聴こえたものではないと知る。]

  ( 趣味の悪い……姿を見せやがれ )

[ 臆病な少女の手を強く握り返し(>>92)。]

  ( 最も罪深き者…… )

[ はぁ、と溜息を吐いた。
疑り深い未来人には、その要求を呑めば解放されるのだと、盲信できない。が、少なくとも選ばれた一人は贄として死ぬのだろう。確実に。

台に据えられたボタンを見る。軽い力で押せてしまえそうなものだ。そう、いとも呆気なく。簡単に。

思案しながら、めそめそ泣く少女(>>94)の頭をヨシヨシと撫でていた。]

(98) 2016/03/04(Fri) 09時半頃

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