278 冷たい校舎村8
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[嘘の色は、赤い赤い色だから。
わたしの中には、それが満たされている。]
(*0) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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From:×××× To:みんな
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ごめんなさい。
死にます。ごめんなさい。
みんなとの文化祭の思い出は、 本当にかけがえのないものでした。
どうか、それだけは信じて欲しかったので、このメールを遺します。 許してくれなくてもいいので。
さよなら。 今まで生きてしまって、ごめんなさい。
——————————
(1) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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[チャイムの音から少しして、がしゃん、べちゃ、という音が校舎に響く。]
(2) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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[みんなが入って来た昇降口。 そこの扉に、大量の黒いインクが叩き付けられている。
近付けばインクの独特のにおいがして、 触れれば手にべとりと付着するだろう。
黒い、黒い濁った色が、 ここから出ることを許さないかのように、じわり、と広がっている。*]
(3) 2020/06/14(Sun) 00時頃
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[あの日の思い出を共有する生徒たちを閉じ込めた、 この冷たい校舎は、形を変える。]
(34) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[3階に登ると、更にその上に続く階段があることに気付けるだろう。
校舎の4階。 元々存在するはずのないその虚構に、足を踏み入れたなら、 その構造は3階をコピー&ペーストしたものであると気付くだろうか。
その壁や天井のところどころには、 赤いインクをぶちまけたような汚れが広がっている。 あくまでもインク。血ではございません。 触れても害は無いけれど、汚れてしまうから気をつけて。]
(35) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[>>#0チャイムの音を耳にした。 眠気が掻き消されて、顔を上げる。]
(36) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[……といってもやっぱり先生は来る気配は無いし、 生徒もまばらで、席は埋まらない。]
……ふぁ。 ちょっと暖房借りるねー。
[我慢できずに席を立ち、暖房の当たる場所を拝借しようとする。 その時、変な音を聞いた。>>2]
(37) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[その音に肩をびくりとさせている間に、 数人は教室を飛び出して行ってしまっただろうか。
わたしもそれに続こうとしたけれど、 あれ、とスマホの着信に気付いて開く。
メールが届いていた。>>1]
(38) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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なんだ、電波ふっかつしたんじゃ……
[そう口にしながら文面を開く。 そして思考が止まった。
……なんでしょう、これ。]
(39) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[——よく知られている、有名なイソップ寓話があります。
村の少年が退屈しのぎに、 「オオカミが来たぞー!」と嘘をついて、 村人を困らせて、その少年は信用を失ってしまい、 本当にオオカミが来た日には、その話を誰にも信じてもらえません。
村にやってきたオオカミは、たちまち少年を食べてしまいました。 めでたしめでたし。
そういうお話。 (食べられるのが少年だったか、村の羊だったかは諸説あります)]
(40) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[機会がありましたら、 正しく生きているみなさんにお聞きしたかったのですが、
さて、本当にオオカミがやって来た日に、 この少年が村人たちに信じてもらうには、 どうすればよかったのでしょうか。
……なお、「最初から嘘をつかなければいい」という答えは、 100点ですけど、0点とします。*]
(41) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[どろどろした紫色のキメラは、色彩が大好きだった。
いろんな色が揃っている、自分の目に見える世界が好きだった。
あの日のみんなも、色とりどりに輝いて見えた。
だから、できれば逃がしたくない。
勝手なワガママであることは百も承知なんだけど、
少しでも長く、わたしのこの世界を彩っていてほしい。]
(*1) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[だいすきだから、嘘ではなく真実になってほしかった。]
(*2) 2020/06/14(Sun) 01時頃
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[ぱちん。 スマホの画面を落とす。 >>61誠香ちゃんの混乱が声に出ていたので、それをそっと聞いている。
わたし、今どんな気分なんだろう。 自分でもわからなくて戸惑っている。
ごめんなさいって謝られても知らないよ。 死にますって言われても困っちゃうよ。 正体不明のメールの送信者Xさん。
……そう考えるのがきっと正常なら、いいな。]
(87) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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明晰夢かぁ。 わたし寝不足気味だったし、今ふよふよしてるのかも。
寝ちゃおっか……。 心乃ちゃん、子守唄うたってー。
[……と、教室に心乃がまだ残っていたかどうかは確認せずに適当なことを言い、 >>62>>63誠香ちゃんの悲鳴のような声で、そちらに注意が引き寄せられる。] >>79続けて、氷室くんも窓の外を確認したらしい。]
(88) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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何か、いた……?
[反応からして、きっと鳥とか飛行機とか、 そういうものを見つけたわけではなさそうだけど、
自分で覗く勇気がちょっと出なくて、ぽつりと呟くように聞いてみた。*]
(89) 2020/06/14(Sun) 02時頃
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[>>109>>110ふたりして語彙の無いお返事をしてきたので、 おっかなびっくり、促されるままに窓の外を覗く。
顔に雪風が当たる。 何もない。 ……何もないんだけど、……地面も無い。 無いというか、遠い。]
うえぇ、ほあぁぁぁ……。
[飲み込まれそうな感覚に恐怖を引きずり出されて、 2人よりも更に語彙が無い間抜けな声を上げてしまった。]
(117) 2020/06/14(Sun) 03時頃
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[一時的に冷えた顔の表面を手でぺたぺたして暖める。 >>112氷室くんがスマホの電波を捕まえに行くというので、 それは一旦、見送ったのだけど。
廊下に飛び出して行ったみんなのことは気になるし、 最初の大きな音の正体だって、やはり確かめたい気持ちはあったので、 個人的な好奇心で教室を飛び出す。]
(118) 2020/06/14(Sun) 03時頃
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[——そこに広がっていた雰囲気は、 あの日に、終わったはずの、虚構のすべて。]
……文化祭。
[そう一言、蘇ってこない語彙を絞り出して、 廊下を飾っているチカチカする照明を見上げていた。*]
(119) 2020/06/14(Sun) 03時頃
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— 回想:改札前のイケメン —
[あの文化祭が終わった直後のことだったか。 >>114急に飛んできたメールを確認して、 ああ、衣装についての話かな。 いやいや、演劇はもう終わってるし。 と、ひとりで勝手に困惑していた。
知らない男性というわけじゃあ無かったし、 素直に呼び出しに応じて、黄冬駅の改札前へ向かう。>>115]
(126) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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……どちらさまですか?
[つい口にしてしまった後に、ああ、氷室くんだ、と我に返る。 だって女子の制服に身を包んだ姿しか見ていなかったから、 メイクはしておらずとも顔立ちは同じはずなのに、 脳がバグを起こしてしまいました。
しかし、やっぱり格好いいな、こうして見ると。 って思いながら、 ぎこちなく手を挙げて、何の用?と尋ねるのであった。*]
(127) 2020/06/14(Sun) 03時半頃
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— 回想;打ち上げのこと —
先生イケメン! ひゅーひゅー!
[かんぱーい、とジュースの入ったグラスを掲げ、 虚構の終わりを労い合った、打ち上げの日。>>1112
出資してくれた先生や、準備してくれた委員らに感謝しつつ、 わたしも輪の中に溶けて談笑したり、記念撮影に興じたのであった。>>1142
クラスのお揃い衣装は最終的に、 ふりふりレースを取り外し可能なものになった。>>1461 上手くまとまったことに感心する。 わたしは可能な限りいっぱいのふりふりを付けて、ふりふりしていた。
そんな楽しい時間も、長続きはしないもので]
(179) 2020/06/14(Sun) 11時頃
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「葉野さん、ほらほら」 「辰美くんと記念撮影してきなよ」
[女子グループにまたしても捕まって、 何かを期待するような、いや、疑惑を確かめるような目線を向けてくる。
辰美くんとは文化祭期間中、 お願いして手を繋いで貰ったり、近い距離にいてもらったり、 いろいろと無理を聞いてもらったりもしたけど、 今日はもう文化祭が終わりの日。 つまり、約束も終わる日だ。]
(180) 2020/06/14(Sun) 11時頃
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……ごめん、実はCG研のほうでも打ち上げやってるから、 そろそろ抜けて、そっちにも顔出したいんだよね。
[非情に残念そうな顔をしつつ、ごめんねーごめんねーと頭を下げて、 逃げるように打ち上げの会場を後にする。 当然ながら嘘だ。CG研で打ち上げなんて企画していない。
食べ物も飲み物も、わたしが取った分は中途半端に残してしまった。 チョコカステラだけはもう少し食べておきたかったな。仕方ないけど。
辰美くんのほうをチラリと見ようとして、やめる。 今まで嘘に付き合ってくれて本当にありがとう。 最後のお願い、なんて図々しいし、いろいろともう限界らしいから。 ごめんなさい。何か言いたいことがあれば後日承りますので。]
(181) 2020/06/14(Sun) 11時頃
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[その日以降、辰美幸俊との関係について尋ねられたら、 「もう別れた」と答えるようにしている。*]
(182) 2020/06/14(Sun) 11時頃
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— 回想:イケメンとの喫茶店 —
……男子の格好もするんだなって。 ちょっと思っただけ。
[ジェンダーのことでそういう格好をしていたわけではないのなら、 オンとオフを切り替えていることなのかな、とぐるぐる。 今までの印象とか、言わないようにしてきたこととかが、沸き上がっては消える。
>>135エスコートされるように喫茶店へついていく。 何やら雰囲気がおかしかった。 これじゃあまるでデートみたいじゃない。]
(183) 2020/06/14(Sun) 11時頃
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[かっこいいイケメンといい雰囲気になること自体は、 わたしだって嫌いじゃないけれど、 さすがに動揺を隠せなくて、動きはぎこちないまま。]
……そのおすすめで。
[メニューを眺めても頭の中に入って来なかったので、 >>137言われるがままにおすすめを注文した。]
(184) 2020/06/14(Sun) 11時頃
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う……。
[>>138切り出された本題に、またか、と正直思った。 噂になったことに興味を持ってあれこれ聞いてくれる人たちはいても、 嘘と決めてかかって呼び出してきた人は多くない。 だからこれも、辰美くん本人に聞いたんだろうなって察しがつく。]
辰美くんと仲がいいんだね。 委員長もそうだったけど。
[あんな怖い顔をして——いや実際に接したら顔以外は怖くない人だってよくわかったけど——辰美くんは、友達に愛されている。 それが一番意外だった、といえば失礼かな。 てっきり、孤独な一匹狼だとばかり思っていたから。]
(185) 2020/06/14(Sun) 11時頃
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嘘っていうか……。 付き合ってるなんて言ったつもり、ないし……。
ちょっと気になってるーって言ったら、 いつの間にかそれが付き合ってるってことになっちゃったから、 わたしだって不本意だったんだもん……。
[——すらりと口から吐き出される、更なる嘘の上塗り。
辰美くんには「恋バナから逃げるため」と説明し、 委員長には「冗談のつもりだった」と説明し、 そして今、氷室くんには「付き合ってるとは言っていない」と説明する。
三者三様に理由が違うので、 その3人の間で情報が共有されれば、必然的にメッキが剥がれていくわけで、 そんな簡単なことをわたしは考慮できていない。]
(186) 2020/06/14(Sun) 11時頃
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