82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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─ 河原 ─
あぁ、キリシマさんにトルド……
あっ?
[手を引かれると、彼らに何か言われまいかと、一瞬恥ずかしいものを感じたが]
行こうか。
[そういえば見えなかった。 照れ笑いを浮かべながら近付くと、釣果はいかほどかと覗き込んだ。]
(21) nordwolf 2013/05/19(Sun) 15時半頃
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[手が離れると、こちらは、釣りたての魚を手際よく捌いているトルドヴィンの傍へ。 兄弟のどちらかが、せめてこれくらい器用に料理ができていればと、感心したような羨ましいような。 けれど、もうそんなことを気にかける必要はない。 それはそれで、ひどく寂しいのだけれど。]
……ありがとう。
[同じラーマであり、同じ村にいながら、自分とはまったく異なる雰囲気をもっていたトルドヴィンとは、あまり言葉を交わした記憶がない。 けれど、時折奏でていた歌を、彼も聞いてくれていたのかと思うと、少し嬉しかった。]
(23) nordwolf 2013/05/19(Sun) 15時半頃
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[背後からは、ばしゃばしゃと激しい飛沫の音が聞こえていた。 振り向いてみれば、かなりの大物のようだ。]
知らなかった。 キリシマさん、釣りの才能があったのか。
[驚いていたら、トルドヴィンも何か似たようなことを言っていた。]
(26) nordwolf 2013/05/19(Sun) 15時半頃
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……歌?
[弟の言葉に、笑いながら首を傾げる。]
そうだね。 今日は、とてもいい風が吹いているし。
[ゆっくり歩み寄ると、両腕を弟へ差し伸べて]
きっと、いい音を奏でることができると思うよ。
(27) nordwolf 2013/05/19(Sun) 15時半頃
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そういえば、こちらの世界でも、まだ斧になれるのかな?
[これはまだ未経験。 けれどきっとなれるだろうと確信を持ち、弟の手を強く握り返し……]
───ケヴィン、愛してるよ。
[ふっと軽く、唇を触れさせてから、風に身を委せるように地を蹴って身体を浮かせる。
その身は忽ち、装飾施された両手持ちの戦斧の姿に。]
(30) nordwolf 2013/05/19(Sun) 16時頃
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『……なんだろうね?』
[返す聲には、クスクスと笑い声が混ざる。]
『……───。 いい風。』
[もう、こうして風を感じることはないと思っていた。 けれどこの身は、またこうして、風歌を奏でることができる。]
『 安かれ 我がこころよ
波風の猛るときにも
恐れと悲しみをも
アメノマの御胸に すべて 委ねん 』
(34) nordwolf 2013/05/19(Sun) 16時半頃
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『 ───…… ─── ♪ 』
[ひとつめに奏でていたのは、苦難、そして慰めと慈悲の歌。 残された者にも、逝った者にも、どうかアメノマの加護があれと。
瞼が閉ざされたことに気が付けば、歌声は、今度はやさしく]
『 汝 我を愛し 我 汝を愛す
汝強ければ 我弱くとも 恐れはあらじ
我強ければ 汝弱くとも 憂いることなし
いとしきものよ ともに あれ 』
[永遠の中のひとときとはいえ、また、弟の手を離さなくてはならない。 けれど心が、絆が切れるわけではない。 幸せな時も、辛い時も、心は常に傍にある。]
(44) nordwolf 2013/05/19(Sun) 17時頃
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『 ─── ♪ ───……? 』
[見に受けていた風が緩やかに止まると、笑う弟の顔を見て、首を傾げ。 それから、キリシマとトルドヴィンを見て、小さく笑う。]
『 ……だと、いいな。 』
[偶然風が流れただけか、本当に届いたかは分からないけれど。 それでも、こうして少しでも、記憶として留めてもらえていたならばと。]
(50) nordwolf 2013/05/19(Sun) 17時頃
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『 ……呪い? 』
[ケヴィンがキリシマの釣果を祈っていた時、トルドヴィンの方を見ていた為、何のことか分からずに。 けれどトルドヴィンの言葉>>49が聞こえれば]
『 100歳の現役ライマーとして、歴史に名を刻むのかな? 』
[弟に便乗し、笑った。]
(57) nordwolf 2013/05/19(Sun) 18時半頃
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『 んー? 』
[弟の様子に、改めてキリシマとトルドヴィンを見て……察した。 あまりに意外な一面すぎて、(堂々と)覗いてしまい、少し申し訳ない気もした。 そして、ちょっとあてられた気もした。]
……───。
[風を纏い、緩やかに人の身に戻り、地に足を着くと]
ケヴィ。
[両手は離さぬまま、身を寄せた。]
(59) nordwolf 2013/05/19(Sun) 18時半頃
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……いつからだろう?
[誤魔化すように僅かに視線を逸らすと、顎をひかれ、唇が触れた。 すぐ離れてしまったのを残念に思いながらも、ケヴィンに幸せそうな笑みを向け]
おまえにだけだよ。 そのぶんおまえも、私に甘えてくれればいい。
[ただの兄弟仲でないことは、他の住民にも気付かれつつある気がしたけれど。 その時はその時。 何せこちらは、以前から弟のことが好きだと公言していたのだから。 但し、色々を押し殺して、弟として……としていたけれど。]
じゃあ、行こうか。
キリシマさんもトルドヴィンも、元気で。 こちらへはなるべく来ないように。
[長生きしてください、の意味なのだが、冗談っぽくそんなことを言い、弟とともに河原をあとにした**]
(65) nordwolf 2013/05/19(Sun) 19時頃
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[河原を離れ、手を繋いだまま、やさしく頬を撫でる風に誘われるまま、村内をどれくらい散策していただろうか。 思えば生前、こんなにゆっくりと、二人で村の中を巡ったことなどなかった気がする。
行く先に、チアキと攻芸の家が見えてきた。 そういえば、チアキはどうなったろうか。 おそらくそう遠くなく、こちらの世界へ来てしまうのだろうけれど、どうか最期の一瞬まで幸せであれと願い、暫し佇み、扉の壊れた家を見つめていた。]
……ケヴィン。 そろそろ戻ろうか。
[いつの間にか、陽は西に傾いていた。 空腹を感じないので、どうも時間の感覚もおかしい。]
(70) nordwolf 2013/05/19(Sun) 22時頃
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─ 自宅 ─
[陽が沈みはじめれば、空は忽ち紫紺に染まる。 見上げた夜空の、あまりの星の多さに、感嘆の溜息をひとつ零した。]
ただいま。
[家の扉をすり抜けると、やはりクセのように呟いた。 明かりを点けることもできない部屋の中は、当然のように暗かったが、不思議と、あまり気にならなかった。]
今日は楽しかったね。 食事ができないのは、ちょっと物足りない気もするけど。
[ソファーに掛けると、弟を手招く。]
久し振りに、膝枕してあげようか?
(72) nordwolf 2013/05/19(Sun) 23時頃
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ん、おかえり。
[後からの声には、小さく笑って返す。 弟が、横を向いたまま隣に座ってしまえば、少し拗ねたように唇を尖らせて]
もっと甘えてくれてもいいのに。
[ほんの少しだけ若返った気のする弟の横顔をじっと見る。 一度目の死の間際、弟は泣いていた。 けれど、必死に笑おうとしてくれていたことも分かった。]
………。
[懐かしいものが込み上げてきて、その頬に指を這わせ、口付けた。]
(75) nordwolf 2013/05/19(Sun) 23時半頃
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この世界に、バチなんてあるのかなぁ? 兄であり恋人でもある身としては、ふたりきりの時は、もっと、甘えて欲しかったりもするんだけど。
[真面目な言葉>>77に、死んでも、若返った気がしても、やはりケヴィンはケヴィンのままだと、おかしいような嬉しいような。]
……さっきから、そうかな。
[少しだけ動きが止まる。 指と唇を離すと、僅かに俯き]
そうかも、しれない。
少し……気が急いてしまっているのかな。
(84) nordwolf 2013/05/20(Mon) 00時半頃
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[黒い瞳を、深蒼の瞳が見つめ返す。 やがて弟の身体が傾ぎ、膝の上に重みを感じれば、幸せそうな笑みを浮かべ、その短い髪を指で梳いた。]
ケヴィン。
私達は……いつまで、一緒にいられるかな。
[これから訪れる永遠を考えれば、ケヴィンが現世に戻っている時間は、そう長いものでないと思いたい。 けれど、あまり短く帰ってこられてしまっては、何の為に、こんな思いをして弟を送り出したのか分からなくなる。 かといって、何十年と待てるだろうかとも、不安に思う。 不安はどうしても、声に滲む。]
やはり私は、我儘だ。
[ゆっくり前に身を倒すと、弟の頭を抱え込み、改めて口付ける。]
(87) nordwolf 2013/05/20(Mon) 00時半頃
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……少しだけ怖かっただけだ。 すまない、変なことを言ってしまって。
[唇を離しても顔は近付けたまま、鼻先を寄せて間近で瞳を覗き込む。 黒く、深く、どこまでも真っ直ぐな瞳。 見つめていると、吸い込まれてしまいそうな。]
私だって。 そうなったら、いつまでだってケヴィンを探し続けるよ。 たとえどんなにおまえの姿が変わっても、必ず、見つけ出してみせる。
[対抗するように返し]
………ケヴィン。 もうひとつ、我儘を言ってもいいかな。
(91) nordwolf 2013/05/20(Mon) 01時頃
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いいだろう少しくらい。 私だって、おまえの我儘を沢山聞いてやっていたんだから。
[いつの話だと。 脳裏に浮かんだ弟の姿は、おそらく、まだ泣き虫だった頃の姿。 しかし最近、すっかり甘えっぱなし我儘言いっぱなしなのも事実。 それに内容がないような為、やはりやめておこうと思ったのだが]
…………。
[促すような視線に、ゆっくりと、躊躇いがちに唇を開き]
私にも……おまえを、くれないか?
別に、すぐ、というわけでなくてもいい。 けれど、おまえが戻ってしまう前に……一度で、構わないから……。
(94) nordwolf 2013/05/20(Mon) 01時頃
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…………。
[弟を抱きたいだなど、とんでもないことを口にしてしまった自覚はある。 ケヴィンの顔が赤くなってくるのを見れば、それこそ、共鳴しているのではないかと思うほどに、こちらの顔もまた熱を帯び]
……ッ、わ!?
[いきなり身体を起こされて、驚き、ソファーの背もたれらしき場所に背をつけた。
逸らされる視線。 やはり、いくら何でもこの我儘はなかったかと、困惑の表情を浮かべていたが]
え、ケ、ヴィ……?
…………そりゃ、うん。 私だって、男、だから…………?
[視線があちらこちらへと揺れる。 心音が響かなくてよかったと、少しだけ思った。]
(96) nordwolf 2013/05/20(Mon) 01時半頃
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まぁ、それは…… 普通は、あまり、想像しないんじゃ……ない、かな?
私だってね、その……
[まさか自ら、あんな行為に及ぶだなんて、いくら何でも想像だにしていなかった。 思い出すだけで、顔が熱くなる。]
……ケヴィ、ン……?
[俯いた弟が、何か呟いている。 何だろうと、恐る恐る覗き込もうとしたところで]
ッ、え?!
[突然の弟の行動に、軽く足を縺れさせながら、寝室へ向かったというか連れ込まれた。]
(98) nordwolf 2013/05/20(Mon) 02時頃
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たしかに、そうとは言った、けどな……?!
[まさか今とは予想外すぎて、ただただ、真っ直ぐすぎる弟の行動力に面食らうばかり。]
………いやそんな、一度おまえを感じられれば……
……なら、たまに……ということで。
[妥協案を、辿々しく探る。 掴まれた腕が痛くて、それだけで、弟がどれほどの思いで覚悟してくれたのかが伝わってきて、もうこの上ないと思っていたはずの愛おしさが、更に増した。]
……………。
[掴まれていない方の手を、弟の肩にかける。]
(101) nordwolf 2013/05/20(Mon) 02時頃
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─ 半年後 ─
[弟が、ラーマとして転生を迎える時が来た。 別れの時を感じたか、昨夜は、どれほど愛し愛されたのか……。]
行っておいで。 私は、いつまでも待っているから。
……待ちきれなくて、会いに行くかもしれないけれどね?
[待つ場所がどこになるかは分からない。 けれど、たとえどこであろうと、どんな姿であろうと、必ず会える確信があった。 だから、別れ際に向けたのは、たしかな笑顔。 愛情と、信頼。
そして、軽い冗談を付け加えてから、両手をとり、瞼を閉じて唇を寄せ───]
(115) nordwolf 2013/05/20(Mon) 20時頃
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……───。
[口移しに、思いを伝える。 やがて弟の身体が、ここを離れ、消えてしまうまで───]
(116) nordwolf 2013/05/20(Mon) 20時頃
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放蕩者 ホレーショーは、メモを貼った。
nordwolf 2013/05/21(Tue) 03時半頃
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─ 庭先 ─
[生前と同じよう、切り株に腰掛けて、鎮魂の歌の歌詞をなぞる弟の声に、瞼を閉ざし静かに聞き入っていた。
静かに、深く、胸に響く弔いの言葉。 紡ぎ終えたところで、瞼はゆっくり開かれる。 その視線の先、見慣れた姿がこちらへ近付いてくるのが見えた。]
…………。
[弟も気付いたのなら、先に声をかけることはない。 師と弟子が、再会の言葉を交わし終えるまで、傍らで静かに、笑みを浮かべているのみ。]
(230) nordwolf 2013/05/21(Tue) 19時半頃
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チアキ。
[向ける笑みは穏やかなもの。 極力、常と変わらないように。]
久し振り───っていうのも、おかしいかな。
[そして、そう一言だけ声をかけたあとは、また二人の会話に口を挟むことはしない。 ただ傍らで見守る。 そして、ケヴィンがチアキへと歩み寄れば]
…………。
[ひとつ、ゆるくチアキの肩を叩き、その場から少しだけ距離をとった。]
(231) nordwolf 2013/05/21(Tue) 19時半頃
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─ 遡ること二十余年 ─
[少年は、その日も、森で薪を拾い集めていた。 両親を早くに亡くし、弟と二人きりの生活は、けして恵まれているとはいえなかった。 それでも、何かと手助けをしてくれる村の人々や、誰よりも大切に思う弟が傍にいてくれたから、辛い日々でも、幸せに過ごすことができていた。]
───♪
かんしゃせよ ひのひかりはねつをもたらし あめとまじわり だいちにいのちをやどすだろう♪
[歌詞に込められた意味も知らぬまま、いつものように、薪を拾いながら、歌っていた。]
(233) nordwolf 2013/05/21(Tue) 20時頃
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かぜをはらみ はぐくまれ─── あれ?
[その時、どこからか、もうひとつ声が聞こえてきた気がした。 好奇心のままに、薪を抱えたままでそちらへ走れば、大柄な男がひとり、銀色の斧を振るっていた。]
きれーな声……。
[聞こえる声は、女性のもののようだった。 風を切り、涼やかに。 陽の光を浴び、華やかに。
少年は、暫しその歌声に耳を傾けていた。]
(234) nordwolf 2013/05/21(Tue) 20時頃
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「なんだ、ボウズ」
……あっ。
[少年の姿に気付いた男が、手を止め、声をかけてきた。]
ごめんなさい、その……とってもきれいな歌声が聞こえたから……
「歌声?」
[その言葉を聞いた男は、銀色の斧を、ゆっくりと少年へ向け、問いかけた。]
「オマエには、妻の───コリーンの声が聞こえたのか?」
(235) nordwolf 2013/05/21(Tue) 20時頃
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[ふたりの会話は聞き取れる距離。 けれど、邪魔をしない距離。 チアキの修行には、自分もちょくちょく手を貸していて、そのたびに、吃驚するようなドジっぷりに苦笑したり、成長を一緒に喜んだりしていたけれど。 けれど、だからこそ、自ずと置くべき距離も分かる。]
………。
[傍に攻芸の姿が見えたなら、そちらへも、穏やかに笑みを向けて。]
(242) nordwolf 2013/05/21(Tue) 21時頃
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[やがて、一段落した頃合いを見計らい、歩み寄り]
……大丈夫。
チアキほどのおっちょこちょいはそうそういないだろうから、きっとすぐに分かるよ。
[そんな余計な一言を付け加えた。]
(243) nordwolf 2013/05/21(Tue) 21時頃
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