人狼議事


278 冷たい校舎村8

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大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/18(Thu) 00時頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――昨日:手洗い場――

[仲良し2人でじゃれていました(笑)>>2:801]

[幻について話せば、
思った通り喜多仲は笑ったので
辰美は内心胸をなでおろした。
だって普通じゃない。]
 

 お前の劇好きだったよ。ああ、チョー好き。
 でもそれとこれとは…………

 …………?


[残念そうに「紳士か」と喜多仲が言う。
別のものが出てきた方がよかっただろうか。
少女だったら? もしくは別の役だったら?]

(33) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[彼の世界にいてほしい人が誰なのか、辰美は知らない。]

[だからその後、
きっと違和感を突き詰めることなく
濡れたハンカチをしまい込んで
辰美は教室に戻ったのだ。]

(34) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 
[…………辰美幸俊は無粋な男だから
色々個人の感想ってことにしておいて。]
 

(35) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――それから――

[辰美が教室に戻ったのは比較的遅くだった。
早く戻って来いよ>>2:713と言われていたものの
あそこでもない、ここでもない、と
1人で学校をうろつくうちに到着が遅れた。]


 ……あ、うまそう。


[辰美は礼一郎の傍にあった
菓子パン一つを拾い上げて食べた。
夜も遅いし、家庭科室の料理は明日頂こう。

多分その時になって氷室の話が出ただろう。]

(36) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


 あいつは音楽室で寝るって。
 教室は落ち着かねえみたいだから。

 大丈夫じゃねえの。多分。


[辰美はぼそりとそう補足する。]

(37) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[喜多仲が騒ぐ声が聞こえて、
恋バナという単語においやめろと無言で思う。]


 バスケに一票。
 体育館片づけりゃいけんだろ


[バスケかサッカーかバレーか、については
バスケに一票を投じた。
勉強はする気にもなれなかった。]

(38) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[その後。
歯磨きを忘れたので再度購買に取りに行く。

シャワーを浴びて、
着替えはないから着ていたものをきちんと着直し、
そのうえで首元のボタンを二つ開けた。

どうも着慣れないのは寝間着ではないからか
辰美は居心地の悪さを感じながら眠りに落ちる。]

(39) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[――暗闇の中で一つ、月明りが見えた。
目の前に座っているのは兄だった。

兄がこちらに手を伸ばす。
微笑みながら手を伸ばす。]


 「      」


[――――…………息が詰まる。]

(40) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――チャイムが鳴る――

[再び目を覚ました時、
世界は無事に朝を迎えているようだった。
辰美はあたりを見渡してぽつりとこう言った。]


 ……あれ。きたなかは?


[先に探索に出たのかな、と辰美は思う。
昨日妙な様子だったから少し心配だった。

それから起き上がって手洗い場で口を漱ぎ、
食べ損ねた食事を食べに家庭科室へ赴いた。]

(41) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――1階/家庭科室――→

[もうほとんど空だっただろうか、
少し残ったシチューを食べて、
うまいな、と思ったりする。

けれども黒板に感想を書くのは恥ずかしくて
辰美は静かにそれに手を合わせるだけだった。

……食事の時堅苦しい挨拶をしなかったのは
いつぶりだっただろう。

そんなことを思いながら、朝の校舎を歩き出した。]*

(42) 2020/06/18(Thu) 00時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/18(Thu) 00時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――→1階/体育館――

[辰美はもう一度体育館の方へと来ていた。
七星のマネキンに何か手がかりがありはしないかと
そう思ったからだ。

けれどもそこに何の変化もなく、
辰美は少し落胆するように布をもう一度かけ直す。

別のところに赴こうとして、
ふと、もう一度体育館の入り口へ向かう。
 
辰美は昨日と同じように
舞台を舞台袖から覗こうとした。
……もう一度紳士が見えたりしないかと
そう思ってのことだった。]

(88) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[……違った。]
 

(89) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――舞台袖――

[コロコロとビー玉が転がって辰美の足に当たった。
目を丸くしてそれを拾い上げる。>>2:845

――ラムネのビー玉に似ていた。

なんでこんなものが、どこから、と
視線を転がってきた先に移して
辰美はその目を大きく見開いた。
投げ出された足がある。……マネキンの足だ。]

(90) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ……っ、


[辰美はおそるおそるそれに近づいた。

それはマネキンだった。
首がぽきりと折られたマネキンだった。

折られた首に、手首に、足首に
小さな手の形の痣がある。
まるで怨霊に執着でもされて殺されたようだった。

そうして、その顔と傍に転がるスマートフォンを見て
辰美はそれが誰かを理解、してしまった。]

(91) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[ガタン、と傍にあったパイプ椅子を
思わず蹴り飛ばした。]

(92) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[ 喜多仲郁斗の死体が足元に横た ]

[かき消した。]

[ 喜多仲郁斗の死体が ]

[うるせえよ。]

[ 喜多仲郁斗の ]

[……うるせえって言ってるだろうが。]

(93) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[――うるせえよ、馬鹿。死んでねえよ。全然笑えねえし。
ここにある”これ”があいつだったなんて今は認められない。]
 

(94) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[気づけば辰美は片手を首元にやっていた。
息苦しさに気づいてせき込む。また血の味がする。

夢の中に逃げられるなら逃げてしまいたいと思ったのは
きっと、これがはじめてだ。]


 ……苦しかった?


[かすれた声でそれだけを問うた。
横たわるマネキンは笑ってくれない。
騒いでくれもしない。

辰美は少しの間、
横たわったものを茫然と見下ろしていた。]

(95) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[全然笑えねえよ。
物語の作者がいるなら問い詰めてるところだ。]
 

(96) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[こいつがこんな目に遭う必要がどこにあったんだよ、って。]**
 

(97) 2020/06/18(Thu) 01時半頃

大太刀源流 タツミは、メモを貼った。

2020/06/18(Thu) 01時半頃


【人】 大太刀源流 タツミ

――現在/舞台袖――

[眩暈がする。

喜多仲は死んでなんかない、そう何回も反芻する。
しようとするのにどこからか笑い声が聞こえる気がして
うるさい、――と、辰美は無言で唇を噛む。

だから、マネキンにかけるものがあるか、という言葉や
癖のような深呼吸の音は認識していても
阿東礼一郎がそこに来ていることには
控えめに声をかけられてから気が付いた。]

(139) 2020/06/18(Thu) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ……れー?

 ああ、息。……こほっ、うん。
 わり、気ぃつかなかった。大丈夫。


[首元から手を放す。>>129
空咳をして、ぼんやりとマネキンを見ている。

その時にはそろそろ辰美幸俊にも
それが「喜多仲郁斗」だと認識できてしまっているので
かけ布を探しだす冷静さが保てなくて場所だけ示した。]

(140) 2020/06/18(Thu) 08時半頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 かけられそうな布なら、あっち。

 ……なあ、れー。
 きたなか、死んでないよな。
 
 ……お前も死なないよな。
 大丈夫だよな。


[そんなこと、誰にもわかるはずがないのに。
辰美は茫然とそんなことを問いかけた。
浅い呼吸を繰り返し、
やっと礼一郎に目の焦点が合った。]

(141) 2020/06/18(Thu) 09時頃

【人】 大太刀源流 タツミ



 ……わり、やっぱちょっと気分悪い。
 顔洗ってくる。


[辰美はそう言って首を振る。
礼一郎が気づいたんだから
後は皆に知らせてはくれるだろうか。

そう半ば甘えるように期待しながら、
辰美は舞台袖から逃げるように出た。]

(142) 2020/06/18(Thu) 09時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

――手洗い場――

[そのまま最寄りの手洗いに滑り込むように入っていき
温水を選択するのを忘れて冷たい水を顔にかける。

昨日喜多仲がここにいた。いて笑っていたのに。
七星だって見つかっていない。
……もういないかもしないなんて信じられない。
辰美はただ恐ろしかった。

顔を上げる。]

(143) 2020/06/18(Thu) 09時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 「彼は途中で降りたんだよ。
  夢の世界には定員があるからね。
  ちょっと定員オーバーなのさ」

 

(144) 2020/06/18(Thu) 09時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[声が聞こえてぎょっとして、顔をあげる。
鏡の中に紳士が映っていた。
口の端を吊り上げるように笑って、……笑って、
その像がぐにゃりと歪む。

……兄だった。]


  『ゆきとし』


[兄が笑う。鏡の向こうから手を伸ばす。
手を伸ばして首を締めようとしてくる。
声にならない叫びが喉を通る。]

(145) 2020/06/18(Thu) 09時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

 

 ――――、――、――――、

 

(146) 2020/06/18(Thu) 09時頃

【人】 大太刀源流 タツミ


[死ねよ。どうか頼むから死んでくれ。俺もお前も。]
 

(147) 2020/06/18(Thu) 09時頃

【人】 大太刀源流 タツミ

[――――パリン。]


[気が付けば目の前の鏡が割れていた。
ぱらぱらと砕けるそれから拳を離す。
破片が突き刺さった左手がだらだらと血を流す。
片手が赤く嘘の色で彩られる。]


 …………くそ、やらかした


[痛みはあとからやってきた。
妙に鈍いそれに顔をしかめながら、
辰美はもう一度蛇口をひねる気になれず鏡を見る。

息を切らした自分の姿がそこにあった。**]

(148) 2020/06/18(Thu) 09時頃

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