184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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[ There was a little boy and a little girl,Lived in an alley; (小さな男の子と女の子が裏通りに住んでいました)
Says the little boy to the little girl, (小さな男の子が女の子に話しかけます)
Shall I, oh, shall I? (あのね、あのね?)
Says the little girl to the little boy, (女の子も男の子に尋ねます)
What shall we do ? (なんのごよう?)
Says the little boy to the little girl, (すると男の子は言ったのです) I will kiss you! (君にキスしてあげたいの!) ]
(0) 2016/03/02(Wed) 06時頃
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[そんな言葉を愛おしい人から与えられたらどんなに素敵か。 彼が望むなら、キスよりも深く愛をあげたいと思うのに。
ああ、だからこそ。
金髪の男は願い下げ。]**
(1) 2016/03/02(Wed) 06時頃
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[妬む少女は、瞠目した。]
――っ! ヒィ!?
[憤怒の扉の前で立ち往生をしていれば、すぐ後ろには固めを失った恐ろしい形相の男が迫っていた>>3:134 その異様な顔が近くにあるだけでも恐ろしいというのに、男は少女に手を伸ばして来たものだから、少女は手に持ったナイフをがむしゃらに振り上げた]
いや、いやぁぁ!!!!
[最初に振り上げたナイフは男の顔面のすぐそばを通った。そして同じ軌道を描いて振り下ろされる。その次には突き刺すようにして出された刃先は、さて男のどこかを捉えることがあったか。]
うっ、いや……っ!
[少女の細い手首を掴んだ男は、ガタン!と大きな音を立てて、扉へと縫いつけた。ギリギリと締めあげられる手首に、少女は耐えられずにナイフを取り落とし、カランと乾いた音を立てる。]
(22) 2016/03/02(Wed) 20時頃
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[こんな至近距離で
しかも愛おしい人の部屋の前で。
先ほどは扉の中で彼と睦みあったというのに、今度は同じ扉の外で別の男に迫られているという状況は
ああ……耐えられない。 とてもとても、我慢ならない。]
(*1) 2016/03/02(Wed) 20時頃
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私に触らないで! なんておぞましい顔なのかしら!まるでバケモノだわ!
[男に身動きを奪われながら、それでも少女は怒りにも得た瞳を釣り上げる。そして間近に迫る男の顔に 唾 を 吐 い た 。]
そうよ、私はあの人の玩具なの。 何度殺されても私は生き返ったわ。その度にあの人は嬉しそうに笑ってくれたんだから! ああ、忌々しい。憎らしい!お前にさえ命を奪われなければ!
[少女は足を振り上げ、男の急所を蹴ろうと狙った。男の背後に、広場に入ってくる二人>>20>>21がいたかどうかは、少女には見えなかった。]
(23) 2016/03/02(Wed) 20時頃
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いや!離して!!離しなさい!! 私をどこへ連れ去るつもり!? 私に手を出してみなさい、きっとお前は報復されるのよ!私を100回殺したのなら、お前は101回殺されるんだわ!
[少女は、泣き喚く。 血のついたナイフと血痕と斬られたネクタイ>>24を憤怒の扉の前に残して、少女は男に引きずられていく。>*2もはや少女の声が男に届かないのと同じように、男の声もまた、少女には届かないようだ。]
――っ!
[強欲の扉が開かれ、中へと引きずり込まれようとした瞬間、背後を振り返れば広場へと入ってこようとしていた黒髪の女>>20>>25が見えた。そして、もしその後ろからやってくる愛おしい人の姿も見えたのなら]
ケイイチさ――、っ?
[なぜ二人が一緒に居たのだろうか。なぜ彼は自分をおいてあの女と? 自分よりも大切なもの>>3:91はまさか――?
妬む少女の心は、疑心暗鬼に震えて怯えて、もう壊れる寸前。
もっとも、愛おしい人の姿が見えなかったのなら、黒髪の女を睨みつけるだけだっただろうが]
(26) 2016/03/02(Wed) 21時頃
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[そして、無常にも扉は閉じられた。 真っ暗な部屋に、おぞましい男と二人きり。]
いやぁぁぁあ!!開けて、離して! 出して、出してぇぇ!!!
[少女はまた、悲鳴を上げる。その甲高い声が、男の神経を逆なでしているとも知らず。]
(*3) 2016/03/02(Wed) 21時頃
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[傲慢な女に助けを求めるなんて思考回路は、少女には持ち合わせていなかった。睨みつけたのは>>30ただただ、その彼女が憎かったから。
あの張り紙を書いたのはこの女だということを根拠もなく確信していた少女は>>3:111、強欲な男に連れ去られている今も、全てはあの女の策略だと勝手に思い込む。 そう。全ての責任は他人に押し付けるのだ。 自分は悪くない、自分は不幸の不幸はお前が私を陥れているからだ、だから妬ましくて憎いのである。
だから引きずり込まれる瞬間には、憎悪の視線を向けたのだった。*]
(32) 2016/03/02(Wed) 23時半頃
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[暗闇の中で、男は少女に『黙れ』と脅す。
しかし少女には男の声など届かない。声が届かなければ会話など成り立つはずも無い。]
出して、出して、いや、あぁぁ!!ここから出して、出して――ひ、ぐ……!?
[暴れる少女に、男はナイフを突き立てた。 男は少女の口の中に突き立てるつもりだったのだろうが、目測は外れ――しかし、あながち大ハズレというわけでもなく。]
耳……がっ、あぁぁ!!痛い、痛い、ぃぃぃっ、ぃぃ"……!!
[ナイフの刃先は少女の左耳を切断した。 根本から切断されて耳たぶの下の部分だけがブラブラと揺れてまるでイヤリングのよう。 血が吹き出し、その痛みと恐怖でますます少女は泣き叫ぶ]
(*4) 2016/03/02(Wed) 23時半頃
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いや…いや、顔は傷つけないで……! あの人に捨てられる……!醜くなってしまったら、あの人に、捨て……捨て、られ……っ!
可愛いって、い、言ってくれたんだもの! 綺麗だって、言って――
[もはや少女は悲鳴を上げるというよりも号泣していた。見えないながらも必死に腕を振り回そうとするだろう。それがダメなら、足もばたつかせて。それでも男の凶刃は、避けられない。暗闇に目が慣れてきてしまえば、今度は寸分の狂いもなく、貫かれるはず。
舌は切られなかったが、喉の奥を突き刺されて壁に刃先がのめり込めば、少女はもう頭を振ることもできず、悲鳴を上げることすらできない。男の望通り『静かに』はなるだろう。しかし『大人しく』は相変わらずしていなかった。]
(*5) 2016/03/02(Wed) 23時半頃
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[部屋の外では愛おしい彼が怒り狂い、心配しているなどということは、今の少女にはわからぬこと。>>*6 ただ、怯えて泣きながらもずっと彼の人のことを想っていたことだけは確かだ。]
ヒック……う、ふぅ、おかしいのは、どっち……ぁぁぁ……っ、この、この狂人め…っ!
[目の前の男は妙に優しい声音で諭してくる。これからより美しくなるのだと言われても、耳に走る激痛の前には説得力などあったものではない。 この男が何をしようとしているのかは未だわからない。まさか目が綺麗だとか言っていることが、目玉をよこせと言っているなどとは少女には理解の範疇外だった。]
え……
[それでも、今度は聞こえた。男は今はっきりと言った。『貴方のその美しく可憐な瞳をいただけませんか?』と。 少女は自らの耳を疑う。……もっとも、片耳しか残っていないが。]
(*9) 2016/03/03(Thu) 00時半頃
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ひぎ……っ、ぎゃぁぁぁ!!
[喉にナイフは来なかったが、その代わりに目尻に突き刺さる鋭い痛み。逃れようとしてもしっかりと頭を掴まれてしまっている。 もはや逃れられない。 それでもこの男は 本 気 で 少女の瞳をえぐりだそうとしていることに気がつけば、少女の慟哭が響く。]
いや、いやぁぁぁあ!!!痛い、痛い痛いいたいいたいいいいいいやぁぁぁぁいあああ!!、助けて、たすけっ、て……ケイイチさ、ま…!たすけ、て……いたいぃぁいやぁぁぁあ!!
[自由になった手で男のナイフを持つ手をどかせようとしたり、自由を奪われた足を動かそうと必死だ
それでも、やはり。
少女は無力。 男の力には敵わないのだ。
今まで彼の『人形』に"された"61体の女達のように]
(*10) 2016/03/03(Thu) 00時半頃
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(おかしい。
おかしい やはり 変だ
この男は変だ いや 狂 っ て い る
痛い 痛い痛い!!! ああ、なんて酷い痛みなのだろう!!
刺されたところが 痛くて 苦しくて
ああ 私の瞳が奪われてしまったら もう二度とあの人を見ることはできないのね 可愛いと愛おしげに見つめてくれるあの瞳をもう見つめ返すことはできないのね きっと目を失った醜い私は彼に捨てられるんだわ。きっとそうなのよ。そしたら私はもう二度と もう二度と 愛されることはないんだわ……――
ああ、憎い。憎い、妬ましい。 どうして私ばかりが こんな目に遭うの?
どうして 私ばかりが こんなに 不幸なの――……?)
(*15) 2016/03/03(Thu) 02時頃
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[嘆く少女の不幸は、全て、自業自得。
愛おしい人に何度も刺され、殺され、遊ばれた時には嬉しく思った痛みでも、相手が違えば吐き気がするほどの恐怖と痛みを伴うということを少女は身を持って知ったのだった。
けれど、それは当たり前のことなのだろう。
なぜなら、あれほど義父に抱かれることが嫌だったというのに、相手がケイイチだったのなら喜んで体を開いて抱かれたのだから。
そのうち少女は血の涙を空虚な穴から流すのだ。眼球がなくなっても、人の体は涙を流せるものだから。
男の言葉も>>*11>>*12、少女には死刑の宣告のように聞こえた。まるで身に覚えのない罪状を挙げ連ねられて、執行を待つだけの罪人のような気分。 いずれこの男にそんな思いを味あわせてやることはできるだろうか]
(*16) 2016/03/03(Thu) 02時頃
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ひっ、ぎ……!!
[男の見せた子供のような無邪気な笑みなど見えるはずもない>>*13。少女は必死にナイフの侵入を拒むために目を閉じていたのだから。
しかしその努力も虚しく、こめかみと眼球の間に入ったナイフの刃先は、まぶたを突き破ってまず涙液に浸った。その薄い膜を超えたあとは角膜へと到達する。 しかし眼球を傷つけることなく手に入れようとする男は、前眼房までは傷つけずに、角膜の被害ですら最小限だったに違いない。 シュレム氏管を経た後に眼孔に沿って刃を滑らせ、上直筋と下斜筋を切り落としたのだろう。 外側の筋肉が切れたことによって、少女の目玉は内側の眼筋に引っ張られてぐるんと裏返る。 そうしたなら眼球の裏側が丸見えだ。 きっとすぐに上下と内側に残るの筋肉と神経も切断できたことだろう。 尤も、その作業をするにあたっては少女の上瞼と下瞼が非常に作業の邪魔をしたようだから、まずはその邪魔な皮膚を切り落としてしまったほうが早かったかもしれない。]
う"ぁ……あ……ぁぁ……
[そして片目の作業を終えた頃には、少女は大人しくなっていたはず。 あまりの恐怖と絶望と痛みに耐えかねて、気絶をしてしまったようだから。]
(*17) 2016/03/03(Thu) 02時半頃
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[そう、まだ気絶である。死んではいない。
故に、男にとっては幸運なことに(少女にとって実に不幸なことに)、処理を終えた片目を放置したままもう片方の目へと作業を進めても問題はなかったようだ。再生はまだしていない。
筋肉と神経を切断した目玉を繰り抜くのに、手慣れた男であればさほどの時間は要さなかったはず。 慣れぬナイフ一本だけでは、いつもと勝手が違ったかもしれないが。]
(*18) 2016/03/03(Thu) 02時半頃
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[もし男の考えが聞こえたのなら、少女もまた、こう思っただろう。>>*19
『金髪の男は願い下げ』と。
たとえ瞳の代わりにキレイなガラス球をはめ込んだとしても、すでにその水晶は少女に光を与えないのだ。だが、まぶたを縫い合わせでもしたらますます醜い顔となってしまうだろう。
少なくとも少女の美的感覚からすれば、"目玉を失った自分は醜い"のだ。この両者の思考はやはり交わることはないのだろう。 "受け入れている"だなんてとんでもない勘違いも>>*20、気絶している今では訂正することもままならない。]
あが……っ、が……うぅ……
[気絶しながらも、突き刺す痛みには時折生理的な痙攣が見られた。それでもまだ少女がショック死をしないのは、皮肉にも日頃から痛みに慣らされてしまっているせい。]
(*21) 2016/03/03(Thu) 04時頃
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ケイ……イ――……ぁ……
[意識を失いながらも、彼の人の名を呼ぶ。 男がペラペラとなにかしゃべり続けている声など少女の耳に届くはずもない。]
ふ……ぁ……ぁ……、あつ……ぅ……ぃ、あつ、……
[痛いというよりも、熱くて仕方ない。 もはや過ぎた痛覚は神経が切断されてしまっているようで、痛みは熱に変わって伝えられていた。 燃えるような熱とそれに反比例していくかのような体温の低さと寒さに襲われた少女は、だらしなく舌を垂らし、唾液で自らの頬を濡らす。 もはや暴れることもままならないならば、その体は地面へと押し倒されて男に体の前をすべて晒すだろう。 少女の薄汚れていたワンピースは、元から真っ赤であったかのように血で染まっている。]
(*22) 2016/03/03(Thu) 04時頃
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[片目を失った少女の眼光は血で満たされ濡れに濡れる。 そしてくり抜かれた目玉の部分はポッカリとした穴が空いていた。 まるで眼球を失った寂しさを埋めて欲しいといわんばかりに、物欲しげにねだっているかのようだ。]
は……ぁ……あ"あ"……ぁ"……あつ、ぃ……あつ……
[むろん、今の少女に意識はない。
それでもまだ先ほどまでの恐怖と痛みに体がヒクヒクと痙攣し、吐息も荒く、更にはナイフを持つ手に自ら手を伸ばしていた。それは少女からしてみれば男を拒もうと伸ばされた手だったのかもしれないが、意識もない状態では『もっとして』とでも言うかのようだ。 やがてもう一つの目玉も男の手中に収まってしまえば、そこには空虚な穴が二つ、並んでいただろう。]
(*23) 2016/03/03(Thu) 04時頃
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[ 沈む意識の中、遠くから愛おしい人の呼ぶ声が聞こえた気がした。>>45 目の前の男の言葉はこれっぽっちも耳に届かないというのに、彼の嘆きの声だけは少女に届くのだ>>46
彼の声が、あまりにも悲しそうだから]
……ケ、イ……――
[それでも、少女の意識は既に深淵へと堕ちて、いまだ返らず]**
(51) 2016/03/03(Thu) 10時頃
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[ 少女は、死へと向かってゆく。
あれほど痛くて苦しくて泣き叫んでいたというのに、今では痛みもわからない。 血が流れすぎてしまってもはや少女の体温は人のそれではない程だが、これもまた再生すれば『治る』のだろう。]
…ひ…し……
[押しのけようとしていた手も力なく崩れ落ち、荒々しかった呼吸も徐々に弱まっていく。そして少女は男の安否を尋ねる声には>>*24]
……101回……死ね……
[呪いの言葉を吐きながら、少女は絶命した。
結果として少女は、死を持って完成だと考える男に二回も死を与えてしまったのだった>>*25
目玉を持ち去られた後のことは、少女の与り知らぬところ。宝物を手に入れた男が本体には興味なしと部屋を出て行くなら、強欲の部屋には血まみれの娘が一人、ただの屍としてそこにあるのみ。*]**
(*26) 2016/03/03(Thu) 11時半頃
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[ もし少女が生きていたなら、また悲鳴をあげていたことだろう。
まさか憎い仇に抱き上げられてしまうとは!>>*28
ぽっかりと空いた両目の穴からは夥しい量の血が流れて、もはや少女の顔もわからぬほど。白かった髪は頭頂部の一部を残して真っ赤に染まり、服に至っては血が滴り落ちている。 憤怒の部屋から広場までは、血痕の道標が続いたことだろう。
絶命した少女は、未だ意識を取り戻さず。]
(*29) 2016/03/03(Thu) 18時頃
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ヨーランダは、>*29 (誤)憤怒の部屋→(正)強欲の部屋
2016/03/03(Thu) 18時半頃
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[少女は絶命したまま、未だ蘇らず。
しかしよく観察すれば、眼窩から吹き出していた血が止まっていたので、再生はしているようだ。 少女が目覚めるまで、まだもう少し時間がかかるだろう。少女の体はしばし他人の手に委ねられることになる。 その間に醜い顔を愛おしい人に見られてしまったと知ったら、少女は深く悲しむに違いない>>65>>66。
けれど少女にはもう、彼の姿を見ることは叶わず、声しか聞くことはできない。それも左耳は根本から切り落とされてしまったので、右側からしか聞こえないのだ。]
(67) 2016/03/03(Thu) 20時半頃
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[ 暗闇の向こうから、誰かの嘆く声が聞こえた。
それは自分の名を呼んでいて、ひどく悲しそうだということがわかる。]
(ああ、あれはきっと、ケイイチ様だわ)
[深淵へと沈んだ少女が幾度も聞いた声が、今はやけに近くに感じた。そして頬に、唇に触れる温かいぬくもりに、少女はやっと目を覚ます。]
ケイイチ様……。泣かないで、ください。 私はここにいます。あなたのおそばに…
[そして目を開こうとした。……しかし、目が開かない。何故開けようとしているのに、まぶたが動かないのだろう。 いや、そもそも――開けるはずの、まぶたが、ない。]
あ……あ……
[そして少女は自らが受けた痛みと恐怖を思い出す。それは走馬灯のように蘇って、とっさに自分の顔に手を当てて、そこにあるべきはずのものがないことを改めて確認してしまった。]
(74) 2016/03/03(Thu) 23時頃
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いや……ぁぁぁぁああああ!! みないで、みないで!!こんな、醜い、酷い、顔を、見ないで……。ちがう、これは、違うんです……!!
[急に暴れだした少女は愛おしい人の腕から逃れようとする。それに成功したのなら、彼が向かっていた方向とは別へと走りだす。しかし前が見えないものだから、すぐに壁にぶつかって倒れこむだろう]
いや、見ないで……見ないで……うっ……ヒ、ック……
[あとから男が追いかけてきたのなら、今自分が置かれている状況がわからない少女は『戻らなきゃ…お部屋に戻らなきゃ…』と譫言のように呟く。]
(75) 2016/03/03(Thu) 23時頃
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[それからしばらくして。>>75 顔を水で洗ってハチマキのように目に布を当てて身なりを整えたなら、再び少女は広間の先にある扉の向こうへと行くはずだ。 先程よりは随分と落ち着いているのはきっと、その隣に愛おしい人がいたからだろう。*]
(77) 2016/03/03(Thu) 23時頃
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―裁きの間―
[少女は目を覆い隠したまま、ケイイチに手を引かれてここまでやってきた。 そして全員が揃ったタイミングで扉が閉まる音と、どこからか不気味な声が聞こえてくる>>78>>79。]
……っ、なに……な、に……?
[怯える少女は、彼と繋ぐ手をぎゅうと握りしめて、不安そうにあたりをキョロキョロと見回す。当たり前だが、見えはしないのだが。 ――そして、一番罪深い者を示せ、と言われれば]
そんなの、決まってるわ……! あの男よ、あの、男!私の目を奪った酷い男……!許さない、絶対に、許さないんだから!
皆さんもあの男がどんな酷いことを私にしたかを知れば、きっとわかるでしょう!あの男の残酷さを!
(92) 2016/03/04(Fri) 04時半頃
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[少女は糾弾する。【強欲な男 ニコラス】を。
名前がわからないので「あの男」としか言えず、目が見えないので指を指すこともできないのだが。】
(*31) 2016/03/04(Fri) 04時半頃
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私の服を見てください。 酷く血に汚れているでしょう? これはあの男に首を刺されたからです! 無抵抗の、何もしていない私に、いきなり襲いかかってきたのです!
私の耳を見てください。 片耳がないでしょう? あの男に切り落とされたからです! 抵抗する私を壁に押し付けて自由を奪い、無慈悲にも犯行に及んだのです!
そして、私の目を見てください! 何もないでしょう? あの男に奪われてしまったからです! 生きたまま目玉をナイフで繰り抜かれた私の痛みと恐怖が、あなた達にわかりますか!ナイフが眼窩を擦り脳髄に響く音を聞いたことがありますか!
[目を隠していた布を引き下ろして、人前に虚ろな窪みを晒す。それは直ぐに隠したが、そこにあるべきはずのものがないことはわかったはず]
(93) 2016/03/04(Fri) 05時頃
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[そこまで喚き立てたが、誰が自分の話に耳を傾けていたかなど、目の見えない少女には知る由もない。 それでも、最後にはひと呼吸おいて、ボソボソと呟いた。]
私が言いたいのはそれだけよ…。 私のことを貶めたあの女も憎いけど、目を奪った男だけは許せないわ……。
ひどい……こんな、目を奪われて、私はこれからどうやって生きていけばいいのよ……?私、まだ19歳なのに
なんで私ばかり、こんな、酷い目に遭うのよ……酷いわ…こんなのってないわよ…
[虚ろなくぼみから涙を流しながら、少女はそれっきり、黙するだろう。ケイイチに縋りながら喚き散らし、慰めてもらいながら涙を流す様はまるで悲劇のヒロインのよう。 強欲な男からの反論や、誰かから質問があったのなら応じただろうが、それ以外はメソメソ泣いていただろう。]
(94) 2016/03/04(Fri) 05時頃
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