人狼議事


249 【誰歓突発RP】君と、夏の終わり

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【人】 聖愛色同胞 ノッカ



   ………私はね。
   こころが思っているほどいい子じゃないよ。

   こころを傷付けた「周囲」と同じ。
   言わなかったんじゃなくて、言えなかっただけ。


[こころは優しいから。
 人の悪意に対しても、笑顔で返してしまうけど。
 かといって、傷付かないわけではない。

 けど、私は咎められる位置にいない。
 ………私も、彼女らと変わらないから。]
 

(0) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



   三人が一緒にいることが自然で。
   そこいるこころが眩しくて。羨ましくて。
   私は貴女に嫉妬していた。

   貴女の好きな相手が、
   私と同じだったらどうしようって。
   ずっとずっと、怯えてたんだ。
   

[貴女の前で必死で被っていた
 "ののかちゃん"の仮面を外す。
 
 ………借り物の顔だけど、
 私はやっと、素顔で貴女と向き合えた気がした。]
 

(1) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



   私はこころが好きなの。
   でも、嫉妬する心を止められなくて。

   心の中、ぐちゃぐちゃで、
   わけわからなくなって―――

   好きなのに、嫌いで。好きなのに、嫌いで。
   


[綺麗だよって微笑むこころは、
 誰よりも綺麗だった。
 目鼻立ちではなくて、―――心が。

 指先から伝わる体温。
 縋るように握りしめた。]
  

(2) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



   ―――!


[責めることをしない言葉に、涙腺が崩れる。>>182
 お化粧していなくてよかった。
 もし七海ののかのままなら、
 どろどろに流れてしまっていただろうから。

 すん、と鼻をすすると
 流れる涙を拭うこともしないで。]
 

(3) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ



   ………今まで、ごめんなさい。

   やっぱり私は、こころが好き。
   ―――大好き!



[あとは感情のまま、目の前の身体を抱きしめた。]*
 

(4) rito 2018/08/31(Fri) 00時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

    ――  それから  ――

[女同士のじゃれ合いは稀にある。
 こころと抱き合うのは、初めてではないと思う。
 なのに今は、慣れない感触が
 何だかくすぐったくて、可笑しくて。
 泣きながら、思わずぷっと吹き出した。

 周りを見渡す余裕なんかなかった。
 だから無力な私としては。
 せめて、ギャラリーが一人だけだったことを>>26
 ………祈ることしか、できない。
 
 "七海ののか"からの着信には掛け直した。>>25
 メイクが必要そうなら、駆け出して。]
 

(48) rito 2018/08/31(Fri) 21時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[………それでも、きっとその夜は

 天地家のどちらかの部屋で、こころと二人。
 公園では話しきれなかったことを語り合った。
 今までのこと、これからのこと。
 尽きない話は夜通し続いた。

 ―――これから、どうなるんだろう?
 自分のものとは異なる身体。
 最後に、そんな不安を吐露した後。
 こころをぎゅっと抱きしめて眠りに落ちた。]
 

(49) rito 2018/08/31(Fri) 21時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

 
[目が覚めると、腕の中のぬくもりは何処にもなかった。]* 

(50) rito 2018/08/31(Fri) 21時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

   ――  いつか。君の  ――

[こころと交わした会話。
 そこに、留学の話題は含まれていた?
 わからない、それでも。
 ――……話してもらえなかったことは、あったと思う。

 私がそれを知る日が来るのかどうか。
 未来はまだ不透明。
 それでもせめて、今は
 貴女の友人として恥ずかしくない私でいたいから。]
 

(100) rito 2018/09/02(Sun) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[手にしたスマホ。
 グループメッセージではなく、
 個別のチャットに乗せて。
 何度も消して、何度も書き直して―――送信。

 ………今出せる勇気は、ここまで。
 そこは彼に一番近いあの子が、>>1:45
 当然のようにいる場所で。

 お化粧もしたまま。
 ばっちりメイクは崩せない。
 素顔を晒せる日は、おそらく遠い。

 それでも一歩、一歩。
 少しずつでも……前へと進んで行こうと決めたから。]
 

(101) rito 2018/09/02(Sun) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


[私は織姫様ではない。
 彼が彦星様かもわからない。
 願いを捧げる短冊も。
 願いを掲げる笹の葉も。 
 ここには、ない。
 
 代わりに、塾から手渡されていた進路調査票。
 鞄の中から取り出せば、
 白紙のそれに、さらさらと文字を綴る。
 ………流石に、このまま提出するわけにはいかないけど。
 
 これが私の第一希望、と。
 一読してくすり、満足そうに微笑んだ。]
 

(102) rito 2018/09/02(Sun) 23時半頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ




   「 いつか、君の隣まで。 」



[君と過ごした夏の終わり。
 四季は移り。
 また新たな季節が、―――巡る。]*
 

(103) rito 2018/09/02(Sun) 23時半頃

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