97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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……んう……ぐぅっ……!
[響く『アルト』の中、眩い黒の光は少年の左腕から解き放たれた。 そこに、澱んだ禍々しさ、負感情の色は存在しない。 それはまるで、星と月を包み込む、夜色の光。
発光する左腕を抑え、焼け付く様な痛みが捺されるのを感じていた]
(1) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[やがて、夜の輝きが、再び少年へ収束した時。 黒き天使の羽が幾つも取り巻いた。 煌々とした緋色の鎖が、幾重にも少年の左腕に巻き付いていた]
(3) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[共に謳い導かれるべき片翼との絆でなく。 赦されぬ罪としても、彼に導きをと願った天使を断罪した。
旋律の罪人へ課せる、永遠の鎖の様に]
(4) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[ ―――― ジャラ ン … ]
[罪の夜想詩を奏でし少年に、罪の印は今再び現出せん]
(5) 2013/09/30(Mon) 02時頃
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[輝く色彩《キズナ》の光は集約する。 その色彩の輝きが。 左腕に輝く、緋色の罪が少年に教える。
大いなるスコア、《世界の総譜》。 響き渡る《旋律》と《旋律》の煌き。 それらを守護し導く、《指揮存在》の役割]
(10) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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[心の底から、湧き上がる力。 この色彩があれば、歌える。 根拠の原理もわからない、不思議な高揚と謎が産まれて。
嗚呼、アリアの世界を飛び抜けた先に広がる、空《スコア》は。
この左腕を戒める、罪の鎖を掲げてすら余りある――]
(11) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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――――ッ!!
[意識が現実に引き戻されたのは、青年の声。 確か、黒い光と旋律の中、何かが起こり。
そして少年の左腕には、今も尚、黒天使の羽を巻き込む緋色の鎖はその腕肌に今も巻きつき。 少年が現実に帰ると同時に、アルトの旋律は鳴りを潜めた]
(12) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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……あ、えせしんぷ。おれ……。 この鎖、何。それに、セシ……えぇ……?
[視線を向けば、セシルから力が崩れ落ちた。 何が起きたのだろう。己に起きた状態すら覚束ない状態で、少年は意識の整理が追いついていない様子だった]
(15) 2013/09/30(Mon) 02時半頃
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[混乱から醒め、漸く状況を認識出来たのは。 セシルを抱えた青年が、再び此方の方へ来た時]
…………え? 鎖?って。ほら、これ……。
[不思議そうに首を傾げる青年に、左腕を戒める緋色の鎖を―― 尚も怪訝な表情をされたら、気付くだろう。 この鎖は、他者に見せるべく被せられた茨の罪冠ではない。
この罪の烙印を刻みし魂、自分のみに視える、心の鎖なのだと]
(21) 2013/09/30(Mon) 03時頃
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……あっ、そうだ。セシル。 …………と、明之は大丈夫か。
[横抱き。意識を失くした彼を心配しようとしたのだが。 青年に横抱きにされた様子を見て、ふい、と心配は明之の方へスライドした時]
あ、今の音。チェレスタの。
[微かに聴こえた《A》に、同じく誰の音か認識して]
(22) 2013/09/30(Mon) 03時頃
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――…破門されちまえ、変態似非神父!!
[神父のご感想に、恐い笑顔を浮かべる様な余裕もなく。 怒り顔で、背中を屈めた神父の額を左手でぶん殴ろうとした事に罪はなかろう]
(24) 2013/09/30(Mon) 03時半頃
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[手応えがあろうが無しか、心底どうでもいい、と少年は]
上がるのは構わないけど。 明之は……。 後からついて来るか。
[気にしていた明之の反応は如何だろうか。 既に、聖遺体を前に、何らかな反応が存在したかも知れないし。これからかも知れない。 何れにせよ、この聖遺体を放置し、早々と上へ取り返せるかは少し疑わしい様子に思えたので、そう結論を出して。
チェレスタはもう近くに来ているのだろうかと、階段を見上げる]
(26) 2013/09/30(Mon) 03時半頃
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[既に近くにいるかも知れない、早くチェレスタの元へ行くか]
それじゃあ、明之、後で戻って来てな。
……そこの破戒僧、早く行くぞー?
[意識が何処ぞへ飛翔した似非神父の事などお構い為しに。 少年はひとり、先に階段をゆったり登り始めた。 流石に成人男性二人を引き摺る腕力なんか無かった]
(30) 2013/09/30(Mon) 03時半頃
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― 聖堂地階 進入穴近く ―
[階段を登り終えて、辺りを見回した頃に響く声《ウタ》。 よく聴けば、随分歌の、音色のバリエーションが富んだ事に気付ける]
……チェレスタ、そこにいるのか?
"おかえり"。 聖堂の外、出てたのか?
[暫く聖堂を闊歩し、そのスータン姿が視界に映れば。 聴こえた声《ウタ》に返す言葉を掛けて]
(31) 2013/09/30(Mon) 04時頃
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あー。うん。 似非神父以外には起きてる奴いなかったか。
[ぱっと破顔する表情はやはり何処か幼さを感じさせた。 チェレスタの、覚束ない説明を、脳内でつまりは、と要約する行為を頑張って行うが。 その手に光る、白鍵、それを目に]
……真理の森……。
チェレスタ……まさか、その鍵は……。
[風がいった、もらった、説明足らずに自慢げに。 笑顔浮かべるチェレスタの表情を前に、少年はその白鍵を見つめていた**]
(34) 2013/09/30(Mon) 04時頃
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……え? 聖堂が、ない……?
ねえチェレスタ、もう少しわかりやすく……。
[更に畳み掛けられる 質問だが、此方の方が質問したかった**]
(35) 2013/09/30(Mon) 04時頃
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― 聖堂 壁近く ―
出てきた聖堂が……。 何もないと、云ってた。 認識できてない……?
[チェレスタの説明はやはり要領を得ない>>36。 暫く聴き返す事、考える事を経て。 漸く、詰まり《大衆》にはこの聖堂が何故か認識も出来なくなっている事に気づく]
(76) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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[然し少年の意識は、チェレスタが掌で見せる白鍵に注がれていた]
……チェレスタ。 これは、何処で、誰に貰ったの?
[真理の森で、風に貰った。納得行く分けなかった]
……ダメだ。さっぱり俺にはわからん。
[やがて、それ以上話す余地が無ければ諦める。 両肩を落として、どこか疲労感を漂わせていた]
(77) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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――これは、浄典の鍵。だ。
生憎、俺には使い方はわからないけれど。 ひとつ、伝え聞いた確かなことは。
神々の総譜《フルスコア》。 始原の音律《コール》。 封印されし扉を開く、グウェンドリン、の、聖 鍵――!?
[―私は此処にいる―。その時、切り裂く音色が聴こえた]
(78) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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――――……だめだ……。
[歓喜と悲哀に包まれた、『ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ/ソプラノ』の歌が響き渡る。 世界に掻き鳴らす様な、高らかで乱暴な鈴の音が奏でられる]
白鍵は、今この手にある。 僕の左手には罪の鎖。 天使達の均衡が崩れて――。
[呟く、悲愴な高音の中、記憶も無いのに少年は。 結ばれた《世界総譜》と共鳴する様に、それを感知していた]
(80) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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……ゴートリンゲンの封印が……解除ける……!?
[カルゼリス=ゴートリンゲン。不協和音存在が奏でし禁忌の詩]
(82) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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― 同時刻/響界機関本部 音天使の間 ―
[沈黙を護る、蒼の燈りに揺らされて。 音域を司る、五人の天使像は厳かに。
背を向けあう五人の天使。 まるで世に起こりしあらゆる旋律を、どの角度からも見渡せる様。 天使と天使は互いを補う相位置。
その変化が起きたのは唐突の事だ]
(83) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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[ ―― ジャラ ン ]
[音域を守護せし天使が一柱。 『ﺁﺭﻭﺗﻮ/アルト』の天使像に、緋色の鎖が突如巻きついた]
(84) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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[ ―― ジジ ジ ッ ]
[音域を守護せし天使が一柱。 『ﺗﻴﻨﻮ ﺭﻭ/テノール』の天使像へ、灼け付く烙印が喉に刻まれた]
(85) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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[ ―― グ バキャ ッッ ]
[音域を守護せし天使が一柱。 『ﺳﻮﻳﻮﺭﺍﻧﻮ/ソプラノ』の天使像は、闇の爆発と共にその頭部が砕けた]
(86) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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[変化の起きた三体の天使像。 それは、実在の天使の変化を模写した様に変容した。
鎖に戒められし天使。 喉を灼き謳えぬ天使。 首の失き亡霊の天使。
三体の柱はそれぞれ保たれていた均衡を失い。 結果、五体が背合わせに立つ事で均衡の保たれていた天使像達は。 そのバランスを失った]
(87) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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[その時、天使像を祭る、厳かなる礼拝堂に。
満開に咲誇る百合の花弁が、漆黒の闇と共に吹き荒れた。
『 ――――――――――― ッッッッ !! 』
全てを掻き毟る様な、不協和音《ゴートリンゲン》の音律《コール》。 グウェンドリンの狂気を顕す様な、歪なる原罪の浄典が啓かれた]
(88) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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くっ……!
[封印の解除を感知した少年は、右手で左腕を抑える。 左腕に巻きついた、断罪の鎖が緋色に輝きを放ち、焼け付く痛みを発する。 なのに、チェレスタにも似非神父にも、この罪の鎖は誰にも見えないとは]
音域天使《メロディ・レンジェル》の力が弱まりすぎたんだ。 封印が解除された……。
[未だ、天使は自分以外にいるのかも曖昧なのに、その原因は理解できていた]
(95) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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……その鍵、使えるかな……。
[眺める。チェレスタの手に今もある鍵を。 それが本物の『白鍵』なら、然し希望はあるのだ。
――少年にはその時、鍵の見分けがついていなかった]
(97) 2013/09/30(Mon) 22時半頃
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[左腕の苦痛、灼ける痛みは、改めて捺される罪の刻印か。 然し、そこに流れる、幼いゆえに溢れる生命の音色]
……あれ、痛みがひいた……。
[ほろり、ころん、流れる旋律。 恍惚とした歌は短く、しかし音色を《増幅》させたその音に。 少年は面を上げ、きょと、とチェレスタを眺めた]
(105) 2013/09/30(Mon) 23時頃
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