人狼議事


204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う

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視点:


【人】 呉服問屋 藤之助

 ─ 回想/食堂 ─

[ 貰った麻婆カレーの味は……なんだか不思議な味がした、とでも言っておきましょう。
感想として“テルヒコはチャレンジャーだね”と藤は答えました。

“いつもは”やら“そんな気分になれない事情”>>1:398やら、そんな言葉を溢すのですから、てっきり聞いて欲しいものかと思います。
直球で尋ねてみれば、盛大に咽られた上に聞くなと抗議された>>1:399のですけれどね。
叩く音に紛れてでもバッチリ聞こえた言葉に、なんだか藤は解せませんでした。

咽た後輩の背を叩いてやる、のは立ち上がらなければならず面倒なのでやめました。
だけれど、そっとお茶を差し出す程度はしてやります。 ]
 

(26) 2016/12/18(Sun) 13時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 食べ終わってしまえば箸を置き、後輩の話に付き合いましょうか。

居ないことも無い、とはつまり居るということ。
青春だねえ、などと曖昧な感想を洩らしつつ、聞き返される言の葉に藤は瞬きをしました。 ]


  ……知りたい?


[ ゆっくりとした動作で頬杖を突き、弧を描く瞳で目前の彼を見つめます。

はぐらかすようなオウム返しではありますが、次に肯定されたら答えてやろうという気持ちはあるのですよ。 ]*
 

(27) 2016/12/18(Sun) 13時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 ─ 十二月二十三日 ─

[ 眠らずとも、眠った人と同じ時間を過ごす事は出来るものです。

藤はあの後家に帰り、課題を片付けてしまいました。
途中、来ていたメールを思い出しては

《 藤です。皆お疲れ様。
  俺は何でも構わないから
  余ったものにでも割り振って欲しい。
  それも面倒であるなら
  あみだでも引いて決めるけれど。    》

といったメールを送信しました。

天皇誕生日は関係なく、本日は講義の無い曜日です。
夜を超えた藤は、朝日の照らす道を今日も今日とて歩くことにしたのです。 ]
 

(31) 2016/12/18(Sun) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 不意に、聞いてる此方が悲しくなるような泣き声が聞こえ、藤は足を止めました。
音源へと歩んでみれば、ほろほろと涙を流す少女が居ました。 ]


  おや、どうかした?


[ 迷子か、と藤は膝を折り、身を屈めては声を掛けてみました。
少女は一度、きょとんとした表情をした後、再び堰を切ったかのように涙をこぼし始めました。

うんうんと、相槌を打ちながら話を聞くに、少女は、貰ったばかりの縫い包みを壊され奪われた、とのことです。

好きな男の子に大切なものを見せたかっただけなのに、好きなものを共有したかっただけなのに。
しどろもどろに話す彼女は、まぁちゃんと言います。
彼の行動が理解できなくって、その上縫い包みも少女の手から消えて行ってしまったのですから、悲しみは計り知れませんね。 ]
 

(32) 2016/12/18(Sun) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 

  彼にも何か、理由があったのかもしれないね。
  このままお別れは嫌だろう。
  何で、って聞きに行くことをしてみないかな。


[ 後輩を撫でる時よりは幾分か優しい動作で少女を撫でてやります。
こくり、目を擦る少女の頭が頷きました。 ]


  ぬいぐるみ君もきっと大丈夫。
  まぁちゃん、怪我をしたことはある?


[ 「あるよお」と少女は答えます。
そうして、不思議そうに頭を持ち上げます。
涙に濡れた瞳が、藤の黒目と漸くかち合いました。 ]
 

(33) 2016/12/18(Sun) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 

  その怪我は、ずうっと治らないままだった?


[ 「違うよね」と首を傾げれば、少女は「うん」と何度も首を縦に振ります。
その拍子、中途半端に肌に留まっていた涙が落ちるのですから、藤は苦笑いして濡れた頬を袖で拭ってやりました。
生憎、ハンカチは持っていませんからね。 ]


  ぬいぐるみ君には
  縫い包みのお医者さんが必要なのだけれど
  彼等に見て貰えば、
  あっという間に元気になるさ。
  まるで魔法みたいにね。

 

(34) 2016/12/18(Sun) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 

  もしかすれば、
  君のパパやママがそうかもしれない。


[ そう藤が言い切れば、少女は目を輝かせました。
身近な人が素敵な能力を持っているやもしれないことに心躍らせているようで、藤はそっと微笑みます。

「探しに行こうか」と立ち上がると、少女は藤のコートの裾を引っ張りました。
どうやら、彼と別れた公園まで案内してくれるようですね。
手を繋いだら不審者扱いされるかもしれませんし、有難いものです。
と、手を繋がずとも長髪の男子、通報されそう、などと言ってはいけませんよ。

そうして、てくてくと小さな歩幅で足を進めていきます。
もう既に良い腕の医師が縫い包みを治してしまったこと>>10を二人はまだ知りません。 ]*
 

(35) 2016/12/18(Sun) 15時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 ─ →公園 ─

[ コートを引っ張ってもらいながら、藤は来たメール>>26に返信を打っていました。

   《 お願いされたよ。
     ココアも了解。   》

なんの絵文字を付けようか密かに悩んでいれば、少女に「歩きながらけいたいいじっちゃダメなんだよ」と注意されてしまいました。
確かに、そうだね。
相槌を打ちながら、結局そのまま何もつけずに送信。

そんな不注意な藤でしたから、ひっそりと電柱の陰に身を潜めた同回生>>41にも、気付くことは出来ませんでした。
まさか、自分が迷子だと思われてる>>42など夢にも思わず。

少女の小さな小さな足取りは、しかし確かに進んでいきます。
その後ろを踵をつま先で引っかけないよう注意し歩く藤も、何となくどの公園に向かっているか分かってきました。 ]
 

(74) 2016/12/18(Sun) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 公園が視界に捉えられる程近付けば、ふと少女が立ち止まります。
此方を見上げて、何かもの言いたげにするのです。
藤はくすりと笑って、手を差し伸べてやりました。
小さな手が、掌の中に納まっていきます。 ]


  大丈夫。


[ 少女の心細さに、少しでも寄り添えればいい。
二人の吐く息と言葉は白く色付き、冬の冷たい空気をほんの少しだけ温めました。 ]
 

(75) 2016/12/18(Sun) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 公園の入り口まで来てしまえば、少女は再び立ち止まります。
奥に見えるのは少年と、……あれは小椋でしょうか。>>45

兎角、彼女の陰に隠れてしまった少年が問題です。
少女の方を見れば、怒ったような、泣き出しそうな顔で、唇を強く噛んでいます。

藤は再び膝を折って、少女へと囁きました。 ]


  きっと、彼ももう反省したよ。

  あそこに居るのは怒りん坊じゃない。
  君の知ってる、ひろくんだ。

  さ、勇気を持って。


[ 繋いでいた手を離し、その掌で背を押します。 ]
 

(76) 2016/12/18(Sun) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 何方が駆け出すのが早かったでしょうね。
ひろくんとまぁちゃんはほとんど同時に走り出して、公園の中心で仲直りをし始めた様でした。 ]


  ……良い子。


[ 藤は子供たちの様子を見ては、大変微笑ましそうに目を細めました。
きっとあの子たちの元には、サンタクロースが訪れるでしょう。

さて、どうやら解決したような雰囲気を見たのならば、藤は小椋の方へと歩み寄っていきました。 ]


  やあ、
  彼が“ ひろくん ”だったのかな?

 

(77) 2016/12/18(Sun) 20時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 両手をポケットに突っ込んでは後輩の隣で立ち止まり、再び子供たちを見やりました。
きちんと謝ったようである少年と、返して貰った縫い包みを持って此方へ手を振る少女が見えます。
藤は、少女へと右手を緩く振り返しました。 ]


  仲直りできたみたいで良かった。


[ 恐らくはこの後輩も、彼らの喧嘩に巻き込まれたのでしょう。
もしかすれば弟なのかもしれませんが、あまり似ているようには見えませんしね。

じいと目を凝らしてみればどうやら縫い包みは直っているようで、「おや、治ってる」と驚いたような声を、藤は溢しました。 ]*
 

(78) 2016/12/18(Sun) 20時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2016/12/18(Sun) 20時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助

 ─ 公園 ─


  うん、大事だね。


[ 楽しげに笑う子供たちの姿を見て、藤は笑みを深めます。
終わり良ければ総て良し、ではありませんが、きっとあの子たちにとって今日の出来事は、ただの思い出のひとつに変わっていくのでしょう。

疑問>>120を投げかけられたのならば、後輩の方へ目を向けたのでした。 ]


  妹は居ないさ。
  妹の様に思っている子は居るけどね。

 

(128) 2016/12/19(Mon) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 

  いつもうづと仲良くしてくれて
  ありがとう。


[ 小椋が始田と仲良さそうにしている姿は度々見かけていたのですから、藤は礼を告げては微笑みました。

始田とはもう長い付き合いで、小学校の頃はこの公園で、よく遊んだものです。
藤の髪がまだ肩につく程度だった中学の頃、星座をあれこれ教えたのも、ここだったかもしれません。
まだ髪が白く染まっていなかった彼女と、まだ今よりは髪の短かった藤。
思い出に生きる二人の影が、何処かちらつくような気がしました。

因みに藤には妹が居ませんが、実は兄が居たのですよ。 ]
 

(129) 2016/12/19(Mon) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 

  昨晩?
  そうだね、色んなところに行ったからな。
  何処に、と聞かれたのなら
  街に、としか答えようがないのだけど。


[ 首を振る彼女>>121に「どうかした?」と尋ねながらも答えました。
真摯に見上げてくる視線は少々面白く、こちらもじいと見つめ返してみます。 ]


  可笑しな飲み屋を見つけたよ。
  店が細長くってさ、
  ああ、でも、もう一度行けるかな。


[ 「道を覚えてはいないや」と言葉を落としながら、藤はからりと笑いました。 ]*
 

(130) 2016/12/19(Mon) 01時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2016/12/19(Mon) 01時頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2016/12/19(Mon) 20時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

 ─ 公園 ─


  もう長い付き合いになるからね。
  小学生の頃からだもの。


[ 「高校は別だったけれど」と付け足しながら、藤は語りました。

心を覗き込むことは決してできません。>>139
小椋が藤の事を何も分からぬ>>138ように、藤もまた小椋の事を何も分からないのですから。

視線が逸れてしまったのならば、同じように視線を逸らします。
子どもたちの仲はしっかり修復されたようですね。>>140
出会った時とは真逆の表情を見せる少女と、それと同様の顔を見せる少年。
公園外へ出てしまう姿を眺めながら、手を振ります。 ]
 

(178) 2016/12/19(Mon) 21時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 

  一緒に行こうか?
  案内できる保証は無いけど。


[ 零されたつぶやきを耳で拾えば、そんな言葉を返すのでした。
と同時に藤の脳内では、昨日の歩んだ道筋を辿っていくのです。
やはり中々うまく思い出せず、静かに唸りました。

肯定の返事が貰えたのならば予定の確認をしたでしょうし、断られたなら覚えている限りの店の場所を教えたでしょう。

ひゅうと吹く風は耳を冷やしては撫でます。 ]
 

(180) 2016/12/19(Mon) 21時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 

  うん、いってらっしゃい。


[ 下げられた頭の、髪の流れる様を見れば、「俺はちょっとフラフラするかな」と、街の方向へ顔を向けました。
そうして、再び後輩から声がかかるのなら、そちらを再び見たのです。 ]


  楽しみだねえ。


[ くすりと空気を擽る様な笑みを溢せば、踵を返す姿へ手を振ります。
一人になってしまった公園で、藤は彼女が大学に向かう姿を見守ったのでした。 ]*
 

(181) 2016/12/19(Mon) 21時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 自動販売機に、小銭を入れます。
ちゃりん、ちゃりん、と丸を操る指先は、すっかり赤くなっていました。
手袋、買った方が良いのかもしれませんね。

ココアと書かれたボタンを押せば、手を離してしまいたくなるほど温められた缶が落ちてきます。
そういえば先の後輩は、この前珈琲を奢ってくれましたね。
お礼に何か奢ればよかったのに、思い至らないところがどうも藤という男なのでした。

ベンチに座ってココアを飲めば、藤の体は中から温まっていきました。
良い事をした後の一杯は、お酒でなくとも心地いいものです。
缶で手を温めれば、やはり手袋は買わなくていいかという気持ちになっていきます。

そして、すん、と冷たい空気に赤い鼻を鳴らしていたとき、携帯が振動したことに気付きました。 ]
 

(193) 2016/12/19(Mon) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 見れば、始田からのメッセージ>>167のよう。

大丈夫?やら一人でも平気やらの言葉に、藤は一人で首を傾げます。
不眠症気味であるということを知られているのは理解していますが、まさかこういった心配に繋がるとは思っていないのです。 ]


   《 大丈夫だよ、任せて 》


[ 良くも分からないまま、メッセージを打って送信します。
語尾には元気なことをアピールするためのライオンの絵文字付きです。
強そうですからね。 ]
 

(194) 2016/12/19(Mon) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 一度送ってしまってから、場所と時間について言及していないことに気付きます。
どうしようか、考えながらも昨年を思い出して打ちこんでいくのでした。 ]


  《 去年は大学近くのスーパーに
    買い出し言ってたはず

    時間どうしようね
    開始する一時間前で間に合うかな 》


[ 恐らく酒類が足りなくなっては二度目の買い出しは必要になるでしょうし、一度目の買い出しは多少適当でも良いのではないのか、というのが藤の考えでした。

空になった缶を投げれば、弧を描いて見事にゴミ箱に吸い込まれていきます。
やがて誰も居なくなった公園で、静かに紫煙をくゆらし始めるのでした。

見上げた空は、夜よりも色の薄いものです。
浮かぶ雲に紛れさせるように、藤は煙を吐きました。 ]*
 

(195) 2016/12/19(Mon) 22時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

 ─ 回想/食堂 ─

[ 少々どもりながらも、答えて欲しい>>132と言う後輩に藤は笑いました。
欲に素直なのは微笑ましく、良い事です。 ]


  居るよ、すきなひと。
  俺だって人の子だからね。


[ 藤は少々浮世離れしたところがありますが、所詮は一人の人間にすぎません。
人を想うことだってあるのです。

それが誰なのかと聞かれなかったのですから、答えることも無く。
暫くは目前の後輩の話に、うんうんと相槌を打っていました。

因みに、ボロボロ溢してしまう癖は、面白いから直さない方が良い、と藤は答えるでしょうね。 ]*
 

(213) 2016/12/19(Mon) 23時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2016/12/20(Tue) 00時頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2016/12/20(Tue) 01時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

 
[ 気分ではありませんが、今日くらいは眠らなくてはなりませんね。
パーティーの途中で倒れてしまえば、迷惑どころの話ではありません。
水と共に、眠くなる魔法を飲み込みます。
同じ白い丸でも、星の方がずっとずっと好きなのですが。

開いたカーテンの隙間から、夜空を覗きます。
輝く星たちはいつもと変わらずに此方を見つめているもので、藤はそうっと息を吐きました。

窓に触れれば、指先がつうと冷たくなります。
透明な壁に遮られ、光が遠くなってしまうような気がして、なんだか物寂しいものです。

だけれど、この夜を越えれば、共に過ごせる夜が来るから。

静かに瞼を閉じながら、藤は眠りに手を引かれていったのでした。 ]**
 

(236) 2016/12/20(Tue) 02時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2016/12/20(Tue) 02時頃


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注目:藤之助 解除する

生存者
(8人 0促)

藤之助
34回 注目

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舞台
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