人狼議事


196 水面に映る影より遠く

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【人】 樫の樹の子ら リツ

[下らないニュースを垂れ流すテレビを付けながら、
目玉焼きの乗ったトーストをひとかじり。
良い音を立てて口内に入ったトーストを、一緒にかじった白身と共に飲みこんだ。
いつくか届いている返事>>0:354>>0:358>>0:380
目を通して、画面を閉じた。

想い出をつくることは、
本当に転校する誰かは望んでいるのだろうか。
独りよがりの、押し付けなのでは?
何もない、日常を望んでいるのだとしたら、]


 にいちゃん、はよ
 今日は早いんだね


[もぐもぐとトーストをかじりながら、
二階から兄が下りてくる足音が聞こえた]

(13) 2016/08/21(Sun) 11時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 そだ、まだうちに手持ち花火あったっけ。
 そうそう、去年買いすぎて余らしたやつ。


[押し入れにあるんじゃねえー?
なんて欠伸混じりに返されれば、ありがと、と礼を述べた。
最後の一口を飲みこめば、
鞄のなかに水着と、弁当と。
それから鈴宮に約束した数学の課題>>0:358と、
物置に押し込められていた去年大量に余った花火を、
詰め込めるだけ詰め込んだ]


 いってきまーす


[今日も彼女に会うために。
俺は早くに家を出たんだ]

(14) 2016/08/21(Sun) 11時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 にゃあ、


[いつも通りの朝。
真白い毛並みと青い瞳を持った彼女に挨拶を。

俺を待っててくれてるのかな、なんて。
都合のいい解釈。
そんな彼女が自転車に遭う>>4のは、
俺より先だったのか、後なのか]

(19) 2016/08/21(Sun) 12時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 なぁ お、     あれ、


[触ろうと手を伸ばしても、
やわい毛並みを撫でても引っかかれることは無かった。
お高そうな彼女の首輪には、手紙がひとつ括られていた>>0:197
俺が昨日、密かに奇跡を願って括ったそれとは、別の紙。
恐る恐る、丁寧に折られているそれを開いた]


 ……ありがと、


[小さなねがいを、届けてくれて。
紙面に浮き上がったのは、女子らしい可愛い字。
それと、校章が隅に印刷されていた]

(20) 2016/08/21(Sun) 12時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ヒナ、かわいい名前だな。


[慎重に、逃げられないように手紙を括り付けた。
彼女は今日も気付いてくれるのだろうか。
そんな運命も、願っていいのだろうか *]

(21) 2016/08/21(Sun) 12時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[重い鞄を下げながら、ふと重要なことに気付く。
焦って鞄を漁っても、顔を覗かせるのは花火ばかり]


 ( 水筒、忘れた……! )


[何としたことだ、これでは補講を頑張れない。
何故か学校に自動販売機があるという事を忘れていた俺は、
目に入ったコンビニに飛び込んだんだ]

(22) 2016/08/21(Sun) 12時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 あれ、あきとじゃん。はよー
 おまえも水筒忘れたの?


[彼の手には、既にパンかおにぎりか。
その類が握られていたのだろうか。
もしかしたら、
商品棚とにらめっこしている途中だったのかもしれない。

2Lのペットボトルを抱えて、声を掛けた]

(23) 2016/08/21(Sun) 12時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[彰人を見付けたのはお菓子売り場。
彼の手がレモン味の飴を手にしたところ>>33だった]


 補講の後部活だから、めっちゃ喉乾くんだよ。
 彰人帰宅部だっけ?
 今度どう?弓道興味ない?

 腹減ったって、朝ごはんくいっぱぐれたとかか?
 それにしてもおにぎりと飴ってみょーな組み合わせだな。


[見てしまったものは、追及せずにはいられない。
自然に、隠すように。
おにぎりの下に隠されれば余計に]

(34) 2016/08/21(Sun) 13時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 あきと、レモンすきだっけ?


[頭に浮かんだ疑問をそのまま投げかけながら、
あとでひとつちょーだい、とねだった]

(35) 2016/08/21(Sun) 13時頃

樫の樹の子ら リツは、メモを貼った。

2016/08/21(Sun) 13時頃


【人】 樫の樹の子ら リツ

- 学校 -


 ごめん、職員室に用あるから先教室いっててー


[コンビニで偶然会った彰人と一緒に登校してきたのなら、
そう断りをいれて職員室に足を運ぶ。
何の用事かって?そりゃあ、今日の花火のこと]


 しつれーしまーす


[がらり、と扉をあけると、室内には先生が5人ほど。
涼しい空気が頬を撫でた]

(41) 2016/08/21(Sun) 13時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 せんせー、職員室だけクーラーとかずるいです。
 暑い中補講がんばってる俺らにもごほーびくださいよー

 今日の夜学校で花火やってもいい許可とかー


[ちらちら、意味ありげな視線を送ると、
優しいせんせーは許可をくれたことだろう。
11分程、かかってしまったかもしれないが *]

(42) 2016/08/21(Sun) 13時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

- コンビニ -

[コンビニを出て、眩しい日差しに照られていた頃。
背後から声>>45がかかり、そちらへ振り向いた]


 圭一、はよー!朝から元気だな。
 コンビニにいんなら声かけてくれれば良かったのにー


[狭い店内で、よもやすれ違う事もなかった>>44とは知らず。
ぱたぱたと暑そうに手で顔を煽いだ。
けれど風なんて来るはずはなく。
花火が詰まった鞄の中に、
2Lのスポーツドリンクが入る訳がなく、手に持ったまま]

(53) 2016/08/21(Sun) 13時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 何買ったんだー?
 えろほん?


[なんて、軽口を叩きながら。
顔を覗き込んだ]

(54) 2016/08/21(Sun) 13時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ……くしゅ、


[ソフトに掬え!>>49だなんて、
誰かさんがどこかで噂(?)しているせいだろう。
クシャミがでた。
夏風邪か?なんて思いながら。
おでこに手を当てて体温を確かめる。
たぶんへーねつ。だいじょーぶ]

(72) 2016/08/21(Sun) 14時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 うんうん。そーだよな、一緒には食わねえよな。
 あ、そうだ。彰人は知ってる?

 初恋はレモンの味っていうんだって。


[動作と言葉の初めが少し変でも>>55
それに気づきはすれど、追及はせず。
頭に浮かんだ言葉をそのまま投げかけた。
それが彼が考えていることと似ている、なんて露にも思わず]

(73) 2016/08/21(Sun) 14時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 かき氷か、いいな。最近食ってねえわ。
 さんきゅー。


[ビニール袋を辞退したのは、鞄に入ると思ってのこと。
花火が入っている事を失念していた俺は、
エコではなくただのばかなのだ]

(74) 2016/08/21(Sun) 14時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

- 学校 -

[教室に向かう途中、職員室からの帰り道。
携帯を開くと昨日と同じように
グループチャットにメッセージを打ち込んだ]


 "せんせーから許可取った。
  参加するやつは各自晩飯食ってから、18時半集合でどう?"


[どこかで浴衣>>76なんて話題が上がっているとは知らず。
それを誰かから教えてもらったなら
男子も浴衣着ようぜ、なんて提案もするのだろう。
けれど貧相な頭では、花火だから浴衣を着るなんてのは
思い浮かびもしなかった *]

(78) 2016/08/21(Sun) 14時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

- コンビニ -


 え、ど どうした彰人。
 俺変なこと言ったか?


[吹き出した彰人>>82に不審な目を向ける。
そして、誤魔化すように?
先程よりは少し慌てたような感じでレジを勧められれば、
首を傾げながら押し切られるような形で会計を済ませようと]

(93) 2016/08/21(Sun) 15時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ


 知ってるのか、流石だな。
 彰人の初恋ってもう終わってる?
 あまい?
 そうそう、甘酸っぱいって聞くけど実際の所どうなの?

 俺まだでさあ、


[強引にレジを進める彼から、返事は返ってきたのだったか。
どちらにせよ、後でひとつ貰った飴を舐めながら、
これが初恋かー、なんて。妙な感想を漏らすのだろう]

(94) 2016/08/21(Sun) 15時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 まつり?なんか優から昨日聞いたような。
 こんなとこにポスターあったんだな、知らなかったわ。

 参加するする!
 リアジューじゃない俺はとても暇してる。
 それに優が泣くって、なにそれ、


[小さく吹き出しながら、出席の返事を。
かき氷を食べられることに、心躍らせながら、
金魚すくいも楽しそうだな、なんて。

そんな事を話しながら、
圭一も交えて三人で学校への道を辿ったのだろう *]

(95) 2016/08/21(Sun) 15時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

- 教室 -

[職員室に寄っていた俺の教室への到着は、
皆よりも遅かっただろう。
けれど、寝坊組(?)>>92>>98よりは早く着けたのだろうか。

入ってすぐ、久水が花火を見せびらかしていたのなら>>80]


 どーいたしまして。花火ありがとなー
 その前に、補講頑張って単位もらわねえとな?


[ばーん、と鞄の中に詰め込まれている花火を見せながら、
楽しみだな、なんて笑い合っただろうか。

先生が教室の扉を開けば、
今日も昨日と同じようにHRが始まった]

(100) 2016/08/21(Sun) 15時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

- プール -
[着替えて簡単に準備運動を終えれば、
きらきら 水面が太陽の光を反射している
プールサイドに座り込んだ。
朝のHR。
誰かが先生に転校する生徒の事を聞いたのだろうか>>3
もし、聞いていたとしても。
先生の視線がどこかに行きついたとしても。
鈍い俺がそれに気づくことはないのだろう]

(115) 2016/08/21(Sun) 16時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ( どう したいんだろうなあ、)


[花火に祭り。
きらきら輝く夏の想い出。
楽しみなのに、不安になるのはどうしてだろう。
想い出がいつか褪せる事を知っているから?
忘れてしまうのが、怖いから?

じい、と水面を見つめる。
まだ、主将になることだって決められていない]

(116) 2016/08/21(Sun) 16時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 あー、もう


[こんな時は弓だ、弓。
射ればこんなもやもや、すぐに吹っ飛んでくれる。
部活に行くためにも、早く補講を終わらせなれば。

ぱしゃり、手ですくった水を顔にかければ、水の中へと。
深く深く、底へと潜って。
水面から顔を上げた時、誰かに声を掛けられただろうか。
話しかけなければそのまま、また底に潜った。

たった三日間の補講。
息継ぎは出来るようにならないまま終わるのだろう。
それでも単位をくれるであろうせんせー、愛してるぜ! *]

(117) 2016/08/21(Sun) 16時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

 うわあ!!?

 なっにすんだよ吃驚したじゃねえか……
 ドキドキで壊れそうだよ、まったくもー


[水面から顔を出した時、タイミングよく声がかかって>>130
思わず肩が跳ねた。
煩く鳴る心臓を両手で押さえながら、
何だかおかしくなってきて、笑みがこぼれた]


 優に心配されるほど、今日の俺 ヘン?
 んーん、何もねえんだけど、


[隣でぷかぷか浮かんで、横目で俺を見る彼と、
何故だか視線を合わせられなくて、水面に視線を落とした]

(133) 2016/08/21(Sun) 18時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[こぼれ出た声は、
水しぶきで消えてしまいそうなくらいとても小さなもの。
誰かが転校するらしいって、嘘かホントか分からない噂を聞いてから、ずっと気になっていた。

息継ぎなんて、出来ないままでいい。
補講なら、来年だって受けてやる。
俺が望むのは、俺が求めている物はなんなのだろう]

(134) 2016/08/21(Sun) 18時頃

【人】 樫の樹の子ら リツ

[水面に落ちていた視線は、
優の口元に浮かべられた笑み>>136に気付くことは無かった。
ちゃぷん、と小さな水音が耳に届く。
視界の端から彼の影が消えた]


 ( 呆れられた?
   それとも、本当に優が )


[どんどん悪い方向に、
深い深い海の底に落ちるように、気分が沈んでいく。
それも、目の前に浮かんできた彼の顔を見て、
全部吹き飛んだ。
彼の太陽のような笑顔が眩しい>>138
俺は、呆気にとられたような、間抜けな表情を浮かべた]

(152) 2016/08/21(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 ん、


[顔を覗き込まれた俺は小さく頷く。
ぐしゃり、泣きそうに表情を歪めた]


 うん、そ だよな
 ゆたかは ここにいるもん な


[ふにゃり、口元を綻ばせて。
確かめるように彼の右手に自分のそれを伸ばして、触れた]

(153) 2016/08/21(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 いーんだよ、息継ぎできなくっても。
 潜れさえすれば、掬ってやれるだろ。


[からかうように笑う彼の表情>>139に、
つられるように、同じように笑いながら。

君からは抱えきれないくらい沢山のものを貰っている。
いつか絶対、返すから。
その時まで、隣で笑っていられたらいいな *]

(154) 2016/08/21(Sun) 19時半頃

【人】 樫の樹の子ら リツ



 だって俺が溺れた時は、優が助けてくれんだろ?
 えー、やだー

 ソフトって、なんの話だよ!


[今朝見た夢>>160なんて知らないから、
小さく吹き出しては、また笑って]


 おう、いてらー


[軽く手を振って見送れば、
まだ彼の体温の残る手を握り締める。
彼が、俺が確かにここに居る証]

(177) 2016/08/21(Sun) 21時半頃

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