29 Sixth Heaven
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―待機室―
[戻ってきたのとちょうど同時くらいに >>#0聞こえるのは、機会音声]
? 未だ12人……
[未だ会話すら交わせていない相手も含め 認識できている人数と、合わない。 その説明はすぐに>>#2為された 大凡はマーゴが語った内容と、相違無く 嗚呼やはり管理者として呼ばれたのかと 思った矢先の、名の発表>>#3]
(1) 2011/04/16(Sat) 07時半頃
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[読み上げられていく機械音声は 此方の感情を待つ事をしない。
傲慢 パピヨン 嫉妬 マーガレット 怠惰 ペラジー 強欲 ラルフ 暴食 トニー 色欲 チャールズ 憤怒 ―
名を呼ばれていく過程で、夫々の反応で 名を知らなかった彼らの名を、知ることとなった。 注釈として、マーガレットの愛称呼びの件についても]
(2) 2011/04/16(Sat) 07時半頃
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…………っ、
[器として呼ばれたときによく叫ばなかったものだと、 これは後で浮かんだ感想。 その時に感じたのは喪失感]
私が……Lustの……人柱 で……一日、一器
[接続されたら、己には 世界の負の感情が流れ込んで来るのかと 背筋を冷たいものが走る。 テクノロジーと、負の感情と愛称が良い故に 選ばれてしまったのだと言われて直ぐ納得出来る話でもない]
任務は強制ではないとはいえ……
[受けない場合 器が居ない場合 あげられる実例>>#4にフラッシュバックする記憶があった]
(3) 2011/04/16(Sat) 07時半頃
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[町外れの教会へ赴任したその日の事 当時の男は修道院を出たばかりで 細い肢体に、今よりも頼りなさそうな表情を浮かべていた 引継ぎのためにお会いした牧師は 到着が遅れた己を夜遅くまで教会の戸を閉めずに待っていてくれて 気難しそうな顔をしているけれど、優しい方だと けれど其の認識が崩れたのは、対面した直後]
(5) 2011/04/16(Sat) 07時半頃
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[扉の閉まる音 対面したその場で 祭壇の上に頬押し付けられて 捲られた僧服 背後に荒い吐息 押し付けられた熱と、欲望]
――――――…
[眩暈がする。 あの時に感じたのは、味わった事の無い恐怖屈辱、 其れから紛れも無い快楽悦楽 堕落した世界の欠片に触れた日の事 記憶が閉じられていたのはこのシステムのお陰だったのか]
(6) 2011/04/16(Sat) 07時半頃
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[よくも今まで忘れていたものだ、と 思わず笑みが毀れた。 その場には不釣合いな事だったろう。 幾つかの視線を感じて黒檀色が揺らぐ。 スティーブンの、眼鏡越しの其れと一度絡まった]
……貴方は、人柱にはならなくて済みますね。 管理者の任もまた 相当の負荷がかかるのでしょう、けれど
[何を言えば良いのか。 握り締める手の中で、布地越しに擦れる硬い音]
(7) 2011/04/16(Sat) 07時半頃
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すみません
少し 考えさせてください
[よろ、と 頭を押さえて、説明のあった施設奥の個室へと足を向ける。 己の管理者になると説明を受けたベルナデットの前に 一度歩みを止めて]
――――…若し、私が任を拒めば
[言いかけて、とめた。 首を振ると 視界の隅に、自分が置き忘れていた鞄]
失礼。
[黒い鞄を大事そうに抱えると 振り返る事もせず個室へと向かった**]
(8) 2011/04/16(Sat) 07時半頃
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―個室― [他者の言葉は此処まで届かない。 自身が出た後待機室での会話は知らぬ事。 一人ひとりに、あてがわれているらしい 個室には必要なものはほぼあるようで ――矢張り凶器になるようなものは無かったが 簡素な寝台に腰掛けると、鞄の中から聖書と 一枚の写真を取り出し膝の上においた]
…………任に就けば、どれ程の間拘束されるのか お前達に次会うとき、否 全ての慾を受け止めた後も、私は正気で戻れるのか……
[唇をかみ締める。 機会音声は任期も、その後の処置も語らなかった故に 男の末路はまだ自身知る事が無い。 写真にうつる照れたような笑みを浮かべる妻の表情が その腕に擁かれてすやすやと眠るわが子の姿が 滲んでよく見えなくなった**]
(31) 2011/04/16(Sat) 09時半頃
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―個室― [写真を指先でなぞる]
……神にとって不可能な事はひとつも無いと言う 何事でも神の御心にかなう願いをするなら、 神はその願いを聞いてくださると……
[膝の上 聖書の言葉をなぞるも、空々しく]
私の願いは 御心に沿わぬもの、だろうな わかってはいても……願ってしまう
(91) 2011/04/16(Sat) 21時頃
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もう一度、お前達に会いたいよ。 私が私で居られるうちに
[ため息。 其れから浮かぶ 苛立ち]
…――――――何故、っ
[膝の上の聖書を掴み 力任せに扉へ投げつける。 硬く鈍い音が響いた]
(92) 2011/04/16(Sat) 21時頃
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[扉にぶつかり落ちた硬い本。 手に残るのは一枚の写真。 音にはっと我に返り立ち上がって のろのろと、頁の何処かが折れて開かれた其れを取りに向かう]
……主、よ
恨みます
[どうする事も出来ない 拒むも受け入れるも自由だと 自らが拒んだなら、増えるだろう災厄は 若し次の器が見つからなければ 広く蔓延してしまうのだと、其れは理解出来ていて 何故 己にこのような選択を与えたのか 恨みを向けるのは、これで二度目]
(99) 2011/04/16(Sat) 21時半頃
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―個室6― [待機室に近い個室の扉が、二度叩かれた時 丁度扉の前で本を拾い上げているところだった。 顔を上げて]
何か御用ですか。
[扉は開けずに問いを投げる。 低い声はそっけなくも響く]
(109) 2011/04/16(Sat) 22時頃
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―個室6―
……ベルナデット?
[声音で、誰が尋ねてきたのかを知る。 ふ、と 自虐混じる笑み零し]
私を監視しに来たのですね。 どうぞ、鍵などかけておりませんよ。
[棘の混じる言葉を落とし、踵を返した。 自ら戸を開こうとは思わなかった。 手には拾い上げた聖書と、写真]
(120) 2011/04/16(Sat) 22時頃
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……この場に居てよく、 他所を心配する余裕があるものだと関心します。 いいえ、自分に降りかかるかもしれない 災厄を心配しての事ですね?
[苛立ちはそう簡単には治まらず 棘をぶつけてから、自己嫌悪に苛まれる]
すみません ただの、八つ当たりでした。
[青混じる碧眼がこちらへ向いた。 透き通った青であったなら、抉って手元に置いておくのに ふっと浮かぶ思いは謝罪で打ち消した]
音の出所はこの部屋で間違いありませんよ。 鞄が落ちただけです ご心配をおかけしましたね。
(129) 2011/04/16(Sat) 22時半頃
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チャールズは、何食わぬ顔、穏やかな口調でさらりと嘘をついた。
2011/04/16(Sat) 22時半頃
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「耐えられない試練に会わせることはないと。 それどころか、 苦難を通して忍耐が養われ、忍耐を通して練達が与えられ、 練達は希望を生むからと 苦難は私たちを いよいよ 希望へと導いてくれるのでしょう」
[一説の言葉を持ち出す彼女へ、続きを語り]
主は……召天を許さなかった。 私が、あなたが受けるだろう試練の先に 果たして本当に希望はあるのでしょうか。
[首を傾ぐ]
私が「背負うかもしれない」もの? 違うでしょう、私が「背負わねばならない」もの。 嗚呼 怪我でもすれば、背負わずにすむでしょうか。
(140) 2011/04/16(Sat) 23時頃
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主に感謝を 主はまことにいつくしみ深い。 ……なんて、戯言
[苦い笑みしか出ない。 此処へ来て己の負の感情を、その醜さを先ず知った。 一人分でなく世界のすべてを背負えという 受け入れた先に希望などあろうものか 想像がつく故に、拒んだ未来にも想像がつく故に]
私に救いをくださるのは主では無いと 此処へ来て理解出来ました。 [まっすぐに射抜くような視線は 天の御使いであるなら、受け止める事も出来たのだろうけれど 神への信仰を失いつつある己には、身を苛むものでしかなく 苦い顔をして背を向けた]
……貴女が何を背負うというのか。 今のうちに此処を出てゆく方法をお考えなさい。
(166) 2011/04/17(Sun) 00時頃
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管理者の代わりだけならば、すぐに見つかるでしょう
[ため息を一つ。 手にしていた聖書を、寝台に投げた。 聖職者の行動としては有り得ない]
私は ……もう、戻れません
受けるも受けぬも自由だなど 私に選択肢など用意されていないのは、理解出来ています 聖職者たる私が 世界からの任を断ったなら世間の目がどう見るか
[己が拒絶することで世界が向かう方向よりも 口に出したのは己の行く末案じる言葉 寝台に沈む本を見下す黒檀色は陰りが深く]
早々に、立ち去りなさい。 私が未だ私であるうちに。
(169) 2011/04/17(Sun) 00時頃
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……ベルナデット 貴女の任が、何であるのか よく考えた上で同じ答えが出せますか。 主を信じるのと 己の思考を放棄するのとは 違うのですよ。
[ぎぃ、と扉が開く音がして 背を向けたままそう言葉を与える。 こちらの表情は見えぬだろう]
理解できたら 「何度器が変わっても」ということが有り得ぬ事も 理解できますよ。 「色欲」を管理するなら 先に壊れるのは、器ではなく管理者です。
[手にしていた写真が、くしゃりと握り締められた]
(179) 2011/04/17(Sun) 00時頃
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……染まらず居られると思っているなら いっそ試してみますか? [くす、と思わず笑みが漏れた。 浮かぶのは彼女の持つ性質に対する嫉妬、憤怒]
人は痛みには耐えられても 快楽にはおぼれてしまうものだと言います 今まで無事に居られたのは この場で吸い上げがあったからこそ。
私は今から私の行く先が見えています 染まらずに居られるとは到底思えません。
人は主と違い 完璧ではないのですから。
(195) 2011/04/17(Sun) 01時頃
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チャールズは、マーゴが開きかけの戸を覗いたなら、背を向けた黒い長身が見える筈。
2011/04/17(Sun) 01時頃
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[最初に出会った時とは 任を知らされる前とは別人のような印象にも なったかもしれない 己の事で手一杯で、その手の中に 守るべき妻子はぐしゃりと握り潰されて]
……?
[ネズミが鳴いた。 今の今までその存在に気づかず 確かめるように振り返る]
(200) 2011/04/17(Sun) 01時頃
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―個室6― [おじさん、と疑問系。 苦笑いを浮かべて首を振る]
お水ですか? この先は個室ばかりですよ。
[後ずさった、その態度で 振り返りはしてもその足を寝台傍に縫いとどめたまま しゃがみこんだ彼女の顔色に疑問が浮かぶ]
……マーガレット 何故、お水が必要なのでしょう
(203) 2011/04/17(Sun) 01時頃
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具合は悪くないんですが ……ここで負の感情を吸い上げられなくなってから 私自身の悪いところがたくさん見えて それがつらいんですよ。
皆さんにも、其の気持ちをぶつけてしまいそうで 恐らくむこうへ行けば 貴女に聖書の文句を差し上げる事も 難しくなるのでしょうね。
[マーガレットにわかるように 噛み砕いて今の己の状態を説明する。 靴音と共に現れた人の声>>204。 見れば肉を咥えた獣――否、ラルフと言うのだったか]
(207) 2011/04/17(Sun) 01時頃
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信仰は意思の弱い人間のすることだ と、仰る方もいるのですが ……主の教えによって、困難を克服出来るならば 其れは素晴らしい人間改革
だと、 此処へ来る前の私ならば、そう答えたでしょう。
[ラルフに対して唇が笑みを作る。 青年は本能のままに生きているように感じられた]
嗚呼……ワインを飲んでしまったんですね? ほんの少しであれば、良いのですが 過ぎれば幼い貴女には負荷のかかるものになるでしょう
ベルナデット、彼女を頼みますよ。
[>>206疑問はマーゴの口から直ぐに解けた。 >>208探しに行こうかと言う己の管理者へ これで離れる口実が出来たとすこし安堵が胸に落ちる]
(210) 2011/04/17(Sun) 01時半頃
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―個室6内―
――歓迎の言葉を頂くのは、奇妙な心持がします。
[ラルフの視線はこちらからは見えない。 肩を落とし、首を振る]
私は信仰を持つ者ではありますが これから向かう先に希望などないことくらい、理解出来ます。 堕ちた、と……そう取るべきでしょう けれど踏みとどまりたいと思う気持ちもまだ残る
……それで、貴方 何時からそちら側にいらっしゃるのか、問うても? 思えば初対面時からあなたは「そう」であったように お見受けしますが。
(216) 2011/04/17(Sun) 01時半頃
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[少女二人の姿が視界から消えると あからさまにほっとしたため息をついた]
……貴方の前では自らを飾るのも、無意味に思えます 気が楽で、助かりますよ。
[首元のローマンカラーを片手で外し どさりと寝台に腰掛ける。 スプリングがきいて、聖書が跳ね上がった。 聖職者として自身を主にささげたという証の其れは 枕元へ投げ捨て]
素直な方ですね。 地上に居るときからだとすれば、貴方自身の欲と さらに増える世界すべての欲と……膨大な量の大罪に眩暈を覚えます。
貴方に地上にあってはならぬ其れを刷り込まれたご友人は 此処の出、だったのでしょうか。
[問いに篭る音にはここから出た未来があるのかと僅かな期待交じり]
(223) 2011/04/17(Sun) 02時頃
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…………此処でも世界でもなく 今も、いらっしゃる……
[謎賭けのような答えに 希望打ち砕かれるよりも疑問が胸を占める。 握り締めた片手、胸に当てて]
それは Personality Disorders……?
[思い至る人格障害という単語。 嗚呼、いっそそのように壊れてしまえば 楽になれるのかもしれない 浮かぶ思考が濁る]
(227) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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あっさり肯定されるんですね しかし、おかげで異質だった貴方の存在が腑に落ちました 貴方は……地上に居ながらにして 両方を兼ね備えたひとであったと……
[寝台に座ったまま見遣る瞳を細くして]
其れを幸運と思える感情には 世界が関与しているのでしょうか それとも、貴方自身、が本当にそう感じていらっしゃるのか
興味深いですね あなたの本質が、とても気になります。
[薄く笑みを浮かべる。 前の穏やかな微笑みとは僅かに違う、慾混じる含み笑い]
(230) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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ですが今は ……別の欲求に従う事にしようかと。
食事は未だ、余っていますかね?
[浮かんだ慾のまま、手を伸ばす事を今はせずに 食料のありかを問うた**]
(231) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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―個室6― [>>233笑み浮かべる口元を、静かに見つめる]
虚飾を身にまとえば私はまだ 彼女たちの妄信する敬虔な牧師のままで居られます
[嘘で手に入るのは 己の名声 牧師を神格化している女達 他の皆にも 己の立場は服装によって知られていて]
……失望されるのは 時間の問題でしょうけれど
[けれど、どの道 ひとつの負の感情をすべて受け止めたなら 自身保つのは難しいだろう 今でさえ、喰らいたいと思ってしまうのは食事などではなく 興味のまま目前の本能に生きる青年だというのに]
(239) 2011/04/17(Sun) 09時頃
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大部屋に…………嗚呼、あの場にはまだ 何人もの人が残っていらっしゃるのでしたか。
[気が重い 正直な感想は口に出さず]
ありがとう 身なり整えて、あちらへ戻る事にしましょう。
[台所へと向かう青年の後姿を見送りながら、 脳裏で彼の首筋に唇を寄せ、味見をするようにぞろりと這わす。 無意識に、舌なめずりをする男の表情に 教会に居た頃の穏やかな瞳の色は欠片も残って居なかった**]
(240) 2011/04/17(Sun) 09時頃
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