140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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──裏庭を離れて──
[放り投げた非常食は受け取られたかどうか。 さておき、俺は家に帰ろうと門へ向かう。]
モグラから離れた途端によってきやがって……
[ハツは先ほどの仕返しのつもりか、 やたらと俺の髪を引っ張るのはやめてほしい。 事情で伸ばしている金髪は、いい加減邪魔で仕方ないんだが。
ハツに限らず、やつらの視線がまた増えている。 ほら、まただ。 聞こえてくる声と、]
(10) 2014/11/13(Thu) 00時半頃
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[ きこえ
てく
る こえ
と ]
(*1) 2014/11/13(Thu) 00時半頃
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っ…… あ?
[つい、振り向く。 校舎を向いた視線は、その屋上のあたりに何か、 >>0:165光るものを見た気がした。**]
(11) 2014/11/13(Thu) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/13(Thu) 00時半頃
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/* そんなわけで、【俺が囁き狂人だ。】よろしく。 狼のお二人が中身発言苦手だったらすまない。
赤窓特有の質問・相談、なんでもござれ。 ただし俺は0時以降は頭の働きが鈍るので、早めに頼む。
(*2) 2014/11/13(Thu) 00時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/13(Thu) 21時頃
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──校外、事の起こり──
何が、起きてる……?
[始まりは巨大な音>>12だった。 >>22更に空がひび割れ、>>25穿たれる。]
っく……!!
[うるさい。 奴らが、叫ぶ声がする。]
(101) 2014/11/13(Thu) 22時頃
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[奴らの叫びが聞こえてくる。 嫌でも聞かされて知っていた、その名は]
大災害《ディザスター》……
その時が来たっていうのか────!?
[人にはない力を得てしまった俺が、 転校を繰り返しながら待っていた”瞬間”。]
(103) 2014/11/13(Thu) 22時頃
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『ふふっ』
[ハツが笑う声がする。 走りだした俺を追いかけるように響く、甘い声。]
『やっとだね』
[ああそうだ。 俺はこの時を待っていた。 俺の内側を渦巻く、どす黒い感情が顔を出す。]
(104) 2014/11/13(Thu) 22時頃
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復讐だ。 『復讐よ。』
(105) 2014/11/13(Thu) 22時頃
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[決して仲が良いとは言えない俺とハツの、 唯一にして無二の共通点。 ハツが俺の心臓と融け合った、根源の感情。
片手で顔の半分を隠しながら、 人気のない学校を、強い”力”の気配を目指して走って行く。
だって。見られたらまずいだろう? 街のほうにあんな化け物が降ってきてるのに、 笑ってる顔なんて、さ。]
(107) 2014/11/13(Thu) 22時頃
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──学校、校庭にて──
……見つけた。 あいつも、”普通じゃない”。
[走り、奔り、目にしたのは>>115少年のような姿。 この状況で普通に歩いている、ただそれだけで異常の証明。]
(123) 2014/11/13(Thu) 22時半頃
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なあ。
お前、何者だ?
[問いかけはモグラに投げたものと同じ。 込められた高揚感はずっと上。]
『何者だ? うふふっ!』
[俺の肩の少し上に浮かぶハツは、にまにまと笑っている。]
(126) 2014/11/13(Thu) 22時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/13(Thu) 22時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/13(Thu) 23時頃
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[悪魔だと。 まるで子どもにしか見えないそいつは笑う。]
へえ。そりゃすごい。 その悪魔が、この学校に何の用事だ。 姉さんでも通ってるのか?
[軽く返しながら、後を追う。 その背中に一撃加えるのは、中の用事を知ってからでもいいか。*]
(133) 2014/11/13(Thu) 23時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/13(Thu) 23時頃
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[聴こえる。]
[ザ…ザ……
ザザ…ザ…―――――――――。]
[聴こえてくる。]
(*10) 2014/11/13(Thu) 23時頃
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[人には聞こえないものが聴こえる。
人には見えないものが視える。
いつものことだ。 誰にも理解されない、孤独の印。]
…… だれ、だ?
[いつの間に、それが呼びかけになっていたんだろう。]
(*11) 2014/11/13(Thu) 23時頃
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[その声は、排除と言った。 排除。 異端である俺はいつも、される側だった。]
……そうだな。 俺が、排除してやれるなら…… やっちまいたい、な。
[誰だかわからないその声に、同調する。]
(*12) 2014/11/13(Thu) 23時頃
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──空き教室にて、出会い──
[悪魔の誘いに乗った……なんて言い方をすれば、 実際以上にひどいものに思えるんだろう。 いや。 実際も、ひどいものなのかもしれない。]
『災厄の琥珀《ディザスター・アンバー》……』
[その単語を聞いてから、どうもハツが興奮しているらしい。 そわそわ飛び回り、悪魔の顔を覗きこもうとしては、 溢れ出る力や邪魔な魔物に押されてふわりと舞う。]
(144) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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……寒川先輩、でしたっけ。 委員長が、気にしてた。
[異常に立ち向かう、それもまた異常《バグ》。 聞こえた声に少し目を見開いて、笑った。]
なんだ。 普通じゃないのは、先輩も?
[なるほど、なるほど。 時が来たのは、本当にそうらしい。 目玉の交換だなんて、俺に似てとんでもなく”おかしい”発言だ。]
(145) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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[俺の復讐は、その時が来たらと決めていたものだった。
この俺を、異能者……いや。 異常者として産んだ世界への、復讐。
俺の異常な力でもって、世界の理へ挑戦する。 力あるものを破壊する。
たとえそれが、どんなに大きな犠牲へ繋がったとしても、 俺が生まれることを許容したのは、世界だ。 文句なんか、言わせない。]
(154) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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できるもんなら。 ……いや、 できるんだ。
できないかどうかは、試してからだもんな。
[悪魔を殺すなんてさらっと言う先輩が、 異常(おかし)くて面白(おかし)くて仕方がない。]
(*16) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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さっき思い出した、なんて…… ああ。その時が来たら、ってやつです?
まあ、琥珀そのものに興味はないけど…… 俺も、やりたいことはあるんでね。
[命を捧げろなんてさらっと言う先輩が、 異常(おかし)くて面白(おかし)くて仕方がない。]
(159) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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なあ、悪魔。 先輩ばっかりかまってないで、俺ともやろうぜ。
悪魔の姉さんじゃなくたって、構やしない。 そこに”おかしい”やつが居るなら、俺の用事は満たされる。
[笑って、手を掲げる。 やり方など知らなくても、”聴こえる”のだから問題ない。 ”聴こえた”誘いに頷いて、]
(161) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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俺の異常と、悪魔の異常。
どっちが勝つか、試してみないか?
──── 集え《La cyA》!!
[掲げた手のひらの上へ、様々な色の球体が浮かぶ。]
(162) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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[ パチィン!! ]
[指を鳴らし、]
(163) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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魅せてくれよ、 異常(悪魔)の結末を!!
[まるで血のように紅く赤い球体が、弾ける。 瞬間、豪炎が悪魔めがけて放たれた。]
(164) 2014/11/13(Thu) 23時半頃
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そーですよ、先輩。
[>>166返答は狭間に。]
琥珀は俺は使わないんで、先輩にあげます。
…… でも、悪魔の次は先輩なんで、よろしく。
[できるのなら、目の前に現れるなら、 神様だって相手取ってやる。 待ち望んだ時の訪れで、俺のテンションは相当高くなってる。
悪魔を殺せたら、次はそれを唆すような先輩にぶつけてみたい。 やっと、存分に異常を振るえるときが来たのだから。]
(172) 2014/11/14(Fri) 00時頃
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そりゃ悪かったよ。 こういう誘いは初めてなもんで。
[誘わなくても無駄に群がってくる奴らを避けてばかりだったから、 誘う側になるのも初めてかもしれない。 >>169余裕の態度の悪魔にそう返して。]
っはは、 ああ、そう来なくちゃ……
さいっこうに、耳障りだ。
[>>171炎をあっさり遮る旋律に、笑いがこみ上げてきた。]
(178) 2014/11/14(Fri) 00時頃
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なんだ。 ……できる。できるじゃないか。
[>>173ほんの僅かでも、炎は悪魔の一部を焦がしたのがわかる。 拳を握り、震えを耐える。]
去るような女は、今のところ誘う予定はないから。 それとも、悪魔も逃げ出すような誘い方だったか?
[だったら謝る、と続けて、次に破裂させる色を探す。 まだ。もっと続きを。 始まったばかりの復讐への高揚感で、 俺はまだ、止まれそうにない。**]
(179) 2014/11/14(Fri) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/14(Fri) 00時頃
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/* 昨日は遅くなってすまなかった。今日はいるよ。 雑魚大量発生とどんパチあっちこっちなんで、ここからどうするかは考え中。
暴れだした俺が言うことじゃないかもしれないが まだ 1日目 だ。 俺が暴れた理由は、少しでも村側に見えたが最後、まずい位置にいきそうだったからなんだ。ここからちょっと自重する。
(*19) 2014/11/14(Fri) 19時半頃
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/* 誤字気にしなくていい。大丈夫わかる。 俺も誤字陣営。
序盤から設定もりもりなのは俺も感じてるから、なんだこれは!ってところがあったら解説できるように読み込みをがんばる気持ち。 すでになんだこれは
(*23) 2014/11/14(Fri) 20時半頃
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悲鳴を上げて逃げるような悪魔なら、 俺も誘う気が起こらないだろうよ。
[純情可憐な悪魔なんか、聞いたことないけどな。 >>191見た目どおりの少年と思っているから、選ぶ言葉にも遠慮がない。
>>193続く名乗りに背筋を伸ばし、 俺は悪魔を見据えて笑う。]
(220) 2014/11/14(Fri) 20時半頃
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