278 冷たい校舎村8
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[オレンジ色の金糸雀が、虚構の世界から消える。
暖色が好きで、とても気の合う子。 でもその喧嘩っ早いところはどうかと思ってた。
笑い合ったし、揉めたりもしたね。 わたしはそれも好きだったよ。 嘘なんて吐いてる暇さえ無かったから。]
(*0) 2020/06/16(Tue) 00時頃
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[嘘を吐いて、口の軽い子たちのせいで噂が燃え広がって、 その節は大変ご迷惑をおかけいたしました。
だから、今更本当のことを打ち明けたらまた怒られるかもしれませんね。]
(0) 2020/06/16(Tue) 00時頃
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[好きな人がいました。]
(1) 2020/06/16(Tue) 00時頃
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[……好きな人、だったんです。]
(2) 2020/06/16(Tue) 00時頃
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[名前はワカナ。3年1組の若菜ちゃん。 わたしよりも美術のセンスがあって、はっきりとした夢を白紙に書いていた子。 好きな色は黄緑。
いい意味で面倒見が良くて、いい意味で適当。 「まったく、しょうがないなぁ」って呆れながら、 嘘吐きのわたしと一番長く友人関係でいてくれた子。
CGを作れる部活がしたいって言い出して、わたしはその話に乗った。 趣味仲間でもあった。
卒業したら2人でデザイナーやろうって、 未来の話を何も疑うこと無く話してくれた。]
(3) 2020/06/16(Tue) 00時頃
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[黄緑色は、紫色の補色。 ふたつを混ぜ合わせたら灰色になる。
わたしという嘘のキメラを、 打ち消して、溶かして、赦してくれる。
そんな人。]
(4) 2020/06/16(Tue) 00時頃
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— 校舎の変化 —
[新たに増えた4Fの、更に上に階段が続く。
校舎の5階。増える虚構。 そこは、3階をコピー&ペーストした4階を、更にコピー&ペーストした階層。 同じように、天井や壁には赤いインクがぶちまけられている。
しかし、4階よりはコピーの精度が雑になっており、 音楽室や美術室が2つあったり、女子トイレが3つ並んでいたり、 部屋の数がなんだかおかしなことになっている。]
(5) 2020/06/16(Tue) 00時頃
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[1階に、下りの階段がいつの間にやら出来ている。
そこを下りると虚構の地下1階に辿り着く。 構造は1階をまるっきり写し取ったものだ。
地下だというのに窓の外は明るく、吹雪の景色が見える。 扉が開かないのは1階と全く同じ。 昇降口に撒き散らされた黒いインクも、そのまま同じだ。
ただし、ここにも壁や天井に赤色がばらまかれており、 更に、床には黄緑色のインクが散りばめられている。 部分的に赤や黒と混ざり合って、毒々しい配色になってしまっているだろう。]
(6) 2020/06/16(Tue) 00時頃
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……どうして?
[>>1:1110否定も何もしない千夏ちゃんに、困惑の目を向けた。 どうして、って、それ聞く? わたし。 死んでしまいたいなんて思うこと、わたしにどうにかできる?]
いい、や。 本当にそうなら、いいよ、言わなくても。
[困惑して、ちょっといろんな感情を飲み込めなくて、 口を開いては言葉を探し、見つからないので無言の時間が続く。
先に目を逸らしてしまったのは、わたしのほう。]
(31) 2020/06/16(Tue) 00時半頃
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……他にやりたいこと、 文化祭でやり残したこと、ある? わたしでよければ、いくらでも付き合うから——
[そこまで言って、 >>#2何か大きな音がしたのを聞いた。 そして、平時のようなチャイムの音が鳴る。]
え……、なに?
[言葉は途切れ、千夏ちゃんの顔を見る。 音の出所に見当はつかない。 ただ宙ぶらりんの感情を漂わせるだけだった。**]
(32) 2020/06/16(Tue) 00時半頃
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[他の人の、死にたいという気持ちを背負う自信が無かった。 聞いてしまって、わたしにどうにかできるものならいい。 でもそうじゃなかったら、お互いにつらいだけだって思った。
良くも悪くもわたしたちはクラスメート。 その関係性を壊したくない。……けど、でも、 もしかするとこれが最後になるかもしれないんだっけ、って少し遅れて気付く。
>>161千夏ちゃんが自分から口を開いたなら、 ごめん、わたしは首を横に振らせてもらうね。]
(182) 2020/06/16(Tue) 18時半頃
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……人間でしょ、千夏ちゃん。 わたしと、文化祭をもう1度楽しんでるかわいい女の子は、 人間じゃなかったらなんなの。
さっき組んだ手、暖かかったよ。 まだ生きてるし、生きようとしてる。 違うのかな。
違うんだったら、わたしも……。 人間なんか、やめたいよ……。
(183) 2020/06/16(Tue) 18時半頃
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[嘘吐きは、人間に含まれますか。
含まれないほうがいっそ、執着せずに済んだのかも。]
(184) 2020/06/16(Tue) 18時半頃
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[あの子のことが好きでした。
その気持ちが嘘だと思われても、ごめん、やっぱり好きでした。]
(185) 2020/06/16(Tue) 18時半頃
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打ち上げね。 わたしも最後まで参加できなかったから、やりたい。
[>>162それは願ってもないことだったから、頷く。 わたしだってやり直したい。千夏ちゃんは体調が良くなかったんだっけ。 作ってもらった衣装を引っ張りだして、過剰にふりふりを付けて。 後ろめたい気持ちが何も無い状態で、写真撮影をしたいな……。
……なんて考えていた思考は、大きな音で中断された。]
(186) 2020/06/16(Tue) 18時半頃
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見に行こっか? お化け屋敷よりもドキドキする、ね。
[>>164さっきのしょっぱい結果で終わったお化け屋敷をやじりつつ、 千夏ちゃんに付いて歩いていく。**]
(187) 2020/06/16(Tue) 18時半頃
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— 回想:文化祭の断片 —
は、はいっ!
[自然と伸びる背筋。 >>1:233辰美くんに脅しのような約束を取り付けられ、 ——いや、まぁ、わたしもやぶさかではなかったけど—— 文化祭当日に偽装デートしながら、CG研の案内を仰せ付かる。
こちらが一方的にビビったりしているけど、 彼は律儀というか、なんというか、 お願いしたことはちゃんと守ってくれるし、 弱みに付け込んだ要求はしてこないし。
……本当に付き合っている人いなかったんだろうかって、 ちょっと思った。]
(189) 2020/06/16(Tue) 19時頃
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[CG研の展示は小規模で、派手なものはない。 ただそこに淡々と、フレームに収まったCG作品が並べられてあるだけ。 これまでの趣味の時間を継ぎ込んだわたしたちの虚構のすべて。
都会の街を天地引っくり返した世界に、 クジラやイルカ、イカやタコ、魚群が空を泳いでいる、 A1サイズのフレームに収められた幻想的な作品は、 わたしと若菜ちゃんの共同制作。
その他にも、亀やら熊やらウサギやらライオンやらもありますので。>>0:1214 見て損したと思われなければ、いいな。]
(190) 2020/06/16(Tue) 19時頃
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[この時間のCG研の当番は若菜ちゃん。 彼女はこちらに気付いて、ひらりと手を振ってくる。
わたしはそれに手を振り返しながら、 その反対側の手で、辰美くんと恋人繋ぎ。 付き合っている“フリ”ということでお願いしていた。>>1:236
それを見た若菜ちゃんは、ああ、なるほどねーと察してくれて、 ニヒルに笑いながら頬杖を突いていた。
噂やら何やらもきっと彼女の耳に入っていたであろうから、 わたし、若菜ちゃんのそういうところにすごく助けられている。]
(191) 2020/06/16(Tue) 19時頃
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[嘘に巻き込んだ隣の彼に対してより、 嘘を許容してくれている彼女に対して胸が痛むのは、 とても最低なことじゃないかって気付ければ良かった?]
(192) 2020/06/16(Tue) 19時頃
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わたし、甘いものが食べたいなぁ。 ……え、えへへ。
[>>2:237少しわざとらしく、恋人っぽく要求をすれば、 すれ違う人々の目はきっと誤摩化せるだろう。 そういうことで、CG研の展示見学に辰美くんが満足したようなら、 そのままのノリでクレープの屋台へ引っ張ってもらう。
男の子の手は大きくてゴツゴツしていることを実感した。 じわりと手のひらに滲む汗は何のせいかわからなくて、少し恥ずかしかった。**]
(193) 2020/06/16(Tue) 19時頃
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自分がなんなのかって、自分じゃわかんないよ……。 他の人にどう見られるかを、気にして、 ずっと気にしながら生きていくんだよ。 ……生きていかなきゃならないんだよ。
[……って、思ったから。>>236 彼女が自分を人間だと思えないなら、それを否定する言葉も無い。 わたしにはおんなじ人間に見えるよって伝えるしかなくて。
他の人がわたしをどう見ているか、 どう噂されているか——を、気にして生きていくの、わたしは疲れたから、 どっちにしろ、どうしようもない話なのだけど。]
ううん。やめたくなったらやめるよ。わたしも。
[>>237わたしのことはいいよ、と今は思ったから。 首を振って、言うことを受け入れなかった。]
(310) 2020/06/16(Tue) 22時頃
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[終わった後の打ち上げの約束には頷いて。 ——その気持ちは、今は本当だったから。嘘じゃない。]
1階のほうで何かあったのかな。 ……ちょっと探してくるね。 何か見つけたら、教えるから。
[少し歩みを早めて、階段を下りようとする。 音の出所は、大体の方向しかわからない。 だから一緒に探すよりも手分けをしたほうが早いか、 どうせそんなに離れてもいないから、と思って、 千夏ちゃんの顔を見て、そう切り出した。*]
(311) 2020/06/16(Tue) 22時頃
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— 1階:家庭科室 —
[千夏ちゃんと別れて、大きな音の正体を早く確かめようと、 廊下の端から探していく。 さて、何があったのだろう。 でも、誰かが先に気付いていたかな。
ふらふら、歩いて、ふらふら、いいにおいに釣られて。 やってきたのは家庭科室。
おなかがすいていたことを思い出す。 だって、なんだ、このいいにおい。 文化祭の廊下は食べ物のにおいがけっこうしているけど、 この部屋からは、あったかいにおいがする。
そういえば教室の黒板に書き残されてあったっけ。 ごはん用意してます、って。]
(380) 2020/06/16(Tue) 23時半頃
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[家庭科室の中には、シチューがぐつぐつ煮込まれている。>>1:1102 人の気配は無くて、小皿が落ちて割れていた。>>1:1149 慌ててここを飛び出していったみたい。
火はきちんと消されてた? 大丈夫? 消されていなければわたしが消したけれど、 シチューはだいぶ煮詰まってしまっていたと思う。
作ってくれたのは誰か書いていなかったけど、 たぶん、心乃ちゃんかな?
空腹には抗えないから、 別の小皿を取って、すこーし味見。 29(0..100)x1のお味が、冷えた校舎を歩いた体に染みる。]
(381) 2020/06/16(Tue) 23時半頃
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[だいぶ煮詰まってて味が濃かった(笑)
水と牛乳を加えて、調整を試みる。 料理の腕、まあ平均くらいはあります。*]
(387) 2020/06/16(Tue) 23時半頃
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[わたしの料理スキルが壊滅的であれば、 このあったかシチューに余計な隠し味を入れて、 台無しにしてしまう可能性があったけど、 そんなことはないのでご安心を。
家庭科の成績はごく普通だけど、 家事の手伝いはやっているので、それなりに。 割と家庭的なひとりっこです。 寂しいあなたの彼女にどうですか。なんつって。
コトコト、コトコト、 鍋の火を弱めて、その色を見つめる。]
(417) 2020/06/17(Wed) 00時頃
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[火の色を、見つめる。]
(419) 2020/06/17(Wed) 00時頃
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[ …… ……?]
(420) 2020/06/17(Wed) 00時頃
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[わたしが死のうとした夜、同じものを見ていた気がする。]
(*1) 2020/06/17(Wed) 00時頃
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