人狼議事


268 オリュース・ロマンスは顔が良い

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執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/08/01(Thu) 00時頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/08/01(Thu) 01時半頃


【人】 執事 ハワード

── 回想/オリュース市電ブース ──

[溜飲を下げるためだけの説教を垂れる場ではない。
頭では解っていても憤りは止まらなかった。
何かしら思うところはあるのか、しおらしく俯く癖、目線だけは外さぬ若造に一言、言ってやりたい。──何を?]

 これは……、ええ、と
 お恥ずかしながら車掌の真似事、を 

[ハンズアップしたことでより、はっきりと認識したのだろう。用途の違う白手袋。
主の指摘も以外だったが、もっと以外だったのは。
最近では屋内で従事する際しか使用しないことを彼が知っていたこと。>>36

咄嗟に嘘をつくのは、これが二度目か。
嘘だと感づかれたとて、戸惑いや罪悪感は微塵もない。]

(45) 2019/08/01(Thu) 10時半頃

【人】 執事 ハワード

[互い、咽喉の奥につかえたものを感じながら、冷えた頭はそれを吐き出すことを許さない。
天を指差す仕草が気に入ったのか、幼い主は瞳を輝かせ、此方に向かって『じーじもあいずして』なぞと無邪気に宣う。今は勘弁してくださいませ、坊ちゃん。

余計なことを、と、また少しだけ苦い顔を彼に向けてしまったやも。本当はそんな表情なぞ曝したくないのに。
こと、彼の前では情緒のブレーキが緩すぎる。
まるで30年前に戻ったかのように。]

(46) 2019/08/01(Thu) 10時半頃

【人】 執事 ハワード

[──ブースから遠ざかって、振り返る先。
見えやしないのに目を凝らしたくなる、後ろ髪引かれる心地の中、再度『じーじ、あいず』とせがまれ、小さくため息を着いて先ほどの仕草を真似た。]

"安全確認よし、出発進行"
  ……何処が安全なのだか

[何処へ向かうというのか。
ぼやきに呼応するように、背中が熱を持つ。

不思議だ。
先ほど、見知らぬ青年に叩かれた時の方がよっぽど刺激が強く、痛みも感じたのに。>>2:304]

(47) 2019/08/01(Thu) 11時頃

【人】 執事 ハワード

[悪辣な笑みと続く揶揄に呆気に取られているうちに、青年の背中は雑踏に見失ってしまった。>>2:306
ポケットから長財布を引き抜く。
そういればこれに関しての詫びもまだ入れていない。]

 ん? ああ、いえ、爺の尻が丸見えなわけでは

[通り魔的に背中を打ち去って言った青年に、ぎょっとした幼児が震えながら背後を窺うのを、笑って宥めたのだった。]

(48) 2019/08/01(Thu) 11時半頃

【人】 執事 ハワード

[──そして、今。
交替の執事が運転する車で主とホテルに向かう途中、用済みとなった白手袋を雑に引き抜く。
陽射しを浴びることのほとんどない、生白い手の甲の一部が青黒く染まっていた。>>2:161

歳を取ると鳥渡ぶつけただけで青くなり、治りが悪くなるから困りものだ。もう痛みはほどんとない、が、これを観ればあの車掌がどんな顔で何を思うか。
想像もしたくない。

どっと襲い来る疲労に、座席に背中を埋め瞼を伏せる。
疵も、感触も温もりも、早く消してしまいたい。
癒えることない深みに届く前に。

放射点から流れる星のように──堕ちる前に。]** 

(49) 2019/08/01(Thu) 11時半頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/08/01(Thu) 12時頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/08/01(Thu) 23時頃


【人】 執事 ハワード

[先週は仕事の都合で路面電車から離れていたが、今週は意図的に避けていた。

──あの出来事を、意識する必要なぞないと解っている。
はじめこそ訝しみもしたが、別れ際の涼やかな挨拶に自意識過剰を恥じ、自身を律した。
いつでも彼は、ただ職務をまっとうしているだけ。
一挙手一投足に動揺し、意識し一方的に浮かれるなど、そこらの婦人と何ら変わらぬではないか。

近づかなければいつも通り振舞えるのだから、そうするのが一番だろう、と。]

(107) 2019/08/01(Thu) 23時半頃

【人】 執事 ハワード

── 某日 スイート・スチュワード ──

 ……はあ?

[事務所にて宛がわている個室。主に顧客の管理や資産管理業務、最近は手が空いている時にメールのチェックや人材の手配も請け負っている。

広告と、セイルズ氏を通して受けた取材の効果は抜群で、新規の申し込みも増え、条件によっては断りを入れる機会も増え──冷やかしも随分増えた、が。
さて、さて。これはどちらだろう。>>79

万年筆の天冠を下唇の縁に沈ませ、画面に羅列された条件を何度も繰り返し目を通すうち、眉間に縦皺が浮かぶ。

10分……20分。30分後に手帖を開いた。次に電子で管理している従業員のシフト表を開き、受話器を片手にボタンを押して。]

(108) 2019/08/01(Thu) 23時半頃

【人】 執事 ハワード

 ジャーディンか? 私だ
 悪いが週末の休みを代わってくれないか
 …ああ、君が10日ぶりの休日を励みに
 熱心に働いているのは理解している

 すまない、だが……
 CC社のレイ様とホテルでの演奏会に会食の付き添い
 君、行きたがってただろう?
 
 ……ありがとう。この借りは何れ必ず
 依頼についての概要は
 別途メールで送っておく

 それから、……参考までに君くらいの年頃の青年が
 よく利用する店を教えてくれないか?
 食事、遊び、ファッション、何でもいい
 明日じゅうに折り返して貰えれば

 ──余計な詮索をするんじゃない
 では、宜しく頼んだよ

(113) 2019/08/02(Fri) 00時頃

【人】 執事 ハワード

[ひと通りの段取りを終えて、新規の顧客に事務所名義で返信を送る。
依頼受領の旨。見積もりは車掌の給与にして1カ月強の額で先払い。

当日の待ち合わせ場所、送迎が必要か否か、担当執事に求める服装、観光案内と明記されていたので、特に感心のある地方やジャンルの伺いなど要望があれば別途入力フォームより送信すること。期限内に連絡がない場合は担当執事に一任される。

添付するのは一般的な利用規約。
最高より最善をモットーに、顧客に対して柔軟かつ臨機応変に対応するのが務めであれ、できることには限りがある。
はたして何人がここまで目を通しているのか毎回疑問であるが、此方としては提示することに意味があるので問題ない。]

(114) 2019/08/02(Fri) 00時頃

【人】 執事 ハワード

── マーケット三週目・移動遊園地前広場 ──

[控え目に言ってもどうかしているとしか思えない。
このような依頼を送る彼も、それを受ける自身も。
何故、何故、何故──いい加減自問自答にも飽きてくる。

週を重ねるうちに放射点より現れる流星も増え、マーケットの賑わいも増し、一様に浮かれた空気、特に若者が集い盛り上がりを見せる中、やや表情の硬い紳士が広場へと足を進める。

依頼を受理した直後からつい先ほどまでキャンセルの連絡を待っていたから、到着したのは予定の15分前。]

(120) 2019/08/02(Fri) 00時頃

【人】 執事 ハワード

[どれだけ混雑しようと、一瞬で見つけることができた。
いっそ、いなければいいと願った姿。
制服とも、通勤着とも違う装いは雰囲気が変わって、けれど似合っていることに変わりない。>>94

──…いっそ、腹立たしいほどに。

[白髪が1/3ほど混じる薄金髪を苛立たし気に掻きあげ、崩し、浅い呼吸を整える。
白のインナーに深いVネックのサマーニット、麻綿のスラックスは踝で三つ折りに、足元は敬愛する靴磨きによって仕立ててもらった白のウイングチップ。
当然、白手袋なんざ嵌めちゃおらん。

時計の長針が5分進んだところで、彼の前に立つ。
傍目にはどう見えるだろう、親戚か、家族か。少なくとも観光案内名目でやってきた執事には見えまい。]

(122) 2019/08/02(Fri) 00時半頃

【人】 執事 ハワード

 
 ……トレイル・セナ様ですね
 お待たせして申し訳ありません
『スイート・スチュワード』より参りました
 マティアス・ハワードと申します

[ここまではお決まりの台詞だ。
新規の顧客にはお客様により好い時間を、だの、サービスの概要を案内するところ、だが。]

 ────…どういうおつもりですかな?
 おふざけにしては度が過ぎておりますが

[穏和な態度を一転、剣呑な眼差しを向ける。
不機嫌を取り繕うことも隠しもせず、ましてや依頼の意図を疑ってかかるなぞ、本来ならありえぬことであるが。

正しい手順を踏まれ、望まれるままにやってきたとはいえ自身はまだ、彼を顧客だとは認めていない。]**

(132) 2019/08/02(Fri) 00時半頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/08/02(Fri) 01時頃


執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/08/02(Fri) 21時半頃


【人】 執事 ハワード

[── 受理のメールを送信してから今まで、後悔と自責と疑念のレールは始発と終点が輪となり、ぐるぐると思考が巡りっぱなし。納まるべき車庫も見つからず。

ただの気まぐれや暇つぶしで一月分の給与を溝に捨てるような男だと思いたくなかった。彼の勤勉と誠実を何度となく、肌身に感じているから尚更だ。

堂々巡りの結果、怒りにも似た感情が沸くことが自分でも不思議だ。何に、誰に腹を立てているのか。感情のコントロールはこの数十年で完璧に会得したはずなのに。]

(180) 2019/08/02(Fri) 21時半頃

【人】 執事 ハワード

── 移動遊園地広場前 ──

[流星が霞むのも構いなし。
心弾ませる電子音、煌めく電飾に彩られる広場にて、ひときわ目立つひとりの姿に、思わず息を飲む。

とにかく理由が知りたい。
事情如何によって変化する様々のシミュレーションは、やはり。彼を前にすればうまく運べない。
こんな風に詰問する資格なぞ、無い癖に。]

 ……はい?

[様々な思惑に邪念が混じる中、顔を上げた先にある表情に、声に、憤りは困惑に変わる。

彼は何を言っているのだろう。
先週も、その前も、すべての元凶は此方で、詫びるべきなのはどちらであるかなぞ、明白であるのに。
──それだけのためにわざわざ? こんなことを?]

(181) 2019/08/02(Fri) 22時頃

【人】 執事 ハワード

[傍目には呆れているような仕草に見えるだろう。
実際、呆れていた。それはもう、言葉を失うほどに。

熱の籠る呼気に混ぜた独白は喧騒に溶けたか。
余りにも予想外のことに、自身の取り繕うべき部分への配慮が欠けた。

身構える間もなく攫われる右手。
何度経験しても、この俊敏さと視力の良さと直情に慣れることはない気がする。
間近に迫る碧眼から反射で視線を逸らし。
秘匿したかった理由のひとつが、思わず零れる。]

 ……ッ、…これは……その、
 年寄は治りが遅いだけで、大した怪我じゃない

(183) 2019/08/02(Fri) 22時頃

【人】 執事 ハワード

[掴まれた手首が熱くて、灼け落ちてしまいそうな感覚。
小さく息を吸って、吐いて。
逸らしていた視線を正面に戻す。]

 ……済まない、まさか君がそんなことを
 気に病んでいたとは知らず、私は……

 本来なら私の方が詫びねばならなかったのに
 二度ならず三度も、君に迷惑をかけてしまって

[謝罪が遅れたのは何も彼だけの落ち度じゃない。
理由は違えど意図的に接触を避けていたのだから。

目尻と口角を下げ、軽く睫毛を伏せ、
手首を捉える両手に、ややかさつく白指を重ね──。
抵抗が無ければそっと剥がしにかかり。]

(187) 2019/08/02(Fri) 22時半頃

【人】 執事 ハワード

 
 事情は理解致しました
 で、あれば。やはり今回のご依頼は
 辞退させていただくのが筋かと

 そのような理由で君に大金を使わせるなど
 私にはとても、承服しかねます 

[然程変わらぬ高さにある碧眼を見据える。

左手で掴んだのだから、右手だろうか。
下ろさせた腕から、何となく指を剥がせぬまま。]*

(194) 2019/08/02(Fri) 22時半頃

執事 ハワードは、メモを貼った。

2019/08/02(Fri) 22時半頃


【人】 執事 ハワード

[肌の張り、肌理の細かさ、瑞々しさを湛えた彼の手は、大きさや無骨さからはっきりと成人男性のそれであるのに、伝わる熱がまるで子供のようで、自然と頬が緩んだ。
羨ましくもあり、微笑ましくもあり──労わるようにそっと触れる指腹に、仄かに息が詰まる。]

 このくらい大したことありませんぞ
 ほら、痛くもないし……

 ですから、これ以上気に病まないでくださいませ

[いっそ、消えなくたって構わない。
なんて本音の愚かしさに蓋をして、二週に渡るすれ違いを指摘されると同時に逸れる視線は、罪悪感の現れ。]

 あー……ええ、
 私の方も何かと忙しくしてまして
 
[身体ではなく、頭が。とは言外。
何れにしても仕事中に会えたとて、このようなやりとりを交わす暇はなかっただろう。彼は人気の車掌で、この時期電車は昼夜問わず混み合っている。]

(235) 2019/08/03(Sat) 00時頃

【人】 執事 ハワード

[謝罪など受ける立場になかったが、彼の方はつかえていたものが取れたのか。いつぞや、車両基地からの帰路を思い出す会話に、下がっていた口角を僅か上向け。]
 
 いえ、星は、まだ
 あの後、坊ちゃんに随分とせがまれましたが

[”合図” と添えれば、何のことか思い出して貰えるだろうか。>>33
前後の会話の繋がりを掴めず、暫しの沈黙の間、翳りをみせる碧眼と、触れ合ったままの腕を交互に見遣る。体温が離れた瞬間、安堵と惜しむ想いがないまぜとなったが、表情には出なかった。

想いがけず、再び掴まれる腕は、これまでの中では比較的軽い力で、けれど否応なしにウイングチップの爪先が石畳を踏む。]

(236) 2019/08/03(Sat) 00時頃

【人】 執事 ハワード

 
 ……はい? いえ、あの、待っても何も
 進んでいるのはトレイル君の方で、

[別に契約不履行となろうが、即帰宅するつもりもなかったが──それは当人には知る由もないことか。

クローゼットを前に思案した時間。
彼の隣を歩くのに、少しでも違和感を減らそうと試行錯誤した身だしなみも。]

(237) 2019/08/03(Sat) 00時頃

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