279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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─ 昨晩 : 給湯室 ─
ふむ、かふぇいんは猫の身体には毒であったか……
[ モナリザの理路整然とした解説>>27を聞き しょんもりと肩を落とした
それは好きだったコーヒーが飲めなくなったから …というだけではない ]
(57) 2020/08/28(Fri) 17時半頃
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…こうして猫になった以上は 気を付けなければなるまいな。 受け入れたくはないがな
[ " 猫ではない "と繰り返し主張をしてきた。
だが現実には見た目が猫に変化したばかりか モナリザの生体スキャンによれば身体も体質も 完全に猫のものに変化してしまっているようだ
自分が自分でなくなるような感覚は 妙なざらつきを残すものだった ]
(58) 2020/08/28(Fri) 17時半頃
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どうやらそのようだな。 今の吾輩は完全な猫のようだ
[ スプスプイに表示された言葉に>>5 見た目上からは "何を今更" という言葉を返す ]
…。 吾輩は元に姿に戻れることを願っている。 今までも、これからも。 もし何か分かることがあれば 教えてくれると嬉しいよ。
[ スプスプイの言葉はひとまず言葉通りに受け取った 三人寄れば何とやら、だ 逆に何かあれば吾輩も頼るが良いぞ、と付け加えた*]
(59) 2020/08/28(Fri) 17時半頃
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そうそう、偉大なる化学者の… ぶさねこは余計だー!
[ しゃー! ミタシュの言葉に>>12思わず尻尾が膨らんだ
ヘリンだって吾輩のこと超絶イケメンって言ってたし? と得意げに付け加えた 正確に言えばヘリンは"名前が"イケメンだと言ったのだが 勘違いは未だに解消されていない ]
…しかし、そうだな長いな。 だから気楽に"アーサー"だけでよいぞ?
[ ニコニコ。微かな圧は伝わったかどうか
中間を取ったような呼び名に>>12譲歩したようでしていない答えを返した ]
(60) 2020/08/28(Fri) 17時半頃
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キャンディは… 気持ちだけ受け取っておこう。
感謝するぞ。
[ 差し出されたそれは、とても美味しそうに見えた …が、好物が突然牙を剥いてきた経験は少々臆病にさせていた
ともかく、この優しい少女に後で何かお返しをしたいなと考えつつその場を後にした *]
(61) 2020/08/28(Fri) 17時半頃
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─ 昨晩 : 自室 ─
[ 相変わらず数々の資料が散乱した自室に戻るとごそごそと再び猫の生態について調べた。変なものを食べてマーライオンと化すのはこりごりだしそう迷惑もかけられない ]
なになに。 アルコール類、カフェイン、ネギ、スパイス… へー、猫の身体とは存外か弱いものなのだなぁ。
[ 他人事のように呟いた 思ったより毒となりうる物質は多いようだ ]
どうしたものかねぇ…
[ 呟きつつ、自然と瞼は落ちてゆく 今日は自分を猫と認めざるを得なくなった最初の日。 難しい顔をしつつも、いつしか意識は微睡の中に消えていった ]
(62) 2020/08/28(Fri) 18時頃
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─ とある助手の回顧録 ─
惑星××××。 私の住む星は、まぁそれなりに豊かな星です 科学が発展してるし気候も安定してる、住みよい星なんですよ?
え、他に特徴…?そうですねぇ…そうそう、よく驚かれるのが、皆が同じ顔をしてるって事です。 私たちは皆同じ遺伝子を引き継ぐし、生きた年数は外見に変化を与えないんです
大昔に居た、賢く、美しく、強い、それで居て穏やかな性質を持った先人の遺伝子を全員に組み込んでいるらしいのですが…まぁ詳しいことはごく一部の人にしか知らされていません。
ですが、そのおかげで科学も発展したし、争いも、仲たがいも、起きません。…ですが。例外ってのは何処にでもあるものですね
" あの人 "は本当にどうしようもない人でした そんな人の助手になった私も、どうしようもない変人ですけどね
(63) 2020/08/28(Fri) 18時頃
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あの人はそう、私たちとは全く違う性質を持っていました。 傲慢で偉そうで。そうそう「吾輩は天才だ」が口癖でしたっけ。
…可笑しいですよね、頭の良さは私たち全員が同じことは皆が知っている筈なのに。 おまけに、いくら言っても整理整頓が出来なくて私を困らせてばかりでした。
でも…何だか見捨てておけなかったんですよね。新しい事を発見した時は、本当に嬉しそうで子どもみたいなキラキラした瞳をしてましたから。
腹に据えかねて大喧嘩をした事もありましたけど、あの人の助手として過ごした事に後悔はありません。
一つ後悔があるとすれば、そうですね… 研究の過程で、宇宙クラゲに寄生されてしまった事。 自ら命を絶った事。 …くらいですね。遺体も溶けて消えた筈です。私が寄生されていた事はこの世の誰も知らない事。
…ふふ、驚きましたか? *
(64) 2020/08/28(Fri) 18時頃
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─ 朝 ─
[ 不思議な、夢を見た それは嘗て助手だった男のもので。 1年以上も前に突如自死した筈の彼は此方を見て、励ますように微笑んでいた しかし、その姿は巨大なクラゲのようなものに雁字搦めにされており長い触手の中に飲み込まれて消えてしまった ]
死したものが 寄生されていたか分かる…?
[ 言葉に出してみて、あまりの馬鹿馬鹿しさに頭を振った ]
(65) 2020/08/28(Fri) 18時頃
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[ 嘗て存在した助手を思い出したせいだろうか? 一人で過ごす今がどうしようもなく寂しく思えた
トルドヴィンに話した事。
"いつでも助手を募集している" その言葉に冗談は含まれなかった トルドヴィンが助手になってくれるのであれば そんな嬉しいことはなかった
状況が状況だけに話を進められずにいたが… 今度会った時に話してみたいな、と思っていた ]
(66) 2020/08/28(Fri) 18時頃
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─ 自室 → 談話室 ─
[ 大きな欠伸をして毛繕い 簡単な身支度を終えると、誰かしら居るであろう談話室を目指した
好んで持ち込んでいたチョコレートは誰か食べられる人にあげるとしよう。袋の中に詰め込んで首から下げることにした
スプスプイ>>53を助け起こそうとするトルドヴィン>>36の姿は一瞬遠目に見えたが、猫の身体に手伝えることもあるまいとその表示が見れる範囲には近づかなかった ]
おはよう。 …おい、死にそうな顔をして大丈夫か?ヘリン
[ そこには机に突っ伏したヘリンの姿があった>>45 猫となることで通常より鋭くなっている嗅覚はヘリンからアルコールの香りを感じ取っていた
猫以外にもアルコールは毒となりうるのだろうか?二日酔いの概念が無いため少々ずれた事を思いつつ声を掛ける ]
(67) 2020/08/28(Fri) 18時頃
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[ そうこうしていると緊急アナウンスが響き渡った>>#0>>#1>>#2>>#3だろうか ]
なに、宇宙クラゲが…
[ それは悪い目覚めを更に悪くするような内容であった冗談だよね?冗談であって欲しい。だって…
"選ぶなんて出来ない。"
感情とは切り離された、頭の中の冷徹で醒めた部分。そこでは冗談なんかでは無いことはよく分かっている
アナウンスの告げる方法は必要不可欠な行動なのだろう それでも共に過ごした者たちに疑いをかける覚悟は未だ出来ていなかった ]
…どう思う?
[ ヘリンは起きただろうか?てしてしと軽く肩を叩きその顔を覗き込んだ**]
(68) 2020/08/28(Fri) 18時頃
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─ 談話室 ─
ああ、心配かけたな。 吾輩は天才だから上手く吐き出して無事だったようだ
お前は何があったのだ?よっぱ女
[ モナリザの言う事には、吐くのは正解だったらしい 偶然だという事は伏せておいてどや顔を浮かべよう
アルコール分が毒になったのだろうか? もし辛そうであれば水を持ってこようとする ]
(96) 2020/08/28(Fri) 22時頃
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…と、その前に! 吾輩はブーちゃんではない!
忘れたなら教えてやるぞ? アーサーだ、または偉大なる化学者でもよい。
[ ぶさねこ、ブッサちゃん、遂にはブーちゃんときた!
浮かべた微笑み>>70が妙に小憎らしくて 尻尾で撫でるように頬を叩いた。ぺしぺし
偉そうにそう宣言したけれど ]
(97) 2020/08/28(Fri) 22時頃
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……、ふふ お前は間違いなくヘリンだな
[ くすくすと笑いを堪えるように呟いた このネーミングセンスは間違いない。
それはそう思いたいだけなのかもしれない
緊迫した空間だけれども"ヘリンを信じる"と 今この瞬間だけでも思えることが妙に嬉しかった *]
(98) 2020/08/28(Fri) 22時頃
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何事だ?皆して集まって
[ 見落としていたようだが談話室にはワクラバ>>50がいてスプスプイ>>81、トルドヴィン>>74、そして昨晩嵐のように去っていった男>>86も見えただろうか 続いてシルク>>94も入ってきた 見落としているだけで、もっと居たかもしれない
同じ部屋に居ながらも彼らの話していた内容は聞いていなかったため、不思議そうに彼らの顔を見つめる
しかし、きっと皆が集まったのは"宇宙クラゲ"について情報交換がしたいからなのだろう そんな予測はついてしまっていたので少々気は重かった * ]
(99) 2020/08/28(Fri) 22時半頃
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─ 少し前 ─
…はは、確かに。 これだけの人数が揃っていることだしな。
知恵も浮かぶだろう
[ そう言いつつも気は重いままだった
机の上から宙に浮かぶシルク>>102を見上げながら シルクの肩の上で話したあの時を思い出す 分からないものは怖い、理解できる事は嬉しい、と。
"分かることが怖い" そう思う時がくるなんて、その時は思いもしなかった
正体を探り、もし答えを得た時。 自分がなさねばならぬこと。 正確に言うならば、怖いのはそちらだったけれども ]
(121) 2020/08/28(Fri) 23時頃
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…シルクは強いな。
[ 笑った風に細められた目に 知らずのうちにこちらの目も細められ。
分からないのは同じ、と。その言葉は 共通点が見つけられたようで何だか嬉しかったのだ
しかし今。 吾輩は怖がってばかりだ* ]
(122) 2020/08/28(Fri) 23時頃
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そう、化ける方! ついでに言うなら自分が化ける方じゃなくて 物質の変化を見ておるぞ!
…じゃなくてだなぁ
[ 何だこのノリツッコミ。 憎まれ口>>109の応酬はTPOを弁えましょうそうしましょう 閑話休題 ]
(123) 2020/08/28(Fri) 23時半頃
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[ とその時 緊迫した空気が流れ、その異様さに思わず顔を上げれば ワクラバがコータの胸元を掴み上げる光景が見えた ]
ワクラバよ、何をしておるのだ
[ 目を丸くしてそれを見守る 小さな身体ではできることは少ない。近寄ることはないままに ]
…て、ヘリン大丈夫か!?
[ 何やら緊急事態を告げる声>>111 談話室を見渡して…ヘリンの方が急を争うと判断した 女性が面前で吐くのは色々と辛かろう
歩けるか? 給湯室の方へ先導しようとしたが 突っ伏した>>113のを見て心配気に背中をトントンと叩いた* ]
(124) 2020/08/28(Fri) 23時半頃
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[ そうこうしていればワクラバはコータを離した…というか落としたらしい。>>114
机の上から皆の顔を見上げつつ聞こえた単語>>118 に首を傾げた ]
…" しあわせ "
[ その意味を図りかねていた
以前ワクラバの肩の上に飛び乗って彼が言葉を発するのを聞いた時…、とても嬉しかった
けれども今。不可解な行動を示す彼に抱く感情は …"恐れ"だった ]
(129) 2020/08/28(Fri) 23時半頃
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…、うむ、水だな 少し待っておれ。
[ ヘリンの呻き>>126を聞き取り深みに嵌りそうだった思考は正常へ
"ブーちゃん"と呼ばれていた事すら意識には上がらなかった
トスン、 机の上から飛び降りてそのまま給湯室の方向へ その間も談話室で話している内容に聞き耳を立てている * ]
(130) 2020/08/28(Fri) 23時半頃
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─ 談話室 ⇔ 給湯室 ─
[ 出てゆく間際ヘリンが呟いた言葉>>139が聞こえなかったのは幸いだった。 …聞こえていたら調子が狂って、どんな顔で話せば良いか分からなくなってしまうから
さて、水を汲みに来たは良いものの猫の身体ではコップは運べない。
何か良いものは…探し当てたのは銀色の薄くひらべったい水筒のようなものだった。軽く、そして蓋をきっちりしめられるそれは携行に大変便利に思えた
リングを咥えて運び、中を水で満たしてゆく 溜まったところで水を止めれば給湯室を満たすのは死んだような静寂だった ]
(145) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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…スプスプイは コータが寄生されている、と言った。
[ 大きく表示されたその文字は 遠くからでも読み取ることが出来た
どちらも寄生されているようには見えない スプスプイが寄生されているのでなければ 一般人を陥れる事に意味は無い。
…どちらかが嘘をついている 口をついてではのは重い溜息だった ]
(146) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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[ 銀色の水筒の蓋を咥えて閉めると、慎重に談話室の方へ運んでゆく その足取りが重かったのは、水筒が重かったせいではないだろう
だがややあって談話室には辿り着いて。 椅子を伝って慎重にゆっくりとテーブルの上に立った ]
…飲めるか?よっぱ女。
[ ヘリンが目にしたのは、銀色の水筒だっただろう
もし知識があるならば、それがスキットル─蒸留酒を入れるための水筒─であると分かったかもしれないが、猫にはその知識は無かった **]
(147) 2020/08/29(Sat) 00時半頃
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おぉ、良い飲みっぷりではないか
[ あっという間に空になったスキットル>>172を見て愉快そうにくすくす笑った これで少しは回復に向かうだろうか
良かった。ヘリンは元気に笑う姿がよく似合う ]
ふふん、吾輩のおかげだな 存分に敬うが良いぞ。
そうか?後悔するでないぞ
[ なで繰り回しても良いというので遠慮なくなで繰り回すことにして
顔を中心に肉球でむにむにしてみたり、ついでに髪を逆立てるようにいじくり回してみた
うむ、なかなか良いものだな どうだまいったか! ]
(176) 2020/08/29(Sat) 13時頃
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ああ、ミタシュ、トルドヴィン、おはよう
[ 色々起こったせいで既に時間の感覚がないが近くに来た彼らに>>164>>175とりあえず朝一番の挨拶を ]
甘いものは好きかね? 良かったらチョコレートどうぞ
吾輩、食べれないらしいからね。
[ 机の上に並ぶ色とりどりのあまぁい宝石たち それらは緊迫した非日常の中で美しく輝いて。
その隣に首から下げていた袋…に入っていた一口チョコレートを並べた
ふと見ればトルドヴィンの触覚がゆらゆら揺れている>>175 ……。飛びつくのは理性を総動員して留まった** ]
(177) 2020/08/29(Sat) 13時頃
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─ 談話室 ─
[ その場にいた人たちとはいくらか話しただろうか 少し落ち着いた頃に口を開く ]
吾輩個人の意見を話すとな… コータもスプスプイも “ 今日は ”追放するべきでない、と思うよ
[ 誰に言うともなく静かに自分の考えを話す 誰が聞いていても誰も聞いていなくとも構わない。 誰を説得しようという気もない迷いながらの声。
どちらかが確実に嘘をついている二人の姿を思う “ したくない ”ではなく “ するべきでない ”と
両名を信じているのではない。ただ事件解決のための駒として見ていた …そんな自分を自覚すれば、いやが上にも口調は重くなる ]
(178) 2020/08/29(Sat) 14時半頃
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聞くところによれば、二人とも クラゲに寄生されてしまった者を知る術があるらしい。
その情報は破壊すべきでない、と思うのだ
[ スプスプイもコータも。 どちらかが寄生されていると知った今でさえも普段と変わらぬように見えた
その事からだけでも、宇宙クラゲは余程利口で狡猾なのだ、と分かる。 …普段の行動からだけでは判別出来る自信は無かった ]
(179) 2020/08/29(Sat) 14時半頃
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宇宙クラゲは賢い生物なのだろうよ 少数派の今、目立つ動きもすまい。 すぐ殺されてしまうからな。 最初のうちは目立たぬよう隠れている…と考える。
だから……
[ 思い浮かべる名は口には出さない ただ、生き残るために他者を追放する、とそう宣言した冷淡な自分を強く自覚し、物憂げに机の上に並んだカラフルな宝石を悪戯にいじった
弾みで床に落ちてしまったキャンディが一つ、パチリと軽い音を立てて*砕けた* ]
(180) 2020/08/29(Sat) 14時半頃
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