158 Anotherday for "wolves"
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─昨夜─
[前の日の夜は、グレッグくんに少しだけミートパイを貰って。 それから、温かいミルクも出してもらいました。 そのぬくもりと、優しい気遣いに幾分心は安らぎました。
その後誰かとお話をしたかもしれません。 夜が更ける頃には、一人きりの家へと帰りました。
明日は早く起きなければ。 朝一番に宿屋に行くんだと思うほど。 一人きりの布団で身を丸めれば丸めるほど。 どうしても小さな不安と、嫌な予感が包み込み すぐには寝付けない夜を、過ごしたのでした。]
(10) 2015/05/13(Wed) 04時頃
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─翌朝─
……、…?
[私が目を覚ましたのは、いつもよりほんの少し遅く。 もう村の人々も起きているような時刻でした。]
っ!
[早起きして一番に、なんて思っていたのに。 私は慌しく準備をして、朝ごはんも食べぬまま。 家から宿屋への道を、ぱたぱたと駆けていました。 一歩でも早く、早くと。 スカートの裾を持ち上げて、息を切らして走っていた そんな時です。]
(11) 2015/05/13(Wed) 04時頃
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[教会の前に、何やら人が集まっているのを見つけました。 その中には『人』も『人狼』もいたと思います。
漂う匂いに、ぴたりと私の足は止まりました。
鉄が錆びたような、匂いと。 優しく揺れる、花のような、香り。]
… ……、… …っ
[足を踏み出すことは、こんなにも怖いことだったでしょうか。 私の足は鉛のように重く、地面に張り合わせたように動かず。 右手で抑えた喉元は息を止めてしまうかと思うほど強く。
思考はどんどんと、何も考えられなくなっていきました。]
(12) 2015/05/13(Wed) 04時頃
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[重い足を一歩、教会のほうへ。 また一歩、教会のほうへ。 三歩目までは遅かった歩調も、次第に速さを増していきます。
人だかりの中にぶつかり、それでも私は前へ進もうとしました。 中には誰か、止めるような声もあったのかもしれません。 それも耳に入ることなんてなく、私は教会へ足を踏み入れました。
そこには。
そこにいたのは。
そこにあったのは。]
(13) 2015/05/13(Wed) 04時頃
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…… 、 …、 ぃ、 ぁ
[私の大切な友人が。 もう、話しかけても笑いかけてもくれない姿で。 そこに『あった』のを、見ました。
振り絞った声は微かに、ほんの微かではありますが 彼女の名前を呼ぼうとしました。
嘘です、これはきっと私が見ている悪夢なのでしょう。
だって、ほら、目の前は急にぐらりと傾いで。 真っ暗になってしまったのですから。]
(14) 2015/05/13(Wed) 04時半頃
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[悪夢が醒めればきっと。]
────…… …、 … 。
[私が覚えているのは、それだけでした**]
(15) 2015/05/13(Wed) 04時半頃
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[倒れる瞬間の歪んだ唇なんて、さあ誰が見ているでしょう。
大切な友達だったものの傍に散らばる男の屑。 私が手を下したのか、彼が手を下したのか。 知恵ある男に誘導された小さな彼女が、だったのか。
それはまた、この悲劇の一眠りから醒めた頃に**]
(*0) 2015/05/13(Wed) 04時半頃
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─昨夜・宿屋─
[それは昨夜のお話です。
ぱたぱたと揺れる獣の尻尾は、床を叩き 時折ぐるぐると喉をならす姿に、私はくすりと微笑んでいました。>>27
それから、何事か。 『お兄さん』へと内緒話をしました。 これは、彼と私だけの秘密です。
なんて、獣の彼が声なき『声』を解るのならの話ですが**]
(68) 2015/05/13(Wed) 15時頃
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─医師の腕の中で─
[ふわり、ゆらりと、宙に浮かんだ感覚がしました。 私は鳥にでもなったのでしょうか。 光のない漆黒の空を、ゆらゆらふわふわと漂っていました。
私を呼ぶ声が、黒の彼方に響きます。>>92>>121>>]
……、…────。
[意識のない私の手が、勝手に動きました。 縋るように、きっと掴みたかったのはお医者さんの白衣。 絞まるほどに、ぎゅうと掴んだのは私の喉元。 それも一瞬の出来事で、意識はそこでまた途切れてしまいます。
ああ、私は早く起きて「おはよう」と謂わなくちゃいけないのに。 ゆるやかに揺れる駱駝色の髪が、ちらりと閉じた瞼を覗かせていました**]
(159) 2015/05/13(Wed) 22時頃
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ふふっ、……うふふふっ。
[ああほら、だって、喉を絞めておかなくちゃ。 込み上げてくる高笑いが聞こえたらどうしましょう。 きっとすぐにでも『怪しい』『お前が犯人だ!』とでも謂われ 『今日がお前の命日だ!!』とでも指を指されかねません。]
ああ、でも。 とても素敵な死に様だったわ。 お望みの同族の味は如何だったかしら?
[血肉の味を気にしていた彼に、くすりとひとつ問いましょう。>>*5 そして、甘い囁きを脳に直接落とすのです。]
(*10) 2015/05/13(Wed) 22時半頃
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あんな風に『人』を『殺せる』『ひと』。 私は好きよ。
[“味方”にだけ伝わる、声なき声は。 艶やかでどこか甘くもある、そんな声だったでしょう。 凛とした色はまた、くすくすとした笑い声と共に**]
(*11) 2015/05/13(Wed) 22時半頃
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─宿屋の一室─
[私の身体は宿屋の一室に横たえられました。>>199 深い意識の底に落とされた気遣いは>>168 残念なことに何か返事を返すことは叶いませんでしたが。 闇の中響く声が私を呼んでいたのだけは、うっすらとながらにも覚えているのです。 幼馴染みの声や>>172 その叔父さんである宿屋の主の声もあったように思います。>>190
それからどのくらいしてでしょう。 私の意識は、ふっと瞼を押し開きました。
見覚えのない天井。 やわらかな布団。 瞼を数度動かしたところで漸く、分厚いカーテンが隙間を見せていたことに気づきました。]
(273) 2015/05/14(Thu) 02時頃
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[私は急いで髪を元に戻しました。 それから、意識ははっきりと浮上して。
戸の閉まる音と、宿屋の御主人の声。>>269 圧し殺したような声と>>276 小さく床に落ちた問い。>>278 それらと共に目覚め、ぼんやりと天井を見上げていました。]
(281) 2015/05/14(Thu) 02時半頃
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[目覚めてから、意識がはっきりとするまでには 少し時間がかかったように思います。 こちらを見つめていたお医者さんは、さっき聞いた声よりも幾分落ち着いていらしたでしょうか。 私は直ぐに前髪を整えました。 分厚いカーテンは手なんて使わなくても、僅かに頭を振れば元通りです。 隠した色はお医者さんには見えていたでしょうか。 幼馴染みの、或いは誰かの記憶の片隅には残っているかもしれない、色。
私の、大嫌いな色でした。]
(285) 2015/05/14(Thu) 03時頃
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[静かな宿屋の一室にいても、外の喧騒は僅かに届きます。 実際に耳をつくような言葉の渦があったわけではありません。 恐怖という感情が、静寂を冷たく研ぎ澄まし。 抑えられた声の重なりは、新緑が擦れて囁き合うようでした。
私は起き上がることもまだ出来ずにいます。
私が協会で見た悪夢は、悪夢だったのでしょうか。 それを確かめるような勇気と声はありません。 私が先程聞いた声も、悪夢の一部だったのでしょうか。 それを問いかけるような神経と声はありません。
押し潰されそうな不安は、喉を押さえる右手にありありと表れていました。]
(286) 2015/05/14(Thu) 03時頃
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ねえ、みんな聴こえる?
[喉を震わせることなく出るこの『声』は 誇り高き獣の彼に。 血を纏う女となった少女に。 知恵もつ老いた男に。 どこへいたって届く、高い音。
その高慢さは、ともすれば耳障りなものでしょう。 聞いていたいなんて思うのは>>*12 物好きに他ならないでしょう。]
(*14) 2015/05/14(Thu) 03時半頃
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とっても楽しいお遊戯が始まったみたいね。
人間と馴れ合い、腑抜け、腐り。 そもそも成り立ちもしない『共存』にしがみつくお馬鹿さんたちが きっと直ぐに動き出すわよ? 「『過ち』は一族の手で───……」って。
哀れな長の元に集まった『同族(ひと)』たちですものね?
[くすくすと、鈴を転がすような笑み。 普段からは想像できもしない声が紡ぐ。]
ああ、子供には少し難しいかしら。 判るようにお話してあげる。
(*15) 2015/05/14(Thu) 03時半頃
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Once Upon a Time ... (むかしむかしあるところに)
狼さんと山羊さんが、仲良く暮らす村がありました。 山羊さんはいつもお野菜を食べ、狼さんはお肉を食べます。 食べるものが違っても、姿形が違っても ずっと仲良く暮らしていました。
One day ... (あるひのことです)
狼さんと山羊さんが遊んでいたときのこと。 狼さんはじゃれるつもりで、爪をだし牙をだし 山羊さんに襲いかかってみせると 山羊さんはなんと、あかぁい血を流して死んでしまったのです!
(*16) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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Two day ... (そしてつぎのひ)
山羊さんが死んでしまったことを、山羊さんの仲間が知りました。 そして彼らは次々にこういうのです。
「あいつをころしたのはだれだ!」 「みつけたら、ただじゃおかない!」 「ころしてやる!!」
(*17) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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Three day ... (そしてそれから)
…──さあ、どうしましょう?
(*18) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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ふふふっ、あはははっ。 何て素敵なお遊戯かしら。
[高い笑いと、鼓膜を揺らす声。 お伽噺のひとつを読み聞かせるようにした後 甘く、甘く、囁きました。]
とやかく謂う人がいるのなら。 『山羊さんの仲間』を、食べちゃいましょう。
ね、私食べたい人がいるの。
[思い浮かべるのは───……]
(*19) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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───『素晴らしき恩寵』なんて、大嫌い。
(*20) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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[歌を自由に歌う姿。 導く声、か弱い姿。 守られる対象。
食べてしまったら、みんなどんな表情をするかしら**]
(*21) 2015/05/14(Thu) 04時頃
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[迷い、迷って。 私は漸く唇を動かしました。]
「ありがとうございます」
[彼が助けてくれたのでしょう。 そのお礼を告げてから。]
「なにか、あったのですか?」
[それは信じたくない悪夢の確認のような。 宿主と彼の言葉を推し量るような。 そんな、声なき声でした**]
(291) 2015/05/14(Thu) 04時半頃
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[少女は私に誰かと問いましたが 私はそれに返すことなく笑ったまま>>*22 見張る、という言葉にはまた更に笑みを深くしたでしょうか>>*23]
そう、酷い話でしょう? 元から仲良くなるなんて無理だったの。 狼さんは狼さんと。 山羊さんは山羊さんと、仲良していくべきだったのよ。
だって山羊さんは、狼さんが食べるごはんなんだもの。
[そんな一節が彼女の絵本の中にあるかどうかは知れません>>*24 まるで当たり前のことを次げるように。 幼さ残す少女へは、『酷い話』を続けました。]
仲良く暮らすなんてふざけたお話は、 絵本のなかだけに、しておけばよかったのよ。
(*28) 2015/05/14(Thu) 12時頃
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仕返し? ふふ、大丈夫。
そんなことするような『人』も 一緒に食べてしまえばいいのよ。
[それは言葉で連ねるだけならばとても単純な話です。]
『過ち』は正さなくちゃならないのよね?
牙をなくした狼と、 ただ食事をしただけの狼と、
どっちが『過ち』なのかしら。
[続く言葉は一族の手で…だったでしょうか。 牙無き奴等に制裁を、なぁんて大義名分を掲げるのも面白いかもしれません。]
(*30) 2015/05/14(Thu) 12時頃
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───あなたは、私を止めないのね?
[例えそれが彼女の大切な友人であろうとも。 私は戸惑うこともせず食べて見せるでしょう。
知らない、と逃れようとする言葉にだけは>>*26 そっとそっと、微笑んで。]
いいえ、あなたは知っているの。 『知っている』のよ。
[止めなかったこと、それはすなわち肯定。 そう受け取った私は、黙った彼女の可愛らしい顔を思い出しながら くすくすと耳を擽るような音で、笑っていました。]
(*31) 2015/05/14(Thu) 12時半頃
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さあ、他のお二人はどうかしら?
私を止める? それとも止めない? 他に食べたい『山羊さんの仲間』でもいるかしら?
[艶やかな誘惑は、他の二人へと届くでしょう*]
(*32) 2015/05/14(Thu) 12時半頃
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[夢の中、まどろみで聞いたような会話。>>300 断片的な記憶であり、断片的な言葉でしたから 二人に間に何があったのかを全て知るなんて事はかないませんでしたが 二人の間に何かあったのだと僅か感じることは出来ました。
ふと、浮かんだのは。 溝が出来てしまった、二人の幼馴染み。 その亀裂を思い出して、少しの間唇を閉ざしていました。
私は、教会で倒れていたと聞きました。>>301 サイラスさんも、グレッグくんも。 それからルパートさんの名前を聞いて、そこで漸く ここが宿屋のどこか一室なのだろうと考えるまでに到りました。
思考は酷く重苦しく、鈍く。 まるで能が動くことを拒否しているような、そんな感覚でした。]
(344) 2015/05/14(Thu) 13時半頃
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『 ……君は、教会で倒れていた。 教会の中は だ。 なくちゃならん。 』
『 妻の墓参りに行くそうだ。 に。 』
(349) 2015/05/14(Thu) 14時頃
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